山田の兄はヤバイやつ   作:ナイツ0712

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風呂に入ったとき急にアイデアが湧いてきて書きたくなったので書きました。
知識不足のためおかしいところが多々あるかもしれません。
執筆初心者なので温かい目で見てください<(_ _)>


僕の友人はバンドマン

市川Side

 

クラスに話し相手など碌にいないこの僕、市川京太郎にも己の悩みの相談できる相手はいる。

その人物とは通称やまちゃんだ。

 

中学受験に失敗し自暴自棄になっているときに始めたネットゲームで出会い意気投合それからというもの時折一緒にゲームをしたり雑談をしたりと交流を重ね中学2年になった今では人に言えないような相談をお互いに出来るまで中が深まっている。ちなみに僕は初めて出会った時のハンドルネームのままいっちーと呼ばれている。

 

「それで、いっちーはそのクラスメイトの女子が気になってんだ。青春だねぇ~」

 

「そんなのじゃないよ僕は血に飢えた獣だ。ただあの綺麗な顔が苦痛に歪むのが見たくてたまらないだけなんだよ。」

 

「いっちーさぁその子の話になるといつもそんな変態チックというか妙に中二病臭い発言するよな。それくらいにしておかないと将来後悔することになるぞ。というか最近はその子の話ばっかじゃないかいい加減その子が気になってるって認めろよ。そして色々と話を聞かせろよ」

 

「学校での僕のキャラ知ってるだろ特に何もないって精々少し話したくらいだ。やまっ・・・あいつ図書室でお菓子食べるんだよ。この前なんてパーティー用のお菓子を一人でニッコニコしながら食べててさ鼻歌まで歌ってご機嫌そうに」

 

「へぇー ふ~ん」

 

「これって言って袋渡してきたから食べかけのお菓子をくれたのかと思ったらまだ入ってるじゃんとか言って中身全部食べて僕にゴミだけ渡してきたんだよ。何なんだよあいつ」

 

「なんだいっちー前に話を聞いてたときはその子と話せてすらなかったのにいい感じに進歩してんじゃんその調子でガンガン行っちゃえよ。」

 

「そんなんじゃないって。そういうやまちゃんこそ何かないの?こっちのことばっか聞いてきてきてさ」

 

僕はいじられた腹いせに何かいいネタを聞けないかとやまちゃんに話を振ってみる。

 

「それがさ最近あまりゲームすら出来てなかったじゃん。リアルのほうが少し忙しくてそれどころじゃないのよ。今度の休みにもイベントがあってさそれの準備とかで結構立て込んでて」

 

「そんな忙しいなら今日だって無理しなくても良かったのに」

 

「いやいやこれも息抜きってやつよ。いっちーの話は面白いしこっちも色々と吐け出せて助かってるってw」

 

「それならいいけど」

 

「ていうかいっちー今度のイベント来てみない?俺たちそれなりに長い付き合いなのにまだあったことないじゃん。年下のいっちーに金出させるのは悪いし交通費飲食費込々こっちが出すからさオフ会しようぜ。」

 

「オフ会はいいけど金出させるのは悪いって年上とはいえそっちだって未成年じゃん」

 

「いいっていいってこれでも中々稼いでんのよ。大学生なめんなって」

 

「ならお言葉に甘えさせて貰うけどイベントって一体何をするんだ?」

 

「言ったことなかったっけ俺バンドやってんのよ。今度のイベントは知り合いのスタジオの助っ人、欠員出ちゃったらしくてさ急遽出てくれないかってことで俺らのバンドが参加することになったわけ。じゃあスタッフの人たちには話通しておくから声かけてくれ」

 

どうしようやまちゃんがバンドをしているなんて思ってもみなかったライブスタジオなんて陽キャが集まりそうなところに僕は一人で行かなければいけないのか?

 

「日付とスタジオの場所は後で送っておくから当日は楽しみにしてくれよな」

 

「ああ うん分かった・・・」

 

「いやーいっちーと会えるのが今から楽しみで仕方ないよ。」

 

こんな状況で今更断ることなんて出来ない一体どうすればいいんだ・・・

 

 

 

 

 

 

やまちゃんSide

 

2年ほど前から交流を続けている俺の友人いっちー、最初こそお互いに距離感が分からず苦労したが交流を続けていくうちに意気投合、今ではなかなか人には言えないような相談だって出来るような仲になっていた。

 

「そろそろリアルで会ってみたいとは思っていたがいよいよいっちーと会うことになるのか今から緊張してきたな」

 

付き合いが長いとは言えリアルで会うのは初めてそれにあちらは中学生だ。果敢なお年頃ってのもありどう接すればいいものかと悩んでしまう。

 

「よし、考えても仕方がない。いつも通り接したら大丈夫だろう」

 

今更悩んでも仕方がない。きっといっちーの事だ少々こちらがおかしくてもいつも通り接してくれるさ。不安なことは色々とあるが、きっとあちらも同じようなことを考えているだろう。そう考え俺は眠りにつくのだった。

 




市川は山田の名前を出すのはまずいと思い相談しているときはあいつや彼女と呼び方を変えています。
次回は二人の顔合わせ回とか書いてみたいな。
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