ウェンディ絶対守護る系幼馴染くん   作::REX

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ふと、転生サイヤ人オリ主in『妖精の尻尾』書きたい…ってなったからいつか書くかも


第二話 前編 ウェンディ&シャルル「許さん」 ルクス「!?」

 

 

あの後、昼過ぎには溜飲も下がったのかウェンディと仲直りし(女の子に体型の事は厳禁とお小言を頂戴しつつ)、自宅(宴会会場併設…というより自宅の方が付属品みたい)にて間取りの確認と荷物の整理をして一日を終えた。

 

 

これは、その翌日の話。

 

 

「へぇ〜、あの四人と依頼受けるのか。どんなの?」

 

 

「ハコベ山まで薬草を取ってくる依頼だよ。」

 

 

「あ〜…ウェンディ、コートとか持ってたっけ?なければ俺の貸すが…」

 

 

「え?コート…?持ってないけど…」

 

 

「だよな、うん。ハコベ山は超寒いから暖かくして行った方がいいぞ。…俺のコートが部屋に掛けてあるから持ってっときな。」

 

 

「…///ありがと…」

 

 

 

俺が日課の朝修行を熟している間にそんな話が決まったらしい。まぁ、あの四人…もといエルザが付いてるなら問題ないだろう。

 

 

「えと…それでね、その、ルクスも一緒にどうかな?なんて…」

 

 

「あ〜すまん、俺はパス。今日は用事があるんだよ。」

 

 

「そ、そっか…」

 

 

「悪いな。」

 

 

「…ううん!大丈夫!…でも、用事って?」

 

 

「修行がてら『蛇姫の鱗』まで行ってくる。」

 

 

「『蛇姫の鱗』?」

 

 

「そ、ジュラと一戦すれば、見えてくるものとか無いかな〜?ってくらいの軽い気持ちだけどな」

 

 

「…怪我だけはしないようにね?」

 

 

「大怪我しない事は、約束しよう。」

 

 

「むぅ…」

 

 

膨れっ面可愛過ぎか?しかしまあ、多少の怪我くらいは許して欲しいなぁ…ダメ?あ、そうすか…

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

その後、私達は元の予定通りに薬草取りの依頼に雪山まで来ていた。確かに、ルクスから借りたコートが無ければ寒くて耐えられなかったかもしれない。…!ほんのりルクスの匂いが…!って、私ったら何を!?

 

 

「…ウェンディ?その…何かあったのか?」

 

 

「ふぇ!?なっなな何も無いですよ!?」

 

 

「いや、別に怒っている訳では無いのだが…」

 

 

そんなに分かりやすかったかな!?

 

 

「その…ずっとコートの匂いを嗅いでいるようだったが…なんだ、(異臭的に)臭うのか?」

 

 

「ふぇ!?におっ!?いえっその、はい…(ルクスの匂いが)臭います…」

 

 

「そ、そうか…何だ、あまり気にする事でも無いと思うが…なぁ?グレイ?」

 

 

「なっ!?そこで俺に振るなよ…いやまあ、しょうがないんじゃないか?…その、年頃の女の子だしな…やっぱり(匂いが)気になっちまうよな」

 

 

「ふぇぇ!?た、たた確かに(ルクスの事が)気になりますが…!」

 

 

「…そ、そんなに気になるのか?その…ちゃんと(コートを)洗ったのか?」

 

 

「洗う!?(ルクスを)洗うなんて!そんな事っ!恥ずかしくて出来ませんっ!」

 

 

「恥ずかしいのか!?服を洗う事は!恥ずかしい事だったのか!?」

 

 

「恥ずかしいに決まってえっ…服?」

 

 

「えっ?」

 

 

「えっ?」

 

 

「「「え…?」」」

 

 

〜少年少女話し合い中〜

 

 

「〜っ誠に!申しありませんでしたぁ!」

 

 

「い、いや、気にする事は無い。」

 

 

「そうだぞウェンディ。世の中上には上(雨女)が居る。」

 

 

「うぅ…」

 

 

シャルルは思った。"アレ(雨女)と比べられるウェンディも大概だろう…"と。因みに、この時ウェンディは"自分がルクスの事を好き"だとはバレていないと思っている。ポンコツかわいいね

 

 

…ちなみに、シャルルは全て知っていた上で放置していた。曰く"ああいったコミュニケーションも大切だろう"という事である。

 

 

その後、ルーシィは翌日に迫ったお花見の事を話し出した。"お花見"というワードにウェンディが食いつき、ルーシィとのガールズトークが広がる。どうやらルーシィは相当楽しみにしているらしい。しかしそれは、どうやらウェンディも同じようで…

 

 

「花見かぁ…!明日は早起きして、ルクスと一緒にお弁当作ってぇ…!それからそれからぁ…!」

 

 

「あはは…本当に仲い…い?」

 

 

"早起きしてルクスと一緒に"…?

 

浮かび上がるのは一つの可能性

 

 

同棲

 

それは、ラブラブカップルが行うものの最たる例!(当社比)そのまま結婚までいくのか、お互いの嫌な所が見え出し破局するかの二択!そのハードルの高さから口にするのも憚られる行為。

 

 

いや待って、落ち着くのよルーシィ。ウェンディの言い間違いor私の聞き間違いという可能性が残っているわ。そうよきっとそう。(必死)なんなら直接確認すればいいのよ「同棲してるの?」って…聞けるかぁ!

