元ヒトのインクリング   作:ノリと勢い

5 / 8
うそっ、この仕事………高待遇すぎ……っ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 はーい、イサキの金策教室、はっじまーるよー。俺みたいな金持ち目指して、頑張っていってねー!

 

 ま、貧乏人なんですけどね。

 

 草。

 

 

 今取り敢えずスマホでバイト探してるんだけども、バイト殆ど残っとらんですね。少ないバトル関係のギアやらの服も既に埋まってやがる。そういやイカって享楽的な種族だったか。楽しそうな事以外しか残ってないねぇ………。

 あれか。クマサン商会のバイトは命のやりとり〜みたいなハラハラ感を楽しみながら金稼げるから人気になった訳か。ということは今残っているバイトはつまらないもの…………駄目だ、やる気が失せる…ニートにはなりとうない。

 

 こうなりゃ一か八かでナワバリバトル行くかなぁ…?でも流石に怖いしなぁ………

 

 ………うん、まぁ取り敢えずアタリメ司令に相談しに行こう。帰って来たばっかでもっかい行くのも気まずいけど、賭けよかマシだ。勇気を振り絞れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 はい。てな訳で舞い戻ってきましたタコツボバレー。出ていったばかりで直ぐに戻るのほんときついわ……主にメンタルが。

 つか司令いなかったら終わる。

 助けてアタリメ司令!

 

 

「ヌ?思ったより早く来たの。ほれ、オハギじゃ。」

 

 

 ありがてぇ……ありがてぇ………

 うまい!うまい!うまい!

 ふう。とても美味でした。

 

 

「で、どうしたんじゃ?」

 

 

 そうでしたわ。

 

 

「えーっとー………、俺、このハイカラシティに上京してきたばっかりなんですよ……で…それで、出来たら良い感じのバイトとか教えてもらえないかな〜、と………」

 

 

 運命の決まり目ェ!

 決めるアタリメェ!

 バイト探してぇ!

 俺は死にかけぇ!

 

 ラップを刻みカミに祈れぇ!

 決まる勝利で金を得てぇ!

 

 王の(ロード)を切り拓けぇ!

 

 シンプルにきしょい。

 

 

「あい分かった、知り合いの孫が経営しとるところがあるのでの。少し掛け合ってくるわい。ちぃと待っとくれ。」

 

 

 神ィ!?

 勝ったな(確信)

 

 ……はあ、これで見つからなかったら田舎帰るかぁ?いや、それくらいの金もない。ナワバリに参加するしかないが…というか元々金無くなったの自分のせいだしな。バトルするしかない…か!!!嫌だけど!!!

 

 ここで見つかるのが最善なんだけども…………そう上手くはいか「ウム、なら今行かせるぞィ」

 おや…。これは……………勝ちか?

 大丈夫?上げてから落としたりしないよね?

 

 あ、戻ってきた。早く早く!

 一体全体どういう事なんです?

 

 …おっと、地図?

 

 

「許可はとれたぞィ、場所は…ここじゃ。」

 

 

 ほうほう…?なん………だと……?

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 良いんすか?マジで良いんすか?

 だってこれ━━━━━━

 

 

 

 カンブリアームズですってよ。

 

 

 

 興奮しますわね奥さん。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「名前は……ほうほう、イサキ………キミがアタリメ司令の言っていたボーイでしね?」

 

「はいぃ……………そうですけど…………」

 

 

 今話しているのは、スプラでムカつくキャラランキングを開催すればおそらく上位の辺りには食い込むであろう"ブキチ"様。

 でも実際に話してみると意外に憎めないキャラしてるんだよなぁ……こいつ…………話長いけど。

 ブキの知識に関しては超一流のエリートで、公式改造品である"ブキチセレクション"を売り出し一躍出世(?)した若き天才である。………話長いけど。

 

 

「━━では、うちで働くと言う事で良いでしか?」

 

 

 あっやべ話聞いてなかった。

 まあスプラ2ではシオカラーズと協力してたし大丈夫やろ。あとこのチャンス逃したらワンチャン死ぬ。

 

 

「アッ、ハイ」

 

 

 かくして、ブキ屋【カンブリアームズ】で働く事となったのである。

 

 

 

 

 


 

 

 

おまけ

*1

 

 

 

 

 

 

 

 

「実は、ここしばらく従業員が足りていないのでし。」

 

 

 何か語り始めたぞこいつ。

 

 

「元来、インクリング達の性格…というより本能とでも言った方が良いでしかね。イカ達の本能は【楽しい事】と【オシャレ】に関しては無限の好奇心と行動力を発揮する種族でし。でも逆に言えばそれは、楽しくないことに対しては本気を出さない上やろうともしないという事でし。」

 

 

 ほーん。

 

 

「そして、このブキ屋の仕事はイカ達にとっては退屈極まりないものらしいでし………。カウンターに立ち、お客が来る時をじっと待つ事も、ブキの整備を長時間する事も、どちらもイカ達の言う【楽しい事】には該当しなかったみたいでし…………。」

 

 

 へえー。

 

 

「それでも収入は良いのでブキ屋で雇われるイカも多少は居たのでしが、その過半数はバトルによる収入が安定するまでの繋ぎだったでし。なので、その雇っていたイカ達が強くなりバトルで食べて行ける様になればもう、面白く無い仕事は辞めるでし。」

 

 

 バレテール?これもしやバレテール?

 

 

「そんな時にアタリメ司令から『少年を雇えるかの』との連絡が入ったでし。この状況には渡りに船……直ちに雇えると許可を出したでし。そして来たのが━━キミでし。」

 

 

「キミの目は他のイカ達とは何かが違っているでし。楽しさを追い求める様な目……それを悪いとは言わないでしが、そんな目をしていないでし。」

 

 

「ボクはキミを雇いたいでし。でもキミが別のバイトを探すと言うのならば何も言わないでし。」

 

 

「さあ、どうするでし?」

 

 

 

 あのさぁ……断りづらい空気出さないで頂きたい。ここで帰ったら俺明らかに悪役じゃねえかよ。いや、まあここで雇ってもらえなければほぼ死だから帰らんけども。

 

 

「何も言わないという事はYESという事でしね?」

 

 

 あんたもそれ知ってんのかい。

 

 

「では、今日からキミはカンブリアームズ店員でし!おめでとうでし!」

 

 

 あざぁぁぁぁす!(ヤケクソ)

 

 はてさて、この先どうなりますことやら。

 

 

 

 

*1
二次面接的なやつ。









このワシがはじき出しました計算によりますと…
苦行ですじゃ。覚悟しておいてほしいですじゃ。
例を出すとなるとタロットの『塔』ですじゃ。




お気に入り登録、高評価、感想。
是非やってほしいですじゃ。







  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。