リアスVSサイラオーグの試合は今話で終了、次話で余談というか....................いつもの勘違いエピソードを入れて一区切りとします。
フィールド中に広がっていた紅のオーラの波動が止むと、そこには........................アイツの主の髪と同じ色をした、真紅の鎧を纏う龍戦士の姿があった。
腕には本来の『赤龍帝の籠手』とは違う形状の籠手が装着されている。背中の翼は通常時よりも優雅さを増し、まるで重厚なマントのようだ。
胸には大きなV字型の装甲が取り付けられていて、身体の所々にマグマのように赤く光る線が走っている。
その上、溢れ出ている『真紅の龍闘気』は今まで見たどの『龍昇格』よりも力強かった。
っ、イッセー....................ついにやったんだなっ!!!
アレこそ間違いなく『龍女王』! イッセーはとうとう神々からの課題をクリアしたんだ!!
これでイッセーは封印されずに済む! っていうか、俺が絶対に神々を納得させる!!
「....................あの、アザゼル先生。これで良かったんでしょうか........................?」
「一誠は................息子は、大丈夫、でしょうか?」
俺が喜ぶ隣でイッセーの両親は不安気に尋ねてくる........................呂布には感謝しないとな。
呂布がこの二人を連れてきてくれなければ、イッセーはあのまま撃破されていた。
「ああ、心配はいらない。イッセーは....................もう、大丈夫だ」
俺が答えると二人は心の底から安堵したように笑い合う。イッセーのことが、よほど心配だったんだろう........................良い両親に恵まれたな、イッセー。
「あの、アザゼル総督........................このようなことは困るのですが........................」
俺がイッセーとイッセーの両親を微笑ましく思っていると、ゲームアナウンス役の悪魔が注意してくる。
おっと、忘れてたぜ。コイツが困惑するのも無理はない。
何せいきなり堕天使総督とただの人間が部屋を占拠したうえに、『声と映像をフィールドに届けろ』だもんな。
端から見れば、不審者かテロリストだ。
「いきなりやって来て悪かったな。それにこっちの無茶を聞いてくれて、ありがとよ。
安心しろ、何があっても責任は俺が取る。お前さんには迷惑は掛けねえよ」
「は、はあ............................?」
イッセーが『龍女王』に覚醒した、これで俺もようやく純粋に試合を楽しめるな。
さぁて............................『龍女王』の力、しっかりと見させてもらおうか♪
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『龍女王』に『龍昇格』したことで、俺の身体からは真紅に輝くオーラが溢れ出ている。
っ................................す、凄え、今までとは比べものにならないほどの『龍闘気』を感じる。
しかも今まで使っていた『龍闘気』は赤いオーラだったけど、今の俺から発せられている『龍闘気』はキラキラと真紅に輝いていて............................まるで部長の髪みたいだ。これが『龍女王』、ドライグ本来の力!!!
『いや、相棒はまだ「龍僧侶」の熟練度が「龍女王」になれるまでに達していない。
この姿は仮初の姿、神器が相棒の想いに応えただけだ。それ故に「不完全」で力が安定していない。このままだと禁手が解けてしまう』
ッ、マ、マジかよ!? 今ですら噴火しそうなくらいに身体の中に力を感じてるのに、まだ上があるってのか!?
しかし、この不完全な状態でもサイラオーグさんの力を感じ取ることは出来る。
さっきまでは掛け離れ過ぎてて分からなかったけど、この不完全版『龍女王』でも、サイラオーグさんと同じステージに立つことは出来たってことか。
ドライグ、そこを何とか食い繋いでくれ!!!
「どうやらお前も、更なる高みへと至ったようだな。その『きっかけ』があの二人................恐らく、お前の両親だろう。良き両親の下に生まれたみたいだな」
「ええ.....................世界で最っ高の両親です」
「フッ、その点については後で異論を挟ませてもらおう。だが、今はそんなことはどうでもいい。
俺はその力をも打ち倒し、我が夢の糧としよう!!!」
「っ、俺も.....................俺の野望と夢、そして約束のために、あなたを倒しますっ!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!
