いっぱい出たね♪ じょろじょろ出ちゃう黄金水 ~ これって、地層処分するしかないんでしょうか? ~ 作:八切武士
無事、ギルステイン村にて、ライアン卿と面談する事ができたが、既に辺境には不穏な空気が漂い始めていた。
そして、チック・ピー一家“アットホーム過ぎる職場”に危機感を覚えた八誌緒は、労働闘争に挑むのであった。
~ ギルステイン村・郊外 熊谷少年 ~
『はぁ、やっとついた……』
『何とか、日が落ちる前に着いたね……ここがギルステイン村か』
公都からバイクをとばし、中間地点の宿場町で一泊を挟んだ熊谷少年とサーシャ、あと二人を運んだ“F.A.”は陽が傾き始める頃にギルステイン村のほど近くまで辿り着いていた。
村の郊外までとはいえ、腹に響くエンジン音を轟かせながらの登場に、警戒中の警備兵がすっ飛びだしてくる。
『な、何者だ!』
『シケたど田舎だぜ、ま、ここはどこもかしこも似た様なモンか』
二人組の兵士は厚みのあるなめし革製のチョッキに、硬くなめした革製のヘルメット、柄が太くて丈夫そうな長さ一メートル位の手槍を持ち、腰には手斧を差している。
典型的なこの辺の田舎村に配置されている領軍の一般兵だ。
『失礼、ギルステイン村に滞在中の“主要街道取締方”ライアン卿に急ぎの要件で面会しに来ました、僕は“コーキ=クマガイ”、“ハロリク”の“スペシャル”位階で、彼女は“サーシャ=ギャラガー”、見ての通り女神“シネイド”の巫女です』
ぎょっとしたままの顔で固まっている彼らに、熊谷少年はバイクに跨がったまま名乗り、ぽん、と相棒の燃料タンクを叩く。
『あ、すみませんね、こいつ、口が悪くて』
『へっ、愛想の良い奴は舐められる場所で育ったんでな』
野太い声で応える“F.A.”に完全に固まってしまった二人を、困った様な顔で自分のヘルメットをこんこんと叩き、熊谷少年は肩を竦める。
『まぁ、取りあえず、行ってもいいですか?』
~ ギルステイン村・代官屋敷 ライアン卿 ~
『クマガイ殿、ギャラガー嬢、久しぶりだな』
『よぉ、コーキ!』
屋敷の従僕に案内されて代官屋敷の別棟居間に設置された“対策本部”に現れた少年と少女を、ライアン卿とトーマス……トムは親しく迎えた。
『ライアン卿、トーマスさんお久しぶりです』
礼儀正しく挨拶する少年の頭には髑髏模様が散った白黒のバンダナ、体は長袖シャツに黒いなめし革の鋲打ちベスト、ズボンも黒い革製で足は頑丈そうなライディングブーツを履いており、左腰には長剣、右腰にはL字型の黒光りする金属製のワンドか何かが固定され、腰の後ろには大型のナイフが横向きに固定されている。
アメリカンバイカーと中世武器が入り交じった不可思議装備は一度見たら忘れないインパクトがあった。
そして、人の良さそうな色白の日本人青年がそれを着ているとなると、最早単なるコスプレである。
ライアン卿は二人を早速地図が広げられたテーブルへ付かせ、これまでの調査状況を共有した。
『成る程、確かに状況は余り良くない様ですね』
『人が人を食べるなんて……』
表情を曇らせている熊谷少年の横で、サーシャは顔を又も蒼くしている。
彼女とて、それなりに修羅場をくぐっているが、魔物だの、野生の動物は兎も角、“人間の共食い”の案件は流石に未経験だ。
『しかし、流石に“流され人”は気構えが違うな、うちの若いもんも蒼くなってたのにな』
トムが半ばからかう様に誉めると、熊谷少年は首を振った。
『いえ、僕だって内心びびってますよ、“向こう”だって、その手の事件は全く無かった訳じゃないですが、流石に歴史に残る飢饉の時に仕方なくとか、異常な犯罪者がちょっと齧った位のもんで、それも伝聞で知ってるだけですから』
『外から分からんくらい、内心で抑えられてるなら大したものだ……しかし、さっき話した通り、調査は難航している』
『偵察に出た方が負傷されたんでしたっけ?』
ライアン卿が共有した中には、“ゲンバヒャッペン”の為に再度現地派遣されていた偵察兵のアイラとジョンが少々齧られながらも持ち帰った情報も含まれていた。
『森林狼の群ですか、こんな人里の近くに』
森の調査中、アイラとジョンが遭遇した群は目撃しただけで十頭近く、ジョンの見立てでは全体でその倍は越えるだろうという話だ。
そして、今のミスティ・ウッズにはそれだけの群を支えうる程に“獲物”が多いとも。
