MCUの世界にイレイナとして転生したけど、開き直って好きなように生きていきたいと思います   作:ちいさな魔女

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他にも色々とイレイナに絡ませたい所があり過ぎる。

後、ここから台本形式になります。


エピソード・2

イレイナです。私とトッペマは屋敷に辿り着き、扉をノックした後に中の人達から『どうぞ、お入りください』と許可を頂きました。

 

屋敷に入ると、シャンデリアに照らされた広い玄関ホールに入りました。其処には既に亡くなったラインフォード氏の絵画と、今のラインフォード家を治めているサロメ夫人にそっくりな女性の絵画、そして娘さんと思われる少女の絵画を見つけました。少女の絵画の隣には本棚があり、本棚の隣には2階に通じる階段があります。

 

???「ようこそおいでくださいました。わたくしはこの家の執事、マシューでございます」

 

イレイナ「初めまして。旅の魔女、イレイナです」

 

トッペマ「トッペマ・マペットです、よろしくお願いします」

 

マシュー「こちらこそ、よろしくお願いします。上で皆様がお待ちでございます。あ、その前にサロメ様からの言伝がございます。この謎を、解いてください」

 

マシューさんが用意したのは、マッチ棒を使った謎解きでした。まあこれは残酷な答えではありますが、簡単でしたね。因みにマッチ棒を回転させられますが、赤の位置は関係ありませんよ。

 

因みに、トッペマは一回だけ不正解でした。その理由は後で分かります。

 

マシュー「お見事です。正解でございます」

 

イレイナ「あと一つ、この謎々を他の方々に出す時は、マッチ棒の足の向きに対して少し寛容になった方がよろしいですよ。この問題の解き方は一つではありませんから」

 

トッペマ「ああっ、それで私は不正解だったのね…」

 

マシュー「ハハッ。そうですね。サロメ様に進言しましょう。さあ、こちらでございます。皆様がお待ちです」

 

こうして私達はマシューさんに案内してもらい、二階の広い部屋に案内されました。流石はお金持ちの部屋。しかし、私にとっては落ち着かない場所です。お金は好きですが、貴族の暮らしは嫌いです。中に居たのは、太った男性と、眼鏡を掛けた偉そうな男性でした。そして、毛深い猫を抱えた一人の女性が居ました。

 

サロメ「あら、貴女がイレイナさんね。ヴィクトリカの娘さんの。お会い出来て光栄ですわ」

 

イレイナ「ラインフォード夫人「サロメで良いわよ」、ではサロメ夫人。招待して頂いてありがとうございます」

 

私とはサロメ夫人の元に歩み寄り、お互いに握手を交わそうとしました。すると、外から何かが墜落した音が響き、屋敷が大きく揺れました。

 

すると、サロメ夫人の抱いた猫が暴れ出し、開いたままの扉から出て行きました。

 

サロメ「ああっ!クローディアちゃん!」

 

イレイナ「クローディア?もしかして、さっきの猫ですか?」

 

サロメ「ええっ、そうよ!早く捕まえないと!クローディアちゃんはお外の空気に耐えられないくらいデリケートなのですから!」

 

トッペマ「なら、私達が探します!まだ遠くに行ってないと思いますから!」

 

イレイナ「ええっ。話はその後にしましょうか。サロメ夫人、私達がクローディアを連れて帰ります」

 

サロメ「本当に?ありがとう!連れて帰ってくれたら、お礼にどんな質問にも可能な限り答えるわ!」

 

こうして、私達はクローディア探しを始める事になりました。因みに、さっきの眼鏡の男性に話を聞くと、謎々を出されました。まあこれも正解しましたよ。

 

―――――――――――――――――――――――

 

その頃、ラインフォードの町の草原に、一人の男が墜落した機体から出てきた。

 

