深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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今年も残すところ、あと少し。皆さん、どんな一年でしたか?

私は仕事三昧でした・・・・・・・・・・




第百四話

 

 

 

 

木場と白音にそれぞれアドバイスや修行方法を教えた俺は、現在女装ヴァンパイアに助言を求められている。

 

 

 

アドバイスって言ってもね~~~。そもそもグレモリーの先生はそこにちゃんといるんだから、そっちに聞くべきじゃない?俺はソーナたちに修行をつけるのがメインなんだけど?

 

「うぅぅぅぅ、やっぱり、ダメ、でしょうか....................?」

 

だからその涙目と上目遣いを止めてよ、断れないじゃん。だいたいどこで覚えてきたの?そのあざとい手口。

 

まぁ、アドバイスくらいなら別にいいか。

 

 

「アドバイスというのは....................具体的に....................何についてだ」

 

「えっと、どうすればもっと強くなれますか? ボク、この間の試合ではすぐにやられちゃって...............」

 

あ~~~アレね~~~、アレは仕方ないんじゃない?いくら何でもニンニク使って無力化してくるなんて予想できないでしょ。

 

俺は原作読んで知ってたけど、ハッキリ言ってあんなのギャグの類いだよ?

 

しっかし、『どうすれば強くなれるのか』ねぇ。これまた抽象的な............................とりあえずここは、根本的なことを考えてみようかね。

 

 

「強くなる方法は二つ....................長所を伸ばすか.................短所を直すかだ」

 

「『長所を伸ばす』か『短所を直す』、ですか?」

 

「コクン、長所を伸ばすと................短所も出てくる。短所を直すと....................新しい長所が出てきたり....................元々ある長所の伸び代が増える。これを繰り返すことが....................強くなるということ」

 

「なるほど。ボクはどっちをやればいいでしょうか?」

 

「俺が見た限り................ギャスパーは................自分自身を....................守れていない。

それに....................神器に、頼りすぎている」

 

俺が自分なりの分析を話すと、ギャスパーは顎に指を当てながら考え込む。そして俺の分析に続くように、アザゼルも自分の考えを話す。

 

 

「確かにな。ギャスパー自身の防衛能力は低い。せっかく索敵・諜報活動に適した能力があるのに、ギャスパー自身が自分の身を守れないなら、単独行動はさせられない」

 

「でも、ギャスパーには神器があるわ。それを使って相手を停めてしまえば.................」

 

「だから、呂布は『神器に頼りすぎている』って言ってるんだ。『停止世界の邪眼』は強力だが、その分欠点も多い。

正直言って、不意討ちか初見の相手以外には通用しないと考えていた方が良い。ある程度の実力者なら、ネタさえ知っていれば対策出来るからな」

 

「...................そうね。実際、ソーナには簡単に対策されてしまったものね。一応、ギャスパーに護衛をつけるという方法もあるにはあるけど...................」

 

「ああ。ただでさえ人数の少ないグレモリーが、ソレをやるのは悪手だな。護衛をつけるならリアス一択だ。そうなると、眷属はそれぞれが自衛手段を持っている方が安定する」

 

「ええ、となると問題は自衛手段の確保ね」

 

「そうだ。じゃあ今度は『どうすればギャスパーは自分の身を守れるのか』だが.................」

 

 

アザゼルとリアス、そしてギャスパーは考えが行き詰まると俺の方をジッと見てくる.................あ、終わった?じゃあ話を続けても大丈夫だね。

 

 

「ヴァンパイアの能力を....................伸ばす」

 

「ヴァンパイアの能力、ですか? ヴァンパイアの能力と言ったら.................」

 

「霧になったり、影を操ったりする能力だな。後は噛んだ相手を操ったりなど血を介した能力があるが、主だったのはこの二つだ。なるほど、確かに自衛手段としては申し分ないな」

 

「でもボク、ヴァンパイアとしての能力は苦手で....................どうすればいいでしょうか?」

 

俺の考えを聞いたギャスパーがまたしても不安な表情を見せる。大丈夫大丈夫、ちょうどいい先生がちょうど良くいるからね♪

 

先生! 先生ーーーーーー!!

