すみません、以前三部構成と言いましたが四部に訂正します(;>_<;)
旅の目的かぁ、「世界美味しい物巡り」って言ったら怒るかなぁ? でも俺のやってきたことって.........................
[美味しい物を食べる→温泉に入る→観光→路銀が足りなくなって来たら悪者から巻き上げる]
を繰り返しながら旅をしているだけなんだよね~~~。
うーん、どうするかぁ..............................あ、そう言えばこの世界には曹操みたいな先祖の魂を受け継いだ子孫がいるんだよな。
その人達と一緒に「世界美味しい物巡り」をするのはどうだろう?
しかもその人達って確か、居場所を失ったからテロリストになったんでしょ? それなら身軽だから旅にも出られそうだし、身の安全については神器とかあるから大丈夫だと思う。
美味しい物や綺麗な景色を見ればテロリストにもなったりしないだろ!
それに英雄派には女性もいたし、もしかしたら同じ趣味ってことで結婚して子どもと一緒に家族で旅が出来るかもしれない! 前世では無縁だったからなぁ..............................。
前世のテレビ番組でも「学校に行かせるより多くのことを子どもに学ばせられるから」ってことでそんな旅をしている家族を特集していたし。
もちろん俺だけではなく、一緒に旅している人達が皆でそうなっていけたらきっと楽しいだろうな~~~。まさに『小さな大家族』!!!
それにテロなんかよりも、ずっと楽しいことがたくさんあるって皆分かってくれるだろう..............................よし!!!
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「君は何を求めて旅をしている、君の旅の目的は何だ?どうして強さを必要とする、何が君をそこまで駆り立てる」
堕天使達を殲滅した彼を見た瞬間、俺が最も聞きかったこと........................それは彼が今何を求めているのか、だ
彼の強さ、あれは何か明確な目的がなければ至れない領域だ。旅をしているのもその目的のため....................だから俺はそれを知りたい!! きっと今の俺に最も足りないものだから........................!!!
「................家族を........作りたい...........」
.............................. 家族を作りたい? 家族が欲しい、ではなく?
「..............................すまない、どういうことだろう?もう少し具体的に教えてくれるか? 出来れば分かりやすく」
話下手な人間に酷なお願いだが許してほしい、これは俺にとっても重要なことなんだ。
「..................世界には..............俺達のような人が................たくさんいるはず」
俺達のような人........................たぶん『英雄の魂』や『神器』だけでは無いな。恐らく『生い立ち』も含まれているんだろう。
俺の両親が死んだように、彼もまた...........................!
「そんな人達と...........家族になりたい..............」
っ........................つまり、その人達が生きていける場所を作ると!?
言っていることは分かる........................だが、そんなものを作って一体何を?
「そして..............俺達の生き方を................証明する」
っっっっ!!! なるほど、俺達の様に生きる場所を失った人間を集め組織を作り糧を得る。恐らく仕事は傭兵稼業がメインになるだろう。
それを受け皿に更に人を集める。それにより、神や悪魔をはじめとした異形の者達に『人間』の存在を認めさせる流れを世界全体で作る。
組織の構成員も能力を生かせるし、似たような人間の集まりだから結束力もある。それこそ家族のように........................。
他勢力..................特に聖書陣営から目を付けられそうだが、先ほど光の神ルーと仲が良いと言っていたし北欧の神々から招待を受けるほど繋がりが深い........................後ろ楯は申し分無いな。
........................素晴らしい!!! 目先の利益や一個人..........いや、一勢力の評価に固執するのではなく、あくまで世界相手に自分達の生き様を示す。これほど遠大な計画が他にあろうか!!!
無論、まだまだ煮詰める必要はあるが、今の俺には十分魅力的な計画だ!!!
この男、口数は少ないが中々どうして思慮深い....................それに器も大きい。短慮と我欲により味方の裏切りを繰り返し、最後は味方に裏切られて殺された史実の『呂布』とはえらい違いだ。
しかもこれは俺の目的にも合致する。俺も「人間の可能性」について知りたいと思っていたが、この計画なら多くの『英雄の魂』や『神器』を宿した者達が集まることになるため、より達成しやすくなる!!
