深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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ようやく前編の最終話となりました。

なお、次話からは後編ではなく『幕間』を入れたいと思います。

ちょっと書きたい話もありますので........................




第百十七話

 

 

 

 

 

『ゲーーーーーーームセーーーーーーットッッッ!!!!

激闘を制したのはグレモリーチーム! 倍以上ある人数差がある中、誰一人撃破されることなく勝利したのは見事と言えるでしょう!!』

 

『本当ね~~~、みんな前回の試合とはまるで別人じゃない。特にあの赤龍帝くんの一撃は間違いなく、ゲームの勝敗を左右する力を秘めているわ。

それに他の眷属の子達もなかなかの粒揃いだし、これは将来が楽しみね♪』

 

 

ワァァァァァァァァァァッッッッ............................!

 

 

試合が終了し司会者と解説がリアスたちの戦いを讃えている。観客も二人の評価に興奮し大盛り上がりだ。

 

そりゃあ、前回の試合ではソーナたちに完敗。その後も失態を犯して何かと悪評続きだったヤツらが、これだけ活躍したんだ。盛り上がるのも当然だな。

 

それに大衆ってのは、こういう劇的な展開が大好物だ。

そういう意味じゃ、前回のソーナ以上の出来と言えるだろう。

 

そして観客が盛り上がる一方で、顔を青くしている大王派の貴族たち。

自分たちの裏工作が完全に裏目に出たってんだから、ざまぁねえな。

 

たぶんこの後にサーゼクスたちから厳しく追及されるだろうが、自業自得だ。『人を呪わば穴二つ』ってな♪

 

 

さ~~て、アホ貴族共についてはサーゼクスに任せるとして、問題は神々だな........................一応、確認しておくか。

 

「どうだよ、現赤龍帝の成長っぷりは? もう心配無いってことが分かったんじゃねえのか?」

 

「ふむ、確かに以前よりは格段に成長したことは認めよう。しかし、監視対象から外すとまでは言えんのう」

 

「あん? 何でだよ、『龍昇格』についてはその目で見ただろ。アレは『覇龍』のように暴走する危険が無い。

そんな力を発現させられたんだから、もういいじゃねえか」

 

俺がイッセーの監視を解くよう伝えるが、オーディンが難色を示す。

さらにオーディンだけではなく、他の神もイッセーの監視を解くことに反対してくる。

 

「ふん、心にも無いことを言いよって。妾たちの目を誤魔化せると思ったのか」

 

「天照の言う通りです。アザゼルの言う『龍昇格』、アレは『未完成』ですよね?」

 

「っ............................気づいていたのか?」

 

「当然じゃ、妾たちを舐めるでない。最後の戦闘で赤龍帝は『女王』ではなく、『僧侶』に『昇格』した。

あの状況で総合力に勝るアガレスの『女王』相手に自身が『女王』にならない理由が無い」

 

「つまり、赤龍帝は『龍昇格』で『女王』になることは出来ない....................違いますか?」

 

ちぃ、見抜いてやがったか。確かにコイツらの言う通り、イッセーはまだ『龍女王』になることは出来ない。

 

理由はイッセーが『龍昇格』が出来るようになって、日が浅いからだ。

 

『女王』は各駒の総括だ。その力をフルに発揮するには『騎士』『戦車』『僧侶』の駒の特性をそれぞれ引き出さなくてはならない。

『龍昇格』が『覇龍』に代わる新たな力と言っても、『悪魔の駒』に由来している以上、この仕様からは外れられない。

 

だが、イッセーはまだそれぞれの駒の力を完全に引き出せてるわけじゃない。

だから、『龍女王』になることが出来ないんだ。

 

 

「わかったじゃろう、未完成の技に評価の必要は無い。故に、赤龍帝は監視対象のままじゃ」

 

「『龍昇格』。確かに『覇龍』に代わる力かもしれませんが、未完成のままでは暴走の危険は拭えませんからね」

 

「そういうことじゃ。無論、次の試合で『龍女王』を確認できなければ............................わかっていような? 赤龍帝にも、そのことを確と伝えておけ」

 

