MCUの世界にイレイナとして転生したけど、開き直って好きなように生きていきたいと思います   作:ちいさな魔女

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リコリスが圧倒的に多かった……まああの二人はハワイに行ってましたし、海外遠征とかもあり得そうですよね。


エピローグ

イレイナです。私はトッペマと共にホテルにやって来ました。ロンドンの町を車で巡り、新しい仲間達と旅を満喫しています。

 

因みに金塊や宝石は、いくつか質屋に売ってお金に変えました。これで暫く旅の資金は平気でしょう。

 

アロマ「凄い……ここがロンドン!」

 

ブルーノ「久しぶりじゃな。ずっとあの町に居たから、ロンドンに暫く来ておらんかった」

 

イレイナ「さて、ロンドンの町を巡りましょう。ロンドンの観光スポットで定番のバッキンガム宮殿に行きましょう。これから衛兵交代式があるので、一緒に見に行きませんか?」

 

アロマ「まあ、本当ですか!?それは楽しみです!」

 

ブルーノ「お嬢様、はしゃぎ過ぎると転びますぞ」

 

イレイナ「いいじゃないですか。少しは多めに見ましょう。アロマはやっと、夢見てきた外の世界を堪能しているのですから」

 

こうして、私達はロンドンの町を巡りました。

 

バッキンガム宮殿から王立公園グリーンパーク、ロンドン塔、テムズ川のタワーブリッジ、ウェストミンスター寺院、時計台ビッグベン、大観覧車ロンドン・アイ、キングス・クロス・セント・パンクラス駅、シャーロック・ホームズ博物館等、ロンドンの名所を仲間達と巡りました。

 

ロンドンの観光地を巡り、キーマカフェで一息付いていた頃に、私はあるネットニュースを見ました。

 

イレイナ「あっ、ネット記事に新しいニュースがあります」

 

トッペマ「どうしたのイレイナ?」

 

イレイナ「これです。世界で一番小さな国連加盟国『カリオストロ公国』の記事が載ってます。『カリオストロ伯爵と大公息女クラリス・ド・カリオストロとの結婚式、一ヶ月後の予定。大勢のVIPが集まる豪勢な結婚式』だそうです」

 

私はスマホの画面に映るネット記事を見せました。ブルーノさんも興味津々でした。

 

ブルーノ「ほう!これはまた大きなニュースじゃな。カリオストロ公国は初めて聞く国じゃが、お前は其処へ行くのか?」

 

イレイナ「勿論です。結婚式、見に行ってみませんか?」

 

アロマ「け、結婚……////」

 

アロマが顔を赤くしました。

 

イレイナ「ええっ。こんな機会は滅多に訪れるものではありません。大公息女と伯爵の結婚式、直接見れなくても国の祝い事に参加出来たら、美味しい物にもあり付けそうですから」

 

トッペマ「結局それなのね」

 

イレイナ「勿論です。さっ、明日の早朝に出発ですよ」

 

こうして、私達は車に乗り込み、新たな旅に出ました。

 

しかし、カリオストロ公国でまさか、一人のお姫様を中心に繰り広げられる大騒動に巻き込まれる事になるとは、私達は考えていませんでした。

 

ただ観光がしたかっただけなんですけどね。

 

そうなると知らない私は、車を走らせてホテルに向かい、其処で一晩過ごしました。そして早朝にチェックアウトを済ませ、皆でカリオストロ公国に向かって出発するのでした。

 

――――――――――――――――――――――

 

イレイナ達がカリオストロ公国を目指す前、日本のとある倉庫で大爆発が起きた。

 

男達『『『ぎゃあああああ!!』』』

 

男達が爆発の中から吹き飛ぶ。しかし、その四肢は飛んできたワイヤーによって拘束され、コンクリートに針が食い込んでワイヤーの拘束力を上げる。

 

千束「よいしょっとー!捕縛完了ー!」

 

たきな「公安からの依頼、完了しました」

 

それは、リコリス最強の実力者である錦木千束と、彼女のパートナーである井ノ上たきなの二人である。

 

千束「さてと、これが例のブツか〜」

 

千束は爆発が晴れた後に、車の荷台の扉を開けて、中にある多数のケースを開け始めた。勿論素手ではなく、手袋はキチンとしている。

 

千束「あったあった〜。いや〜確かに本物にしか見えんわな〜」

 

たきな「これが、幻の偽札と呼ばれた『ゴート札』ですか。よく見なければ偽物とは気がつけませんね」

 

たきなも手袋をした後に、ケース内に入っている札束を手にする。

 

全て日本の一万円札だが、全て偽物だ。

 

今回の依頼は、公安からの依頼で日本に送り込まれている偽札の流出の阻止だった。

 

切っ掛けは、日本含め世界各国で発生している偽札の摘発事件が多発している事だった。

 

偽札摘発の為に専門のAIや鑑定装置を、スターク・インダストリーズが導入する事によって、偽札の摘発をここ数年で可能にしてきたのだ。

 

それだけならまだ良いが、摘発件数が前年度と比べて遥かに増しているのだ。最近起きた事件では、ラスベガスの国営カジノの金庫で摘発された偽札が、カジノ内で出回っている金額の67%を占める事態が発生。更に客の持っていたお金の中にも、偽札が紛れ込んで検挙される事態が相次いで発生。

 

日本も例外ではなく、一般人が偽札使用によって検挙される事態が幾度となく発生した。これに公安が目をつけ、今回リコリスに依頼が回ってきたのである。

 

たきな「容疑者達を確保しました。ゴート札も確保完了です」

 

安室『了解した。風見達がそちらに向かったから、後は彼等に任せてほしい。それと、君達に新しい任務がある。リコリスは本来日本を中心に活動するが、今回は鈴木財閥直々の依頼だ。君達を含めた選抜5名に、鈴木夫妻の護衛を行ってもらう。行き先はカリオストロ公国。その国で行われる結婚式に鈴木夫妻も招待された。因みに、娘さんは日本で留守番だ』

 

たきな「了解しました」

 

安室『だが、これは表向きの任務だ。千束、たきなの二人にだけ、本当のミッションを教える。ゴート札の謎を解明してほしい。これ以上、日本に汚い偽札を流れさせる訳にはいかない』

 

千束「了解。安室さん」

 

安室『今は任務中だ。降谷と呼んでほしい』

 

千束「はーい」

 

安室『今回の任務の為に、公安で君達の戸籍や身分証明証、それからパスポートを用意した。任務が終われば、迎えに来た公安の職員に返すんだ。健闘を祈る』

 

彼女達は通話を切る。これから海外遠征。表向きは鈴木財閥夫妻の護衛。しかし、千束とたきなは、ゴート札の謎を解明する為に動く。

 

千束「またまた面白そうな事になりそう!」

 

たきな「全く千束は………好きなことはとことん楽しめるんですから。代わりませんね。前世から」

 

千束「たきなもね。真面目な所も、偶に見せる可愛い所も!」

 

二人はそう口にした。二人もまた、この世界でリコリスとして転生した転生者であり、二人はこの世界で恋仲となった同性カップルでもあった。

 

そして、二人はカリオストロ公国にて、自分と同じ転生者に出会う事になるとは、思いもしなかった。

 

次回:カリオストロの城編




リコリス設定は私の独自解釈や設定も混ぜてます。リコリスの設定って、MCUでも珍しく無さそうですよね。

次回から、カリオストロの城の城のお話になります。カリオストロ公国も現代風に技術を変えてる所もありますが、大体派同じだと思えば良いです。
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