 

 

「ヴァレリー」

 

「はい、呂布さん♪」

 

「ヴァンパイアの能力を........................いくつか見せてやれ」

 

「は~~い♪ それじゃあギャスパー、よ~~く見ててね?」

 

「う、うん。お願い、ヴァレリー」

 

俺が頼むとヴァレリーは自身を霧にしたり、自分の影に入り別の影へ移動したり、周囲の影を操って盾や壁を作ったりなど様々な技を見せてくれた。

 

ギャスパーが必要としている技を見せるあたり、流石は幼なじみ。ギャスパーのことをよく理解している。

 

ヴァレリーの技をひととおり見たギャスパーやリアスたちは感心していた。

 

 

「っと、こんなところかな」

 

「す、スゴいよ、ヴァレリー!いつの間にこんなに強くなったの!?」

 

「ふふ~~ん♪私だって『蒼天の紅旗』の一員なんだよ?戦うのは得意じゃないけど、それでもみんなと一緒にちゃんと修行してるんだから♪」

 

「流石は『蒼天の紅旗』だ。こんな非戦闘員ですら、自衛手段をキッチリ覚えさせているとはな」

 

「そうね。そしてヴァレリーさんが見せてくれた技は、ギャスパーの身を守るものとしてはピッタリだわ♪」

 

ギャスパーが強くなれる道筋が見えたリアスは大喜びする、しかし当のギャスパー本人は何故か浮かない顔をしている。

 

 

「あの.................ボク、本当に強くなれるでしょうか?」

 

「..................ギャスパー次第だ。強くなった自分を....................イメージしろ」

 

「っ、強くなった自分。今よりも強い自分をイメージ.................はい! ヴァレリーだって強くなれたんですから、男の子のボクがこんな弱気じゃダメですよね!!」

 

「コクン、その意気だ..................ヴァレリー................ギャスパーに修行方法を................教えてやれ」

 

「は~~い♪ じゃあ、ギャスパー。向こうで一緒に特訓しよっか♪」

「うん♪ ありがとうございます、呂布さん! よろしくね、ヴァレリー!」

 

修行を教えるヴァレリー、そして教わるギャスパー。二人は嬉しそうに手を繋いで、俺たちから離れていく............................微笑ましい、これぞまさしく『仰げば尊し』!!

 

さて、ギャスパーにもアドバイスしたことだし、そろそろ匙と一誠を止めてシトリーの修行を見るとするか。

 

 

 

「奉先様、私にも何か助言をいただけませんか♪」

 

 

........................わかったよ。もうこの際だから、全員の面倒見るよ。

 

けど、こういうのは事前に言っておいてくれても良かったんじゃない?そしたらちゃんと時間取ったのに。

 

「...........リアスもアドバイスが................必要か?」

 

「は、はい。出来ればいただけると、ありがたいです/////////////////////」

 

俺が尋ねるとリアスは恥ずかしがりながらも、アドバイスを求める。顔を真っ赤にするあたり、多少は後ろめたさを感じているようだ。朱乃なんかウキウキしてるからね。

 

そうだな~~~。二人とも魔力の扱いに長けた、所謂『ウィザードタイプ』だから.................とりあえずソーナたちにやったように、魔力の流れをスムーズにすることから始めるかね。

 

俺は外から見えないように、土遁の術でドーム状の壁を作る。

 

 

「魔力の流れを整えるから................二人とも................上着を脱いでくれ。

アザゼルは....................向こうを向いていろ」

 

「はいはい」

 

「わかりました♪」

 

「え? う、上着をですか?」

 

「コクン、肌に直接触れないと................やりにくい........................ソーナたちにも....................やった」

 

「ほ、本当なの?ソーナ」

 

「ええ。確かに呂布殿に魔力の通りを良くしてもらいましたし、その際は上着を脱ぎましたよ」

 

「そう、ですか........................わかりました」

 

上着を脱げと言われて驚くリアスだが、理由を説明するとどうにか納得してくれた。

 

リアスはアザゼルが背を向けているのを確認すると上着を脱ごうとするが、何故か上どころか下まで脱いでいる朱乃がリアスを叱る。

 

 

「リアス、奉先様は学校にいるような下賎な男とは違うわ。私の旦那様(予定)を邪推するのは止めてちょうだい」

 