『そんなもんが徘徊してる中じゃ、幾らトンネル移動してるとはいってもそこまで自由には動けまい、そうなると、奴らの活動もますます鈍くなるだろうな』
『ついでに言えば僕らもそう簡単には動けなくなったな……それだけの狼の群を森の中で相手するなんて危険過ぎる』
ライアン卿と、トムの表情は硬い。
なろう系小説では雑魚の様に片づけられる野生動物だが、チートのない一般人にとっては大変危険な存在である。
日本人が想像するのであれば、ハスキー犬やジャーマンシェパード辺りの大型犬が群を成してガチで殺しに来るのを想像して貰えれば、概ね想像通りの結果になると思う。
『もう、こりゃあ、普通にこの辺の村落の死活問題になってきちゃったねぇ』
丸顔に渋い表情を浮かべ、トムは椅子に背中を預ける。
流石に少し疲れている様だ。
『狼の群が村の近くに出るとなれば、代官としては討伐を優先せねばなるまい、数の増えすぎた鹿も間引かねば、作物の食害は無視できぬ……我らとて、街道の安全を脅かすのであれば狼の群は無視できん、とは言え、中央からは我々は“流され人”の案件が優先と通達されているからな、狼討伐についてはひとまずマッカラン卿に旗持ちをお任せする事にしようと思っている』
どうやら、近隣からの増援は狼討伐隊に化けそうだ。
代官のマッカラン卿……アルストラン騎士爵は、狼討伐と、増援への対応で手一杯だろう。
まぁ、ある意味、彼にとっては厄ネタになりかねない“流され人”案件に関わらなくていい正当な口実ができて胸をなで下ろしている部分もありそうだが。
『ありがとうございます、ライアン卿達の援護が得られるのはありがたいです』
『森の中、今は狼で一杯かぁ、ライアン卿と一緒でも、目当てもなくうろうろするの危ないんじゃないかな?』
礼儀正しく頭を下げる熊谷少年にあわせて頭を下げていたサーシャは、頬に手を当て考え込む。
二十頭以上の狼となれば、分隊単位の兵が居ても到底油断できる数ではない。
『うん、そうだね……』
サーシャの言葉を聞いて、少し考えた熊谷少年は一つ大きく頷いた。
『あ、やっ……』
『とりあえず、僕たちだけで見てこよう、野盗の潜伏場所を見つけるとか、動きがあったらライアン卿達に駆けつけて貰うのが良いと思う』
(ぱりライアン卿達がいれば大丈夫だとおもうなぁ……って、クマならそう言うのよねぇ)
心の中でorzになるサーシャ。
そろそろ彼の(股間の)玉の輿を狙い続けて一周年記念なのだが、まだまだ“流され人”のペースに乗り切れていない模様。
『そうか……まぁ、君達なら大丈夫だろうが、それなら、我々も探索場所の入り口までは同道して、付近の街道で臨時検問でもしながら待機するとしよう』
『“ハッシンキ”が発動したら急行すればいいんだよね?』
『はい、お願いします』
こちらの世界の技術で作られた手のひらサイズの“ハッシンキ”は起動させると特定のエネルギー波長をかなりの範囲にまき散らす。
“魔力”より、さらに非常に“淡くて軽い”、精神波の様なエネルギー。
その性質故に、“重い”物理的な障壁とは干渉し辛く、波長を予め憶えこんだ術士であれば、中心点、すなわち“ハッシンキ”を目指して簡単に追跡が可能だ。
それこそ、地中でも。
問題は、物理的障壁を無視するから、直線距離しか分からない事と、干渉する何らかのエネルギーがあると、簡単に邪魔される事。
障壁魔法だの、“精気”や“魔力”を帯びた素材やアイテムには普通に阻害される。
『くれぐれも気をつけてな……今回も君達の立場は、“中央”が“流され人”案件の為に“ハロリク”で求人して派遣した“スペシャル”位階の契約スタッフという事になる』
『現場ではライアン卿預かりですが、“流され人”案件で独自行動が許されている立場、ですね』
熊谷少年が所属する“放浪者協会”、正式名称“世界間放浪者協会”は、公的には認められていない非公然組織だ。
一般に喧伝されることはなく、公的な権限もない。
世間表向けの情報では、“流され人”が所属している単なる友愛クラブ以上のものではないとされている。
その実、“流され人”支援に積極的な公王と王党派貴族の後ろ盾を受け、“流され人”の保護、及び支援、そして“流され人”の引き起こす事件に対処する事を目的としている。
ちなみに関係者間での略称は“B.2.W.A.(Between Worlds Wanderer Association)”、“ニホンジン”が多い“流され人”界隈でもこういうものは割と英語を使うらしい。
