深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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そろそろソーナVSサイラオーグも終わりに近づいてきています。

ただ試合が終わっても今章は続きます。





第百四十九話

 

 

 

第七試合、私が転送されたのは闘技場のような場所でした。天井は覆われ周囲は壁に囲まれていますが、フィールド自体は広く足場も良い。

 

まるで駒王学園の体育館のようですね、『彼女』にとっては戦いやすいフィールドと言えましょう。

 

 

 

「なっ、ソーナ・シトリー!? あ、貴方が出てきたのですか!?」

 

「ええ、そうです。何かご不満でも?」

 

「い、いえ........................失礼しました。ただ、この状況で貴方が出てくるとは思わなかっただけです」

 

バアルチームは当然のことですが、『女王』のクイーシャさんが出てきましたね。

しかし、彼女は『王』である私が出てくるとは思わなかったようです。

 

まぁ、無理もありません。ここで私が負けたらバアルチームの逆転勝ち。彼女もそう考えているからこそ、戸惑っているのでしょう。

 

もっとも、それが私の狙いなのですけどね。ですが........................念のため、もう少し揺さぶっておきましょうか。

 

 

「そうですね。せっかくサイラオーグを弱らせても、ここで私が負けてしまってはゲームが終わってしまいますからね。

ですが、ご心配なく。私は..................必ず『貴方を倒します』」

 

「ッッッッッッッッ!!!!!」

 

『それでは第八試合、バアルチームの「女王」とシトリーチームの「王」の試合を始めます。

試合....................開始!!!』

 

 

審判の試合開始の宣言とともに、私はチャクラを練って大気中の水分を凝固!! 辺り一帯を霧で包み込む!!!!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「っ、こ、これはっ!?」

 

ソーナ・シトリーが作った濃霧により視界はほぼゼロとなる。そのため、お互いに相手の姿が見えない状況が生まれた。

 

周りが霧で見えない以上、下手に動くことは出来ない........................くっ、やってくれましたね!! これでは防御・回避に専念して時間を稼ぐことが出来ない!!!

 

 

でも....................これは私にとっても『好都合』。こちらが見えないなら、相手も私の姿が見えていないはず。

恐らく、視界がゼロになり慌てふためいている私を不意討ちで倒すつもりなのでしょう。

 

つまり、敵は必ずこちらに近づいてくるはず.................そこが狙い目!!!

 

動き回ることが出来ないこの状況なら、逆にカウンターに専念できる!!

相手が攻撃をしてこないなら、このまま時間を稼げばいい。

 

そして相手が攻撃してきたなら、『戦車』の防御力を最大にして敵の不意討ちに耐える!!

 

 

 

そうして肉を切らせて........................骨を断つ!!!

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

................................っと彼女は考えているんでしょうね。彼女は『女王』の特性を全て引き出すことが出来ますが、カウンターを得意としている。

 

そんな彼女が、カウンターにおあつらえ向きなこの状況で、カウンターを狙わないはずがない。

 

人というのは、追い込まれれば追い込まれるほど、自分が最も得意とする方法で切り抜けようとするものですからね。

 

現に彼女はその場に立ち尽くし、一歩も動いてはいない。

 

生憎ですが、目では見えなくても『見聞色の覇気』があるので、私には彼女がどこにいるか把握することが出来る。

 

 

彼女が動かないとのことであれば......................私も遠慮なく準備に取り掛かるとしましょう。

 

 

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

 

『第七試合、クイーシャ選手VSソーナ選手の戦いですが..................これまでの激しい戦いとは違い、静かな戦いとなっております』

 

『フィールドを霧が覆っている以上、双方下手には動けませんからね。

クイーシャ選手はカウンター、ソーナ選手は大火力の一撃で決めるつもりなのでしょう』

 

『つまり、勝負は一瞬で決着が着くということでしょうか?』

 

『ええ。ソーナ選手は大火力の一撃を決められるか、クイーシャ選手はその一撃をカウンター出来るか。

まさに一瞬の攻防が勝負の明暗を分けます』

 