「そ、そんなこと言ってないじゃない! ただ、いきなり『上着を脱げ』と言われるとは思わなかったから戸惑っただけよ/////////////////////

あと何でアナタはもう脱ぎ終わってるのよ!いくらなんでも思い切りが良すぎない!?」

 

「うふふ♪旦那様(予定)の求めに応じるのは妻(予定)の務めですもの♪それで奉先様、下着はいかがいたしましょうか♪」

 

「いや、背中が見えていれば................十分だ....................あと............下まで脱ぐ................必要はない」

 

「あら、そうなんですか?残念ですわ。でもせっかくですから、このままでお願いいたします♪」

 

何が残念で、何がせっかくなの?朱乃ってば、こんなキャラだったっけ?

 

.................いや、原作でもだいたいこんな感じだったわ。

 

 

「やっばりスタイルいいなぁ~~、あの二人...................」

「天は何で私たちにここまで差をつけたんだろうね。悪魔なのに...................」

「姫島先輩、脱ぐのにまったく躊躇してなかったですよね...................」

「うん。『脱げ』の一言ですぐに脱いだもんね」

「呂布さんが望んだら、下着まで躊躇うことなく脱ぐ勢いだよ、アレ」

 

「タマモさん。いいんでしょうか、アレ................」

「ギリギリセーフだと思いますわ。もちろん裸で迫るようなら、すぐに止めますけど」

 

朱乃の堂々たるふるまいに驚いたり、ドン引きしたり、呆れたり、様々な反応を返すギャラリーたち。

 

戸惑うのも無理はない。ソーナたちも特に恥ずかしがっていたわけじゃないけど、朱乃のように嬉々として脱いではいなかったからね。

 

 

リアスが上着を脱ぐと俺は二人に背中を向けてもらい、手を添えて二人の魔力回路を調べる.......................うん。やっぱり使われていない魔力回路があったわ。

 

俺はソーナたち同様に魔力を流して二人の魔力の通りをスムーズにする。

 

「ふぁっ................ん! 身体が、熱い//////////////」

 

「あっ、んっ!ほ、奉先様ぁっ!き、気持ちいいっ、ですぅ、あんっ////////////////////////////」

 

リアスはともかく、朱乃は変な声出しすぎじゃない!? そんなに過剰に反応するようなことしてないでしょ!?

 

ほら見てみなよ、シトリー眷属の子たちを! みんな顔が真っ赤だよ!?

 

と、とにかくさっさと終わらせてしまおう! でないと俺まで変な気分になってくる!!

 

 

「...............終わったぞ。もう服を..............着ていい」

 

「はい................っ、確かにいつもよりも多く、しかもスムーズに魔力が練れています...................!」

 

「ハァ、ハァ、ハァ、奉先、さまぁ♪♪♪ /////////////////////」

 

リアスは上着を着るとすぐに魔力を練る。どうやら魔力回路をフルに使えるようになったことを実感しているようだ。

 

だから、朱乃さんや。そんな下着姿で目を潤ませながら頬を赤らめてないで服を着なさい、服を。風邪引くよ?

 

 

その後、何とか朱乃が服を着てくれたということで、ようやく下準備が終わった。さて、とりあえず朱乃の方から見るとするかね。

 

 

「朱乃、最強の一撃を....................俺に撃ってこい」

 

 

「「「「「っっっっっっ!!!!」」」」」

 

 

「ッ........................わかりました」

 

「ちょっと朱乃、本気なの!?アナタの最強技って言ったら、魔王様でも無事では済まない威力なのよ!ましてや今の状態なら、更に威力が上がっているはずよ!?」

 

「当然よ、リアス。奉先様が『撃て』と仰っているのだもの、悩む余地なんか無いわ。それに奉先様なら私の『全て』を受け止めてくれるわ」

 

「.................朱乃..............」

 

「リアス、朱乃の言う通りだ。俺たちの目の前にいるのは世界最強の男なんだぜ?下手な心配は『深紅の武人』の名を侮辱することになるぞ」

 

「アザゼル.................そうよね。呂布様は私たちの想像を遥かに超えた御方だものね」

 

アザゼルの説得により納得するリアス。朱乃の術に巻き込まれないようリアスとアザゼルは、ソーナたちと一緒に俺たちから離れて障壁を張った。

 

そして朱乃は更に練れるようになった大量の魔力を存分に生かし、上空に雷雲を作り出す。

 

 

アレは....................ソーナとのレーティングゲームでも使った、自然現象を利用した術か。強大な自然現象から生み出される力は、一個人から生み出す魔力とは桁違いの威力を誇る。

 

雲に十分な量の雷が蓄えられたのを確認すると、朱乃は俺を鋭い目で見据える。

 

 

「奉先様、参ります!!!」

 

 

 

≪神鳴≫!!!