俺が『龍闘気』を最大まで高めると、それに呼応するかのようにサイラオーグさんもオーラを爆発的に高めるっ!!!!
俺たちのフルパワーにフィールド全体が揺れているっ!!!
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッッッッ!!!!
俺とサイラオーグさんは同時に突っ込み拳を繰り出す! 互いの拳がぶつかり合い、巨大な衝撃波と爆音が巻き起こる!! その威力と衝撃は最初に繰り出した一撃とは桁違いだっ!!!
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッッッッ!!!!!
そこからはさっきまでと同じ。互いに足を止め、殴り殴られるの繰り返し!
しかし、両者のラッシュの余波によって俺たちの周囲の地面は砕けながら隆起し、地形をどんどん変えていくっ!!!!
もはや俺たちのぶつかり合いだけで、フィールドを壊さんばかりだっ!!!
華麗な戦術の応酬ではなく、高度な魔力戦でもない........................ただの純粋で壮絶な殴り合い。
高い魔力がステータスの悪魔という種族らしからぬ、至近距離での子供の喧嘩のような打撃合戦。
だが、そんな幼稚な戦いがゲームフィールド全体を震撼させているっ!!!
痛え、痛え、痛え....................! 呂布さんやクロウさんの拳を知ってなかったら、意識が飛んでいた!!
だけどそのおかげで、こうして耐えられているっ!!!
さっきは一撃でやられちまったけど、この『龍女王』の状態ならこの人と戦える!!!
『いや相棒、さすがにもう限界だっ!! 禁手が解ける、次の一撃で決めろっ!!!』
サイラオーグさんとの殴り合いの最中、ドライグが警告してくる!
そんなっ!? 俺はまだまだ戦えるってのに........................ならこの一撃に、今までの俺の全てを込めるっ!!!!
ギュィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイインッッッッッッ!!!!
俺は『龍闘気』を全て右拳に集中させるっ!! 俺の拳は閃光のように真紅の輝きを放つ!!!
キィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイインッッッッッッ!!!!
しかしサイラオーグさんも俺と同じように、オーラを右拳に集中させたっ!!!
どうやらサイラオーグさんもこの一撃で決めるつもりのようだ............................上等っ!!!
「これで、終わりだああああああああああああああああああっっっっっっ!!!!」
「負けて、たまるかああああああああああああああああああっっっっっっっ!!!!」
ビーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!
「「ッッッッッッッッ!!!!!」」
『タイムアーーーーップ!!! 試合終了です。制限時間になっても両チームの「王」は健在。
また、駒も「王」と「兵士」の2名のみ。よってこの試合は........................【引き分け】となります!!!』
ハァ、ハァ、ハァ、引き、分け?........................勝て、なかった....................そんな................っ、くっそぉ!!! ゴメン、みんな....................!!
「....................兵藤一誠」
俺が心の中で朱乃さんたちに謝っていると、鎧が所々ボロボロになっているサイラオーグさんが呼び掛けてくる。
まぁ、ボロボロになっているのは俺も同じなんだけどな。
「お前の気持ちは分かる。俺も同じだからな、お前も俺もまだまだ戦える。
だが、ルールはルールだ。今日のところはここまでだ、この決着は............................プロになったら着けるとしよう」
「ッ、プロ............ですか?」
「ああ。リアスはレーティングゲームのプロになって、タイトルを取るのが夢なんだろう?
なら、お前たちとはいずれ相まみえることになるはずだ。最後の一撃は、その時までお互いに取っておこう」
サイラオーグさんはそう言うと、手を差し出してきた。これって............................
「俺は、今日という日を忘れない。兵藤一誠、お前という【生涯のライバル】に出会えたこの日をな」
サイラオーグさんが俺を....................部長やグレモリーの人たちに迷惑を掛け、悪魔そのものを危険に晒した俺のことを........................認めてくれた....................!?
