深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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2月なってから雪が本格的に降ってきました。

年々、降雪の時期が後ろにズレている気がします。これも温暖化の影響なんでしょうかね?

雪かきした後に仕事に行くのが辛い今日この頃ですが、皆さんも冬の寒さには気を付けて下さい!




第百十九話

 

 

 

 

俺の言葉に皆は『驚き、桃の木、山椒の木』といった感じで、口をポカーンと開けている。

 

 

 

うんうん、相変わらず感受性が豊かなようで結構結構♪

 

「おい、呂布。俺の聞き間違いか? 今、『リゼヴィムを倒す訓練をする』って言わなかったか?」

 

「........................そう言った」

 

「でも、呂布様! リゼヴィムにはあの『神器無効化』があります。いくらパワーアップしたイッセーでも神器由来の力は効かないはずです!!」

 

「それについては........................後で説明する。

先に匙の悩みを........................解消する」

 

俺が匙の相談事を優先すると皆は物欲しそうな顔で残念がっている。

そんなに慌てなくても、ちゃんと教えるから待ってなさい。

 

ヴァーリもそんな目をギンギラギンにギラつかせない! 少し落ち着きなさい、ステイ!

 

 

「................匙................神器を................見せてみろ」

 

「あ、はい!」

 

俺が呼ぶと匙は緊張しながら『黒龍王の手甲』を見せてくれる。

そんなに緊張しなくてもいいのに....................俺ってば、やっぱり恐がられてるのかね?グスン

 

俺はエイトセンシズで神器と匙の魂のシンクロ具合を確認する。

 

 

....................................うん、これなら問題無さそうだね。短期間によくここまで仕上げたもんだよ。

 

あとついでにソーナたちの進捗具合も確認しておこうか。

 

「....................ソーナ................修行は................どこまで進んでいる」

 

「は、はい。全員、六式体術は一通り習得しました。チャクラコントロールについては『形態変化』は出来ています。『滝登り』は走りながらではありますが、クリアしました」

 

へぇ~~~『滝登り』は出来たんだ。本来なら歩いてクリアするものだけど、走りながらでもクリア出来たのか。

 

イリナとゼノヴィアの顔を見ると二人とも頷いているあたり、とりあえずは及第だね。

 

これなら最後の修行に入っても良さそうだ。いや~~~、やっぱり若い子ってのはよく伸びるもんだ。

 

 

「ん....................ではシトリーは....................修行の最終段階に入る」

 

「「「「「!!!!!」」」」」

 

俺が修行の最終項目に入ることを伝えるとシトリーの皆に緊張が走る。

 

「っ....................とうとうここまで来ましたか。呂布殿、最後の修行はどのようなものでしょうか?」

 

「最後は....................『覇気』の習得」

 

「ほう、ついに覇気を覚えさせるのか」

 

「知ってんのか、ヴァーリ」

 

「ああ、『蒼天の紅旗』の基礎カリキュラムの中で最も習得が難しいとされている項目だ。

事実、俺も会得するのには苦労したからな」

 

「うんうん。六式やチャクラについては問題なく習得出来ても、『覇気』で躓く人が多いんだよね」

 

「ああ。実際、私たちも習得にはかなり時間が掛かったからな」

 

そう、『覇気』については『蒼天の紅旗』のメンバーでも覚えるのに苦労している。

 

まぁ、無理もないか。『覇気』は感覚の延長、普段は目覚めていない感覚を目覚めさせないといけないからね。

 

特に『見聞色』なんかは【第六感 シックスセンス】みたいなものだし。

 

それでも今回は『覇王色』を覚えない分、少しは楽だと思うよ?

 

 

「うわぁ、あの『蒼天の紅旗』の人たちですら苦労しているのかぁ....................」

「うん。大丈夫かなぁ、私たち........................」

「しかも今までやって来た修行に『プラスして』、ですよね?」

「私、ちょっと自信無いかも........................」

 

「皆、元気出して! これが終われば呂布さんに『内功』を教えてもらえるんだよ!!」

 

「「「「っっっっっっっっ!!!!」」」」

 

『覇気』の習得に自信を無くしそうになっている皆を巡が励ます。

 

あ、その約束覚えてたのね。俺としては『覇気』を習得しても修行自体は終わりじゃなく、今度は教えたことを使いこなす修行をするつもりだったんだけど........................。

 

「『内功』................そうよ! 私たちにはまだ覚えなくてはならないことがあったんだったわ!!」

「『内功』を覚えれば........................」

「美味しい物をたくさん食べられる!」

「体重計に乗る時の恐怖からも解放される!」

 

「そうだよ! スタイル維持のため、己の欲望を自制する日々とオサラバするためにも....................もう一踏ん張りするわよ、皆!!」

 

「「「「おおおおおおおおおおお!!!!」」」」

 

ダメだ、みんな『内功』を覚えるために意地でも『覇気』を習得することしか頭に無い。

 

こりゃあ、『覇気』を覚えたら先に『内功』を教えないと暴動を起こしかねないぞ!?