 

 

 

ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッッ!!!!!

 

 

天から降る雷により周囲は光に包まれる!

その威力はかつてのレーティングゲームの時とは比べものにならないほどであった!!

 

そして実際に撃たれたことのあるソーナは、巨大な雷光によって発生した大量の煙に巻かれながらも、そのことを強く実感していた。

 

「ッッッッ、この威力、もしレーティングゲームでこの威力を出せていたのなら、いかに超純水の障壁でも防げなかったかもしれません...................」

 

「っ、何度見ても凄まじい雷光ね。まともに食らったら最上級悪魔でも一瞬で消滅しかねないわ」

 

「ああ、『最上級悪魔』ならな...................」

 

爆音と共に発生した光が収まると周囲は煙に包まれていた。そしてその煙が消えていくと.................五体満足どころか、キズ一つない呂布の姿があった。

 

 

 

ジジジジジジジジジジジジジジジジジジッッッッ!!!

 

 

いや、無傷どころか呂布の左手には耳をつんざくような甲高い音を撒き散らしている雷が迸っていた!

 

「なっ!? ま、まさか....................片手で受け止めたと言うの!?あの凄まじい『雷光』を!?」

 

「いえ、アレは受け止めたと言うよりも、『支配』や『掌握』と言った方が正しいでしょう...................!」

 

「おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!いくら何でもソレは無えだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

「ハハハハ................やっぱり初めてだと驚きますよね、『アレ』。ヴァルハラでもトール様の雷撃をあんな感じで吸収してますし」

 

「ウチの建御雷神様も同じ感じですわ。たぶん呂布殿には『雷』系統の技や術は軒並み通用しないんじゃないでしょうか?」

 

 

「奉先様................本当に、私の『全て』を受け止めてくださったのですね/////////////////////」

 

目の前のあり得ない光景を受け入れられないリアスたちと、何度も見た光景にいい加減慣れてきたタマモとロスヴァイセ。

 

だが朱乃だけは、防がれたことなど全く気にした様子もなく、自身の全力を自分の物としてくれた呂布に喜んでいた。

 

そして朱乃の雷光を吸収した当の本人は、ジッと掌を見つめている。

 

 

 

ふむふむ.................なるほどね~~~。自然現象の力を利用するって発想は悪くないけど、ただ相手に向かって放つのはもったいないな~~~。

 

同じような技は神様たちも使ってくるけど、アッチはあの手この手で工夫して撃ってくるからね。

 

ゼウスなら槍の形にして投げてくるし、トールや帝釈天なら自身の武器に纏わせる。

 

やっぱり、ここは朱乃にも『魔力の形態変化』を身につけさせた方が良いな。

 

 

「発想は、悪くない....................しかし魔力の練り込み方が....................甘いうえ、落雷・放電という形だから....................威力が放散している」

 

「威力が放散、ですか?」

 

「コクン、この量の魔力で....................雷光の形を変えられるようにしないと....................十分な威力が出ない」

 

俺は朱乃の問題点などを指摘するが、朱乃や他の皆はよくわかっていない様子。う~~~ん、何て説明したものか.................。

 

 

「つまりだ。100の魔力を使っているのに、実際に出ている威力は70ぐらいしか出てないってことだろ?」

 

「コクン、爆弾と同じ................大量の火薬をつかっても.................圧縮しなければ...........十分に爆発しない」

 

俺がどうやって理解してもらおうかを考えてると、アザゼルが上手い具合に訳してくれた。

 

良かった、研究者のアザゼルがいると説明が楽だ。俺の通訳になってくれないかな?