基本的に、伯爵位以上の世襲貴族には共有される、知っておくべき機密情報の一つである。
そして表向きは立場を持たない為に、構成員には別途表向きの立場が与えられる事となる。
貴族との養子縁組みも時にはあるが、よく使われるのが、王立かつ、国営の職業安定及び、特殊技能者派遣公社、“ハローリクエスト”……通称“ハロリク”の特技持ちの社員“スペシャル”への登録だ。
一般登録社員の“キャスト”とは一線を画した特殊技能保持者枠の彼等は、国で保護すべき人材として王権による保護を与えると法により明記された存在であり、例え高位貴族であろうとそうそう無体な真似はできない上、専属のえいぎょ……マネージャーが付く為、“流され人”の行動を制御しやすい(かも知れない)というメリットが国側にもあるのだ。
ちなみに“ハロリク”の職業訓練所に通っているメンバーは“トレーニー”、仮採用や短期の日雇いをしているメンバーは“インターン”となる。
“トレーニー”をやれる期間には限度(概ね半年程)があるが、“インターン”になっても一つ所で仕事が続かず、万年“インターン”を続けるメンバーも多い。
だが、それはそれで以外と食うに困る事はないらしい。
なかなか大らかな話である。
『うむ、では今日はゆっくり休んで貰って、明日から頼むぞ』
『はい、出来る限り力を尽くします』
生真面目に頭を下げる熊谷少年を見て、トムはにこにこしながら手を挙げる。
『ま、二人とも取りあえずは風呂にでも入ってくるといい、ここのは広いから二人一緒でも大丈夫だよ、そうすればお湯を沸かすのも一回で済むしね』
トムの突然のセクハラ発言に、罵っていいのか、ナイスアシストと親指を立てていいのか微妙な顔になるサーシャの隣で、熊谷少年が苦笑して首をふった。
『この辺て混浴なんですか?まぁ、流石に年頃の女の子と一緒とかダメですよ、妹とだってホントに小さな頃までしか一緒じゃなかったし』
『……イヤ、私は……旅先だと贅沢言ってられないし、そろそろそう言うのにも慣れた方がいいっていうか、いい加減一歩進んだ方がいいっていうか』
ちょっと不機嫌さと期待の混じった顔から、安堵、そして落胆への百面相を眺めるトムの顔には、“若いっていいねぇ”と書いてある。
そして、それらを見るライアン卿の顔には、こんな時に若者いじりに興じる友人への呆れと、難攻不落の堅城へただ蛮勇をもって挑む勇者を案じる色があった。
『無理する必要はないさ、俺は別に体拭くだけでも平気だし、大体そんな頻繁に風呂なんか入らなくても……』
肩を竦める熊谷少年の発言に、もじもじしていたサーシャの動きがぴたりと止まり、真顔になる。
『いや、そこはお風呂入って!私がもう一度水出して沸かせば良いんだから、良いわね!』
『アッ!ハイ』
『以外と尻に敷かれる派か……』
有無を言わさずに下から見上げるサーシャの追求を若干仰け反ってかわす姿を見て、トムは、以外とこりゃ“脈”はあるのでは等と愚考するのであった。
~ チック・ピー一家のアジト・食堂ホール 酒倉八誌緒 ~
茹でた芋とフランクフルトっぽい太いソーセージ、そして、スライスされたハム、こぶし大のマッシュルームっぽいキノコのスライスソテー、ホワイトアスパラっぽい野菜の細いのと太いのを茹でたやつ、あと、何か柑橘類っぽい果物。
この世界に来て、一家団欒(?)の食卓を見たのは何気に初めてだが、これは明らかに中世庶民の食卓レベルを軽く凌駕して、下級貴族の客人へのもてなし位には肉薄してるんじゃ無かろうか。
正直見た目と匂いだけなら、素朴ながら結構食欲をそそるものになっていると思う。
加工されたお肉の素材が元々お隣で汚い喘ぎ声ASMRを生産していた、同居人のおっさん達でなければの話だけども。
『と言う訳で、労働環境のカイゼンと、アジト内限定で好きにうろつく事を要求します!』
『ナンオラー』
『よ~うきゅうする~』
『スッゾオラー』
『するする~』
賑やかなシュプレヒコールが、良い匂いが充満した食道に響き渡る。
『……おまえ、馴染んでやがんなぁ』
チック・ピー一家の主、マイク=チック・ピーは、“倅”と“娘”達を従え、堂々とその雄大なる胸をはって立つ黒髪の“流され者”へしばし呆れた様に目をやった後、思い出した様に右手のフォークへぶっ刺したソーセージにかぶり付く。
真っ黒い中に脂肪がポツポツと入ったソーセージには、森で収穫されたハーブと秘密の“味噌(ヒト由来)”がたっぷり効かされており、じゅわっと溢れる油と、とろりと蕩ける血の旨味渾然一体となって口を幸せにする
