ポケモン協会。
ポケモンリーグ・ジムリーダーたちを統率する機関である。
そのポケモン協会である話し合いが行われていた。
「【
「【
「かつて、我々は【
「トレーナーが所有しているなら兎も角、野生の場合は常日頃からの監視は不可能だ。何らかの拍子に監視対象の【
「さて、何故君が呼ばれたか。その意味はわかったかね」
「君はこのカロス地方のチャンピオンであり、【
「チャンピオンとして、野生の【
「対象の【
「その三方の調査を」
「情報は後程送る」
「チャンピオンとは云えど、甘くみるな。【
「【
「努々忘れるな。【
「君の【
そこに居るのはポケモン協会の重鎮達。
年齢性別はバラバラではあるが、彼等は【
彼等も伝説のポケモン同士の衝突を、伝説ポケモンの暴走を、伝説ポケモンのエネルギーの脅威を、知っているのだ。それを知っているにも関わらず、伝説ポケモンよりも【
「はい、分かりました」
カロス地方チャンピオン《カルム》は緊張した面持ちで、ポケモン協会からの任務を承諾したのであった。
●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●
「はぁ……」
カルムはため息を付いていた。
ポケモン協会からの任務に不満がある訳ではない。ただ、その任務の為に彼自身最も信頼している相棒を連れていく事に対してであった。
「(オレ、アイツに相応しいトレーナーになれるんだろうか)」
彼は間違いなくカロス地方チャンピオンであり、トレーナーの中でトップクラスの実力者。彼には伝説のポケモンとメガシンカを有する過剰とも捉えられる程の戦力を保有している。バトルシャトーでも爵位は【グランデューク】だ。
しかし、それでも彼は己がまだ未熟だと思っている。
そんな彼は今、ある場所へと訪れていた。
本来パソコンで操作しているが、今回はその場所に自ら赴いていたのだ。
『あ、ますたー』
「!」
彼の目の前に舞い降りたのは【
その体毛は宝石の如く煌びやかであり、その輝きは闇夜を照らす一条の星。そして何より、普通のキュウコンよりも一回り大きい。巨体ではないものの、そのしなやかな身体付きはある四足の水の君にも通ずるものがあるだろう。何より己の身体よりも長い尻尾を九つを有するその姿はその身体をより大きく魅せる強大さがあった。
幼い頃に運命的な出会いをし、気付けばパーティーメンバーの要となっていた。その時からその強さは際立っており、その異質さはカルム自信身に染みて理解する。そして、徐々にトパーズを戦闘へ出す頻度を減らしてしまうのは無理はない。
何せ、トパーズが居れば何とかなるという傲慢さにカルムは早い段階から気付きつつ無意識にそれを恐れてしまった。
トパーズは、カルムにとって最後の砦。
現在チャンピオンでありながらもトパーズを使用することは殆ど無い。手持ちに入れていたとしても出す機会もない。そもそもの話、トパーズ以外の手持ちもチャンピオンとして申し分ない程だからである。
「元気だったか?」
『げんきげんき~♪ますたーが来るなんて珍しいね。協会から何か言われたかい?』
「ま、そういうこと。トパーズって他の【
『くらうん?』
「んー、トパーズみたいな凄いポケモンってこと」
『ますたーのパーティーにいるでしょ?』
「違う違う。伝説じゃなくて」
『あーそゆこと』
カルムはトパーズの言葉が分かる。
それは彼が他のポケモンの言葉が分かるわけでもない。
勿論、カルムに人智を越えた特殊能力はない。いやバトルセンスは逸脱しているだろうが。
この会話は、トパーズのテレパシーだ。
基本トパーズはカルムとパスを繋いで常日頃からポケモンというより人相手感覚で会話をしている。
『うーん、どうだったかな……?』
「【霊竜“エステル”】、【花園“ルリ”】、【巨砦“サール”】。知ってる?」
『………何そのイタタなの。そもそも私、モリオンのじーさんくらいしか知らないよ?』
「そう言えばトパーズのお師匠さんだっけ」
『そだよー。あのじーさん、結構クセが凄いんだよね。色々と掟破りなウィンディだけどさ』
トパーズは他の【
『で、そのイタタな方に会いに行くってコト?』
「イタタじゃなくて【
『大変だねぇ、チャンピオン様は』
「そのチャンピオン様が頼りにしてるのがトパーズ、君だからね。よろしく頼むよ」
『…………もー!そんな嬉しいことを言っちゃってっ。褒めてもすいせいの欠片を探してくるからね!』
「嬉しいけどそんな暇無いよ。今から行くんだし」
『あ、ここにあるのが事前に集めていましたおたからさんですね』
じゃらじゃら~と尻尾に隠していたのか大量の“すいせいのかけら”や“でかいきんのたま”、“おだんごしんじゅ”などをまるで、お土産感覚で主に渡すトパーズ。そしてそのトパーズから受け取ったその金銀財宝に思考を停止してしまうカルムさん。
「………どこにあったのさ」
『
「内緒って、誰に?」
『ますたーに………あ』
「(心配になってきたなぁ)」
あと賄賂を渡すでない、と注意するがトパーズは何処か抜けている。時折真剣にカルムが心配になるほどに。勿論カルム以外にも彼の手持ち達からも非常に心配されていたりする。
『バレちゃったら、仕方がないね!ごめんね!ほら、管理人さんも喜んでたよ~?この賄賂………じゃなく、お土産』
「因みに何処まで散歩を」
『ホウエン地方だよ?あとよくわからない島でこんなのを見つけたんだ♪いやぁ、昔は秘境とかに自生していたけど。あ、でもパルデアに稀に見かけるよね』
「………………これは、なに?」
『え、“チイラの実”だよ?ソーナノさん達と遊んだんだー!ますたーの話をしたらまた今度遊びに来てってさ。いやぁ、あそこの元締めなソーナノさんって滅茶苦茶強いんだー!触れることすらできないんだもん!』
「触れることすら?」
『やー、あんなに困惑したのモリオンの爺さん以来だよ。攻撃したら跳ね返されるし………いや、っもうやべーよねー』
「(それ、【
しかしこの時のカルムとトパーズは知らなかった。
そのポケモンがポケモン協会が未だに確認していない【
男性主人公の中でカルムが一番善き
もしアニポケに介入するなら何処がいいですか?
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