そして誰もいなくなるか?
フランの開発した、完璧かつ究極の、紅い悪魔用の魔法。
自らを紅い霧に変質させ、また紅い霧を発生し、対象の四方八方を紅い霧で囲んで、視界を大きく潰したうえでの──弾幕を放つ。
まるで鳥籠の中にいるかのような錯覚を、ツルギたちは感じた。
「門番、吸血鬼はどこにいる?」
「──わかりません。気が、どこにも存在していて……居場所を探れません」
「──っ、危ねぇ!」
「きゃあっ!」
弾幕がパチュリーたち──セリナとハナエをも狙い放たれる。
それらをツルギがショットガンで撃ち落とし、難なくを得る……が、すぐさま別の方向から弾幕が放たれる。
「──私は、こっちだああああ!!!」
「妹様! パチュリー様たちはもう戦えません! 狙うのを止めてください!」
「──どうしてそんな律儀なことをしないといけないのよ? 紅い悪魔に歯向かった罰よ。ありがたく受け取りなさい!」
「きいっ!」
「パーフェクトフリーズ!」
何度も何度も放たれる弾幕の対処に苦心していたツルギたちを助けたのは、妖精のチルノだった。
氷の力で周囲を氷の壁で囲い、弾幕の攻撃から彼女たちを無事守って見せた。
「チルノちゃん……!」
「鷲見さん、朝顔さん! 大丈夫ですか!」
「レイサさん……!」
「あ? レイサ……なんで……?」
「あ、いやえっと、これはいろんな事情がありまして──」
「──そんなの聞く余裕はない。妖精、防御は任せる」
「おう! このチルノさまにすばらしくまかされろ! こわいカオ!」
「──き、ひひひひひーぎゃっはははーっ!!!」
「こわっ!」
ツルギは氷の壁の外に出向き、自ら囮になろうと紅い霧の籠の中を右往左往駆け回りながら、この魔法の弱点を探っていく。
しかし、どこにもフランの痕跡はなく、見えるのは紅い霧に囲まれた図書館のみだった。
「ぐぎぃ……」
「あははは、私をそこまでして倒したい執念、本当に化物染みてるわね、あなた」
「きっ、出てこい!」
「出てくるわけないじゃない。あなたを倒すまで、そしてみんながいなくなるまで、この弾幕は止まらないわ」
どこの霧からも、弾幕が放たれていく。
避けても避けてもキリがないこの弾幕の波の数々に、このままだと疲弊していくばっかりだ。
なんとしてでも活路を見出さなければいけない。
ツルギはショットガンを上に撃ち放ち、自らの位置を強調した。
「あたしは、ここだあああああ!!!」
銃声と弾幕音の鳴り響く図書館の中で氷に包まれたシェルター。
「くしゅん!」
「なんだ? さむいのか? きたえかたが足りないぞ!」
「チルノちゃん、この人はもう弱り切ってるから……」
「……今、何度?」
「15度を下回ったぐらい、ですかね……」
「(むしろ……さっきまでの図書館がちょっと暑かったですよね)」
「もっと涼しくなった方がけんこうにいいぞ!」
「勘弁して―」
氷に包まれているからこそ、シェルター内部は冷気に包まれてはいるが、弾幕の波を防ぐことはできており、現状ではチルノ以外に同じようなことができそうな人員はほかにいない。
「……でも、頑張って。今はあなただけが頼りなの」
「おう! あたい、がんばるぞー!!!」
パチュリーの激励により、チルノが氷の強度を増させる。
それにより、シェルター内部の気温が5度ほど下がったが、安全性に比べれば些事たるものだろう。パチュリーは風邪薬をあらかじめ飲もうか考えだした。
そんな冷たい風の流れるシェルターの隙間、外の弾幕の風景が見える氷と氷の間を見つめていたレイサは、とあるモノを確認した。
「……」
「レ、レイサさん。壁の隙間から顔を出したら危ないですよ……?」
「──大妖精さん!」
「は、はい。何ですか?」
「──頼みがあります! あなたにしか、妖精界のオベロンたるあなたにしかできない、お願い事があります!」
