深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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日中の気温が20度を余裕で超えてきて、昼間に外を出歩くことも出来なくなってきました。

皆さんもお身体には気を付けてください。




第百五十二話

 

 

 

呂布さんの解説を聞いた俺たちグレモリーは感動で打ち震えていた。

 

これだけの神々や悪魔がいる前で、『持って生まれた才能』よりも『地道に続けた努力』の方が上だとハッキリ言い切ったんだからな!!!

 

 

 

観客席にいる一般悪魔なんかは涙を流して拍手している。試合をしているのはサイラオーグさんと匙なのに、皆が呂布さんの言葉に感動していた。

 

でも、気持ちはすっっげえ分かる!!! いけ好かない上層部の悪魔連中が俺たち転生悪魔を見下していることは、よく知っているからな。

 

何かにつけて『貴族としての血統』だの『生まれ持った魔力の才能』だのと言って、一般悪魔や転生悪魔のことをバカにしてきた。

 

部長から聞いた話だと、あのサイラオーグさんですら『滅びの魔力』を持たなかったせいで酷い扱いを受けていたらしい。

だけど、諦めずに身体を鍛え続けた結果、あれほどまでに強くなったという。

 

しかし、周りの貴族たちは悪魔由来の『魔力』を持てなかったサイラオーグさんを決して認めなかった。

どれだけ強くなっても、どれだけ結果を出しても........................サイラオーグさんは本当の意味で認められなかった。

 

 

何が『魔力』だ! 何が『血筋』だ!! 結果的にたくさんの人から支持されているんなら、それは『本物』じゃねえか!!!

 

ソーナ会長たちだって、そのせいで自分たちの夢を笑われたんだ!!!

サイラオーグさんだって、そういう苦い思いをしたから『努力次第で誰もが認められる悪魔社会』を作ろうとしている!!!

 

そのために二人とも、今もこうして必死になって戦っているんだ!!!!

 

目の前で繰り広げられている戦いを、多くの一般悪魔たちが胸を熱くさせながら見ているはずなんだ。

つまり、それだけソーナ会長とサイラオーグさんを多くの悪魔が認めているってことだ。

 

でも、あの貴族連中はこの戦いすら認めることはしないだろう........................そう考えると凄え腹が立ってくる。

 

 

 

けど、呂布さんの一言が............................そんなクソったれな貴族連中に思いっきりブチかましてくれた!!!!

 

互いに『努力』を積み重ねて強くなった者同士の戦い、『才能』なんてものとは無縁の戦い。これを世界最強の呂布さんが認めたんだ!!!

 

これでもまだ二人の戦いを否定するのなら、それは呂布さんのことすら認めないってことになる!

 

何せ『才能』を遥かに超えた『努力』で世界最強になった人だぜ? その呂布さんの前で誰が『努力』の価値を否定できるってんだ!!!!

 

 

「呂布様はサイラオーグとソーナ、二人の為に言ってくださったのね............................」

 

俺の考えを肯定するかのように部長がふと呟く........................その目からは涙が流れていた。

 

部長にとってサイラオーグさんは従兄、ソーナ会長は無二の親友。二人とも部長にとって大切な人たちだ。

 

そして部長は二人の夢についても知っていた。それがどれだけ困難か、その夢の為に周りからどれだけ非難されているかも知っていた。

 

本音を言えば二人の夢に協力したかったんだろう。けど、表立って協力してしまえば二人のことをよく思わない貴族に目をつけられてしまう。

 

そうなればグレモリー家に迷惑を掛けることになる。ただでさえ部長は次期当主の権利を剥奪されていて、微妙な立場にあるんだからな。

 

そのため部長はずっと、心の中で2人のことを応援することしか出来なかったんだろう。あの優しい部長にとっては、忸怩たる思いだったはずだ。

 

 

でも今、呂布さんの一言であの二人の戦い、あの二人の努力。そして........................あの二人の夢が認められようとしている。

 

冥界中の一般悪魔が二人の夢を知っている、二人の思いを知っている。その二人の戦いに沸き立っている........................この戦いを見ている一般悪魔たちが二人の夢が叶うところを見たいんだ。

 

自分の大切な人たちのためにこの大観衆の中、自ら矢面に立って二人のことを認めてくれた。

 

普通なら世間体だの何だの色んなしがらみのせいで、そんなことは出来やしない。

それでも呂布さんは、二人の夢の為に動いてくれた!