「っ~~~~~~、はい! 俺、次は必ず、あなたを倒しますっ!!!」
「ふっ、そうだ。そうでなくては困る!! 次にお前と戦うまでには、俺も更に強くなりお前を倒す!!!」
俺はサイラオーグさんの手を固く握ると、サイラオーグさんも俺の手を強く握り返してくる!
『次は必ず勝つ』。そう互いの心に誓い合って................................。
こうして俺たちグレモリーは2勝1敗1分という結果で、若手悪魔によるレーティングゲームの全試合を終了することになった。
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リアスの試合が引き分けで終わったことを確認した俺は、イッセーの両親を連れてVIPルームへと戻ってきた。
VIPルームから見える観客席の客たちは未だ興奮が冷めやらぬ様子だ。
あれほどド派手に殴り合ってたんだからな、よっぽど二人の戦いに胸を熱くさせたんだろう。
VIPルームの貴族たちは何かガヤガヤと騒いでいるが、今はどうでもいい。
俺はイッセーの両親とともに天照たち神々がいる席へと向かった。
「ふん、ようやく帰ってきたか。途中で赤龍帝の両親が現れたのは、やはりお主の演出だったみたいじゃな。
ククク、悪魔の小僧1人のために随分と忙しないことだのう♪」
帰ってきて早々に天照が皮肉ってくる。イチイチ人をおちょくらなきゃ気が済まねえのか、この神は........................!
「まぁな。だが、そんなことは今はいいだろう。それよりもイッセーの....................赤龍帝の『凍結封印』の件については、どうなんだよ?」
俺が天照の挑発を軽く流して、本題に入ると天照たち神々は互いに顔を見合わせる。
そしてオーディンが軽く頷くと天照が溜め息を吐きながら、口を開いた。
「ハァ、そう急かさんでも、赤龍帝の処遇については妾たちの中で結論が出ておる」
「うむ。実はアザゼルが戻ってくるまでに、呂布のヤツが来てのう。少しアヤツと話し合ったんじゃ」
っ、呂布のヤツが!? イッセーの両親を俺に預けた後、姿が見えないと思ったら神々と話し合いに戻ってくるって........................何を考えてるんだ、アイツ?
「それで呂布が言うには、赤龍帝の『龍女王』は........................『不完全』な状態だそうです」
「つまり妾たちとしては、赤龍帝の戦いには『不満』が残ったということじゃ」
「ッッッッッッッッッ!!!!」
なっ、『龍女王』が『不完全』だとっ!? アレだけのパワーを発していたにも関わらず、まだ足りてないってことかよ!?
マズイ、この話の流れだと................................
「........................じゃが」
「ッッッッッッ!?」
「呂布は『あれだけ力が引き出せているなら、暴走の心配は無い』とも言っていました」
「また同じ監視役でもあったロスヴァイセとタマモも、呂布と同じ意見だそうじゃ」
「妾たちも監視役がそのように言っておるなら、間違いないという結論になった。よって赤龍帝の処分については、甚だ不本意ではあるが」
「....................................不問とする」
「っ~~~~~~~~!!!」
【不問】........................つまりイッセーが封印されることはなくなったってことだ!!!
ったく、あの野郎、散々手を煩わせやがって............................ホント、良かったぜ。やったな、イッセー........................!!!
「そうか................................ありがとよ」
「ふん、礼なら呂布に言え。アヤツが『危険』と一言でも言っておったなら、容赦なく封印しておったわ」
っ、そうか。呂布のヤツが............................またアイツに助けられちまったな。
天照たち神々は『もう話すことはない』と言わんばかりに、さっさと部屋から出ていった。
本当は色々と不平不満があるんだろうが、自分たちが選んだ監視役の言葉を覆すことは出来ないってことか。
サーゼクスたち魔王も、イッセーの封印の話が無くなって安堵している。
お前たちは呂布との話を聞いてたんだから、何となく予想は出来たんじゃねえのか?
