歩く地獄は透き通る世界で何をなす   作:悪の根源

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風邪ひいたせいで暇です。
仕事で忙しくて死にそうなのも嫌ですが暇すぎるのも嫌ですねぇ…
一応自分の勝手な解釈が入っています
今回あとがきは無いので何かしら感想でこのキャラどんな感じになってるのなど気になるものあればあとがきに追加しておきますね


キヴォトスとは色んな意味で面倒である

キヴォトスとは歪である。

生徒たちが自治体を管理し、また学校を運営することでその土地を納めている。

いい方は過大かもしれないが、生徒たちが運営する学校は国の国会議事堂、生徒会長は大統領等と木星で聞いた地球という星で言う役割だ。

それが乱立している時点で恐ろしいが、ここに大きい落とし穴がある。

そう、企業が土地を買い取った場合でも建物を建築する場合建築許可を求める書類を生徒会に提出しなければならない。

アビドスなら今現在生徒会として所属している小鳥遊ホシノへの提出義務が存在し、判を押して承認された場合は許可されたものとしてやっと建築ができる。

もちろん後々建て直し等はちゃんと報告さえしていればよほどの問題行動をしていなかった場合は判は無しで可能。

ただし増築で今現在建ててる建物の土地面積が広がる場合は1畳半であろうとまた判を貰わなければいけないなど面倒なルールがこのキヴォトスの連邦生徒会が定めたルールである。

 

 

「と、言うわけだ。小鳥遊、アビドス砂漠の奥で勝手に立ってるカイザーPMCの基地や新品の前線基地について何か知らんのか?」

 

今現在レッドガンは短期で前哨基地を潰せる戦力を回し、カイザーPMCの妨害にうって出ている。

それには特殊工作部隊も参加しているがバレないようにミレニアムから大型トラックの荷台部分に載せた予備パーツで組み上げたHCも参戦している。

 

「書類…?確かに2年前まではある程度届いてたけど今はカイザーからは届いてないかな。逆にトリニティからは市街地の再整理とかはバンバン来てるけど」

 

ちょっと待ってねといい廃校対策委員会の小鳥遊の机をゴソゴソと漁ると、お、あったあったとつぶやきながらなかなかにでかいアビドス専用の押印判子を取り出す。

 

「判子自体はここにあるんだけどさ…。つまり先生はカイザーPMCは連邦法違反をしてるって言いたいんだよね?」

 

「その通りだ。このキヴォトスにおいて連邦法の違反を一企業が数年しているなんて連邦生徒会も重い腰を上げざるをえんだろう。」

 

もちろん連邦生徒会もバカではない。

いくらアビドスに連邦生徒会の目がほとんど向いていないとは言え、それでもカイザーは今現在キヴォトスにおいては軍需トップに食い込んでくる企業の内の一つだろう。

食料品ならにゃおフーズがトップを走っているがそれをカイザーが猛追している形でもある、ヴォルタの商会も頑張っているがやはりその2つには劣ってしまう。

そんな有名な企業がアビドス砂漠奥で何かをしていれば速攻でバレるだろう。

なら可能性としては2つ。

偽装された書類を送り連邦生徒会が処理してしまっている。

偽装された書類を連邦生徒会に存在するカイザー派の生徒に処理させることで事なきを得ているである。

 

「というわけで小鳥遊。俺は一度シャーレへ戻る!連邦生徒会に提出されている書類の確認や偽装されていないかの確認にな!ついでに判の部分を写真で撮らせてもらってもいいか?」

 

「判子を直接持っていくわけじゃないならいいよ?はい」

 

未だに小鳥遊からは俺を多少警戒している雰囲気を感じるがそれでも学校運営に必要な道具を写真を撮る程度には信用は得れているらしい。

数枚写真に納めて直ぐ様一度シャーレに戻ってから連邦生徒会に行かねばとアビドスを立つ前に思い出した事を言う。

 

「あぁ、レッドガンの動かせる最大限の戦力は今現在アビドスに配置している。なにか困ったことがあればあのバカどもを頼るんだぞ、俺より同い年なら話しやすいだろう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連邦生徒会にたどり着いた後七神に早々に会わせてもらいアビドスの現状と、アビドスより提出されているカイザー系の書類が偽装されている可能性が高いことを告げる。

 

「偽装…ですか。確かに連邦生徒会も一枚岩でいるつもりはありません。ですがそんな事に協力するすれば、直ぐ吊るし上げの上に懲戒免職になることは想像できるはずです」

 

「懲戒免職になるよりよほど美味しい餌か野心でもあるんだろう!そういう奴は五万といるからな。取り敢えず一部資料を持ってきてもらってもいいか?一応アビドス生徒会の押印判子の判の写真を持ってきた。偽装でないというならこの判と一致するだろう!」

 

「……それもそうですね…。分かりました多少時期を開けたものを数枚ずつお持ちいたします。」

 

七神が部屋を出て資料室に書類を取りに行ったのだろう。

アビドスは連邦生徒会を全く信用していないが逆にそう言った書類を提出しないと逆にアビドス側が連邦法違反になる可能性が高いのだ。

幾ら信用がないとは言え違反をすればアビドス側が罰せられることから提出だけはしっかり役割を果たしていたということだろう。

 

七神が帰ってくる前に撮影した写真を見る。アビドスの校章とその下にAbidosuと彫られた文字。

だがアビドス校章の三角部分は所々欠けていてAbidosuの文字も最後の2文字が半分近く欠けてしまっている。

長い間使い込んできたのだろう。この判の部分だけでも歴史を感じさせるに硬くない物だとも言える。

さて藪をつついて出てくるものは蛇か、それとも愚者か。

書類を持ってきた七神を見つつ笑みを浮かべるのを止められないだろう。

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