深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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狐娘さんについては..........まぁ、皆さんの予想通りです。
ただ、今作では色々と性能を弄ってます。





第九十五話

 

 

 

 

 

 

ズズズ~~~~、はぁ~~~お茶が美味いね~~~~。和むわ~~~~。

 

 

 

現在、俺は一誠の母親が煎れてくれたお茶を飲みながら、まったりしている。

あ、ちなみに賈駆や周瑜たちは、一誠の父親に今回の一件に巻き込んでしまったことをお詫びして引き上げてったよ。

 

だから、残っているのは俺のサポートをしてくれるイリナ、ゼノヴィア、黒歌、ヴァレリーの四名。あとは俺と一緒に来たメンバーだね。

 

 

それにしても俺が家に来た時、何であんな殺伐とした雰囲気になってたんだろう?

周瑜たちに聞いても『少しな......』としか言ってくれなかったし。

 

その後で周瑜たちを見送って、皆でリビングに戻ってみれば何でか知らないけど、微妙な空気になったのよね?

 

周瑜の機嫌も悪かったし........もしかしたら、一誠が周瑜のことを厭らしい目で見たりしてたとか?

それで周瑜が怒って空気が悪くなった?

 

確かに胸元を大きく開いた服を着てるし、その可能性はあり得る。『蒼天の紅旗』のメンバーはよくわからないけどリアスたち、特に一誠のことは毛嫌いしているみたいだし。

 

 

まぁ、それは仕方ない。嫌いな連中と顔を合わせれば、空気も悪くなるでしょう。

 

でもさ〜〜〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壊した空気は直していってよ!!!!

 

 

 

こんな居心地悪い空間にコミュ障を放り込むとか、鬼畜の所業だよ!?

 

どうすりゃいいのよ、この空気! みんな、さっきから無言だよ!?

静まり返った部屋に響くお茶をすする音が、また一層空気の悪さを強調してるし!!!

 

 

どうしよう、何か話題を振らないと.......そういえば、ヴァーリが『とんこつラーメンが食いたい』って言うもんだから、博多にラーメンを食べに行って、せっかくだからお土産も買ってきたんだよな。

 

 

福岡銘菓『ひよ子』。ひよこの形をした饅頭で、その愛くるしい姿が、また人を和ませる。

 

ここはこの『ひよ子』を基点に話を弾ませて..........ダメだ、この空気の重さは到底この小さく愛らしい『ひよ子』さんでは背負いきれない!

 

でも、今頼れるのはこの『ひよ子』さんしかいない.........『ひよ子』さん、『ひよ子』さん。お願いします、どうかこの空気を変えてください!

 

 

俺は万感の想いを込めて『ひよ子』さんを出そうとする。

 

 

 

「それにしても驚きだわ。まさか、呂布様が監視役だなんて.........」

 

しかしリアスが俺が一誠の監視役として来たことに驚き、更には周りも同じ気持ちなのか他の者も続いていく。

 

 

「だが、考えてみれば納得の人選だな。呂布なら神々からの信頼も厚いし、『覇龍』をすぐに鎮めた実績もある。

それに赤龍帝の対となる白龍皇であるヴァーリがいれば、万が一の場合でも対処がしやすい」

 

「なるほど。そう言われると、確かにこれ以上ない人選ですね」

 

「ああ、それでも神々が呂布を動かすとは思わなかったけどな。正直、ここまでされると却って不気味だぜ。連中、ホントに何を考えてんだか」

 

アザゼルは俺が来たことに納得しながらも、裏があるんじゃないかと勘繰っている。

気持ちは分かるけど、そんなに疑うことはないよ。

 

確かに聖書陣営の『貸し』については色々とこっちの都合もあるけど、一誠の監視役については俺が曹操に提案したことだからね。

『悪魔の駒』を使えば、『覇龍』については何とかなりそうだし。

 

それにソーナたちのことも鍛えなきゃいけなかったからね。ついでに一誠の面倒も見れば一石二鳥でしょ♪

 

 

「呂布さん、部長やアザゼル先生から聞きました。今回、部長や俺たちのために色々としてくれたんですよね。本当にありがとうございます!