神々はそう言い残すとVIPルームから出ていった。アホ貴族共は慌ただしく騒いでいるが、そんなことはどうでもいい。

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、やれやれ試合に勝ったは良いが、 まだまだ問題は山積みだなぁ。

 

ったく、何も勝利の余韻までぶち壊していくことは無えだろうに................................。

 

いつの間にかヴァーリもいなくなってるし....................仕方ねえ、とりあえず大王派の貴族共のことはサーゼクスに任せて、俺はリアスたちに会いにいくとするか。

 

 

 

俺はサーゼクスたちに一声掛けてから、リアスたちのいる控え室へと向かった。

 

 

 

 

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

 

 

試合を終えた俺たちは控え室へと戻り、簡単な反省会を行っていた。

 

今回の試合、勝つには勝てたし俺たちは誰一人撃破されることはなかった。部長の思惑通りに試合を進めることも出来たし、最後は『王』と塔のどちらも取ることが出来る状況だった。

 

これは部長が目標としていた『完全勝利』と言えるだろう。

 

 

しかし、それはシーグヴァイラさんやアリヴィアンさんを除くアガレスのメンバーが俺たちよりも格下だったからだ。

 

部長も今回の勝利は『敵が油断していて、序盤にペースを掴めたことが大きい』って言ってるしな。

 

それに格下相手に勝ったところで、俺たちの成長には繋がらない。大事なのはソーナ会長たちのような同格以上の相手にどう勝つか、だ。

 

 

コンコン............................

 

 

そんなこんなで俺たちが意見を交わしてると部屋のドアがノックされる。

 

朱乃さんが出ると部長の両親とミリキャス君がいた。

 

そして....................................

 

「よう、一誠! 凄い活躍だったじゃないか! 父さん、年甲斐もなく興奮してしまったよ!」

 

「と、父さん!? 何でここに!?」

 

部長のご両親の後ろから出てきたのは俺の父さんだった! 人間である父さんがどうやって冥界に来たんだ!?

 

「私が招待状を送り、お招きしたのさ。せっかくの息子さんの晴れ舞台、是非ご一緒にいかがですか?ってね」

 

「そ、そうだったんですね............................」

 

そうか、部長のお父さんが呼んだのか。しまったな、父さんが来てるんだったら、もっとカッコいいところを見せたかったな。

 

「レーティングゲームっていうのか? リアスさんのお父さんに教えられながら見ていたが、カッコ良かったぞ一誠! さすがは俺の息子だ、ハッハッハッハッ!!」

 

「う、うん。ありがとう、父さん............................あれ? 母さんは? 」

 

父さんが来ているのに母さんがいないのを見て、不思議に思った俺は父さんに尋ねた。

 

すると、父さんはさっきまでの陽気な雰囲気から一変して、いきなりバツの悪そうな顔をする。

 

「あ~~~~~、その、母さんは............................来てないんだ」

 

「え、そうなの? 何で?」

 

「....................................母さんはな、お前の戦っている姿。お前が誰かを殴ったり、誰かに殴られているところを見たくないんだよ」

 

「っ................................そう、なんだ」

 

「もちろんこれは試合で、一誠は喧嘩をしているわけじゃない。ボクシングとかの格闘技と同じで、仕方のないことだってことは父さんも母さんも理解している。

でもやっぱり息子が傷つく姿ってのは、親として見ていて気持ちの良いモンじゃないんだよ」

 

「うん............................何となくだけど、分かるよ」

 

そうか................................母さんは見てくれなかったのか。でもそれはしょうがない、母さんの気持ちも分かるからな。

 

 

俺は『冥界最高の兵士』になることが目標で、部長は『レーティングゲームのチャンピオンになること』が夢だ。

そして、俺はこれからも部長の『兵士』として戦い続ける............................誰かを殴り、誰かに殴られることになるだろう。

 

そしてそれはレーティングゲームの選手も納得している。皆それを覚悟の上で試合に出場しているんだ、だから俺も敵を倒すことに躊躇はしない。

 

けど、それはあくまで出場する選手の考えであって、その光景を見守る家族はまた別の話だ。

理解が出来ても、納得は出来ないこともあるだろう。

 

でも、これが俺の選んだ道。俺が『強い』と信じられる生き方なんだ。

 