それに、才能ある者達を集め大業を成す........................これは正しく我が先祖【曹操孟徳】の生き方そのものではないか!!
俺の心を覆っていた暗雲から光が差し込んだみたいだ。目の前の友と、己の身体一つの我をもって世界に挑む........................俺の身体はかつてないほど昂っていた!!!
あぁ【曹操】殿よ....................あなたもこんな気持ちで乱世を駆け抜けたのだろうか。どうやら俺は間違いなく、あなたの子孫のようだ........................!
........................迷いは晴れた、道は開けた、想いも定まった、あとは開始し、押し進め........................成し遂げる!!!
「ありがとう、呂布。非常に満足のいく答えだったよ。そこで俺からの提案なんだが........................君の目的、俺と一緒に果たさないか?」
呂布........................君の目的はもう俺の夢、俺の野望になっているんだ。恐らく大丈夫だとは思うが、断られたとしても何度でも誘ってやるからな!! 俺はもう君と行くと決めたんだ!!!
「................コクン」
よし!!!!
「ありがとう、呂布。これからよろしく頼むよ..............................それで早速提案なんだが、明日は俺と須弥山に行かないか?
荷物を取りに行きたいし、あちこち旅をするならその国の神とは顔見知りになっていた方が良い。
俺と一緒なら須弥山にすんなり入れるし、他国に行く時も須弥山の神からその国の神へ連絡してくれる。
何より神は独自の情報網を持っているから、俺達のような人間の情報を手に入れやすい」
「コクン」
「よし、では明日に備えて今日はもう休もう」
俺達は寝る準備をして床についた。
........................今日は本当に良い一日だった、休みをくれた師匠にはひたすら感謝だな。明日が楽しみだ........................フフフ、明日を楽しみにして寝るなんて、子どもか俺は?
........................いや、子どもか。「俺」の人生はここから始まるんだ。今なら分かる、俺は生きてはいなかった。ただ死んでいなかっただけ。
彼と出会ったことにより「俺」は初めて『曹操孟徳』になれたんだ。
俺は横で寝ている生まれて初めての友人を見る。
..............................ありがとう、呂布。
そう心の中で感謝を述べ、俺は静かに目を閉じた。
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..............................あれから色々あったな。
あの後須弥山に向かった俺達は、師匠の1人である闘仙勝仏に会いに行ったんだが..............................運の悪いことにたまたま来ていた帝釈天と出くわした。
そこからは大変だった。帝釈天が呂布に興味を持ち、手合わせをしたいと言い出しのだ。
古今東西の神々の中でも随一の戦闘狂だから、そんなことになる気はしていた。
だが、ここで予想外の出来事が起こった..............................なんと呂布が勝ってしまったのだ!!
しかも止めに入った破壊神シヴァ、維持神ビシュヌにまで........................!
最初はただの手合わせだったんだが、呂布のあまりの強さに帝釈天が本気を出したのだ!!!
さすがに須弥山が消滅すると思ったのか、普段いがみ合っている破壊神シヴァと維持神ビシュヌが二人を止めようとした。
しかし、帝釈天は止まらなかった(呂布は闘う気が無くなっていたけど)
帝釈天もとい闘神インドラ、破壊神シヴァ、維持神ビシュヌによる戦い。誰もが冗談抜きに本物の【カリ=ユガ】が起こると思っていたが、そこに呂布が割って入った!!!