俺が魔王たちのことをジト~~っと見てると、イッセーの両親が困惑しながら尋ねてくる。
「あ、あの................アザゼル先生。イッセーは、息子はどうなったのでしょうか?」
「ああ、イッセーはもう大丈夫だ。この試合が終わっても、今まで通りアンタたちと一緒に暮らしていけるよ」
俺が『もう心配はいらない』と伝えると二人は泣きながら抱き合って喜んだ。
そんな二人を見てると、こっちまで嬉しくなっちまう。
まったく............................世話の掛かる教え子だよ、ホント♪
俺は二人が落ち着くのを見計らって、イッセーたちがいる控え室へ向かった。
「意外じゃったのう、天照」
「........................どういう意味じゃ、オーディン」
「いやなに。おぬしが素直に退いたことが、じゃよ」
「ふん。妾は自分の部下のことを信じておるだけじゃ」
「ふ、さようか「それに、じゃ」?」
「おぬしたちだって知っておろう。『アレ』を完全に滅ぼすには............................」
「【『神器』が必要】だということを。ましてや『神滅具』であれば、尚更じゃ」
「っ........................確かにな。あれほど『赤龍帝の籠手』を使いこなせる者は、そうおらんからのう」
「では天照は、赤龍帝を『戦力』として認めたのですか?」
「まぁ........................『利用価値』はあるという程度にはな」
「ガーハッハッハッ! つまり、死ぬなら『アレ』と戦って死ね、ということか!!
おぬしも中々強かではないか、天照。ガーハッハッハッ♪」
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神様たちに『イッセーなら、もう大丈夫だと思うよ』的なことを言った俺は、ロセとタマモとレイヴェルを連れてリアスたちがいるであろう控え室にやって来た。
試合? もちろんちゃんと見てましたよ........................屋外のスクリーンで。
だって、しょうがないじゃん。イッセーの両親をVIPルームへ連れてったら、神様や魔王たちが何だか重苦しい空気を醸し出していたんだから。
どうやら俺がライザーを鍛えていることがバレて、神様たちがご立腹だったらしい。
そのことを知った俺は空かさずイッセーの両親をアザゼルに預けてUターン、そのままこっそりVIPルームを脱出した。
言っておくけど、決して逃げたわけじゃないよ? ただ........................ちょっと居心地が悪かっただけだ。
その後どこで試合を観ようか考えてたら、ちょうど外に屋台や出店があるのを見つけた。
しかもサッカーの試合を観るみたいに、屋外に特大のスクリーンもあったので、色々と買い込んでロセたちと一緒に屋外で観ることにした俺たち。
それから試合の中でイッセーが『龍女王』に至ったのを確認したので、VIPルームへと戻りイッセーの『龍女王』は不完全だけど暴走することは無いってことを伝えに行った。
そうして試合が終わったところで、イッセーたちに『封印』の話が無くなったことを教えるためにここに来た、というわけだ。
コンコン..........ガチャ
「はい、どちら様............っ、奉先様♪
来てくださったのですね////////////////// 」
「ん................中に............入っていいか?」
「もちろんですわ♪ ささっ、どうぞ中へ」
俺がノックをすると朱乃が出てきて、すぐに中へ迎え入れてくれる。
気持ちは嬉しいけど、一応リアスに伺いを立てた方が良いんじゃない?
まぁ、顔見知りだからそんなに気にしなくてもいいのか........................?
