我輩はポケモンである。
そして前世は日本の一般人男性であった。
あ、勿論ポケモン好きでしたよ。
まさかの人型ではなく獣型でしたの。
人型がよかったなぁ……バシャーモとかサーナイトとか。ビジュアル的にホウエン出身のポケモンが好みでした。更に言うとルビサファ世代です。あのドット絵が未だに心がトキメクんじゃぁ~っ!
それは兎も角。
ポケモンに転生したならば、最強のポケモン或いは普通とはちげーつえーポケモンになってやる!とは当然思うものでして。
ま、私が伝説ポケモンなんて神話や古代とかのポケモンになってるわけないんですよね。残念。
要するに、私は一般ポケモンなのでした。
No.038、キュウコンになりましたとさ。
一応最初はロコンだったけれども、“いし”を使わなくても進化できたんですよね。今思うと、進化の石って進化のエネルギーを溜め込んだ塊なだけではないかと。使わなくても進化は出来るけど、その進化に必要なエネルギーを永い年月溜め込まなければならない感じかな。それ故にレベルを上げる程度のエネルギーでは進化なんざ出来ない、と。
ポケモンって不思議ダネ~。
おっと、ここで勘違いされては困るのが私が野生のポケモンなのでは?と思われる方がいるやもしれません。
残念でした。
私、既に捕獲されてます⭐
そしてますたーの手持ち初期メンバーでしたが………現在、ボックスに預けられてます♪
………うん⭐戦力外通告かな♪
まあ逃がさないだけマシかもね。ますたーがそんな事をする子じゃないのは分かってるし。優しいからねあの子。
「どうされましたか、トパーズ様」
「様付けは止めてくださいって」
「いいえ、トパーズ様。このヴィオレはあなた様にお仕えする為に────」
このヴィオレさんは特性マジックミラーのエーフィさん。初期メンバーでは無くて、旅の道中に遭遇したもとはイーブイだったんだけど…………。
「トパーズ様。こちらは今朝採れましたきのみです。特にこのロメのみはよく育っていました」
そうそう、私はトパーズ。キュウコンのトパーズである。勿論このニックネームはますたーから貰ったもの。ヴィオレもますたーの名付けだ。
ますたーはポケモン一匹一匹にニックネームを付けており、新しい仲間を得る度にニックネームを考え続けて一日を終えるなんてよくある話。
「ありがとうございます。ヴィオレさん」
「このヴィオレ。トパーズ様のお言葉を戴けるだけで感謝感激でございます。トパーズ様の為であればどんなご命令でも遂行いたしましょう!」
「いやいや、同じボックス仲間として仲良くしようよ。友達としてさ」
一応、私のキュウコンとしての経歴は少し特殊だ。
ロコンの時だけれども、子供だったからか。それとも幼かったのか記憶があやふやではあるけれども、一つ分かっているのは親のこと。
父親は原種のキュウコン。
母親は
兄弟姉妹はいたけれど、その中で唯一灰色で炎も氷も扱えなかったのは私であった。私以外は赤茶色又は白い毛並みの中、仲間外れの様に灰色の私は……………まあ普通に過ごしていた。
兄弟姉妹は優しかったし、炎や氷を扱えなくても家族の手助けもあって生きてこられた。
……ただ、一つ不満が。いや、こんな不満は贅沢なんだけれども。
父母兄弟姉妹は、それぞれ天候を特性に持ってるんです。
はい、“ひでり”と“ゆきふらし”ですね。
おかげで実家は常に天候がおかしくて、灼熱炎天下の干ばつがあったと思えば霰が降って吹雪いたり。と思えば一番マシなのが雨の時だろうか。父母は天候を自在に操れるものの、それはそれは永い年月を経ての技術。故に兄弟姉妹はコントロールは完璧に出来ていないとのこと。やっぱり感情に左右されるらしい。
え、私?
ほのおもこおりも扱えない私がそんな夢特性持ってるわけないじゃないですかー、やだー。
しかも“もらいび”みたくほのおも熱く感じちゃうし、“ゆきがくれ”しても灰色だから少し目立っちゃう。あと寒い!
けど、いつまでも家族に頼られっぱなしじゃいけないと思いましてね。なので旅に出たんですよ。
勿論、家族から反対の意見はありました。
いやお前弱いやん。直ぐ他のモンスターのエサになるか野垂れ死ぬのでは、と。
………ごもっともですね、はい。
なので旅をする前に特訓をしました。ひゃ、ひゃくねんほどね?あ、そこ!中々自立しない子供部屋おじさんになってるとか言わない!事実だけれども!
まあ100年も経てばある程度は強くなるものですね。その時は灰色のロコンだったけど。
兄弟姉妹よりも身体が頑丈になっていて、天候の影響を受け付けなくなりました⭐
そして何とか父上……ではなく、母上様からご了承をいただき何とか旅をすることが出来ましたとさ。
ま、旅の中でなんやかんやあって
具体的に何が特殊か。
実は私のタイプは
そんな馬鹿げたことを安易に思い付いていざやってみたら………できたんですよね、はい。
“ほのお”・“こおり”・“フェアリー”・“でんき”・“ひこう”・“はがね”・“じめん”・“ドラゴン”・“どく”の九つ。
一つのタイプに変えることも出来るけど、尻尾一つ一つに別々のタイプを一度に宿すことも出来る。元が“ノーマル”だから”ゴースト”は無効だし、相手が“かくとう”でも“フェアリー”か“ひこう”タイプに
ここまで来たら分かると思うけど、私の特性は《へんげんじざい》や《リベロ》に近いが同じじゃない。
反射的に相手のタイプに有利になるタイプを九つの内から宿す。しかも相手の技のタイプに無効化か効果いまひとつになるように変わってしまうのだ。
けれど、ボックスいきなんだよね……。
無負記録更新中だったとに、種族値が低いからなのかなぁ。前にガブリアスをワンパンしたのに、ますたーが求めているのとは違うのかなぁ。一応600族も苦戦せずに戦える様にはなってるんだけど。
「トパーズ様、本日はどうされますか」
「んー……ゆっくりゴロゴロしてるかなぁ。あ、でもますたーに何時呼ばれても言い様に運動はしておくよ」
「……………承知致しました。このヴィオレ、お供致します」
ボックス。
それは役目の無い、或いは手持ちには入れられない者達が入れられる牢獄。だと思っていた。
しかし、現実は楽園の様に過ごせる箱庭。環境を変えられ、博士達がそこで過ごすポケモン達を観察をする。因みに主人からの承諾が無い限りポケモン達に触ることすら出来ないとか。
衣食住。
それぞれが完備されているこのボックス。プレイヤーだった頃はあまり良いイメージはなかったけれど、案外快適である。
さてと。ますたーの力に何時でもなれる様にトレーニング頑張りますか!
NAME:トパーズ
No.38:キュウコン
性別:♂
タイプ:ノーマル【”ほのお”・“こおり”・“フェアリー”・“でんき”・“ひこう”・“はがね”・“じめん”・“ドラゴン”・“どく】
特性:せんさばんべつ
(相手のポケモンが繰り出した技に対応して無効又は効果を半減するタイプに変化する。また、攻撃する際に相手に有利のタイプとなる)
【種族値】
HP 250
攻撃 200
防御 260
特攻 340
特防 270
素早さ 330
本人は気付いていないが、本来の原種キュウコンや亜種キュウコンよりも一線を画す。
ポケモン協会が認定した【
※【
もしアニポケに介入するなら何処がいいですか?
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