Blue Archive -Document GUYS feat.LXXX- 作:LN58
EP01 無限に続くマイナスエネルギーの中へ
地球人の青年:北条 アキラは小学校の先生であった。
そして、エンペラ星人襲来の時にウルトラの奇跡を目の当たりにしていた少年であり、廃校になった地元の桜ヶ岡中学校にかつて“ウルトラマン先生”がいたことを知り、教育現場でウルトラマンの心を実践しようと奮闘する青年へと成長していた。
しかし、“ウルトラマン先生”の時代に怪獣の発生源となっていた人間の恨みや悲しみ、憎しみなどから生まれるマイナスエネルギーこそ観測されていなかったが、“
度重なる激闘の末に心身ともに疲弊していき、その最期は
――――――気付いた時には地球によく似た異世界:キヴォトスの行政府【連邦生徒会】に居た。
そして、状況を飲み込めないまま成り行きで超法規的組織【連邦捜査部
しかし、キヴォトスの人心の荒廃ぶりは地球の比ではなく、常に銃器を持ち歩かなければ自衛もままならないほどの圧倒的銃社会であり、生徒による銃乱射事件や掠奪事件が日常茶飯事であることに現職の小学校の先生だった青年は心を深く痛めることになった。
ただ、だからこそ、ウルトラマンになるために海外留学もして国内大会で優勝を重ねた鍛え上げた闘魂と、“ウルトラマン先生”と戦友だったという退役軍人の下に弟子入りして得た戦闘技術が役立つ事態になったことを心の何処かで悦んでいた。
それからしばらく“シャーレの先生”として与えられた役割を続けていく中、キヴォトス中で天変地異が発生するようになり、【連邦生徒会】主導の全国的な調査の中で段々と青年の記憶の奥底に封じられた【
ついに、ここ最近の地殻変動による地震や陥没、急激な地熱の変化の原因をキヴォトスが誇る最新の地中探査機がその元凶を捉えた。
――――――その正体は人智を超えた超常の存在“
その報告を受けて青年と一部の生徒たちは未確認巨大生物である“怪獣”への対策を【連邦生徒会】に促すものの、地中深くに棲息する全長50mと思われる巨大生物の存在を荒唐無稽としてまともに取り合わず、対怪獣兵器の研究開発が進められなかったのであった。
それでも、小学校の先生になる前までは【CREW GUYS JAPAN】の候補生だった経歴を明かし、それに関心を示した【ミレニアムサイエンススクール】の生徒会長である“ビッグシスター”調月 リオと裏取引をすることになり、青年は裏の顔を持つことになったのであった。
しかし、エンペラ星人とウルトラマンの地球最後の決戦を機に怪獣頻出期が終わりを告げ、軍縮を迎えていたとしても、メテオール:
――――――そして、迎えてしまったXデー。
まともな戦力もないままキヴォトスの首都:D.U.を無人の荒野のごとく進撃する月の輪怪獣:クレッセントに対して、【連邦生徒会】や各学園が保有する戦車部隊や戦闘機部隊などの通常兵器による勝利を避難所となった【シャーレ・オフィス】からただ願うしかなかった。
しかし、マイナスエネルギーが地中深くに結集して誕生した月の輪怪獣:クレッセントの皮膚はマグマでできているらしく、生物的外見をしていながら その中身は土人形と同じで 生物の定義から外れるものであった。それ故の“
生物的外見から生物ならば死に絶えるはずの致死量の攻撃を浴びせてもビクともせず、目から放射熱線:クレスト・エンドで地上戦力も航空戦力も無惨に一掃してしまう。
キヴォトスが誇る鋼鉄の軍団を平らげた先にあるのは、キヴォトスの中枢であり 象徴であるサンクトゥムタワーであり、サンクトゥムタワーを失えば“連邦生徒会長”失踪直後の混乱の比ではない破滅が待ち受けている。
そのため、サンクトゥムタワーの死守を命じて最終防衛ラインを形成させるが、もはや形だけの抵抗となりつつあった。部隊からの脱走者も続出。状況は最悪の一途をたどる。