それに、監視役が呂布さんで良かったです!正直、誰が来るか不安でした」

 

イッセーが頭を下げてお礼を言うと、リアス含め他のグレモリー眷属も頭を下げてくる。

 

別に気にしなくてもいいのに。そして俺がそんな若者のエネルギッシュな姿を見ていると、朱乃が期待の眼差しをしながら尋ねてくる。

 

 

「イッセーくんの言う通りですわ。それに監視役ということは『奉先様は当分こちらにいらっしゃる』ということですわよね..........?」

 

まぁ、たまに本部に帰らなきゃいけないけどね。

それに賈駆たちに定期報告がてら、天照のところにもちょくちょく顔を出さなきゃいけないし。

 

だからずっといるってわけじゃないけど、それでも基本はこっちにいると思うよ?

 

 

「コクン」

 

「っ~~~~~//////////////」

 

俺が頷くと朱乃が手を組みながら目を輝かせる..........何だか空気が和やかになったような気がする!

 

よ~~し、よしよし!ここで『ひよ子』さんを投入してあっという間にアットホームな空気に「調子に乗るななのです」 え、陳宮さん?

 

 

「呂布殿が来たのは、ソーナ・シトリーとの契約を果たすためなのです。赤龍帝、お前の監視なんてそのついで........そう!つ・い・で!なのです!! そのことを忘れるななのです!!!」

 

「っ.........ああ、わかってるよ........」

 

 

「「「「「....................」」」」」

 

 

ちょっとおぉぉぉぉぉぉぉぉ! 陳宮さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!

 

せっかくいい雰囲気になろうとしてたのに、何でまた壊すのかな、この子はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

どうしよう、もはやコミュ障である俺にはこの壊され続ける空気を修復する方法が思いつかない。

 

 

 

俺がもう諦めようとした、そのとき........救世主メシアが現れた!

 

 

「あの~~~、とりあえずワタクシのことを紹介させてもらっても宜しいでしょうか?

皆様は既に見知った間柄のご様子みたいですし」

 

「.......頼む、タマモ」

 

「はい、呂布殿♪ それでは失礼して、ミコン、お初にお目にかかります。ワタクシ、日本神話群は天照大御神様にお仕えしております巫女、『玉藻の前』と申します。

此度は赤龍帝の監視役である呂布殿を補佐するべく参りました。皆様、以後よろしくお願い申し上げます」

 

 

そう、彼女こそFGOの看板キャラの一体。タマモこと『玉藻の前』である。

 

最初、高天ヶ原で会った時は驚いたなぁ~~~。まさか、タマモがいるんだもん。

何で妖怪が高天ヶ原にいるんだろうって思って聞いてみたら、どうやら先祖がえりみたいで、初代『玉藻の前』こと白面金毛九尾の狐としての力が強すぎたために高天ヶ原で修行していたらしい。

 

それからは色々と話すようになり、何だかんだで仲良くなって、俺が高天ヶ原に来た時の世話役に天照が任命してくれたんだよね。やっぱりFGOのキャラがいたらテンション上がるね!

 

 

「その、玉藻の前さん? 呂布様の補佐というのはいったい..........」

 

「言葉通りの意味ですわ♪ 呂布殿だけでは手心を加えてしまいますので、今回の当事者である北欧と日本からも監視役を出すということになったのです。

ね、ロスヴァイセさん♪」

 

「はい。私が選ばれたのは、今回の事件の顛末を知っているからということでした。

そして呂布様とも親しく、天照様の直属の部下ということで、タマモさんが選ばれたのです。

もちろん、あくまで呂布様のサポートですので、私達から皆さんに直接何かを指示することはありません」

 

 

まぁ早い話が、俺の目だけでは信用できないから他のヤツも連れていけってことなんだけどね。俺ってそんなに信用無いのかなぁ......グスン

 

そうして俺が傷心していると、アザゼルがタマモを興味深そうな目で見てくる。

 

 

「しかし『玉藻の前』......初代九尾の妖狐の子孫ってわけか。そういえば、日本の妖怪の大将も九尾の妖狐じゃなかったか?」

 

「八坂様のことですね。あの方も初代様の力を受け継いではいるのですが、どちらかと言うと容姿の方を強く受け継がれておりまして、『力』を強く受け継いだワタクシは天照様に引き取られたのですわ。

そのままいたら権力争いにもなりかねませんでしたしね」

 

「そうなのか? でも『力』を受け継いでいるってわりには『九尾』じゃないんだな」

 

「今は『力』を抑えているだけですわ。『初代様の力』を解放すれば、尾の数は自然と増えます。

それから、ワタクシのことは『タマモ』とお呼びくださいまし。皆様も是非♪」

 

 

タマモの陽気な挨拶により、空気がまた穏やかになる!

