深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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R-18ではないので、引っ掛からないように『エロ』を書くのが大変でした........................






第九十九話

 

 

 

 

「ええ!?そ、そんなことを!?」

「ほほ~う、確かにやってみる価値はありそうだな♪」

 

「ほ、本当に、やらなくてはならないのでしょうか//////////////」

「コクン、一誠が強くなるには、『ソレ』しかない」

 

「で、でも//////////////」

「腹を括れ、リアス。『どんなことでも耐える』って言ったのはお前だぞ?」

 

「う、う~~~~~、わ、わかりました/////////////////////」

 

 

 

 

 

 

なんか色々と騒いでいたみたいだけど、ようやく話は終わり三人が戻ってきた。

 

 

ん? 何で部長は顔を真っ赤にしてるんだ?

 

部長の様子がおかしいことに俺たち全員『?』を浮かべるが、三人は黙々と何かを始める。

 

アザゼル先生は異空間からラジカセと、どっかの熱湯コマーシャルで使うような紅白の天幕を取り出した。

 

部長はその紅白幕の中に入ると、何やら衣擦れのような音がしてくる! もしかして着替えてるの!? 何で!?

 

 

「一誠は、この線から、出ないように」

 

呂布さんが方天画戟を使ってガリガリと地面を削っていく。何、この線?

 

「は、はぁ..........ちなみにこの線を越えるとどうなるんですか?」

 

「朱乃の雷光が、飛んでくる。越えないことを、薦める」

 

「! ニコリ、お任せ下さい、奉先様♪ ち・な・み・に、【全力】で撃ってよろしいんですわよね?」

 

「コクン、死ななければ、治せる」

 

「わかりました♪ っということで、イッセーくん。覚悟なさいね♪」

 

「イエス、マム!絶対に越えません!!」

 

死線じゃん!? 文字通りの死線だよ、この線!! しかも朱乃さんのあの顔、マジでヤる気だ!!!

 

壊す朱乃さんに治す呂布さん、なんて恐ろしい共同作業なんだ!!!

 

 

「あの、呂布様。準備出来ました////////////////」

 

「ん。アザゼル、始めてくれ」

 

「あいよ」カチッ

 

 

♪~~~~♪~~~~♪~~~~♪~~~~♪

 

 

アザゼル先生がラジカセのスイッチを押すと、何だかアラビアンな音楽が流れだす。

 

そして紅白幕が下りると中からは出てきたのは........踊り子のような衣装を着た部長が魅惑的なダンスを踊りながらだった!!!

 

 

「「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」」

 

 

俺と匙が思わず叫び、前のめりになりながら食い入るように目を開く!

 

「見るな、元!!」

 

ブスッブスッ!!

 

「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!目が、目が~~~~~!!」

 

「スゴいじゃん、由良!今の『指銃』でしょ?いつの間に出来るようになったの?」

 

「ついこの間よ」

 

だが、匙はすぐさま由良の『指銃』で目を潰されて、のたうち回っている。危ない危ない、俺もついこの線を越えるところだった! 気をつけないと!!

 

安心しろ、匙!お前の分まで俺が脳内保存するからよ!! 取り出し不可能だけどなっ!!!

 

それにしても、なんて素晴らしい光景なんだ! エロチックな曲に合わせて揺れる部長の乳!! 俺の性欲を掻き立てるかのような腰、そして尻の動き!!

 

この光景の前では、もはや視覚以外の感覚は不要!全神経を視覚に集中させ、脳に刻み込まなければ!!!

 

 

「.........................」

 

 

俺が部長に夢中になっている間、何故か呂布さんは俺をジッと見つめていた。そして俺は気づいていなかった。

 

 

自分の身体から赤いオーラが迸っていることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪~~~~♪~~~~

 

 

そうして音楽が止むと部長も踊りを止め、甘美な時間が終わりを告げる。

 

はあ~~~~~、なんて素敵な光景だったのだろう。脳内に保存された映像をDVDに移して再生できないのが残念だ。

 

「呂布の言っていた通りだったな」

 

「ええ、そうみたいね」

 

「え?どういうことですか?」

 

そういえば、呂布さんが何か確かめるって言ってたな。アレって俺と部長の覚悟のことじゃなかったんだ。それに部長の協力も必要だって言ってたけど?