 

ディハウザーの解説により観客たちも二人の見えない攻防を固唾を飲んで見守っている。

 

ちなみに当人たちは霧の影響で互いの姿が見えていないが、スクリーンの映像には特殊な加工が施されている。

 

そのため、俺たち観客には二人の姿がバッチリ見えている。

 

 

カウンター使いを相手にする場合は、主に二通りの戦い方がある。

 

一つはセーブした攻撃を続けて、徐々に敵を削っていく方法。

もう一つはカウンターが出来ないほどの大火力で一気に倒す方法だ。

 

真羅椿姫がやったのが前者だが、その方法では通じなかった。

だから、後者のやり方をもって打ち崩すべきだとソーナ・シトリーは考えたんだろう。

 

一度通用しなかった方法を二度試すようなことはせず、すぐに別の方法に切り替える。

やはり、ソーナ・シトリーは慎重な性格のようだな。

 

 

「うぅ~~~~~、ソーナちゃん。頑張ってぇ~~~~~」

 

この緊迫した空気をブチ壊すかのような声で応援をしているセラフォルー・レヴィアタン。

彼女の性格上、こういった互いの手の読み合う千日手のような戦いには焦れてしまうのだろう。

 

妹であるソーナ・シトリーは分析を利用した戦いを得意とする頭脳派だというのに...............いったいどうして姉妹でここまで違うものなのか?

 

 

「ふむ、ソーナ・シトリーのヤツめ。なかなかどうして頭が切れるわい」

 

「うむ。ずいぶんとまぁ、えげつない戦いをしておるのう」

 

「ええ、敢えて相手が得意な戦いが出来るようにお膳立てしています」

 

「ああ、バアルの『女王』の思考を上手く誘導し動きを止めてやがる」

 

「ガーハッハッハッハッ! 面白い、見事一撃で仕留められるか、ソーナ・シトリー!!!」

 

 

...................やはり、神々もソーナ・シトリーの考えを見抜いたか。

だが、イリナたちはまだ分かっていない様子みたいだな。これは本格的に鍛え直す必要がありそうだ。

 

 

『この勝負............................ソーナの勝ちだ』

 

「「「「ッッッッッッッッ!?」」」」

 

『え、えっと...............り、呂布様、それはまた何故なのでしょうか?』

 

呂布の言葉に会場が驚愕、司会者も戸惑いながら呂布に尋ねている。

やはり呂布も気づいていたか、まぁ俺や神々ですら気づいたのだから当然か。

 

 

先ほどディハウザーが解説していたこと、あれは半分だけだ。

 

ソーナ・シトリーは確かに一撃必殺の技の準備に入っている...................だが、攻撃するだけなら霧の中からでも可能なはずだ。

 

彼女も見聞色の覇気を会得しているだろうだからな。視界が悪くても見聞色の覇気を使えば、霧の中でも敵を捉えることは出来る。

 

では何故、彼女は霧の中で攻撃を仕掛けないのか......................それはバアル『女王』の思考と行動の自由を奪うためだ。

 

 

呂布が言っていたように、ソーナ・シトリーの出場によりバアル『女王』は常に『時間稼ぎ』と『逆転勝ち』の二つを考えていた。

 

そして霧を発生させられたことで『時間稼ぎ』は難しいと判断し、カウンターによる『逆転勝ち』に考えを絞った。

 

さらにソーナ・シトリーが攻撃してこないことから、『攻撃してこないならこのまま時間を稼ぐ、攻撃してきたならカウンターを狙う』という考えに至ったはずだ。

 

 

だが、それこそがソーナ・シトリーの罠だ。そもそも霧が邪魔なら、魔力で風でも起こして霧を吹き飛ばせばいい。

 

あるいは天井や壁を破壊して、外に脱出するなり霧を外に排出することも出来たはずだ。

そうすればもっと戦いようがあっただろう。

 

 

では、なぜ彼女はそのような方法を取らなかったのか...................それは彼女の『迷い』と『辛抱強い性格』が起因している。

 