もうどうすることもできない絶望的な状況を前に思わず駆け出していた青年は瓦礫の山となっていたD.U.への入口から大地を震わせる怪獣の背中を見上げて自分の無力さに慟哭した。
――――――その時、透き通るような世界観の青空にウルトラの星が瞬いた。
青年の手には今、避難所で配られていたカレーライスに付いていたスプーンではなく、大きなチョークホルダーのような何かが握られていたのだ。
そして、それが何なのか、それで何ができるのか、瞬時に理解することができた。たとえ、それが
それはかつて“ウルトラマン先生”と共に地球を守ったUGMの名将:大山キャップの思い出話の中に出てきたもの――――――。
不知火 カヤ「も、もう怪獣が目と鼻の先に――――――!」アワワワ・・・
不知火 カヤ「ここはもうダメです! 避難です! 今すぐに避難しましょう!」
不知火 カヤ「わ、私はみなさんの避難経路の確保のために先に行きますのでッ!」ダダッ
扇喜 アオイ「待ちなさい! 作戦責任者の防衛室長が一番に逃げ出したら、誰が現場に残された【ヴァルキューレ】たちの指揮を執るの!?」
七神 リン「――――――総員撤退です。全員速やかにサンクトゥムタワー及びD.U.から脱出してください」
扇喜 アオイ「!!」
七神 リン「これ以上の組織的抵抗が続けられないとなれば、これ以上の戦力投入は愚策です」
七神 リン「急いでください! 【シャーレ・オフィス】を臨時の拠点とする手筈は整っています!」
扇喜 アオイ「そんな! こんな形で【連邦生徒会】が、サンクトゥムタワーが、キヴォトスが終焉を迎えるだなんて!?」
扇喜 アオイ「あ」
七神 リン「申し訳ありません。私なんかに代行は務まりませんでした……」
七神 リン「さすがにこれにはまいりました……」
七神 リン「とは言え、これも“先生”の警告を無視して議会政治を弄んできた【連邦生徒会】が招いたことなら、私は……」
扇喜 アオイ「何をしているの!? 総員撤退なんでしょ!? 早くここから――――――!」
七神 リン「伏せてッ!」ガバッ
扇喜 アオイ「きゃっ」
ドッゴーン!
七神 リン「……直撃。サンクトゥムタワーの防御もついに破られたか」
扇喜 アオイ「……無事よね? 間一髪だったわ! さあ、早く立って!」
七神 リン「……みんなを連れて先に降りて。私は全員が脱出できたかを最後まで見届ける義務があるから」
扇喜 アオイ「……何を馬鹿なことを!?」
七神 リン「……お願い」
扇喜 アオイ「………………」
七神 リン「……急いで。防衛室長の頑張りを無駄にしないであげて」
パラパラ・・・
七神 リン「……なんてちっぽけな存在なのかしらね、人って」ヨロヨロ・・・
七神 リン「……こんなことになる前にできることはいっぱいあったはずなのにね」
七神 リン「……でも、サンクトゥムタワーを失ったキヴォトスのこれからを考えなくていいのなら、こうして今 終わりを受け入れるのも悪くないのかもしれない」
七神 リン「あ」
倒壊した窓の外には迫りくる怪獣の姿が圧迫感を伴って地響きと共に接近する!
その巨体は赤い目を光らせながら、倒壊した窓辺からこちらを見つめる少女に狙いをつける!
その巨大な瞳は明らかに少女に焦点を合わせており、それだけでも足が竦むほどだと言うのに、その視線には心胆を寒からしめる明確な殺意と鬱屈とした感情が込められていたことに気づいてしまった!
そう、だから、今日この時にサンクトゥムタワーを瓦礫の山にする怪獣が現れたのだと、損な役回りをずっとしてきたことを振り返りながら納得してしまった!
今まさにッ! 自身が背負ってきた世界の全てと一緒に少女の命が儚く消える――――――、まさにその時であるッ!
どこからともなく飛来した赤と銀の巨人が横っ面から両足を赤く発光させた飛び蹴りを怪獣に浴びせたのである! ウルトラフット!