 

「イッセーは気づいてなかったみたいだが、お前がリアスに夢中な間ずっと赤いオーラが出てたんだぞ?」

 

「え!? そうなんですか!?」

 

「アザゼル先生の言う通りだよ、一誠君。端から見ていた僕たちでも気づいたからね」

 

「ええ、さっきとは明らかに出ている量が違っていました」

 

「マジかよ、木場!? それに会長まで。全然気づかなかった」

 

「ま、それだけ『集中』、つまりは『精神統一』されてたってことだ。これでイッセーが『龍闘気』を使うための『鍵』がわかったな」

 

「コクン、一誠」

 

呂布さんが俺を呼ぶとスタスタと俺の前に来る。今度は何だろう?

 

 

ドスッッッ!!!

 

「ガハッッッッ!?」

 

いきなり呂布さんが俺の身体、ちょうど心臓がある箇所に人差し指を突き立てる!

 

あまりにも突然の出来事のため全く反応できず、俺は呼吸が止まってしまった!!

 

 

スッ

 

「ッッッッッ、ゲホッゲホッ! い、いったい、何を!?」

 

「『肉体』と『精神体』を、少し弄った」

 

呂布さんの指が抜けると、ようやく呼吸が出来るようになった。俺の、何を弄ったって?

 

俺が呂布さんのやったことが何なのか考えていると、代わりにアザゼル先生が聞いてくれる。

 

「イッセーの『肉体』と『精神体』を?何のためにそんなことを?」

 

「一誠を、エロくするため」

 

 

「「「「「................」」」」」

 

 

え?俺をエロく?どういうこと?

ますます意味が分からなくなった、皆も呂布さんの言ったことが理解出来ていないのか首を傾げている。

 

 

「あの~~~~~師匠、ちょっといいですか?」

 

「何だ、匙」

 

「わざわざ手を加えなくても、兵藤は既に手がつけられない程に十分エロいと思うんですが?」

 

「「「「「「うんうん」」」」」」

 

いつの間にか復活していた匙の言葉にグレモリー&シトリー、そして元教会コンビが頷く。いや、確かにそうなんだけどね?そこまで意気ピッタリになることなくない?

 

あと匙!お前にだけは言われたくねーぞ!!

 

でも匙の言う通り、俺はエロに関しては人一倍探求心が強い。それこそ同年代では右に出る者はいないと思えるくらいに。

 

そんな俺でもまだ足りないと言うのだろうか?

 

 

「フルフル、正確には、一誠が常に、リアスのことを考え、興奮している状態にする」

 

「部長のことを?」

 

「コクン、一誠は、さっきのリアスを見て、どう思った」

 

「最高でした!!!」

 

「もう! イッセーのバカ!!/////////////////////」

 

呂布さんの言っていることはよく分からないけど、さっきの部長は最高だった! これだけは間違いなく胸を張って言える!

 

あと部長、今のはものスゴく可愛かったです!! ありがとうございます!!!

 

「ん、戦闘中でも、さっきみたいな、リアスの姿を、全力で思い浮かべれば、『龍闘気』を引き出せるくらい.、集中力』が高まる」

 

あ、なんとな~~く呂布さんが言いたいことが分かってきたぞ。つまり部長のエロい姿を想像することで俺が興奮する。

それが『龍闘気』を引き出すくらいの集中力を生み出すってわけか。

 

 

「なるほどな。イッセーの『スケベ心』、即ち『煩悩』がそのまま『龍闘気』という形で『イッセーの力』になるってことか。まさに『エロの塊』であるイッセーならではのやり方だな」

 

「ん、だからリアスには、これから毎日、色んな方法で、一誠を誘惑してもらう。他の女のことを、考えられないくらいに」

 

「つまり、『イッセーの煩悩の矛先を私だけに向ける』ということですか?」

 

「コクン、他の女のことを考えるから、煩悩が『集中』出来ていない。今みたいに、リアスにだけ『集中』させれば、『龍闘気』を、引き出せる」

 

「............わかりました。イッセーに私以外の女性のことを考えられないくらい、メロメロに誘惑します!!!」

 

な!? 部長が毎日おれを!? それに色んな方法って、さっきみたいな感じで部長が迫ってくるの!?

