個性が地球国家元首って意味わからないんですが   作:国家元首支持派

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大統領実装記念更新です。
ペースは亀ですが、いつか続きを投稿するかもしれません


三話

USJの時間があってしばらく学校が休みになり、その次の登校日。

イレイザーヘッドはクラスに入るなり、そこに座る顔ぶれをしっかりと確認して口を開いた。

 

「……さて、まずはお前たちが一番気になっていそうなことを話そう。あの二人についてだ」

 

その言葉にクラス全体がざわめき出し、相澤は咳払いをしてそれを黙らせると

 

「まず、あの二人は七ノ瀬レンと、その個性である()()地球国家元首、U-オルガマリー。日本政府は彼女と個別に条約を結び、破壊的な目的や国家の機能停止を目的とした力の行使を行わないことを条件に、個性である彼女の常時顕現および能力の使用を認可した。……要するに、特級の危険人物で────君たちのクラスメイトだ」

「「く、クラスメイト!?」」

 

全員の叫び声が一致した。

それと同時に、芦戸が疑問の声を上げる

 

「あたしたち、USJで初めて会ったんですけど!?」

「……あぁ、その理由は─────」

 

直後、使用者がいなかった校庭から、教室まで伝わるほどの轟音と衝撃波が伝わってくる。

突然のことに、クラス内の相澤を除いた全員が外を見る。

そして、相澤が言う

 

「あの二人……、特に個性の方はとてつもなく時間にルーズなんだ」

 

すると

 

「聞こえているわよ!時間にルーズ?この私が?──いつも言っているでしょう?あなたたちの規格が小さすぎるのよ!」

「……ただ適応できてないだけだよね……」

「うるさい!」

 

U-オルガマリーは七ノ瀬を小脇に抱えて、1-A教室の窓の前まで飛んできて、そして……

 

「っ痛い!?」

 

窓に激突した。

 

───────────────

無事、教室の中に入ったオルガマリーは偉そうに胸を張りながら言う

 

「いい?そもそも私は個性などという個人規格で運用される存在じゃないの。そこを、彼の痛烈なオファーに応じて、態々来てあげたの。その影響で出力が下がっていて……」

「つまり、現時点だと朝が弱いんだよね?」

「えぇその通り……っ!うるさいわね!なんでさっきから私に不都合な言い方ばかりするの!?あなた、私の秘書よね!?」

「大統領として、嘘をつくのは如何なものかと」

「……ぐぬぬぬぬ」

 

こんな会話を繰り広げる二人を見て、一年A組の面々が思ったことは主に二つ。

こんなのが、危険人物なのか?そして、これは本当に、あのUSJでとてつもない強さを発揮していたU-オルガマリーと同一人物なのか……?

 

「……とにかく、彼らも君たちのクラスメイトだ」

「よろしくお願いします」

「……よろしく」

 

こうして、一年A組に二人の仲間が加わった。

正確には、判明したのだった。

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