それが嬉しくて堪らないのだろう。

 

部長の涙は、自分では出来なかったことをやってくれたことへの感謝と感動の現れだ。

 

呂布さんの一言は、俺たちみたいな下級の転生悪魔やソーナ会長たちみたいな若手の上級悪魔の一言とは次元が違う。

 

『呂布さんの一言で世界が動く』、前に部長が言っていたことだ。その呂布さんが認めたんだ、これでもう誰も否定なんか出来やしない!!!

 

 

呂布さん........................本当に凄え、これが神様や魔王様たちから『英雄』と称えられる人間なんだ。

 

朱乃さんや俺たちグレモリーの時と同じだ。たとえ自分が厳しい立場に置かれたとしても、誰かの為に自ら動くことが出来る。

 

やっぱり呂布さんを俺の理想、俺の目標だと思ったのは............................間違いなんかじゃなかった!!!

 

 

 

「ああ........................奉先しゃまぁ//////////////」

 

 

 

俺が呂布さんの偉大さを再認識していると、例のごとく朱乃さんは目をハートにしている。

いや、それどころか身体中からハートを飛ばしまくってとろけていた!!!

 

ハートの数がいつもよりも多いなぁ、こりゃあ元に戻るのには時間が掛かるぞ............................。

 

 

 

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお............................!!!

 

 

 

試合が終わるまでに朱乃さんが元に戻るか心配していると、観客から驚きの声が上がる!!!

 

スクリーンを見ると、拳を食らいながらもサイラオーグさんが匙の腕を捕らえていた!!!

たぶん捨て身の覚悟で捕まえたんだろうけど........................あの体勢はマズイッ!!

 

 

匙、というかシトリーメンバーには近接殺しの『あの技』がある!!!

 

 

 

 

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

 

 

 

「っ、とうとう、捉えたぞ、匙元士郎................................この腕、貰うぞ!!!」

 

 

 

俺のジャブを防御体勢から受けつつ、一瞬の隙を突いてサイラオーグさんは俺の左腕を拘束した!

 

たぶんこのまま俺の腕をへし折るつもりなんだろう。でも、サイラオーグさん........................その手は『俺も』やったことがあるんですよ!!!

 

 

「そうですね............................けど、俺が『捉えた』とも言えますよ?」

 

「っ、なに?」

 

俺は反対の腕を前に出し、拘束されている腕に沿える形でサイラオーグさんの腹あたりに両拳を当てる。

 

くらいやがれ!! 師匠直伝の必殺技!!!

 

 

 

「≪六王銃 ろくおうがん≫!!!!」

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッッッッ!!!!!

 

「ッッッッ!? ゴハァッッッッ!!!!」

 

 

ゼロ距離で俺の両拳から繰り出された衝撃にサイラオーグさんの鎧が砕け散る!!!

その凄まじい破壊力にサイラオーグさんは口から思いっきり血を吐いた!!!!

 

 

ズザザザザザザザザァァァァァァ................................

 

「ぐぅっ、ううううう、ごほっごほっ、ぐうっ........................がはぁっ!!!」

 

 

俺の技をまともに食らったサイラオーグさんは、地面を擦りながら後退り膝を着く。

だがそれでもダメージは抜けず、まだ咳込みながら血を吐いている。

 

まるでいつかの俺たちや兵藤みたいだ。俺たちも最初にこの技を食らった時は、その日食ったメシを全部吐き出したからな............................あれは本っっっ当に死ぬかと思った。

 

 

「ごっ、ごふぅっ....................っ、いっ、今のは、いったい........................?」

 

「≪六王銃 ろくおうがん≫。師匠から教わった必殺技です。今みたいに相手に掴まれて逃げられない時に使えって」

 

「っ、り、呂布殿の、技っ........................ごはぁっ!」

 