彼女は最初サイラオーグ・バアルを休ませるため、そして匙元士郎を消耗させるため、時間稼ぎをするつもりだったのだろう。

 

だが、実際に出てきたのはソーナ・シトリーだった。

 

 

彼女はこう考えたはずだ。

 

『主のダメージは深い。このまま匙元士郎を温存されては、いくら時間を稼いでも勝つことは出来ないかもしれない。

ならば、ここで彼女を倒してゲームを決めてしまえば...................』とな

 

 

一度そう考えてしまえば、もはや拭い切ることは不可能。彼女は『時間稼ぎ』と『逆転勝ち』の間で揺れることとなった。

 

だが、その揺らぎ............『迷い』こそソーナ・シトリーの狙い。

そしてソーナ・シトリーは彼女の『迷い』を見逃さなかった。

 

二つの選択肢に迷っている彼女に、ソーナ・シトリーは霧による目隠しで更なる選択肢を与えた。

 

それが『攻撃してこないならこのまま時間を稼ぐ』『攻撃してきたならカウンターを狙う』というもの。

 

霧を張られ互いに姿が見えない状況の中、彼女はまたも思ったはずだ。

 

 

『相手も自分の姿が見えていないなら、迂闊に動くと位置がバレる。

敵もこちらが見えない以上、攻撃するには近づく必要があるはず。ならばそこを狙えば..................』とな。

 

 

自分が得意とするカウンターで戦える状況なら、そう思っても仕方がないだろう。

 

しかし、ソーナ・シトリーは敢えてそういった状況を作ることで、彼女に行動だけではなく思考の自由すらも許さなかった...................『霧を払う』という単純な考えにすら至らないほどにな。

 

だからこそ、カウンターを狙っている彼女は試合開始の時点から一歩も動いてはいない。

 

カウンターを狙うため、迂闊には動かないと言えば聞こえは良いが................実際はソーナ・シトリーから与えられた二つの選択肢により、一歩も動けていないだけだ。

 

ソーナ・シトリーが攻撃できるのに控えているのも、彼女を追い詰め過ぎないためだ。

下手に攻撃をして追い詰めると『この霧さえ無ければ..................』と考えてしまい、霧を払われてしまう可能性があるからな。

 

 

カウンタータイプは先に動いてはいけない、という思考を逆手に取った作戦。

ソーナ・シトリーは彼女と真羅椿姫の戦いを見て、彼女が辛抱強い性格であることを見抜いたのだろう。

 

慎重で辛抱強いというのは、カウンタータイプとしては理想と言える。

 

 

だが、もっと慎重に迷うべきだったな。

 

 

自分の頭で考えて戦いを組み立てるのではなく、相手から与えられた選択肢をそのまま享受し行動する。

 

相手に思考も行動も読まれていては勝てるはずがない、どんな手札を使おうが全て相手の手の内なのだからな。

 

バアル『女王』は自分の得意とするカウンターが『過信』になっているのに気づいていない。

ソーナ・シトリーから与えられた選択肢に縛られている時点で、既にこの試合はソーナ・シトリーの独壇場となっている。

 

 

呂布も俺が考えていることと似たようなことを解説している。

観客も司会者も呂布の解説、延いてはソーナ・シトリーの策略に驚嘆し声を失っていた。

 

このままいけば、早晩.........................

 

 

『おおーーーーーーーーっと、これはぁーーーーーーーーー!!!!!』

 

 

..........................勝負は着いたな。

 

 

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

 

「っ、こ、これは................................!?」

 

 

フィールドを霧が包み込み、10分ほどが経過したころ............................事態は急変した!

 

霧が徐々に薄くなっていく一方で、周囲の気温が下がり始めているのだ!!!

 

それだけじゃない! 気温が下がったことで、霧の代わりに雪の結晶が宙を舞い始めている!!

 

雪のせいで視界は相変わらず悪いけれど、これは明らかに異常だ!!!