「失礼する/失礼します/失礼いたします/失礼しますわ」
「っ、呂布様! それにロスヴァイセさんにタマモさん、レイヴェルも........................ようこそいらしてくださいました」
「呂布殿。それにロスヴァイセさんたちも、お疲れ様です」
俺たちが中に入ると座っていたリアスとソーナ、そしてその眷属の子たちが迎えてくれる。
ただ、リアスも眷属の子達はそうでも無いけど........................イッセーだけは何故か塞ぎ込んでいた。
「リアス、眷属の皆....................お疲れ様................良い試合だった」
「ありがとうございます。これも呂布様が私たちに色々と教えてくださったおかげです」
「フルフル、強くなったのは....................リアスたちが努力したからだ....................それは誇って良いことだ」
「っ~~~~、そのように言っていただけて光栄です。けれど私たちは皆、呂布様のおかけで強くなれたと思っております。
ですので、私たちは心から呂布様に感謝しているのです」
う~~~ん、俺自身はそこまでリアスたちの面倒を見た自覚は無いんだよな~~~。
教えたことって言ったら、それこそ基本的なことぐらいだし。まぁ、リアスについては『グレモリーの力』に目覚めさせたけど............................。
でも、そのあたりのことを言い出したら話が終わらなさそうだし、そこそこで終わらせときましょう。
「そうか....................なら、ありがたく受け取っておく。イッセーも........................よく戦ったな」
「っ、ありがとうございます。でも俺........................勝ちたかったです! せっかく、朱乃さんたちがあそこまで頑張ってくれたっていうのに........................!!!」
ああ、それで凹んでたのね。まぁ、気持ちは分かるけど、今回は不完全ながらも『龍女王』になれたことを素直に喜んでおこうよ。
「そう落ち込むな....................今日出来なかったことは....................『次』出来るようになればいい」
「はい............................え? つ、『次』? それって、もしかして............................」
「コクン................イッセーの『凍結封印』の話は................無くなった。
それに伴い....................本日をもって俺たちは....................監視役ではなくなる」
「っ............................い、いぃぃぃぃぃぃぃぃやったあああああああああああああっっっっっっ!!!!!」
俺がイッセーが封印されなくなったことを伝えると、イッセーは一瞬驚きはしたものの、すぐに飛び上がって喜んだ。
「イッセー................ああ、夢じゃないのね。良かった................本当に、良かった....................」
「良かったね、一誠君。これで一緒にいられるね」
「おめでとうございます、イッセー先輩」
「やりましたね、イッセー先輩! お、おめでとうございます!!」
「良かったですね、兵藤くん」
「まぁ、俺たちがあんだけ協力したんですからね。これで封印なんかされようものなら、ブン殴ってましたよ」
「そんなこと言って~~~。匙先輩、目が赤いですよ?
素直に喜べばいいのに」
「ウ、ウッセーーー! 余計なお世話だっ!!」
「あ、ありがとう、皆。これも、皆のおかげだ....................俺、ホント、何て言ったらいいか................ホントに、ありがとう!!!」
リアスたちも涙目になりながら喜んでいると一誠も涙ながらにお礼を言っている。
もちろん一誠の無事を喜んでいるのはグレモリーだけじゃなく、シトリーの皆もだ。
うんうん、本当に良い子達だなぁ........................俺の前世のクラスメイトとは全然違うよ。
「あの、奉先様....................もしかして奉先様が「朱乃さん、シーーー」っ、失礼いたしましたわ!
そうですわよね........................奉先様はそのような御方ではありませんでしたわよね」
朱乃が何か尋ねてくるが、タマモが人差し指を口に当てて止める。
それを見た朱乃が今度は何かを悟ったみたいに引き下がる。
なになに? どうしたってのさ? そんな風に途中で切り上げられると気になるじゃん。
「? どうかしたのか?」
「ふふふ♪ いいえ、ただ....................私の旦那様は、本当に素敵な御方なんだなと思っただけですわ♪」
俺が気になって尋ねるも、朱乃は教えてくれず、ご機嫌な様子で俺の腕にくっついてくる。
相変わらず豊かな物が俺の腕を挟んで気持ちいいが、いい加減慣れてきた俺は朱乃の好きにさせた。
不完全版『龍女王』の見た目は【デジモン】の『アルフォースブイドラモン』をイメージしてます(頭部を除く)。
同じ『竜帝』と呼ばれ、ウェールズの伝説繋がりで『エグザモン』も候補に上がったんですが、原作を呼んだ時のイメージが『アルフォースブイドラモン』だったので、第一印象を優先しました....................色は真紅なんですけどね。
完全版『龍女王』の姿については....................まぁ、推して量るべし、て感じですwww
それでは皆さん、次回で♪
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