 

ありがとう、タマモ!! キミを連れてきて正解だった!!!

 

 

「.........タマモ」

 

「はい? 何でしょう、呂布殿」

 

「タマモがいてくれて、良かった」

 

「ミコッ////////!!! 呂布殿ったら、そんないきなり..........でも呂布殿のお役に立てたのなら、タマモも嬉しゅうございます//////////」

 

俺がタマモにお礼を言うとタマモは頬を赤らめる.........何で?

あと朱乃さんや、そんなひまわりのタネを頬張るハムスターみたいに頬っぺたを膨らませても可愛いだけだよ?

 

 

さて空気が和んだところだし、そろそろ本題に入ろうかね。モタモタしてると晩御飯に間に合わなくなっちゃう。

 

 

「.......一誠」

 

「は、はいっ!!!」

 

何でそんな緊張してんの?まぁ、いいや。修行の進捗具合を確認しないと。

 

「修行は、どうなっている」

 

「はい。『鉄塊』は何とか使えるようになりました。と言っても、匙たちと比べるとまだまだです..........」

 

ふむふむ、なるほど~~~。それなら、始めても問題なさそうだな。

 

 

「わかった、なら大丈夫か。さっそく始めるから、訓練場に、案内してくれ」

 

俺はお茶を飲み干して、立ち上がると一誠たちが使っているトレーニングルームへ案内してもらうよう頼む。

 

けど皆は頭に『?』を浮かべてる........ゴメン、さすがに言葉が足りなかったわ。

その証拠に一誠がおずおずと手を挙げながら尋ねてくる。

 

 

「あの~~~、大丈夫って何がでしょうか?それに始めるって........」

 

 

 

そりゃあもちろん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『覇龍』の、制御だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「...............」」」」」

 

 

 

 

あれ?何の反応もない。もしかして聞こえなかったのかな? では、もう一度

 

「「「「えええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」」」」

 

 

...........聞こえてんじゃん。それにしてもさっきから驚いてばかりだね、キミたち。そんなに何度も大声出して驚いてたら疲れない?

 

 

「ジャ、『覇龍』って、制御不可能じゃなかったんですか!?」

 

「普通は、不可能。でも歴代とは違い、一誠なら、可能なはず」

 

「どういうことだ、呂布?俺も神器に関しては人一倍詳しいと自負している。だが『イッセーなら可能』ってのは、いったいどういう意味だ?」

 

俺の言葉に一誠は半信半疑、周りの皆は驚き中で、アザゼルは疑いながらも興味を示している。

 

まぁ、普通は無理だって考えるよね。俺も原作を知らず、『エイト・センシズ』が使えなかったら不可能だって思うもん。

 

 

「正確には、『覇龍』とは違う形で、ドライグの力を引き出し、一誠だけの力を、発現させる」

 

「イッセーだけの? いったいどうやるんだよ」

 

「『悪魔の駒』を、使う」

「『悪魔の駒』を?」

 

そう、『覇龍』が暴走する原因は主に二つ。一つは『龍(ドライグ)本来の力を制御できない』こと。

二つ目は『歴代赤龍帝たちの怨念が所有者の理性を失わせる』からだ。

 

そこで一つ目の問題、『龍の力のコントロール』の攻略の鍵になってくるのが『悪魔の駒』だ。

 

『悪魔の駒』は『力』の流れをコントロールする機能がある..........つまりは『昇格 プロモーション』。

この『昇格』の機能を使って、『覇龍』によって解放されるドライグ本来の力に指向性を持たせれば、制御することも不可能ではなくなる。

 

 

そして制御の妨げになるであろう、二つ目の『歴代赤龍帝の怨念』。

これについては俺が【エイト・センシズ】の力を使ってサポートすれば、浄化出来るはず。

 

もし浄化に成功すれば『覇龍の制御』だけではなく、一誠は歴代赤龍帝の能力や経験も身につけることが出来るかもしれない。

何か【ダイの大冒険】の『龍の紋章』による『経験値の蓄積』みたいだな〜〜。

 

 