 

以上僅か0.2秒で行われた思考である

 

 

「ルーシィさん?」

 

 

「は!いや、その…る、ルクスって料理するんだなーって…」

 

 

ルーシィ、逃げた!

 

 

「え?そうですね…『化猫の宿』に居る時から私の料理を手伝ってくれたり、疲れてる時はルクスが作ってくれたりもしますよ?」

 

 

「へぇ〜アイツそういう事出来たんだなぁ」

 

 

「自炊出来たのか…感心だな」

 

 

これにはグレイやエルザも意外だったようで、口々に感想を漏らす。

 

 

「はい!でも、基本はいつも一緒に作りますね!」

 

 

「ん?…集合住宅でキッチンが一緒だったとか?」

 

 

「いえ?住んでる場所は違いましたよ?」

 

 

「え?」

 

 

「え?」

 

 

「「え?」」

 

 

本日二回目!今回はお互いの常識に差があり過ぎて生まれた不運の産物。見かねたようにシャルルが口を開く。

 

 

「要は通い妻…みたいなものよ。この子は毎日ルクスの家に入り浸って家事を手伝っていたの。一応ルクスの為に補足しておくけど、アイツが家事出来ないわけじゃないわよ?この子がしたくてしてるの。」

 

 

「通い妻なんてそんな…!…えへへ」

 

 

満更でもない(定期)

 

 

「という事は、これこらも寮から通うのか?あの家までは少々遠いが…」

 

 

「え?言ってませんでしたっけ?私もあの家に住むんですけど…」

 

 

やっぱり同棲だったんかいっ!

 

 

ルーシィ魂の叫び

 

 

「マジか…いや、まぁ子供だし、セーフ…か?」

 

 

「寮から通うのなら心配だったが、それなら問題無さそうだな。」

 

 

「どぅえきとぅえるぅ」

 

 

「薬草無ぇぞーー!」

 

 

言いしれぬ敗北感に襲われるルーシィ、セーフかアウトか判断に困るグレイ、ズレているエルザ、茶化すハッピー、一番真面目にクエストを熟そうとするナツ。なんてまとまりの無いメンバーかとシャルルは思った。…マトモなのはウチの子だけかとウェンディの方を見れば…

 

 

「ルクスが帰って来たら"おかえり"って言って、一緒にご飯食べて、お風呂に入ってから二人で明日のお花見の話とか、今日あった事とか話して、それでそれで!明日のお弁当の仕込みもしなきゃ…!」

 

 

楽しみ過ぎて全て声に出ているウェンディが視界に入り…

 

 

「はぁ…」

 

 

シャルルはクソデカため息をついた。

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

その後、無事(ルーシィを除く)薬草を入手し、明日のお花見に備え各自解散したのだが…

 

 

「ルクスどうしたんだろう…?何かあったのかなぁ…?」

 

 

「…そうね。」

 

 

夜も更けてきたにも関わらず、ルクスは帰って来て無かった。もしや何かトラブルに巻き込まれたのでは?等、ウェンディは気が気でないといった様子だ。

 

 

対するシャルルも、なるべく平静を装おうとしているものの、やはり心配なのだろう…どこか落ち着かない様子で相槌を打っている。

 

 

本来なら、ウェンディは今直ぐにでも探しに行きたいのだが、シャルルがそれを抑えていた。「ルクスがそう簡単にどうにかなる訳無い」、「きっと直ぐに帰って来る」と、ウェンディに…というより、自分に言い聞かせる様にして唱えていた。

 

 

―コンコン(玄関をノックする音

 

 

「…!ルクスっ!」

 

 

「遅いのよ!」

 

 

「…ルクスじゃなくて済まない。」

 

 

誰かが来た音に反応して直ぐに開ける。そこに居たのは苦笑を溢すエルザだった。

 

 

「ぁ…エルザさん…どうしたんですか…?」

 

 

「そう露骨に落ち込まれると流石の私も少し凹むな。」

 

 

「あ!すいません…失礼でしたね…」

 

 

「いや、無理も無い。ちょうどその事なんだが…ルクスからギルドに…というより、ルクスの状況を知る人からギルドに連絡が来てな。その事を伝えに来たのだ。」

 

 

「ルクスは無事なんですかっ!?」

 

 

「いや、その…無事というか…」

 

 

「何よ、ハッキリしなさいよ。…どんな状態だろうと、大丈夫だから。」

 

 

「そうです、私達は大丈夫です!ルクスは今何処で、どんな状態なんですか!?」

 

 

すっご〜く言いづらそうにしているエルザに、最悪の場合を想像し泣きそうになりながらも、覚悟を決めて次の言葉を促すウェンディとシャルル。

 

 

エルザはその二人の様子を見て更に言いづらそうになりながらも、重たい口を開いた。

 

 

 

「…伝えられた言葉そのまま言うぞ?『ルクス今女の人と寝ているんだ。起きたら帰るのではないか?…』あとは…」

 

 

 

「「は?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






「次回、
  ルクス死す 
    デュエルスタンバイッ!」


嘘です
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