???「ゴホッ!ゴホッ!いてて………エンジンの調子が悪い。ここがラインフォードの町か。あの老いぼれと憎らしい魔女が共に作り上げた町か。あの老いぼれが死ぬ間際に造った町にどんな仕掛けを造ったのか、楽しみだわい」

 

そして、その口調が怒りに染まる。

 

???「そして、ワシを捨てたあの魔女も憎いが、その娘が此処に来ていたとはな!お前の狙う宝は全て私が頂く!見ておれよ………クククククッ!」

 

怒りと悪意に満ちた笑い声を上げながら、男は町に入って行った。

 

―――――――――――――――――――――――

 

その頃、私達は屋敷を出て、クローディアを追いかけ始めました。別に魔法で引き寄せて捕まえても良いのですが、それではクローディアを傷付けるかもしれませんし、余計に暴れてお互いに怪我をすることになるかもしれません。

 

私達は小舟の所に居る痩せた男、ラモンさんにも話を聞きました。

 

イレイナ「すみません。此処をクローディアが通りませんでしたか?サロメ夫人の猫なんです」

 

ラモン「クローディアちゃんですか?つい先ほど、此処を通って町の方へ出かけられました」

 

トッペマ「川を泳いできたのかしら………っていうか、見てたなら捕まえなさいよ!」

 

ラモン「これは失礼しました。クローディアちゃんは何分素早いもので、私の手では捕まえられませんでした…」

 

トッペマ「もう!」

 

イレイナ「まあ、良いでしょう。追いますよ、トッペマ」

 

私達はクローディアを追い掛けました。

 

イレイナ「すみません。白い猫を見かけませんでしたか?」

 

マルコ「おう。あの白猫ならさっき町の広場に走ってったぜ。走ってったよな。うん」

 

イレイナ「ありがとうございます」

 

マルコ「お安い御用さ。んじゃ、気を付けてな」

 

トッペマ「ふふっ。良い人ね」

 

そして、私達は道行く中で謎解きをしつつ、クローディアを探しました。

 

すると、私は急いでいたので入らなかった家の青い扉を発見しました。

 

イレイナ「そうですね。せっかくですから、入れる建物内の謎解きでもしましょうか。息抜きにどうです?」

 

トッペマ「ちょっとイレイナ。クローディアを探すのを忘れないで頂戴」

 

イレイナ「休むこと無く歩き続けたので、休憩にしましょう」

 

私達は青い扉を開けました。咎められないなんて、ホントに勇者の真似事してるみたいです。

 

すると、無人の店のようでした。その中で、私は一つの火が消えたロウソクを発見しました。その時に思い付きました。

 

イレイナ「トッペマ、この謎々を解いてみてください」

 

トッペマ「あら?謎々かしら?」

 

イレイナ「では、行きますよ」

 

私からの出題。偶にやりましょうか。

 

イレイナ「『ロウソクが10本燃えています。其処へ風が吹いて二本の火が消えました。後で見に来ると更に一本消えました。其処で風が当たらないように窓を閉めました。それからはロウソクは消えなかったのでそのままにしました。そして最後には何本残りました?』」

 

トッペマ「それは簡単。答えは『3本』よ」

 

イレイナ「ほう。その理由は?」

 

トッペマ「これ、問題文を良く読まないと分からないけど、『残ったロウソク』は燃えてるんだからいずれ無くなるわ。でも燃えてないロウソクは3本だから、そのまま残ってる。だから『3本』が正解よ」

 

イレイナ「お見事。当たりです」

 

流石は私の相棒です。

 

トッペマ「やったわ!」

 

イレイナ「この町に限らず、ちょくちょく問題を出しますので、でも偶にはトッペマがクイズを考えてくださいね」

 

トッペマ「ええっ」

 

その後、椅子のクイズもトッペマは正解しました。

 

それから、クローディアを探しを続けました。途中で色んな人達に出会い、謎々を解きつつクローディアを探します。あの怒りん坊さんの謎々は骨のあるものでしたが、まあ解けました。

 

そして私達は、クローディアを無事に捕まえました。

 