呂布は片手で戟を光の輪が見えるほど高速で回転させて、その勢いのまま巨大な斬撃を放った!!! 三柱は呂布の斬撃の光に飲み込まれて地面に沈んだ..............................。
その後は創造神ブラフマーも来て大騒ぎ。【カリ=ユガ】を引き起こしそうになった三柱は滅茶苦茶になった須弥山を修復した後、ブラフマーにしばらくの間牢に入れられ反省することになった。
呂布についてはお咎め無し。それどころかブラフマーに謝罪と礼を言わていた............................まぁ仕掛けたのは帝釈天の方だし、呂布は二柱が来た段階で手を引いていたからな。むしろ被害者と言っても良い。
まぁ結果として、俺の旅や傭兵組織の設立を許可してもらえたし、他神話群とのパイプ作りや組織設立後の仕事の斡旋など色々と便宜を図ってもらっている。
と言うよりブラフマーを始め各神話群の神々は呂布を気に入っているみたいだ。
人間社会と同じように各神話群にも武闘派の神々というのはいて、主神達も頭を悩ませている。
何せ帝釈天みたいなバトルジャンキーの集まりだ、いつ神々の戦争に発展するか気が気ではない。そんな連中のガス抜きに抜擢されたのが呂布だ。
帝釈天含めた三柱を倒した呂布の武勇伝は、各神話群では早くも伝説になっている。その生ける伝説に修行と表してバトルジャンキーどもの相手をさせているのだ。
普通に考えれば呂布にとっては迷惑極まりない話だが、その分多額の報酬が発生するので組織の貴重な収入源になっている。
また呂布自身も修行になるから大して気にはしていないみたいだし、問題は無いだろう..............................。
「ここにいたのか....................探したぞ、曹操」
俺を呼ぶ声に反応して振り返ると、そこには短髪の黒髪に眼鏡を掛け、制服の上にローブを着た男がいた
「ゲオルク」
彼はゲオルク。伝説の悪魔メフィスト・フェレスと契約した『ゲオルク・ファウスト』の子孫であり、呂布の次に出会った人物だ。ちなみに組織の設立メンバーの1人で参謀役だ。
「まったく....................これから組織の再編案について相談をするから早めに執務室に来てくれ、と言っていただろう」
そう言えば昨日そんなことをゲオルクから言われていたな........................しまった、すっかり忘れていた。
「あぁ、そうだったな。すまない、少し考え事をしていた」
「........................呂布のことか?」
「っ....................分かるのか?」
「当然だ、お前とはそれなりの付き合いだからな。何よりお前が考え事している時に笑ったりする場合は、大概呂布絡みだ」
「っ、そうか、笑っていたか......................フフ」
「ああ、ちなみに今もな。別に気を抜くな、とは言わないが緩めすぎないでくれよ? 俺達もそれなりに大所帯になってきた、お前と呂布は俺達【
そうだったな、ようやく皆とここまで来たんだよな..............................。
「........................ああ、分かっているさ、俺達の夢のためにもな」
そう、これからだ。これからなんだ。俺は、俺達は..............................あの蒼天のもと、どこまでも生き抜き、駆け抜けてやる。
神よ、悪魔よ、天使よ、堕天使よ、この世すべての異形たちよ。お前たちに比べれば俺達人間なんて寿命の短い、取るに足らん存在だろう。
だからこそ、俺達は夜空に光る星のようにまばゆく輝けるのだ。たとえそれが一瞬であったとしても死に物狂いで生き抜く........................それが俺達、人間の生き方だ。
俺はこの澄み渡った青空を見ながら決意を新たにするのだった
ようやく曹操との邂逅が終わりました。
なんか「俺達の戦いはこれからだ」みたいになっていますが、終わりませんからね?
あと組織名は初期設定から変えました。
やっぱり曹操と呂布のW主人公みたいなところがあるので、組織名は二人に関係させたかったので....
ちなみに呂布が曹操と旅に出たのは、旅先での交渉役に便利なため。
組織を作ったのは給金のためといざという時に拠点があった方が便利だからです
なので、本人はいつもどおりあんまり深く考えていません
それではまた次回に。
最後に神達に使った技は以下のとおりです。
聖闘士 星矢:エイト・センシズ
BLEACH:月牙天衝
ダイの大冒険:ハーケン・ディストール