砂漠で目覚めたAI、イレギュラーとなる。   作:どうしようもない人

7 / 25
621お前の小説にも色がついた、投稿して、読者を喜ばせろ。

という幻聴が聞こえたので投稿します。
ということで評価バーに色がつきました!ありがとうございます!
これからこの幻覚で構成された小説をよろしくお願いします。


9の名を持つ熾天使、砂に沈む。

そんな日常を過ごし続け数ヶ月

 

「ねぇねぇ、ホシノちゃん、ハスラ君。今週どこ行く〜。」

 

「そんなこと言っている暇あったら仕事してください。...私は、水族館に行きたいです。」

 

「またか?これで三週間連続だぞ。」

 

「まぁいいじゃんハスラ君。せっかくホシノちゃんが自分から行きたいところを言ったくれたんだから。」

 

「悪いですか。」

 

「いや、悪いわけでわないが、ここ最近の俺のデータベースは魚のことばっかりだったからな。それに、お前たちが着てくるものはどれも、似合っているというものばかりだからな。かわいいだとか綺麗といったところか。」

 

「...そうですか」

 

「何だその目は。」

 

「いえ、別に。ただひどいなと。」

 

「うん。私もそう思うなぁ〜」

 

「心外だな。俺は本音しか言ってないというのに。」

 

「その本音しか言わないのがいけないんですよ。」

 

「うんうん。」

 

「なんでだよ。嘘を言ったり世辞を言ったるするよりいいはずだと思うが。」

 

「...少しあなたは女心を理解してください。」

 

「難しいことを言う、AIにも限界はあると思え。」

 

「なら、いつか刺されますよ。」

 

なぜだかいらない心配をされているな。おれは、AIなのだから刺されないというのに。

 

「なんだか、的外れなこと考えているよね。」

 

「考え事をしていることを見抜かないでくれ、ビビる。」

 

...今日も何も無いな。

 

 

深夜:アビドス砂漠

 

「今日も反応なし、レーダーも反応なし。」

 

「出てこないな、ビナー。」

 

「おや、こんなところで何をしているのですか?ハスラさん。」

 

「何の用だ、黒服。」

 

俺は、パルスキャノンをいつでも撃てるようにしながら後ろの存在に声をかけた。

やっぱり現れるか。なら、狙いは...

 

「あなたが乗っている。いや、手足としているその機体のことです。」

 

「やはり、このナインボール・セラフが狙いか。」

 

「ほう、気付いていたんですね。」

 

興味深いといった目でこちらを見る黒服

 

「そんな、興味のこもった目で見ていたら、よっぽどの馬鹿でもない限り気付きそうだが。」

 

「そうですか。なら話ははや「駄目だ。」...そんなに早く否定しなくても、別にあなたに危害は加えませんよ?」

 

「この機体は、彼の願いとともに託されたものだ。貴様なんぞに渡してたまるか。」

 

「釣れないですね。まぁいいです。近頃、戦闘データは取れそうだ。」

 

「っもしアビドスに手を出すなら容赦はしないぞ。」

 

「いえ、私は直接手を加えませんよ。私はですけどね。」

 

「..........そうか。」

 

「では。」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

 

どうやら、俺は眠れなくなるらしいな。.......こういうとき完全なただのAIだったら持っている知識を総動員して時間帯と場所などを割り出して、眠れる時間を逆算できるのというのに。

..........いや、悲観的になっている場合じゃないな。

 

 

もし、俺がだめだったら...その時は......

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・

 

ポスター事件対策日記

 

1日目

 

今日は水族館に行って色んな魚を見てきた。

おれはAIだから、調べたことを伝えて言っていると、二人との魚に釘付けだった。

...どうやら、話を聞いてより興味を持ったみたいだ。

 

 

クジラを見ているとき戦っているときの圧で説明を求めるのはやめておけホシノ。

調べるのが安定しない。

 

 

2日目

 

今日は二人共少し喧嘩したようで、空気が重かった。

ホシノから聞くため、不良をしばくためと言ってホシノと出かけた。

どうやら、些細なことから始まったようでつい強く言ってしまいああなったらしい。

俺には、そういうときの対処法がわからなかった。

だから、ひたすらホシノのことを褒めた。

全肯定と言ってもいいぐらい褒めた。

その時のホシノの赤い顔はどうやら忘れられないみたいだ。

その後、落ち着いたホシノは仲直りに行ったみたいだ。

おれは、アイスを買って帰った。美味かった。だそうだ。

 

 

 

 

 

おれは、アイスの味をおぼえているだろうか...

 

 

 

3日目

 

今日は、ホシノがパトロールの日というか、不良シバキの日だ。

しばらくは、俺だけだったのだが、疲れたのだろうかとつぶやいたのを聞かれ、交代制になった。

あのとき俺がどういった顔をしていたか覚えてないが、ホシノまであんなに慌てていたぐらいやつれていたのだろうか。

あのときベットで寝かされたが、どう看病すればいいか分からずに慌てる二人の顔は、あの人だったら”笑えるね。この光景は。”とでも言っていただろうか。

 

追記:俺の声真似は下手だった。

 

 

 

4日目

 

どうやら今日はユメ先輩がお疲れのようだ。

珍しく弱音を吐いていたのだ。

なので励ましてやった。

ホシノのときのような全肯定ではないが、とある人物を参考にしてみた。

 

確か

 

”三年生ユメ!貴様は、この砂と絶望しかないアビドスで!ボロボロの学校で!3年間やってきた!