 

はぁ~~~、『覇気』を覚えたら今まで教えたことを使いこなす修行をするつもりだったんだけどな....................予定が変わっちゃったよ。

 

しっかし、物凄いやる気だ。年頃の女子というのは己の欲望のためにここまで燃え上がることが出来るものなのか....................................。

 

 

「あの~~~師匠? つまり覇気ってヤツを会得出来れば、ヴリトラの四つの能力を同時に使うことが出来るってことですか?」

 

俺がシトリー女子の熱気にドン引きしてたら、匙がおずおずと尋ねてきた。

 

おっと、そうだった。ゴメンゴメン、ちょっと脱線しちゃったね。

 

「いや....................匙は『覇気』に加えて....................別の修行も................行ってもらう」

 

「そうなんですか? でも、どんな修行をすればいいんでしょうか?」

 

「....................ヴリトラの力を................『悪魔の駒』で................制御する修行だ」

 

「っ、それってまさか....................『龍駒昇格』ですか!?」

 

「いいいい!? 『龍駒昇格』って俺だけの専用技じゃなかったんですか!?」

 

俺の言葉に皆は驚き、一誠は残念そうな声を上げる。自分だけの技だったはずなのに、別の誰かが使えるようになるのが嫌なんだろうか。

 

やっぱり男の子だから『自分だけの◯◯』というのに憧れてるのかね?

 

でも、大丈夫。匙がやるのは『龍駒昇格』じゃないから、そう心配しなさんなって♪

 

 

「似ているが....................違う................匙の場合は................ヴリトラの力と................自分のチャクラを混ぜて................『悪魔の駒』で制御する................『龍王昇格 ヴリトラプロモーション』とでも呼ぶか」

 

やり方としては『仙術チャクラ』に近い。ヴリトラと匙のチャクラをバランス良く混ぜて、『悪魔の駒』の『昇格』で指向性を持たせるって感じだ。

 

『龍駒昇格』はドライグの力を全開で引き出すため、パワーに優れている。

 

一方『龍王昇格』はヴリトラと匙の力を混ぜるため、パワーこそ『龍駒昇格』に劣るかもしれない。

 

しかし、その分様々なことに応用できる上質なエネルギーを生み出すことが出来るため、色んなことに応用がきく。

 

だからこれが出来るようになれば、四つの能力を同時に使うことが出来るはずだ。

 

 

「そして................『龍王昇格』を出来るようになれば....................匙は魔王クラスになれる」

 

「「「「ッッッッッッッッッ!!!!」」」」

 

「....................前にも言っていたよな、ソレ。確かに龍王の力を完全に引き出せれば、魔王クラスにはなるだろう。

だが、『龍闘気』を扱うには『悪魔の駒』が『変異の駒』になっている必要があるはずだ。そこんところはどうするつもりだよ」

 

俺が匙が魔王クラスになれることを伝えると皆は驚愕する。

しかし、アザゼルは理解をしながらもどこか納得がいかない様子だ。

 

さすがは研究者アザゼルくん、なかなか良いところに気づくね。

 

けど匙については、ここまで最終目標である『龍王昇格』に焦点を当てて鍛えてきたからね。たぶん何とかなるよ。

 

「........................匙の『悪魔の駒』は....................既に『変異の駒』に....................変わっている」

 

「え!? そうなんですか!? いつの間に........................」

 

「....................ヴリトラの神器が一つとなり................『黒龍王の手甲』に....................生まれ変わったとき」

 

「神器が一つになった時って、あんな最初にですか!?」

 

匙は自身の『悪魔の駒』が『変異の駒』に変わっていることに驚くが、別にそこまで驚くことでもないと思うんだけどな~~~。

 

だって、神滅具である『赤龍帝の籠手』と同格以上のスペックがあるんだよ?