俺自身が『強い』と胸を張って言える生き方をすることが、父さんや母さんから貰った物を返せる唯一の方法なんだと思う。

 

今はまだ納得してもらえないと思うけど、いつかは母さんだって認めてくれるはずだ。

 

 

「でもな............................」

 

「え?」

 

俺が『今はとにかく自分の出来る精一杯をやるしかない』と考えていると、父さんが真剣な表情で俺の目をジッと見つめる。

 

「子供が一生懸命に頑張っている姿をちゃんと見てやるのも親の務めだと思う。

だから、帰ったら母さんに今日の試合のことを話すつもりだ。

まだ試合は一つあるんだろう? その試合は必ず見るように母さんを説得するよ」

 

「父さん........................うん。俺、次の試合頑張るよ!」

 

母さんのことについては、父さんに任せよう。俺は俺で次の試合に向けて頑張らないとな!

 

俺の言葉に父さんが満足そうな顔をしていると、部長が前に出てきた。

 

「イッセーのお父様、申し訳ありません。イッセーが戦っているのは、私のためなのです。お二人にそのような思いをさせてしまった責任は私にあります。

ですのでどうか、イッセーを責めないであげてください」

 

「いやいや、リアスさんが謝る必要はありません。リアスさんのおかげで息子の人生には目標と張りが生まれ、充実したものになった。

以前の一誠はスケベばかりで、困ったものでしたからな。だからリアスさんには感謝しています。

それにこれは妻の気持ちの問題、貴方が気に病むことはありません」

 

俺のことについて心配させてしまったことを部長は謝るが、父さんは気にする必要はないと微笑みながら返す。

 

俺も部長には感謝こそすれ、悪く思ったことなど一度も無い。だから、部長に謝られてしまうと立つ瀬が無くなってしまう。

 

「っ............................ありがとうございます。そう言っていただけて光栄ですわ♪」

 

父さんの言葉で嬉しそうに笑う部長。やっぱり部長には笑顔が似合ってるぜ!

 

それから今回の試合について部長のご両親からお褒めの言葉をいただき、部長の家族は父さんと一緒に帰っていった。

 

 

 

そして部長のご両親たちと入れ替わる形で、今度はアザゼル先生がやって来た。

 

アザゼル先生の話によると、神様たちは俺の成長は認めてくれたが監視対象からは外せないとのことだった。

 

どうやら俺が『龍女王』に『昇格』することが出来ないことを見抜かれていたみたいだ。

 

未完成な技を評価することは出来ないって、厳しいなぁ....................................でもまぁ実際、神様たちの言う通りなんだよね。

 

そして、次の試合までに『龍女王』を発現出来ないと俺は『封印』されるとも言われたらしい。

 

次の試合はサイラオーグさんか。確か試合は修学旅行が終わって、冬休みに入る直前だったよな。

 

時間は無いけどやるしかない! 目下の目標は『龍昇格』の精度を上げて、『龍女王』を使えるようにすることだな!!

 

 

 

それぞれの課題も見えたことで反省会は一旦終了し、俺たちは部長の実家で一泊して人間界に戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合の翌日、人間界に戻ってきた俺たちはアザゼル先生と一緒にそのままシトリーの訓練場にやって来た。

 

 

ちょうど今回は会長たちの訓練場を使わせてもらう予定だったし、何よりシトリーや呂布さんには物凄く世話になったからな。俺たち全員、一番に報告しないと思ったわけだ。

 

ちなみに母さんへの試合の報告は父さんに任せた。父さんには昨日のうちにシトリーの訓練場に直接向かうことを伝えている。

それに今後のことを考えると、母さんのことは父さんに任せた方が良いだろう。

 

 

広い訓練場を探すとシトリーの皆と呂布さんたちがいた。どうやら今は休憩をしているみたいだ、ちょうど良かった。

 

「おかえりなさい、リアス。それにグレモリーの皆さんも。試合結果は既に聞いています。初勝利、おめでとうございます」

 

「ありがとう、ソーナ。これも訓練に付き合ってくれたソーナたちと私たちを鍛えてくれた呂布様のおかげよ。本当にありがとう」

 

「構いません。グレモリーの皆さんが強くなってくれるのは、私たちにとってもプラスになりますからね」

 