そして、その味が残っている内に、左手に持った素朴な土器のカップに、なみなみと注がれた“泡立ちのいい黄金の液体”をきゅっ、とやる。
傍目にはビールにしか見えないが……その実、糖尿病患者なら透析治療通り越して、これにて貴殿の大往生間違いなし、とか宣言される事間違いなしの飽和栄養素入りの“黄金水”だ。
ああ、実に良い泡立ちである。
きっと尿糖試験紙を浸けたら、何かどす黒い色に染まるに違いない。
『ぶはぁ、この一杯の為にいきてんぜぇ!さすがかあちゃんだ』
『あらやだ、おだててもこれ以上は今晩はでないわよん』
『じゃあ、今晩は俺がたっぷり“出しちまう”かぁ』
『あら、やだわぁ、バケツ一杯位しぼっちゃうかも』
普段の鬼婆の貌はどこへやったのか、スナックのママみたいな愛想のいい笑顔を浮かべ、ニンは夫のカップにデキャンタっぽい土器から“匂い立つシュワシュワ”のおかわりを注ぐ。
『で、なんだ?』
『あ、終わりました?……ああ、幾ら何でもけが人と妊婦が部屋に出入りし過ぎなんで、出る物もひっこ……“味噌”と“お酒”が落ち着いて作れないんで、けが人を放り込む部屋と、妊婦を放り込む部屋が欲しくて、そこ行き来するのと、いい加減飽きてきたんで、アジトの中は歩き回りたいです、あと、赤ん坊増えすぎなんで纏めて面倒見る子供部屋も作った方がいいと思う』
『おっ、おう……確かに、“味噌”と“酒”が減るのは困るな』
マイクが視線を向けた先になんか、茶色くてとろみを帯びたディップソースみたいなものが入った椀があり、“倅”と“娘”達が茹で芋や、ソーセージにつけちゃ、嬉しそうに食べている。
茹で豆を潰して“味噌”を和えた特製ディップだ。
もう、岩塩とハーブだけの食生活に戻るのは実際キツすぎる。
『よぉし、分かった、確かにここしばらくでオマエはちゃんと約束を守って……ってちゅうか、約束してねぇ事まで、なんかノリでやってのけたみてぇだしな、“流され者”らしいやり方だぜ、なら、こっちもちゃんと“義理堅く”はしねぇといけねぇなぁ』
マイクは、思ったより空席が少ない食堂を見回し、うんうんと頷き、ニンへ目をやる。
『そうさねぇ、この“味噌”と“酒”は本当に凄いからねぇ、その子にゃ“出来る限り長く”居て欲しいとこだよ』
『よっしゃ、おまえら!』
ニンが頷き返すのを見たマイクは、カップを持ったまま立ち上がり、食堂の空気を轟かせ、叫ぶ。
一瞬、騒がしく食事を摂っていた“倅”と“娘”達が静まりかえった所で八誌緒を指さし、カップを掲げる。
『この“流され者”、八誌緒は俺たちの腹を満たし、ついでにお前らを何人も五体満足に戻した』
『そーだー!』
『はえたー!』
『ん、ん゛まままーい!』
『はらわたもどったぁ』
『ぎもぢい゛ぃー!』
『うまかっ……です、かゆい、うま』
『のうみそくいたい~』
『こども、ぽん、ってでた!』
『はらから、ぐちゃぎちゃっで、でてきた』
マイクの叫びに、言ってる意味は分からんが、兎に角凄く好意的な感じの叫びが返ってくる。
しばしそれを見回して、特に反対の声がない事を確認したマイクは、カップを置いて、不意にバンザイのポーズを取り、八誌緒の前に立った。
『ん?』
嫌な予感を覚えながらマイクを見上げた八誌緒の両肩というか、両方の首筋に斜め四十五度の角度で、チョップが叩き付けられる。
モンゴリアンチョップ、であった。
しかも、見せ技じゃなく、ガチの首狩りチョップ。
『いでぇ!……何すんの!』
折れたかと思った首を押さえて悶絶する八誌緒をよそに、マイクはカップを掲げ、宣言する。
『これで八誌緒も“家族”だ』
『やたー!』
『かぞくー!』
『ふえたー!』
『ふやそー!』
『いいぞ~』
『やりたいー』
『おれにばん!』
『あ~、なんか、ちがうけど、うん、いいや……ちょ!ちょ!……あ゛ーっ!』
『ぐぇ!』、『ぎッ!』、『ん゛っ!』
『おお、すげぇキレだな』
『しょうがないねぇ、この子らは』
“倅”と“娘”達にもみくちゃにされ、どさくさに紛れて乳と尻を揉まれまくり、パンツをズリ下ろされそうになった八誌緒が“ファミチョプ”でお返しした為、“歓迎会”は割と盛り上がったのであった。
To Be Countinued...
と言うわけで、更新です。
チック・ピー一家は身内には割と優しいです。
人食いだけど。