もちろん『悪魔の駒』は今のままでは『龍の力』を制御出来ないだろうから、『変異の駒 ミューテーション・ピース』に変化させることで能力を拡大させる必要がある。

 

原作では『悪魔の駒』の開発者であるアジュカ・ベルゼブブによって調整されたけど、魂と同化している状態なら俺の【エイト・センシズ】でも調整は出来る。

 

『悪魔の駒』の構造はだいたい理解しているから、『龍の力』に馴染ませることで『悪魔の駒』が『変異の駒』に変化するように調整すればいい。

 

 

いや~~~和平会談で『悪魔の駒』を報酬にしておいて良かったよ。

この間、冥界から帰る時に報酬である『悪魔の駒』一式をサーゼクスから貰ったからね。

その後『蒼天の紅旗』の研究・開発チームに渡したら、すぐに構造を調べてくれたし♪

 

物事ってのは、どこでどう転ぶか分からないもんだね~~~。

 

 

まぁそんなわけで、『覇龍』の制御の目処について簡単に説明したんだけど..........皆して口をポカ~ンと開けている。ちょうど『ひよ子』さん一つ分くらい。

 

 

「まさか、そんな方法があるなんて.........!」

 

「俺も驚きだ。だが、確かに言われてみれば納得がいく。『悪魔の駒』か..........くっそ、盲点だったぜ!」

 

「ええ、でもこの方法なら確かにイッセーなら........いいえ、イッセー『にしか』出来ない方法だわ!」

 

「ああ、これが上手くいけば『兵藤一誠』の価値がグンと上がる。これ以上無い実績だ。神々もイッセーのことを認めるしかなくなる」

 

「そうですね、何せ歴代赤龍帝が成し得なかったことを可能にするわけですから!」

 

「しかも歴代赤龍帝の能力と経験を身につけることが出来るということは」

 

「一誠君は名実ともに『歴代最高の赤龍帝』になるってことですね!」

 

「流石は奉先様ですわ♪」

 

 

『覇龍』の制御に皆は興奮している様子。でも気が早すぎるんじゃない? まだ始まってもいないんだよ?

 

『歴代最高の赤龍帝』になるための道が見えたことで周りの皆がはしゃぎだす。

 

だけど一誠だけは一人浮かない顔をしていた。

 

 

「....................」

 

「.........どうした、一誠」

 

「あの......本当に良いんでしょうか、こんなにしてもらって。俺ってば呂布さんに何にもお返し出来てないのに」

 

急にどったの? 今までの一誠なら自分だけの力に目覚めるとわかれば、『ヒャッホー』って喜びそうなものだけど?

 

それにこっちにもこっちの都合があるから、恩返しだなんて別に考えなくてもいいのに。

 

 

「.........何かあったのか?」

 

「えっと、その、さっき周瑜さんに言われたんです。俺たちは『呂布さんを利用している』って。

だからもう、あまり頼り過ぎるのはどうなのかなって思ったんです」

 

あ~~~~なるほど~~~。それで空気が悪かったのね、周瑜も子ども相手に酷なことを。

 

俺は特に気にしてないんだけど、まぁ一誠たちにとっては気になるんだろう。

 

仕方ない、ここは年長者として励ましてあげるとしますかね。

 

 

ボン

 

 

「気にするな。こういうのは、順番だ。誰かに助けられた分、強くなって、誰かを助けられる『自分』になれ。それで十分だ」

 

「呂布さん.........」

 

「それでも足りないなら、俺が困った時に、『一誠の力』を貸してくれ。

だから今は、『誰か』の力を、借りていいんだ」

 

「ッ~~~~! ハイ! おれ、呂布さんや他の誰かを助けられるぐらいに強くなります!!