部長がお礼を言うと会長は『気にしなくていい』と返してくれる。

 

そうは言うけど、シトリーの皆には本当に感謝している。

 

模擬戦に付き合ってくれたこともそうだけど、個別訓練でもお世話になりっぱなしだ。

 

特に俺なんかは六式体術のことを教わってるから、ぶっちゃけシトリーの皆には頭が上がらない。

 

まぁ、そんなことを言ったら匙あたりが調子に乗るので言わないけど。

 

そして部長が会長だけではなく、シトリー眷属の皆にもお礼を言うと呂布さんに近づいていく。

 

 

「呂布様。貴方様のおかげで此度の試合、無事勝利することが出来ました。

まだまだ課題の残る内容ではありましたが、勝つことが出来たのは呂布様が私たちに助言をしてくれたおかげです。本当にありがとうございました」

 

「............................気にしなくていい................俺は『きっかけ』に過ぎない。

それに........................試合に勝てたのは....................リアスたちが頑張ったからだ」

 

部長が頭を下げながらお礼を言うが、呂布さんはいつもみたいに自分よりも俺たちを立ててくれる。

 

いつもなら尊敬して終わりだけど、それじゃあ俺たちの気が済まない。

 

俺は思わず呂布さんに近づいていき質問した!

 

 

「あ、あの! 俺たちの試合、見てくれましたか!?」

 

「コクン....................録画で....................見た」

 

「えっと.............その....................どう、でしたか?」

 

「?....................どう、というのは?」

 

マ、マズイ! つい勢いで尋ねたけど、何て言えばいいだろう!?

 

かくいう俺自身、呂布さんから何を言って欲しいのかよく分かってない! これじゃあ呂布さんだって返答に困るのは当たり前だ!!

 

そうして俺が何て言おうか頭を回転させてると、アザゼル先生が間に入ってくれた。

 

「あ~~~~、つまりだ。コイツらは呂布の言葉を聞きたいんだよ。お前さんにはずいぶん世話になったからな。

賛美でもダメ出しでも何でもいいから、何か言ってやってくれねえか?」

 

「............................何でもいいのか?」

 

「ああ、お前さんなりにグッとくる一言を頼むよ」

 

アザゼル先生の言葉で考え込む呂布さん。

 

そうだ、俺は....................俺たちはそれが聞きたかったんだ。

 

呂布さんの目から見て、今の俺たちはどう映っているのか。『世界最強』であるこの人なら、俺たちの強さを正確に図ってくれるはずだ。

 

今の俺たちの強さを知るには、呂布さんに聞くのが一番だからな!

 

俺たちグレモリーが固唾を飲んで待つ中、呂布さんはひとしきり考えた後、ゆっくり口を開いた。

 

「....................リアス、朱乃、一誠、木場、白音、ギャスパー」

 

「「「「「「............................................」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かつての自分は.............................超えられたか?」

 

 

「「「「「「ッッッッッッッ!!!!」」」」」」

 

 

『かつての自分』............................俺はその一言で、これまでの戦いを振り返っていた。

 

レイナーレ、ライザー・フェニックス、コカビエル、シトリー、ロキ、リゼヴィム。

 

何度、自分の無力さを呪っただろう。何度、力の無さを憎んだだろう。何度、力があればと悔やんだだろう。

 

俺だけじゃない。部長も他の皆も........................自分の未熟さや非力さに泣いた過去を持っている。

 

あの時....................もし今ほどの強さがあれば、もっと別の結果になっていたはずだ。

 

 

っ! そうか............................呂布さんは『これ』を教えたかったんだ。

 

どれだけ周りの人たちから褒められても自信はつかなかった。

試合に勝っても、格下相手じゃあ強くなった実感は湧かなかった。

 

でも、過去の自分と向き合うことで漸く今の自分の『強さ』を理解することが出来た!

 

呂布さんは『強くなることは、長所を伸ばし短所を克服することの繰り返しだ』と言っていた。

つまり『強さ』とは自分と向き合うことでしか生まれないってことだ。

 

なのに、俺たちは他人の評価ばかり気にしていた。自分のことをちゃんと見てなかった。

これじゃあ本当の意味で自信なんかつくはずがない!