どう考えたって、『兵士』の駒四つじゃ足りないでしょ。

 

まぁ、俺も匙の『悪魔の駒』が『変異の駒』に変わったことに気づいたのはその時なんだけどね。

 

「マジかよ....................だが『龍闘気』を『昇格』でコントロールするには『兵士』の駒なら八つ必要なはずだ。

匙の駒は四つ、イッセーの半分だ。それでも足りねえんじゃねえのか?」

 

またまた良い質問だね、アザゼルくん。でも無問題♪ 俺はそのことも加味して、『匙は魔王クラスになる』って言ったんだからね。

 

「....................一誠の『赤龍帝の籠手』と違い....................『黒龍王の手甲』は....................匙の魂に合うように................調整しているから....................駒四つで足りる」

 

「調整って................そんなモン、いつやったんだよ?」

 

「................四つの神器を................一つにした時に................調整した」

 

「し、師匠、最初っからそこまで考えてたんですか!?」

 

「っ、だから呂布殿は『匙が魔王クラスになる』と仰っていたのですね!!!」

 

「え!? じゃあ呂布様は最初からここまでのことを想定して、匙くんを鍛えていたってこと!?」

 

そりゃあ邪龍モドキの龍王が宿ってんだよ? 一応、指導者としてはそのあたりの安全も考えないといけないでしょ。

 

一誠だって、ドライグの力をコントロール出来なかったせいで寿命減らしちゃったんだからさ。

 

 

「だ、だが、ヴリトラの力を本当に引き出せるのか?

いや、そもそもヴリトラの力に匙の体は耐えられんのか!?」

 

むむ! アザゼルもなかなかしぶといなぁ。ちゃ~~んとそこんところも考えてるから大丈夫だって。

 

「................一誠と違い匙は................『力』を引き出し安定させる................『心』の修行を................ずっと積んでいる」

 

「っ、それってもしかして....................『燃』のことですか?」

 

「コクン................力に耐えられる身体は................『六式体術』で作ってきた....................安定して引き出した力の制御は................チャクラコントロールで教えた。

今までやってきた基礎により.......................『龍王昇格』の会得に必要な土台は....................既に出来ている」

 

それにさっき調べたら、ヴリトラの『龍闘気』を引き出せるくらい『黒龍王の手甲』とのシンクロ率があったからね。

 

 

「「「「「................................................」」」」」

 

 

あれ? 何でみんな黙っちゃったの? もしかして俺の説明、わかりづらかった?

 

う~~~ん、結構わかりやすく説明したつもりなんだけどな~~~~。

 

これ以上わかりやすくするってなると............................

 

 

ガバッッッッ!!!

 

俺がどう説明するか考えてると朱乃、ロセ、タマモの三人が三方向から抱きついてきた!

 

「素敵ですわ、奉先様! ここまで先を見越しておられるなんて♪」

 

「朱乃さんの言う通りです! これほどの先見の明はオーディン様にもありません //////////////」

 

「まったくですわ! これぞまさしく『英雄』の知謀というもの!!」

 

 

ギュウウウウウウウッッッッッ!!!!

 

 

あわわわわわわ!!! 両腕と後頭部に大きくて柔らかいものが、これでもかと押し付けられている!!!

 

と、とりあえず皆は一旦離れようか!? このままじゃ、身動きできないし!

あとロセ、しれっと自分のところの主神をディスるのは止めなさい!!

 

「はぁ~~~~~、もう言葉が無えよ。どんだけ先を見据えてやがんだ、コイツは........................」

 

「本当ね....................この思慮深さ、私も見習わないと!」

 

「ええ。ここまで私の眷属のことを考えてくれてるなんて........................本当に感謝しかありません」

 

「師匠、やっぱりスゲエ....................よぉぉぉぉぉし! 絶対に『龍王昇格』をモノにするぞ!! そのためには今まで師匠に教えられたこと全部出しきらないとな!!!」

 

ちょっと皆! 感心してないで助けてよ!! この三人どんどん抱き締める力が強くなってきて困ってるんだけど!!!

 

誰でも良いからヘルプミーーーーーーッッッッッッ!!!!

 

 

 

 

 

そんな俺の声が天に届いたのか、リビングのドアが開き天の使いが現れた。

 

 

「呂布さん。お荷物の整理、終わりました♪」

「しゅ~~りょ~~~」

 

リビングに入ってきたのは、アーシアとオーフィスだった!

 

どうやら上の部屋で荷物の整理をしていたが、終わったのでリビングに下りてきたらしい....................チャンス!

シュビッ!