「え、ええっ!? わ、わたしなんかに……!?」
「大妖精さん、あなたは確か、テレポートができましたよね!?」
大妖精は、そう告げるレイサのヘイローが鈍く輝いている姿を見た。
そして、レイサが告げる作戦の荒唐無稽さに──ビックリするのだった。
ツルギは図書館中を走り回り、とある物を見つけた。
それは図書館の壁面に存在していて、取っ手があって、後から取り付けられた一般的な構造物──扉だった。
「(あれが図書館の出入り口だな! ここから脱出できれば──)っ、開かない……!?」
「──何をやっても無駄なものは無駄よ。私は今どこにでもいるわ。だから、あなたが何をやろうとしていたかもお見通しなの。あなたがみんなを逃がそうとこの図書館の出入り口を探していたことなんて、とっくのとうにお見通しだったわ」
「──っ!」
「だから前もって、私が魔法で頑強に施錠しておいたわ。爆弾とかでも開かないようにしてあげたから──おとなしく、ここで全員消えてしまいなさい!」
「させねえ!!!」
「大妖精さん、あそこです!」
「本当にいいんですか!?」
「はい! やっちゃってください!」
「~~~っ、お、お願いします!」
大妖精に頼んだのは──『自分にはフランの居場所が分かり、そしてフランの姿を定かにすることができる気がするので、大妖精のテレポートで何とかフランドールさんに近づきたい』──という無茶苦茶なものだった。
レイサのその気がする、というのがまず何なのかわからないのにその誘いに乗れるわけがないのに。
だが、今のレイサからほのかに感じる不思議な雰囲気。
それはまるで、自分たち妖精に近しい感覚を感じさせる。
そんなオーラを発しているレイサの言葉は──不思議と大妖精は、信じることができた。
怯えはしたが、それでも、その作戦に乗ることを選択したのだ。
レイサのその真っすぐな瞳を、裏切ることはしたくなかったから。
「──っ!?」
「フランドールさああああん!!!」
「(レイサ!? なぜ、私の魔法の原点を──)」
「これ! 受け取り忘れてますよおおおおおっ!!!」
トレポートにより目的の地点にやってきたレイサは即座にその場所にとあるものを叩きつけるように投げつけた。
パシッ、と軽くも勢いのある衝撃音が聞こえると同時に──レイサの目の前に、フランの姿が戻っていた。
「──なん、で」
「フランドールさん……私と戦うなら! これ、受け取っておいてくださいよ!」
フランドールに投げられたものの正体は『挑戦状』だった。
「(……あんな紙切れで、フランの霧化を止めた!? いいえ、違う……?)」
「気を探り、気の中で最も深い場所を見つけ出し、そして気を集める神秘……!? 挑戦状が……!!? 本当に、どういうことですか……私もうわかりませんよ……???」
実のところ、レイサにもどういう原理かはまるでわかっていない。
ただ、できそうだったからやった。
できそうだからできた。それだけなのだ。
「どうして、私にまだ関わろうとするの? おとなしく逃げていればよかったのに……」
「フランドールさん! 私は先ほどの一件について、全然怒っていません! トリニティ自警団は、あれぐらいの怪我など日常茶飯事ですから!」
「……それで? それだけで私を止めようと?」
「え? ダメだったんですか……?」
「は?」
「ええっと……一緒にお茶を飲み合った人が、こんなに暴れているなんて──信じられないと思いましたから!」
「そんなので、私を止めようと──そんな理由で逃げなかったの?」
「そんな理由とは何ですか!? 友達を止めようとすることに、理由なんて必要なんですか!? 吸血鬼だからって、怖い力を持っていたって──暴れているのが友達なら、私は止めたいですよ!!」