突然の奇襲に怪獣は成す術もなく吹き飛ばされ、サンクトゥムタワーを灼くはずだった放射熱線:クレスト・エンドは虚空へ消える!
そして、赤と銀の巨人:ウルトラマンの猛攻が始まる! 赤く発光させた両手を振り下ろすウルトラダブルチョップで起き上がった怪獣は再び地面に叩きつけられる!
七神 リン「――――――ウルトラマン」
七神 リン「……本当に来てくれた」
七神 リン「……そのためにあなたは“先生”を呼んだのですね、生徒会長」
永遠のような瞬間を繰り返し、時間にして3分程度。大地を震わす
互いに光線技と格闘技をぶつけあって疲労の色を見せ合った一瞬、放射熱線:クレスト・エンドを
一瞬の内に何が起きたのか理解が追いつかずに無防備にも起き上がってしまった月の輪怪獣:クレッセントに対して 左腕を上に 右腕を水平に伸ばしから 腕をL字に組んで放つ ウルトラマン80の必殺光線:サクシウム光線が炸裂ッ!
戦車や戦闘機の攻撃ではビクともしなかった怪獣を絶命させると、腹部のウルトラバックルにエネルギーを集めて放つ光のシャワー:バックルビームも浴びせて爆散させたのである!
そして、怪獣を倒したウルトラマンは透き通るような世界観のキヴォトスの青空の彼方へと飛び去ったのであった! 追跡結果はなんと最高速度:マッハ9!
そして――――――。
北条先生「――――――大丈夫ですか、七神さん!?」バッ
七神 リン「先生」ペターン
七神 リン「あ、はい。大丈夫です。先程の
北条先生「立てますか?」
七神 リン「すみません。脚に力が入らないみたいです。さっきまで立っていられたのに……」
北条先生「そうでしたか。それなら兵員輸送ヘリを横付けした方が早いですね」
北条先生「七神さん、おんぶ帯を使いますが、かまいませんよね?」
七神 リン「はい。お願いします……」
バララララララ!
北条先生「――――――掴んだぞ!」パシッ ――――――投下された縄梯子を手に取る。
北条先生「それでは行きますよ、七神さん。しっかり掴まっていてください」
七神 リン「行ってください、先生!」ギュッ
北条先生「よし、テイクオフ!」
この日、怪獣襲来のXデーを迎えたキヴォトスではサンクトゥムタワー及びD.U.への著しい被害に加えて、怪獣退治に参加した各学園の防衛戦力の多大なる損失によって、従来の体制からの刷新を余儀なくされることになった。
次なる怪獣及び災厄の襲来に備えて キヴォトス中が一体となった防衛体制と協力体制の構築が急務となったが、キヴォトスの中心地である首都:D.U.及びキヴォトスの象徴であるサンクトゥムタワーへの被害がもたらしたものは更なる混沌であった。
怪獣に対してまったくの無力であった【連邦生徒会】への信頼は失墜し、共同戦線を張った各学園の防衛力に対しても疑問の声が投げかけられ、怪獣への恐怖が秩序への信頼を上回ったことでキヴォトス中で恐慌が巻き起こったのである。
それを収束させるために【シャーレ・オフィス】を臨時拠点とした【連邦生徒会】で怪獣対策が真剣な議題にようやく上がり、【キヴォトス防衛軍】を設立することを満場一致で議決。
“連邦生徒会長”不在のために閉校となった【SRT特殊学園】を【キヴォトス防衛学園】として再編することになり、キヴォトス中から優秀な人材や怪獣の脅威に立ち向かう決心をした生徒たちに、潤沢な予算や資材が集まることになったのだった。
そして、軍事顧問として【キヴォトス防衛学園】に特別な席を用意されたのが【CREW GUYS JAPAN】の候補生だった北条 アキラこと“シャーレの先生”であり、可能な限りの怪獣対策を教授する“GUYSの先生”になったのである。