イレイナ「まっ、こんなものですね」

 

クローディア「ニャー」

 

トッペマ「魚の缶詰め、これで捕まえるなんてね」

 

クローディアは猫用の籠に入れて、異空間に収納しました。異空間収納はこんな時に便利な魔法です。

 

イレイナ「さて、サロメ夫人の元に帰る前に、ホテルでも取って置きましょう」

 

トッペマ「そうね」

 

私達はホテルに来ました。どうもどの部屋も改装中で使えないらしく、屋根裏部屋しか使えないそうです。家具は私達で既に持ってるので、それぞれ1人分の部屋の鍵を受け取りました。

 

そして、サロメ夫人の屋敷へ戻る途中で、跳ね橋を上げ下げするダイスさんに出会いました。

 

ダイス「ムフーッ!アンタ等、大変だ!」

 

イレイナ「橋番のダイスさん。どうしたんですか?」

 

ダイス「俺が目を離してる間に誰かが勝手に跳ね橋を引き上げてしまった!その上大事なハンドルも持って行きやがった!ムフーッ!」

 

トッペマ「えっ。それじゃ誰も出られないじゃない!」

 

イレイナ「それは大変ですね。私達もハンドル探しを手伝いますよ」

 

ダイス「すまねぇ!今日は気分が悪いからな!そういや、ハンドル探してたらこんなのが落ちてたぜ!アンタ等何か分かるかい?」

 

そう言ってダイスさんは、変なパーツを渡してきました。

 

トッペマ「これ、何かしら?」

 

イレイナ「一応持っておきましょうか」

 

そして、私達は屋敷に戻りました。しかし、此処で思わぬ出来事に遭遇してしまいました。

 

屋敷に戻り、玄関の扉を開ける私達。すると、中で大勢の人々が騒がしくしていました。主に二階から騒がしい声が響いてきます。

 

トッペマ「あら?どうしたのかしら?」

 

すると、トッペマの声を聞きつけたマシューさんが降りてきて、私達に近寄ってきました。

 

マシュー「い、イレイナ様!トッペマ様!どうかお部屋の方へお急ぎください!」

 

イレイナ「おや?クローディアを連れて帰ったのですが、何があったのですか?」

 

マシュー「そ、それはおめでとうございます。しかし、それどころではありません!急いでください!」

 

そして、私達は二階の広間に案内されると、其処には一人の刑事さんが居ました。刑事さんは私を見ると、早速話を始めました。

 

刑事「あんたが噂に聞いた魔女のイレイナかね。私はチェルミー警部。今回の事件の捜査責任者だ」

 

イレイナ「イレイナです。事件なら、クローディアの事では無いのですね?」

 

私はサロメ夫人にクローディアを手渡しました。

 

サロメ「まあクローディアちゃん!イレイナさん、本当にありがとう!」

 

チェルミー「なんだその猫は!事件現場に動物を連れ込む等、非常識だぞ!」

 

トッペマ「それはそうだけど……」

 

チェルミー「それに、事件現場に子供を入れるな!」

 

トッペマ「子供じゃないわよ!失礼ね!」

 

イレイナ「お待ちを。クローディアを連れ込んだ事は謝ります。しかし、私とトッペマはクローディアを探しに出かけていたので、事件の事を知りません。一体何があったのですか?」

 

チェルミー警部は説明しました。

 

チェルミー「お、おう。次は気をつけるのだぞ。それより、事件の事だな?この屋敷で殺人事件が起きたのだ」

 

まさか、またこんな事件に巻き込まれる事になるとは。

 

イレイナ「殺人………誰が殺されたのですか?」

 

チェルミー「この屋敷の住人、ロイ・ラインフォード氏だ」

 

ロイさん。屋敷で私達に謎々を仕掛けた眼鏡の男性ですね。彼が殺されたのですか。

 

私達はチェルミー警部に案内され、殺人現場へと向かうのでした。

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