「……友達?」
「え、あ、うう……まだ、友達じゃなかった、ですかね……?」
分からない。
今の頭に熱の入ったフランにはレイサが何もわからない。
元気で、大声を出す活発な人。それでいて、臆病で、恐怖心もある、普通の人。
それなのに、紅い悪魔を友達と呼ぼうとする──変な人。
分からなかった。
狂気を纏ったフランには、レイサが理解できなかった。
それでも──レイサは、怒りを感じていないことだけは、私たちを受け入れようとしていることだけは、なんとなくわかった。
「……レイサ、あなたは変で、不思議で、元気で、臆病ね」
「え、ええっと、褒めてるんですよね……?」
「ありがとう。私を認めようとしてくれて。こんな私を、友達と言ってくれて」
「そ、そうですか……? よかったです」
「でもね」
フランは優しい目をしてレイサと話したが、近くまで近づいたツルギに冷酷な瞳を向ける。
「紅い悪魔は、それじゃあ止まれないのよ」
「えっ、どうして──」
「ごめんなさい、レイサ。私は──お姉さまのためなら、友情なんて何時でも破壊できるほど薄情なのよ。だから、あなたの友達のフランは──もう、いないわ」
「それだったら、また友達になるだけです! 何度でも、何度でも! それで──」
「そんなことをしても、お姉さまの失われた500年は帰ってこないのよ!」
「っ!」
「お姉さまは苦しんで、悲しんで、その先に歪められていても、幸せな自分の姿を見つけたのよ。紅い悪魔という狂った偶像でも! それがお姉さまの幸せだった!」
「フランドールさん……」
「だから──私は! お姉さまの幸せを奪おうとしたこいつらを! 絶対に、絶対に許せないのよ!」
フランはレイサの下を離れて、ツルギを殴り飛ばすまで1秒もかからなかった。
幾つかの本棚を貫いて、ようやく勢いが収まったその場所は、氷のシェルターのすぐ傍だった。
ツルギの身体はもう瓦礫の中から動かせなかった。
今の一撃で、ダメージが限界を迎えたのだ。
元から神秘を解放して数時間は動けない身体を無理やり動かしていた身。
限界だったのだ。
「ぐっ……」
「──もう、容赦はしないわ。学園の生徒」
「……」
「ありとあらゆる破壊を──495年の波動をお前にぶつけてやる。それだけで、お前の全ては弾け飛び、破壊される」
「──っ」
「──妹様! 止めてください!」
「止めてフラン!」
「止めないで!」
フランドールが杖を構える。
それだけで破壊の力が波動として周囲に広がる。
美鈴とパチュリーたちがフランを止めようと近づくが、破壊の波動に吹き飛ばされてしまう。
「──フランドールさん!」
「──どいつもこいつも、私を止めようと……私を止めるな! 私は、紅い悪魔の妹、フランドール・スカーレットよ!」
「……」
「私がやらないと──お姉さまは、どうやっても──幸せにはなれないのよ!!!」
「っ、ダメ──!」
「もうやめて、フラン」
「お姉……さま……?」
フランは目を大きくして、今起きたことを認識する。
一瞬だけ、時が止まった感触があった。咲夜が何かしたのだろう。
そして──レミリアがフランに抱きついていた。
よくよく見なくとも、レミリアの身体はもう満身創痍だった。
トリニティの生徒たちのトップの猛攻により、全身に大怪我を負い、治すには数日はかかるものもある。
そして一番目立つのは翼。
翼はフランの力によって破壊され、背中は大きく抉れている。
自分でやったものとはいえ、その怪我の度合いは目をそらしたくなるものである。
それでも。
そんな大怪我をしたとしても、レミリアはフランに伝えたいことができたから、気絶していた体を無理やり起こして咲夜に運んでもらってきたのだ。
「ありがとう、フラン」