それ故に【キヴォトス防衛軍】はやがて【
一方で、サンクトゥムタワーの復旧と首都:D.U.の都市再生整備計画も進められることになり、怪獣対策を念頭に置いた防衛設備や避難所の設置がなされたのである。
こうしてXデーを迎えたキヴォトスは大きく様変わりすることになり、地球人:北条 アキラによってもたらされたものがキヴォトスで流行ることになったのであった。
それだけに【キヴォトス防衛学園】の立役者であり、そこで教えられる内容の大半が“GUYSの先生”北条 アキラによるものなので、軍事顧問から学長の肩書に替えることを打診されていたのだが、
キヴォトスに初めて現れた怪獣:クレッセントがマイナスエネルギーが実体化した怪獣であったため、それをよく理解している北条 アキラとしては怪獣発生の原因であるマイナスエネルギーの特定と根絶をしなくてはならなかった。
そこで表の顔である【連邦捜査部
――――――それは地球人:北条 アキラがウルトラマンになってしまったことを秘密にするためにも重要なことであった。
北条先生「まったく、いつまで あの時の写真が使われているんだろうね? そろそろ別の宣伝広告を考えた方がいいと思わない?」 ――――――掲示板に【キヴォトス防衛軍】募兵ポスターが貼られており、
北条先生「おかげで、【シャーレ】でも【防衛学園】でも おんぶを強請られて大変だよ」 ――――――輸送ヘリの縄梯子に掴まる“
七神 リン「しかたありません。あの日、私たち【連邦生徒会】はキヴォトス中から完全に信頼を失うほどの大失態を犯しました」コホン
七神 リン「これは数少ない 目眩しに使える 感動的なワンシーンだったんです」
七神 リン「…………それに、
北条先生「たしかに、それ以前の調査からXデーに備えて防衛チームを設立するように【連邦生徒会】に提言したのを無視された結果がこれだからね。僕の力が足りなかったばかりに怖い思いをさせてしまったね」
七神 リン「いえ、怪我の功名とでも言うのか、あの一件で【連邦生徒会】の膿出しができたので、最近はとても風通しが良くなって、以前よりもストレスなく運営ができていますから」
北条先生「そうなんだ。でも、七神さんは一所懸命な頑張り屋なんだから、本当に無理はしないようにね」
七神 リン「それは“先生”だって同じですよ」
七神 リン「私たちとちがって流れ弾に中っただけで致命傷になるというのに、銃口を向けられながらも誰よりも勇敢に生徒たちと向き合って騒動を収めているのですから、“先生”の働きぶりにはいつも感心させられています」
七神 リン「ですから、先生。失踪した“連邦生徒会長”が招聘した“先生”の活動を【連邦生徒会】が全面的にサポートしますので、先生も無理はしないでください」
北条先生「うん。いつもありがとう、七神さん」
七神 リン「どういたしまして」ニコッ
バララララララ!
七神 リン「しかし、本当に先生が出向くほどの案件なのでしょうか、この依頼は?」
七神 リン「かつてキヴォトス一の規模を誇った【アビドス高等学校】ですが、砂漠化に呑まれ、今や廃校まで秒読みの段階で、【キヴォトス防衛学園】に生徒を留学させることもままならないほど困窮しているようです」
七神 リン「正直に言って【レッドウィンター】とちがって【アビドス】は戦力にはならないですよ」
北条先生「それでも、直接行って確かめてくる必要はある」
――――――僕は“先生”だから。
七神 リン「はい。お気をつけて」フフッ
北条先生「うん。くれぐれも七神さんも無理はしないようにね」
七神 リン「わかっています。
北条先生「よし、出してくれ!