 

失敗ばかりして、神様からも厳しく見られているうちにいつ間にか周りの評価を気にするばかりの臆病者になっていた。

 

 

誰かと競うのはいい、誰かを真似るのもいい、誰かを目標にするのもいい。

 

だけど、誰かと自分を比べることに意味はない。比べられる相手なんか無数にいるんだからな。

そんなことしたってキリがないし、また自信を失ってしまう。

 

呂布さんは俺の質問から、俺たちグレモリーが他人の評価に固執していることに気づいた。

 

だから、『比べるべきは他人ではなく過去の自分。過去の自分と向き合い、乗り越えられれば自信は自然とつく』と言ってくれたんだ。

 

それこそが本当の『強さ』と『自信』なんだ!!

 

 

「「「「「「はいっ!!!!」」」」」」

 

 

気がつくと俺たちは一斉に返事をしていた。特に示し合わせたわけじゃないのに、自然と声が重なっていた。

 

部長たちを見ると皆は自信に満ちた表情をしている。きっと皆も呂布さんの言葉の意味が分かったんだろう。

 

そして俺たちの返事に呂布さんは満足そうに笑ってくれた。

 

「そうか........................よく頑張ったな....................でもお前たちは........................まだ強くなれる........................強くなった................お前たちが見られる日を........................楽しみにしている」

 

呂布さんはそう言って、シトリーの皆を連れて訓練に戻っていった。

 

 

 

「「「「「「............................................」」」」」」

 

 

俺たちはその場からしばらく動けなかった。呂布さんの言葉が俺たちの中で熱を持ち、心地良い余韻となっていた。

 

あの『世界最強』と呼ばれる人が俺たちのことを............................失敗ばかりして迷惑を掛けている俺たちのことを『楽しみにしている』って、期待してくれてるんだ! これで燃えないわけがない!!

 

 

よぉぉぉぉぉぉぉっっし!!!! さっそく修行だ! レーティングゲームが終わったばかりだけど関係ねえ!! とにかく今はこの熱が冷めないうちに修行したい、そんな気分なんだ!!!

 

部長たちもどうやら同じ気持ちだったらしく、俺たちは今回の試合で見つけた反省点を元にすぐに修行を始めることにした!

 

 

でもその前に、目がハートになって未だ現実に戻って来れてない朱乃さんを元に戻さないと........................あとロスヴァイセさんとタマモさんも。

 

 

 

 

ちなみに後日行われた会長たちとアガレスとの試合だが、結果は会長たちの圧勝....................それはもうゲームの盛り上がりなど知ったことかと言わんばかりの圧倒的勝利だった。

 

ルールは『スクランブルフラッグ』と言って、フィールドにある旗をどれだけ取れるかというものだ。

 

会長たちはゲームが始まってすぐに速攻を仕掛けた。それにより、匙が『女王』であるアリヴィアンさんを真っ先に撃破。その後はアガレスチームの動きを完封。

 

それと平行して旗を巡と仁村ちゃんが全て回収。その上で眷属を順次倒していき、最後にシーグヴァイラさんを撃破した。

 

どうしてここまでのワンサイドゲームになったのか?

そんなの呂布さんをバカにしたことを知った会長たちがブチギレたからだよ!

 

特に会長の怒りが凄まじかった。あの普段は冷静沈着な会長がにこやかに笑いながら、静かに怒りの炎を燃やしていたのだ。

 

その迫力たるや、あの天真爛漫なセラフォルー様ですら試合が終わるまでは会長に近づけなかったほどだからな。

 

部長曰く、アレは会長がマジでキレた時のみ見せる笑顔らしい。いや、本っ当に恐かった。

 

 

..................................絶対に会長は怒らせないようにしよう。

 

 

 






これにて今章の前編は終わりです。

いや~~~~覚悟はしてましたが、やっぱり過去イチで長くなりましたねwww

前書きでも言いましたが、次話からは後編ではなく、いったん『幕間』を挟みたいと思います。

というのも後編が終わったら、物語が一気に最終章まで進みますので色んな諸々を片付けるタイミングがここしか無いんですよね。

主に朱乃の件を片付けるのと、あとはアーシアもそろそろ再登場させたいと思っています。

それでは皆さん、次回で♪
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