その言葉は──感謝だった。
「なん、で……?」
「私を──こんなどうしようもない愚かな私を、守ろうとしてくれてありがとう」
自分の未来を、守ろうとしてくれたことへの感謝。
苦しみに吞まれるなら、誇りという名の享楽に浸かっていた方が楽だから、というものだといしても──それでも、レミリアは感謝せざるを得なかった。
「そして、ごめんなさい。私は……フランに辛い日々を送らせていた」
「……どうして? そんな風に思ったことなんて、一度だってなかったのに……?」
「いいえ。私は間違いなく、フランにひどいことをしてしまったわ。──最初に、私がフランに紅い悪魔になってほしいと言ってしまった日」
「あ……」
「あの日のフランは──とても傷ついてしまっていた。ずっとずっと、気付かないふりをしていたのよ」
『フラン……! どうして、紅い悪魔にならないの……?』
『フランなら、きっと。私と共に並び立ち、世界を統べる紅い悪魔に成れるでしょうに──なぜ……』
「──あれは、別に……私は、全然……」
「あの日のフランの顔が、今になって鮮明に思い出せる。とてもとても、落胆したような、見たくないものを見てしまった顔だった。──あんな言葉、言ってはいけなかったのよ」
「そんなことない! お姉さまは偉大だった! 尊敬できる吸血鬼だった! 紅い悪魔として、誇り高き存在だった!」
フランは気が付けば、その目に涙を浮かべていた。
レミリアも同じだ。この500年間、流したことなど一度しかなかった涙を今、再び流したのだ。
「だから──紅い悪魔でいてよ。お姉さま」
「……」
「お姉さまのこれからを守るためには、それが必要なのよ。お姉さまの未来が苦しみと悲しみに満ちているなんて、私には耐え切れない。──それを撃ち壊すには、紅い悪魔である必要があるのよ……!」
「そうね……でも、それでも。私はそんな未来を生きる決断をしたわ」
それがどれほど厳しい決断だったか、フランには胸が張り裂けそうな痛みだ。
レミリアが誇りの全てを捨て去る決断を下すこと、それをすることにどれだけの苦渋があっただろうか。
どれほどの憎悪の循環があっただろうか。
考えるに余りある。
「例え、この先に苦しみと、悲しみが、山のように待ち受けていたとしても──私は受け入れて、その先へ進むわ。もう、間違えることはしたくないから」
「……その道は、地獄だよ? 紅く彩られていないだけの、何一つ楽しくもない地獄。お姉さまにそんな世界を歩いてほしくないよ!」
「そんなことにはさせません!」
レイサは叫んだ。
フランの悲しみを、葛藤を撃ち晴らすように。
フラフラの身体を根性で支えて、渾身の言葉をフランに届ける。
「私がいます! トリニティのスーパースター、宇沢レイサがここにいます! 私がこの状況を見ました! ですから、あなたたちの処分は悪いようには絶対にさせません! 約束します!」
「……レイサ……」
「……自警団に法的権力があるわけないだろ」
「うっ、いやっ、それでも言わないといけないでしょう!?」
「…………」
「大丈夫よ、フラン。この自治区の偉い人たちが、私たちのことを精一杯弁護するって言ってくれたわ。だからきっと、大丈夫よ」
「……本気なの?」
「本気よ。もう、見て見ぬふりはしたくないから。今まで目を逸らしてきた罪と、真正面から向き合うつもりよ。──だから、お願い」
そしてレミリアは、涙交じりの笑顔で、フランにお願いを言った。
「──私をまた、支えてくれるかしら? こんなどうしようもないぐらい愚かな私を、誇りを捨てた私でも、支えてくれるかしら?」
「──!」
その言葉は、フランの心に強く響いた。
今まで流したことのなかった涙が、とめどなく溢れてくる。
心のどこかで、聞きたくてたまらなかった。