 

全員の意識がアーシアとオーフィスに向いた一瞬の隙を突き、三人の拘束から解放された俺はアーシアに近づいていく。脱出成功♪

 

 

「アーシアさん!? いつ日本に来たの!?」

「何だ、アーシア。日本に来るなら、連絡ぐらいしてくれてもいいじゃないか」

 

「お久しぶりです、イリナさん、ゼノヴィアさん。日本に着いたのは先ほどです。

ごめんなさい、急に決まったことなのでご連絡出来ませんでした」

 

『バ、バカな!? 何故、コイツがここにいる!?』

「な、何だよ、ドライグ。急にどうしたんだよ?」

 

イリナとゼノヴィアはアーシアが来たことに驚きながらも嬉しそうにしている。

 

何やらドライグがオーフィスに反応してるが....................初対面の人もいることだし、先に自己紹介を済ませてしまおう。

 

 

「........................アーシア、オーフィス................これから世話になるんだ................皆に挨拶をしてくれないか」

 

「はい、呂布さん♪ 初めまして、皆さん。このたび『蒼天の紅旗』から参りました、アーシア・アルジェントと申します。

今日からこちらでお世話になります。色々とご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします♪」

 

「我、オーフィス。『無限の龍神 ウロボロスドラゴン』、よろしく」

 

「「「「ッッッッッッッッッッ!!!!」」」」

 

 

アーシアが天使のような、いや天使そのものと呼ぶべき笑顔で挨拶したことで場の雰囲気が一気に和やかになった。

 

皆もあまりの可愛らしさに声も出ないようだ。うんうん、わかるよその気持ち。まさに『The Angel』って感じだよね♪

 

いや~~~セラフ連中にも見せてやりたいね、この笑顔。そこらへんの天使よりよっぽど天使してるよ、ウチのアーシアは。

 

オーフィスもちゃんと挨拶出来て偉いな。たぶん、アーシアに挨拶の仕方を教えてもらったんだろう。

 

オーフィスも何だかんだで楽しんでいるようで何よりだ。

 

微笑ましい二人の挨拶にほんわかしてると、清らかな心を失ったロートルが声と体を震わせながら尋ねてきた。

 

 

「おい、呂布....................今コイツ、オーフィスって言ったよな。オーフィスって『無限の龍神』のオーフィスのことでいいんだよな?」

 

「........................コクン」

 

アザゼルよ、これで本日二度目の確認だぞ? 今、そういう風に自己紹介したじゃん。

いよいよ耳鼻科行った方が良いんじゃないの?

 

「ふ」

 

「?」

 

「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!」

 

俺がシトリーに良い病院を紹介してもらえないか考えてると、いきなりアザゼル山が大噴火した!

 

何々、どったのさ!? いきなり大声なんか出して近所迷惑でしょうが!

 

「何でこんなところにオーフィスがいるんだよ! 確かに『蒼天の紅旗』にいるってことは聞いていた! でも、さすがにこの日本に!この町に!『深紅の武人』と『無限の龍神』が一緒にいるのはマズイだろ!!

お前、この日本を滅ぼす気か!? 日本の神々が知ったら、全員漏れなく卒倒するぞ!!!」

 

止まらないアザゼルのマシンガントーク。

だって仕方ないじゃん。アーシアを連れていくのにオーフィスだけ一人留守番なんてさせられないでしょ? あんなにアーシアに懐いてるんだからさ。

 

それにそんなに心配しなくても大丈夫だって。アーシアや他の皆に手を出されない限りは大人しいから心配いらないよ。

 

「....................アーシアを連れてくるから................一緒に連れてきた」

 

「ん。我、アーシアと一緒」

 

「ふふふ♪ ありがとうございます、オーフィスさん。私もオーフィスさんと一緒にいられて嬉しいです♪」

 

オーフィスがアーシアの手を握ると嬉しそうに握り返すアーシア。

 

ほら見てみてよ、あの光景を。あんなに仲良しな二人を離ればなれにするだなんて出来ないでしょ。

 

そんな血も涙も無いことが出来るヤツがいたら、全力全開『仙術・雷天大装 須佐能乎』の一撃をお見舞いしてやる!

 

 

「いや、だからと言って日本に連れてくるのはマズ過ぎるだろ........................そもそも『蒼天の紅旗』や日本神群は何て言ってんだよ」

 

「....................曹操には................許可を取っている................天照には................曹操から................連絡がいっているはずだ」

 

実際、アーシアがいない今の『蒼天の紅旗』でオーフィスの面倒を見るのは大変だからね。

だったらアーシアの護衛として同行させた方がマシって判断なんだろう。

 

俺の説明にアザゼルが顔に手を当ててると一誠が気まずそうな顔で手を上げた。

 

 

「あの~~~、アザゼル先生。このオーフィスって子がそんなに危険なんですか?」

 

「............................ハァ、危険と言うよりソイツが本気で暴れたら誰も止められないっていうのが正しいな。それこそ止められるのは、呂布ぐらいだろう。