だから今は.........俺にアナタの力を貸してください!!!」

 

「コクン」

 

 

俺が一誠の頭に手を乗せて、『今は子どもなんだから、困った時は素直に大人を頼りなさい』みたいなことを言うと、一誠は勢いよく頭を下げてお願いしてくる。

 

根は素直なんだよね~~、根は。ただちょっと無秩序にエロを振り撒いてるのがねぇ。

 

 

「ふふっ♪ なんか懐かしいね。私とゼノヴィアも同じようなことを言われたっけ」

 

「ああ、そのおかげで強くなれたし、今はこうしていられる。呂布には感謝しかないよ」

 

 

「くーーーーーっ、流石は師匠! 自分じゃなくて、まず他の誰かを助けるように言うなんて!! カッコ良すぎるぜ!!!」

 

「匙、落ち着きなさい。でも、そうですね。これが神々に認められる『英雄』たる由縁なのでしょうね。フフフ」

 

 

「いやはや。自分の力に驕らないのは好感が持てるが、ちょいと綺麗すぎねえか?」

 

「アザゼル、呂布様はアナタと違って汚れていないのよ。アナタの物差しで計らないでちょうだい」

 

 

「ハァ、奉先様♪ なんと気高いの//////////」

 

「はい。神代でも、これほどの『英雄』はいなかったはずです///////////」

 

「これこそが【呂布奉先】.......呂布殿、アナタ様のような方のお側にいられるだけで、タマモはもう/////////」

 

 

周りが騒がしくなってるけど、今は放っておこう。これからやることを考えると一誠のメンタルケアは大事だからね。下手をするとまた『覇龍』が発動する。

 

そして一誠の目が『やる気』という名の色に変わる。

 

 

「よーーーーし! 頑張るぞぉ!! そうすれば俺は『歴代最高の赤龍帝』に近づける!!!」

 

「浮かれるのは早い。俺は『きっかけ』を、与えるだけ。物に出来るかは、一誠次第」

 

「うぐっ! そ、そうですよね。まだ、始めてすらいないんでしたよね.......すみません」

 

そうそう、焦りは禁物だよ。っというわけで、今から『悪魔の駒』の調整や『歴代赤龍帝の怨念』の浄化をするから、トレーニングルームへ案内してね。

 

でも俺がようやくトレーニングルームへ行けると思ったら、陳宮が口を尖らせて忠告してきた。

 

 

「む~~~、呂布殿~~~どうしてこんなヤツにそこまでするのですか~~~!

それに呂布殿がソーナ・シトリーたち以外を鍛えるのは、あんまり良くないのですぞ~~~」

 

「一誠を鍛えるのは、曹操や神たちも、納得している。一人ぐらい増えても、大した手間ではない」

 

「それはそうなのですが~~~~、む~~~~!」

 

どうやら陳宮は俺が一誠を鍛えるのを良く思っていないみたいだ。やっぱり、この間の件が尾を引いているのかね?

でも『アレ』との戦いには一誠たちも駆り出されるだろうから、出来る限り鍛えないと戦えない。

 

面白くはないだろうけど、我慢してほしい。

 

 

ポンッ

 

 

「苦労をかけて、すまない陳宮」

 

「い、いえ、呂布殿が謝ることではないのです! 呂布殿はご自身が成すべきことを成そうとしているだけなのです!! だから謝らないでくだされ!!」

 

俺が陳宮の頭に手を乗せて謝ると、陳宮は手をパタパタさせて気にしないように言ってくる。本当に良い子だね~~、このまま頭を撫でてあげよう。

 

俺なんか前世でこのくらいの年齢の時は、生意気なガキンチョだったというのに。ナデナデ

 

 

俺が陳宮の頭を撫でてると、タマモが後ろから陳宮の両肩に手を乗せる。

 

 

「陳宮さん。お気持ちは分かりますが、呂布殿にも何かお考えがある様子。ここは呂布殿を信じましょう」

 

「.......わかったのです、タマモ殿。呂布殿にも呂布殿の考えがあるのですよね。

それに呂布殿が困っている人を見過ごせない性格なのは、よく理解しているのです」

 

タマモの説得により、陳宮も渋々だが了承してくれる。ありがとう、タマモ!やっぱりキミを連れてきて正解だった!!

 

 

「始めるぞ、一誠。訓練場に、案内してくれ」

 

「は、はい!こっちです!!」

 

 

俺は一誠の案内で、この家のトレーニングルームに向かった。

 

 







というわけで、せっかくなので『玉藻の前』ことタマモを天照の眷属扱いで出してみました。

ちなみに FGOの『玉藻の前』よりも性能は下げてます。でないと九尾状態にはさせられませんので...........。

もちろん、実は『コヤンスカヤ』だったなんてオチはありませんので、ご安心を。

あと玉藻とロスヴァイセが、このタイミングで呂布と来たということは・・・・・・つまりはそういうことですwww.

それでは皆さん、次回で♪
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