紅い悪魔との決別の言葉だった。
「…………そんなの、断れるわけないよ……」
「フラン……」
「遅いよ、バカ! バカお姉さま! いつまで夢見てたのこのカリスマバカ!」
「ええ、ええ……」
「──もう、夢は見させないわ。お姉さまが食べていいプリンは一日一個だけ。私は二個食べるけど」
「いいわ。たくさん食べなさい」
「……せっかくだから、一個の半分はお姉さまにもあげる」
「……ありがとう、フラン」
「紅い霧は私が消すわ」
「フラン……」
「そんなボロボロのお姉さまに任せられるようなモノじゃないからね」
紅魔館の外、門の付近に、紅魔館の内部で激闘を繰り広げた者たちが集結していた。
他の者たちはもう学園に撤退していた。
今残っているのは、この異変の終息をこの目で見ようとする者たちだけだった。
「美鈴とパチュリーには、悪いことをしちゃったわね」
「いえ、気にしないでください。妹様の懸念も確かなものでしたから」
「むしろ、いろんな学びを得られたからそれでいいわ。──もう寝たいんだけど」
「もう少しだけ待ってくれますか? 少なくとも、この霧が晴れるまでは」
「……フランドール」
「どうしたの? 怖い顔の人」
「……すまなかった。怒ってつい、家庭の事情を煽りに使った。吸血鬼だからと、前の異変と同じだからと……乱暴にしていた」
「そんなことを謝りたかったの? 律儀ねえ」
「ツルギはそういう人ですからね」
「別に良いわよ。これをぶり返すと、お姉さまの決断が台無しになってしまうから」
「……ありがとう」
「ミネ団長……病院へ急いだ方が……」
「え、最後まで見させてください。この異変の──私たちの『救護』の証が実る、その瞬間を」
「そうですね、最後まで、見届けましょう!」
「サクラコ様、大丈夫ですか!?」
「ええ。立てるぐらいにはなんとか……ありがとう、ヒナタ」
「いえ、サクラコ様のためならこれくらいは当然です」
「これから先に起きる異変、その裁量の仕方にも大きな変化があることでしょう。──今回の異変は、それに気づかさせる大きなものでした」
「……サクラコ様」
「あとでティーパーティとシャーレに連絡を。今後の妖怪たちへの対応を考えなければいけません」
「あ、それでしたらサクラコ様。マリーから先ほど、シャーレから提案書が届けられたと──」
「──よし、それじゃあ始めます!」
フランが氷で出来た即席のお立ち台に立って、ちょっとした挨拶をする。
「みんな、今夜はごめんね! お姉さまと私が悪いことをしちゃったから!」
「ええ、本当に、申し訳ないわ……」
「正直言って、まだ、あなたたちのことは信用しきれない。お姉さまが結局重たい罰を受けることになるかもしれないと思うと、とても怖くて仕方がない」
「フラン……」
「でも、信じるよ。みんなのこと。レイサのこと。そう言ってくれた、お姉さまのことも。だから──これは、その一歩」
そう言って、フランはトリニティ中を包み込む、紅い霧の中心点に掌を翳す。
「見ててね。これが、この紅霧異変の幕引きだから──」
──これから先も、妖怪たちは異変を起こすだろう。
でも、妖怪にも事情がある──場合がある。
すべての異変にお涙頂戴の理由があるわけではない。
でも、その可能性は大いにあるのだ。
それに気づいたならば、もう、彼女たちは大丈夫だろう。
その可能性の芽を摘むことなく、妖怪たちを支えてくれることだろう。
「──どかーん!」
──この、晴れ渡る夜明けの青い空のように。
「夜明け……! いけない、お嬢様、妹様!」
「熱い熱い! 火傷跡が痛い!」
「うー、あついよー!」
「今すぐ日傘を用意します! 暫しお待ちを――?」
翼などで陰を作るハスミたち。
「あら……、ありがとう」
「これが、親交の第一歩、ですね」