何せソイツは、神すらも恐れた最強のドラゴンだからな」

 

「ええええええええ!? そ、そんな強いんですか、このゴスロリっ子が............................」

 

「見た目に騙されるな、イッセー。ソイツに比べれば、お前やヴァーリに宿っている連中は赤子みたいなもんだぞ」

 

「えっ、そうなのか、ドライグ!?」

 

『ああ。俺も白いのも神や魔王より強いが、オーフィスは更にその上をいっている』

 

『一応、ドラゴンのランクでは『神龍』『龍神』に続いて我ら『天龍』があり、その下に『龍王』がいる。

しかし、我ら『天龍』と『龍神』との間には隔絶たる差があるのだ』

 

「ついでに言っておくとだ、兵藤一誠。『神龍』とはグレートレッドのことだ。それより上は存在しない........................呂布が現れるまではな」

 

「そ、そうだったのか....................じゃあ、一番強いのが呂布さんで、二番目がグレートレッドっていうドラゴン。三番目がこのオーフィスってことか?」

 

「ああ。ちなみに四番目からは大して差は無い、ハッキリ言って『ドングリの背比べ』だ。

今言った上位三名が他を圧倒するぐらい、ダントツの強さを誇っているからな」

 

まぁ、確かに四番目が誰かって言われたら難しいよなぁ。天龍は既にいないしね。

 

あ、でもそういえば『アイツ』がいたよな。たぶん、『アイツ』が四番目かな?

 

 

「ひぇぇぇぇぇぇぇ............................ん? あれ? ちょっと待てよ。一番が呂布さんで、二番目のグレートレッドってヤツは確か呂布さんの友達って話でしたよね。

それで三番目のオーフィスが呂布さんにくっついてるわけですから............................実質、呂布さんがトップ3までを独占してるってことじゃないんですか?」

 

「「「「「............................................」」」」」

 

「え? なに? 何で皆、そんな呆れたような目で見てくんの!?」

 

う~~~ん、そうは言うけどね~~~~。でも、二人に何かお願い事をするってそうそう無いと思うよ?

 

そりゃあ頼めば手伝ってくれると思うけど、俺としてはオーフィスには伸び伸びと暮らしてもらいたい。

それにグッさんをわざわざ次元の狭間から呼ぶのも悪いしね。

 

「お前........................今さら気づいたのか?」

 

「え、じゃあ皆とっくに知ってたんですか?」

 

「当たり前だろーーが! だから各勢力や神話群が呂布に対して最大限気を遣ってるんだろう!!

呂布を敵に回すとオーフィスとグレートレッドまで呼び寄せることになるんだぞ!?

この世界のトップ3との戦争? ふざけんな、どうあがいても勝てるはず無えだろ!!!」

 

「そうよ、イッセー。呂布様の一言で世界が動くと言っても過言ではないわ。

呂布様の言葉にはそれだけの重みがあるの。私たちもそのおかげで助かったんじゃない」

 

「まぁ、呂布殿が世界の敵になるなんてことは............................それこそ天と地が逆になるぐらい、『世界の法則』が崩れないとありえないとは思いますがね」

 

「ただそんなことすら分からないおバカさんが、呂布殿の怒りを買う可能性はあります」

 

「そうなった場合、そのバカの所属するトップはソイツを吊し上げてでも呂布の怒りを鎮めようとするだろうな」

 

「はい。ですので、ヴァルハラでもロキ様の命はもう諦めるつもりです。

その、完全に呂布様の逆鱗に触れてしまいましたので................................」

 

「........................................................」

(ヤベェェェェェェ!! そんなことは知らずに思いっきり舐め腐った態度取ってたぁぁぁぁぁ!!! どんだけ命知らずだったんだよ、昔の俺ぇ!!!!)

 

そんな人を危険指定生物みたいに警戒することないじゃん。別に手を出されない限りは俺だって怒ったりしないよ。

 

そりゃあ、ほんのちょ~~っと暴れたりしたら国ぐらいは跡形も無く消し飛んじゃうけど........................そこまで力を出すことなんて無いから恐がんないでよ、キズつくじゃん。

 

 

 

あ、でもロキについては次に会ったらソッコーで始末するから悪く思わないでね?

 

オーディンの爺ちゃんにもその旨ちゃんと伝えておいて♪

 

 

 






アーシアちゃん&オーフィスを無事再登場させられました!パチパチパチ

この二人はセットで登場させることが多いと思います。

何せ我らが『大天使アーシアちゃん』の母性は龍神様の心すら動かすでしょうからね(妄想)

それでは皆さん、次回で♪
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