 

通訳か~~~、確かに欲しいなぁ。どこかにいないかなぁ?俺専用の通訳になってくれるような人が.................。

 

「魔力を圧縮、ですか? 具体的にはどのようにすればよいのでしょうか?」

 

おっと、いけないいけない、考えが脱線していた。俺は左手に集束されている雷光を使い、様々な形状に変化させる。

 

 

「例えば........................槍にして................武器として扱ったり」

 

クルクルクル、ブンッブゥンッッ、ブゥゥンッッッ!!!

 

「身体に纏って....................反応速度を高めたり................攻防一体の鎧にしたり」

 

ピシャァンッ!ヂヂヂヂヂヂヂヂヂッッッッ!!!

 

「ストリーマ(電磁フィールド)にして....................結界として使ったり」

 

ブゥゥゥゥゥゥン、ヂリヂリヂリヂリ........................!

 

「掌に集束して....................直接攻撃したり」

 

ジジジジジジジジジッッッッ、ドガァンッ!!!

 

「弓矢のように....................放ったり」

 

バシュゥゥンッッッ....................ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッッ!!!!!

 

 

「こんな感じに................用途に合わせて................最大放出量の雷光の...............形状を変化させる」

 

 

「「「「「.................................」」」」」

 

 

俺は最後に朱乃から吸収した雷光を弓矢のようにして、上空に放ち使いきった。しかし、みんなはシーーーンと静まり反応が全然返ってこない。

 

もしかして、分かりにくかったかな?自分では、けっこう分かりやすく説明したつもりなんだけど。

 

俺がこれ以上分かりやすくするには、どうすればいいか考えていると.................朱乃が目を輝かせながら、ガシッと俺の手を握ってくる!

 

 

「素晴らしいですわ、奉先様!私の『全て』を受け止めてくれたばかりか『御自分のモノ』にされてしまうなんて♪まるで身も心も支配されたみたいで........................朱乃、感無量です♪/////////////////////」

 

あ、そうなの?『身も心も支配される』って、すごく物騒に聞こえるんだけど。でも、とりあえず修行方法について説明するから手を離してね?

 

 

「朱乃がやるべきことは....................二つ................一つは『魔力の形態変化』を.............身につけること。

二つ目は...................『騎士』や『戦車』の能力を................引き出すこと」

 

「確かにな。朱乃は『僧侶』はともかく、他の駒の能力を引き出せてはいない。それでも戦えているのは、幼少のころからの修行と元々のポテンシャルが高いからだ」

 

「ええ。けど呂布様のように雷光を様々な形に変化させ、他の駒の特性を活用しながら戦うことが出来れば.................朱乃は攻防の要となるわ!」

 

「....................奉先様、私はどのような修行を行えばよろしいでしょうか」

 

今までの雰囲気から一転し、真剣な表情で尋ねてくる朱乃。どうやら『本気』で強くなりたいみたいだな。

 

 

「椿姫、『魔力の形態変化』の修行方法を....................教えてやれ。あと薙刀術や『騎士』としての戦い方も....................頼む」

 

椿姫は既に魔力の形態変化を習得してるし、神器だけではなく薙刀を使っての戦いを得意とした『騎士』寄りの『女王』だ。

 

魔力量や魔力攻撃こそ朱乃には及ばないが、総合的な実力と体術面では朱乃よりも上だろう。ちなみに朱乃は『僧侶』寄りの『女王』。

 

 

「っ、は、はい! 私は構いませんが....................その、よろしいでしょうか、会長?」

 

「構いません、呂布殿のご指示です。それに匙と同様、誰かに教えるのはアナタ自身のためにもなります。おやりなさい」

 

「っ、わかりました。姫島副部長、これからよろしくお願いします」

 

「『朱乃』で構いませんわ。こちらこそよろしくお願いいたしますわ、真羅副会長」

 

「こちらも『椿姫』で構いません。では、向こうで修行するとしましょう」

 

椿姫と朱乃は互いに挨拶すると俺たちから離れていった。『女王』として得意とする部分を互いに教え合えば二人は更に成長するだろう。

 

 

さて、最後にリアスだけど........................どうしようかね。

 

 

 







ようやくリアスの強化まで来ました。リアスについては、原作の技ではなくオリジナル要素を入れるつもりです。

それでは皆さん、次回で♪
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