 

っ、ま、まさか、敵の狙いは............................!!!

 

 

『ようやく気付いたようですね」』

 

「ッッッッッッッッ!!!!!」

 

 

私が声に反応し、空を見上げるとそこには............................

 

 

『貴方がその場に留まってくれたおかげで、準備に時間を掛けることが出来ました。ありがとうございます』

 

 

大量の巨大な氷の柱が宙にそびえ立っていた! それも百や二百じゃない!!!

 

私が氷の柱の存在に気付くと雪は少しずつ晴れていき、視界も開けてくる。

だが、私の周囲は既に宙に浮かんでいる物と同じような氷の柱で包囲されていた............................!!!

 

雪が晴れても、周囲が氷の柱に埋め尽くされては外の状況など全く分からない! これでは........................

 

 

『周囲を氷で覆ってしまえば、貴方の「穴」は使えませんよね?』

 

 

周囲の氷にソーナ・シトリーの姿が浮かび上がる、恐らく魔術で自分の姿を投影しているのだろう。

 

『グレモリーとの試合、そして椿姫との戦いでアナタの「穴」の展開範囲は、【アナタが視認できる範囲に限定される】ということが分かりました。

ならば、このように周囲を完全に覆ってしまえば、「穴」で飛ばすことは出来ないということです』

 

っ............................み、見抜かれている!? 私の『穴』の有効射程が........................でも、まだだ! まだ終わったわけでは『いいえ、もう終わりですよ』ッッッッ!?

 

周囲にある氷の柱が密度を増して、少しずつ迫ってくる! まさか、この氷は!!!

 

 

『ええ、この氷の柱は貴方を直接攻撃するものではありません............................アナタを封じ込める檻なのです』

 

 

やはり........................くっ、氷の柱を飛ばして攻撃してくれれば、まだ『穴』で防ぎようはあるものを........................!!!

氷の中に私を封じ込めて『撃破』するつもりね!!!

 

「っ~~~~~、まだです! まだ終わってはいませんっ!!!!」

 

私は『戦車』のパワーで氷の柱を殴りつける!!! しかし、何百もの氷の柱が密集して密度を上げているため、壊しても壊してもキリが無い!!!!

 

 

『無駄です。貴方が足を止めてくれていたおかげで、仕込む時間は十分にありました。迫る千本もの氷の柱を壊しきるなど不可能です』

 

「っ~~~~~~~~!!!!」

 

 

彼女の言う通り、壊すスピードよりも柱が迫ってくるスピードの方が圧倒的に速い!!!!

 

このままでは................................................

 

 

 

『≪千年氷牢 せんねんひょうろう≫』

 

 

 

私は氷の柱を壊して抗うも、『全て』を支配されたこの状況では無駄な足掻きでしかなく................................とうとう氷の中に囚われてしまった。

 

 

『バアルチームの『女王』撃破。第七試合、勝者シトリーチーム!!!』

 

 

 

「12分と42秒ですか........................まぁ、許容範囲ですかね」

 

 

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

 

 

『だ、第七試合、終了....................し、勝者は、ソーナ・シトリー選手........................』

 

 

これまでは試合が終了するたびに歓声が上がっていたが、この第七試合だけは終わっても静寂のままだった。

 

かくいう私も言葉を失っている。原因は呂布様が解説してくれた通り、ソーナの試合の組み立て方と駆け引きだ。

 

 

自分すらもチームの勝利のための駒でしかないという割り切った考え。そこから生み出された数々の思考の誘導と駆け引き。

 

ソーナの分析力と計算高さは理解していたつもりだった、でも実戦においてここまで大胆かつ繊細な戦術を生み出せるなんて思わなかった。

 

基礎能力が大幅に向上したことで取れる作戦も多くなったことと、度重なる実戦訓練により『考える力』を鍛えられたからだろう。

 

あの智謀、あの胆力、あの魔力! 今のソーナはとても若手悪魔....................いいえ、上級悪魔とは思えない。明らかに最上級悪魔クラスだわ!!!