 

それって最高じゃないか! 合法的に、本人合意の下で部長のエロい姿を間近で味わえるってことだろ!!ドュヘヘヘヘヘ

 

 

 

だが最高だと思ったのも束の間、呂布さんは俺を物理的に地獄へ叩き落としてくる。

 

 

 

「そして一誠は、リアスの誘惑に、ひたすら耐えつつ、煩悩を高める」

 

「え? あの、それってどういうことですか?」

 

誘惑に耐えるのは分かるけど、『煩悩を高める』っていったい?

 

「さっきの一撃で、一誠は『煩悩』、つまりは『性欲』を、解消出来なくなった」

 

「..........え? 『性欲』を解消出来なくなったって、つまり.........」

 

 

「.......イッセーはどれだけ頑張ってもイクことが出来なくなったってことだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」

 

 

イクことが出来なくなったって.、つまり溜まった性欲を処理することが出来ないってこと!?

 

『エロの化身』とも言える俺が性欲を処理出来ないって、そんな!!!

 

ハッ! でもこれって。

 

 

部長が誘惑してくる

俺はひたすら耐える

俺の煩悩は高まるが処理出来ない

また部長が誘惑してくる

 

 

これの繰り返しってことだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「地獄じゃねえかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

だってそうだろ!? いくら煩悩が高まっても、それを処理出来ないんだから!

言ってみれば、いくら走ってもゴールへ到達することがないデスレースみたいなモンだ!!

 

こんな、こんな生き地獄があっていいものなのか!?

 

 

「なんて恐ろしい修行を課すんだ、呂布奉先! 年頃の男子にとっては毎日のようにやっているであろう自家発電を禁止するとは!!

辛いとか、苦しいなんてレベルじゃねえ!! しかもそれをエロの権化たるイッセーに課すなんて、これぞまさに『生の地獄』ならぬ『性の地獄』!!!」

 

「師匠、あの兵藤にそんな枷を付けるなんて。流石は『世界最強』、恐ろしい人だ」

 

「あの、祐斗先輩。ボク、そういうのは詳しくないんですけど、やっぱり辛いんでしょうか?」

 

「ハハハ、ノーコメントで」

 

そりゃあ、女装ヴァンパイアや相手に困らないイケメンには分からないだろうさ。

 

そして俺が正真正銘の絶望に打ちひしがれていると、部長が俺の手を握ってくる。

 

「イッセー。私も恥ずかしいけど、一緒に頑張りましょう! 絶対に強くなるのよ、二人で!!」

 

「部長ぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

そうだ! 部長だって恥ずかしい思いをしながら、頑張ってくれるんだ!! こんな俺なんかのために!!

 

それにさっき自分で言ったじゃないか、『部長と二人なら、どんな修行だって耐えられる』って! よーーーーーし!!!

 

「はい! 部長が一緒なら俺、頑張れます!! だから、俺に協力してください!!!」

 

「ええ! それでこそ私の『兵士』!! 私のイッセーだわ!!!」

 

俺と部長は互いに手を握りながら、見つめあって『二人で強くなろう』と誓い合う!! 部長が一緒なら不安に思うことなんて何も無い!!!

 

 

 

 

 

「ちなみに呂布、イッセーの状態はいつまで続けるんだ?」

 

「とりあえず、歴代赤龍帝の力を全て、使いこなせるようになるまで」

 

呂布さんは最後の最後で、きっちりトドメを刺してきた! 始める前から心が折れそうになる!!

 

気長にとか言ってる場合じゃねえ!! すぐにでも始めてもらえるよう先輩たちに頼まないと!!!

 

 

 

こうして俺の至福と絶望を同時に味わう、世にも奇妙な禁欲の修行が幕を開けた。

 

 






っということで、一誠の強化についてはこれで一段落とします。

なるべく直接的な表現は避けたつもりですが、それでも不快な思いをされた方にはお詫び申し上げます。

リアス自身が納得しており、かつ一誠の煩悩の矛先がリアス限定であれば『エロ』も問題ないだろうと判断しました。

それでは皆さん、次回で♪
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