バララララララ・・・
七神 リン「先生……」
扇喜 アオイ「いつまでそうしているつもりですか、首席行政官? 連邦生徒会長代行?」
七神 リン「あ、すみません……」
七神 リン「仕事に戻ります……」スタスタ・・・
扇喜 アオイ「まったく、先生も罪な人ね……」
扇喜 アオイ「でも、そのおかげで先輩も少し変わることができたから……」
扇喜 アオイ「だから、早く帰ってきて『ただいま』と言ってあげてください、先生」
扇喜 アオイ「さて、今日は先生が提案した例の防衛兵器の予算会議だったわね。何とかして成立させないとね」スタスタ・・・
地球人の青年:北条 アキラは小学校の先生であった。
そして、エンペラ星人襲来の時にウルトラの奇跡を目の当たりにしていた少年であり、廃校になった地元の桜ヶ岡中学校にかつて“ウルトラマン先生”がいたことを知り、教育現場でウルトラマンの心を実践しようと奮闘する青年へと成長していた。
その彼が今、謎の超巨大学園都市:キヴォトスにおいて【連邦捜査部
-Document GUYS feat.LXXX No.01-
月の輪怪獣:クレッセント 登場作品『ウルトラマン80』第1話『ウルトラマン先生』登場
ウルトラマン80が地球上で初めて対決した、マイナスエネルギーが実体化することで誕生した、凶暴な性格の地底怪獣。
ウルトラマンレオがブラックスターからの侵略を退けてから実に5年ぶりに出現した怪獣でもある。
マイナスエネルギーが地底3万mの地点で結集して誕生した存在とされ、皮膚はマグマでできている。
『月の輪怪獣』の別名通り、首元に三日月のような模様が有るという特徴を持ち、地底を70kmものスピードで掘り進むことが可能で、地上でも素早く移動し、赤く爛々と輝く目から放射熱線:クレスト・エンドを放つことが出来るため、航空戦力さえも容易く殲滅できる戦闘力を有する。
また、移動の際にマグニチュード8の大地震を引き起こす為、日本各地で地震や陥没が相次いだ元凶であり、熱線を操るため、この怪獣の移動した後には何かが焼け焦げたような後が見受けられた。
その他、マグマを常食としており、全身を60cmもの厚さを持つヒレで覆っているとされる。
当初は完全に実体化しておらず、その存在を示す状況証拠を残すのみだったため、矢的 猛=ウルトラマン80やUGMのオオヤマキャップが警鐘を鳴らしていた。
しかし、着実に力を少しずつ蓄えていき、ついに矢的が教鞭を執っていた桜ヶ岡中学校付近で実体化し暴れ回った。
実戦経験が乏しいばかりか平和ボケしたUGMや防衛軍を一蹴し、遂にはウルトラマン80と対決するに至った。
持ち前の怪力を活かして80を苦しめたが、80の俊敏さを発揮したウルトラVバリヤー→側転→背負投→サクシウム光線のウルトラコンボで絶命した。
本作に登場した個体もまた、地底深くにキヴォトス中のマイナスエネルギーが集まって怪獣化したものであり、
マグマを主食とするため、主にゲヘナ学園自治区にあるヒノム火山に存在する未開の地:アビスに地震や陥没などで痕跡を大きく残し、ヒノム火山のマグマを利用した地熱発電に悪影響を与え、ゲヘナ学園の運営を大いに悩ませる問題となっていた。
そして、ゲヘナ自治区以外にもキヴォトス中を移動して活動をしたことで各地で焼いた跡や臭いを残す特徴的な地震や陥没が発生し、
それによって連邦生徒会の正式な依頼でこの異常現象の徹底調査が行われることなり、“シャーレの先生”北条 アキラと温泉開発部の鬼怒川 カスミが強行した地底探査によって、ついにその正体が記録に収められることとなった
しかし、その調査結果に対して連邦生徒会がまじめに取り合わなかったことで、対怪獣兵器の開発許可が下りず、北条 アキラはミレニアムサイエンススクールの生徒会長:調月リオと手を組むことになった。
いよいよ怪獣:クレッセントが地上に出現して首都:D.U.を直撃するXデーを迎えたキヴォトスはサンクトゥムタワー崩壊による滅亡の危機に瀕することとなった。
怪獣としての強さや格は並程度だが、もたらした被害の規模を踏まえると、災害の化身としての怪獣の質を考えると洒落にならないほどの災厄であり、
マイナスエネルギーによって誕生した点も考えると根絶することも難しく、マイナスエネルギーで誕生する怪獣が全てクレッセントだったなら、人類文明は成す術もなく滅亡していたと言われるほどである。
それだけにXデーに現れた最初の怪獣:クレッセントはキヴォトス中に“