 

この若手悪魔やその眷属の中でも、最上級クラスの力を持つ悪魔は何人かいた。

 

その最たる例がサイラオーグ、彼はパワーだけなら間違いなく最上級悪魔だ。

同じ理由でイッセーも『龍昇格』時のパワーだけなら最上級悪魔クラス。

 

私も....................豊富な魔力と二つの血統能力があることを考えれば、ギリギリ最上級悪魔クラスと言えなくもない。

 

けど、それらはいずれも『突出した能力』に限っての話だ! 『王』として、全体のバランスとして最上級クラスかと言われれば、答えはNOだろう。

 

 

しかし、今のソーナは『王』としての才覚と能力全体のバランスが最上級クラスになっている!!!

 

ソーナだけじゃない、眷属の皆も間違いなく上級悪魔クラスの実力を持っている。

決して匙くんやソーナだけのワンマンチームじゃない。

 

チーム全体の能力バランスが高いレベルでまとまっていて、ほとんど隙の無いチームに仕上がっている。

 

 

そういえば、呂布様は『シトリーの眷属は上級悪魔、ソーナは最上級悪魔、匙は魔王クラスまで育てるつもりだ』と仰っていた。

てっきり修行期間である一年後の話だとばかり思っていたけど、たった半年足らずで既に当初の基準に達している!

 

修行期間はまだ半年以上残っている、いったいシトリーはどこまで強くなるというの............................!?

 

私がソーナだけじゃなく、シトリー全体に戦慄していると解説のディハウザー・ベリアルも同じような感想を述べた。

 

 

『ここまでの試合を見る限り、シトリーの選手は全員上級悪魔クラス。ソーナ選手にいたっては最上級悪魔クラスですね。

もちろん能力もそうですが、その立ち回りや駆け引きなども含めると........................とても若手、新人悪魔とは思えません』

 

『あれでもまだ............................足りていないがな』

 

「「「「ッッッッッッッッ!!!!」」」」

 

 

呂布様の一言で会場が再び驚愕する!! た、足りてないって............................あれだけ強くなっているのにまだ足りないというの!?

 

『り、呂布様、た、足りていないというのは、ど、どういう意味なのでしょうか?』

 

『ソーナが放った『千年氷牢』は........................元々は『フリージング・コフィン』と言って....................絶対零度の氷で................相手を封じ込める技だ』

 

『ぜ、絶対零度ですか!? そ、そんな氷、あのセラフォルー・レヴィアタン様でも作ることは出来ないはず!!!』

 

『ソーナはまだ....................そこまでの氷は作れない....................もし作れるようになれば....................北極にある永久氷壁のように....................溶けない氷となる』

 

『永久氷壁....................千年経っても溶けない氷の牢獄、故に≪千年氷牢≫ですか』

 

『ん....................ソーナ一人とっても....................それぐらい伸びる........................他の眷属たちも同様だ』

 

 

私たちは呂布様の修行計画に、もはや驚嘆を通り越して恐ろしさを覚えていた。

たった一年の修行で、魔王様すら超える悪魔に育てると仰っているのだ。

 

普通に聞けば、ただの戯言にしか聞こえないだろう....................だけど、呂布様が仰ると説得力が生まれる!

 

何せたった半年足らずでここまでシトリーを育て上げたのだ、どうして出来るはずが無いなどと言えようか!!

 

そして呂布様に鍛えられたノウハウを生かして、ソーナが学校で生徒を育てる。

学校で育てられた悪魔たちが皆、シトリー眷属と似たような実力を持つ。

 

そんな悪魔がこれから続々と現れてくる........................これが呂布様が仰っていた【新時代】!!!

 

 

 

貴族や一般悪魔に限らず、この試合を見た悪魔すべてが、時代の変化を感じずにはいられなかった........................................。

 

 

 






ソーナの≪千年氷牢≫の元ネタは、【BLEACH】は日番谷隊長の『千本氷牢』です。


それでは皆さん、次回で♪
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