なら貴様は役立たずではない!復唱!三年生ユメは役立たずではない!

 

復唱したか!

なら、俺がさっきレーダーで感知した不良共を潰しに行くぞ!

愉快な遠足の始まりだ!”

 

と言ったはずだ。不良はユメ先輩がタンクをしている間に俺がわざと遅れ、すべて倒した。

不器用と言われそうだが、なんとかなったのでいいはずだ。

 

 

勝手に行動したことで、帰ってホシノに怒られたのは内緒だ。

 

 

??日目

 

くそっ。しくった!

まさか、このタイミングだとは...

取り敢えず追わなくては。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・

 

最初に飛んだときよりも速いスピードで飛んでゆく。

 

まさか、つい寝てしまうとは。このときばかりは高性能さを恨むな。

だが、もうすぐ着くはず。間に合ってくれ!

 

 

 

 

「こんな事になっちゃうなんて...」

 

飛んでくるミサイルを躱しながら考える。

こうなったのは簡単だ。

私が、夢を見すぎたからだ。

それと違い、ホシノちゃんとハスラ君はいつも今を見ていた。

意見が食い違い喧嘩しちゃって逃げてここに来たら、

 

「こんなのが居るなんてなぁ。」

 

目の前の大きな白い蛇のような機械を相手に私は苦戦していた。

そもそも私の役割はタンク。戦う方法は持っていない。

持っていたとしても、この巨体には、大してダメージにはならないし。

そんな事を考えているとミサイルの一つに当たる。

 

「っいったぁ。」

 

大体は躱せているけど、やっぱりもう無理かぁ。

 

「ごめんね、ホシノちゃんとハスラ君。」

 

そして、ミサイルが当たる。

 

 

 

 

 

前に、赤い機体が盾となった。

 

 

「すまない、遅れた。」

 

それは、あのとき目にした。

その後も、日常のように目にした。

 

「AC・ナインボール・セラフ、現着。」

 

頼りになる後輩の姿だった。

 

♪〜9〜

 

 

どうやら。

 

「間に合ったか。と言ってもギリギリのようだったが。」

 

「ハスラ君?」

 

「ああ、そうだ。今はそれどころじゃないがな。」

 

「あ、そうだ。私も...」

 

「いや一旦帰れ。もう限界だろう。」

 

「でもそれじゃあハスラ君が...」

 

「心配するな、あんなものに負けるものか。早く逃げろ、巻き込まれるぞ。」

 

「..........うん分かった。...ねぇ。」

 

それは非常にか細い声だった

 

「生きて帰ってくるよね?」

 

「そのためにも逃げてくれ、守りながらじゃ分が悪い。」

 

そう言うとユメ先輩は動き出した。

俺は、ビナーと向き合った。

 

「よぉ。どうやら、彼はてめぇに手も足も出なかった訳じゃないみたいだな。」

 

よくビナーの機体を見ると爆破痕がいくつか残っていた。

 

「だからこそ。お前はここで壊す。必ず。」

 

そう行って俺は、パルスキャノンを連射した。

負けじとビナーもミサイルを撃ってくるが、大したことはない。

この勝負、勝つ!

 

「あんなに強かったんだハスラ君。」

 

私がかなり離れたあたりから始まった戦いは、かなり一方的だった。

彼の機体の圧倒的なスピードにあの白い機械は追いついていないらしく翻弄されている。

撃たれるミサイルも一切のダメージになっていない。

 

「これなら。」

 

勝てるそう思ったときだ。

彼の機体がスパークした。

 

「!!っ」

 

スタッガーだと!っく!忘れていた!

その隙を見逃すビナーではなく。大量のミサイルが打ち込まれる。

 

「ぐうぅ!!」

 

俺の機体が悲鳴を上げる。

APが残り30%を切ったらしい。

 

 

きついな。

 

 

「だが!っなに!」

 

ビナーは急に逃げたユメ先輩の方を向き、何かを溜め始めた。

 

あれは、確かビームを撃つ技のはず!まずい!

 

急いでユメ先輩の前に立つ。

 

「ハスラ君!!」

 

「ユメ先輩!」

 

「ホシノにはあなたが必要です!」

 

「だから...生き残ってください。」

 

通信の声がかすみ始める。所々途切れる。

 

「あと...俺の机の....引き出..しにある地図の.....印の場所に向かってください。」

 

「た...の...し...かっ...たです。」

 

光が彼の機体を飲み込んだ

 

「ハスラ君!!!!」

 

 

 

 

【メインシステム:緊急防御プログラム始動、、、

エネルギー不足のため3日間スリープ状態に移行します】

 

 

 

 




次回予告

「戻ってきたユメ先輩からすべてを聞いたホシノ。」

「隠された地図の印の場所に向かうとそこには、2つのコンテナと最後のメッセージが。」

「そして、最後のOSの声の真相は...どうやら、笑えないことになったねぇ。」

次回【メインシステム:再起動】

「次回も笑えたらいいけどねぇ。」

声:シンダー・カーラ

オーバードウェポンは。

  • 出す
  • 出さない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。