「ええ........................実は師匠との実戦訓練で、俺たちもサイラオーグさんみたいに捨て身で師匠のことを捉えようとしたことがあったんですよ。

その時、今のアナタみたいにこの技を食らったんです。やっぱり一度は考えますよね、この方法........................」

 

「っ、な、なるほどな....................ぐふぁっ! っ、既に体験済みだったか。さらに対応策まで........................がはっ!」

 

「はい、身をもって味わってます」

 

 

≪六王銃 ろくおうがん≫。六式体術の要訣をすべて同時に放つ近接技。

 

間合いの無い密着状態から、『剃の加速』で生み出した力を足先から『月歩の屈伸運動』で上半身に持っていき、『紙絵の柔軟な筋肉の流動性』で更に肩まで持っていく。

そして「嵐脚による関節の円運動」で拳まで持っていってから、『指銃の瞬発力』で撃ちだす。

さらにインパクトの瞬間、身体全体を『鉄塊』で固くすることで威力を最大限にする。

 

六式体術の基本技を全て使えるようになって、初めて習得可能な複合技。

相手に密着した状態でないと使えないが、その破壊力は見てのとおりだ。

 

あまりにも強力過ぎたため、模擬戦で兵藤に使って以来グレモリーやフェニックスとの模擬戦では使用禁止になったぐらいだからな。

 

 

「っ........................どうやら、捨て身の攻撃は通用しないらしい。それに兵藤一誠同様、至高の武によって鍛えられた今のお前を倒すには............................やはり俺自身の『限界』を超えねばならないようだ」

 

『ッッッッ!? な、なりません、サイラオーグ様!!! それほどまでに傷ついた身体であの状態になっては............................!!!』

 

レグルスが鎧を修復するもダメージまでは治せない。サイラオーグさんがフラフラと立ち上がると、レグルスが必死になって止めにかかる。

 

 

っ、来るか! 不完全とはいえ、兵藤の『龍女王』と互角に渡り合った『あの形態』。

模擬戦でも兵藤の『龍女王』だけには、俺でも勝てなかったからな。

 

その『龍女王』と互角だっていうなら............................正直、俺も『今のまま』じゃ厳しい。

 

 

「レグルスよ、何度も言わせるな。これは俺とこの男、そしてソーナとの夢を懸けた戦いなのだ。

俺の夢もソーナの夢も、目指すところは同じ。だが、俺たちがこうして死力を尽くして戦っているのは............................俺たちの夢が、それほどまでに困難な道のりだからだ」

 

『サイラオーグ様............................』

 

「この男だけではない。シトリー全員が夢を叶えるために必死になって強くなり、この決戦に挑んだ....................故に、コイツらはいずれも強敵揃いだった。

そのシトリーを倒すには、俺も死力をもって挑むしかない」

 

『....................................................』

 

「それに、だ............................俺たちがこうして最後まで戦えているのはソーナの恩情によるもの! それに報いるために、俺は全身全霊で戦うと誓った!!

ここで我が身可愛さに力を出し惜しめば、その誓いを違えることになる!!

そうなればまさにバアル家の恥、俺は次期当主の座を返上しなければならん!!!」

 

『っ............................失礼いたしました。貴方とソーナ・シトリーは互いの夢を叶えるため、文字通り『全て』を懸けて戦っているのでした。

ワタシ如きが口を挟んでしまったことをお詫びいたします。このレグルス、どこまでも貴方様と共に参りましょう!!!』

 

 

サイラオーグさんの決意に黄金の獅子が応える。サイラオーグさんのダメージは大きい、あの傷ついた身体では『あの力』には耐えられないだろう。

 

だがそれでも、この人は退くことをしなかった。自分の夢のため、そして俺たちシトリーの『覚悟』に応えるため............................『死』すら恐れぬ覚悟で進むことを選んだ!!!

 

「行くぞ、匙元士郎!!! 我が全身全霊、しかとその目に焼きつけるがいい!!!!」

 

 

<<この身は獣の王を宿す。黄金(こがね)の肉体、白銀の血潮、黒鉄(くろがね)の牙を持って、荒野を駆ける。汝、絶対なるネメアの王となりて、歯向かう者を食い尽くせ>>

 

 

 

<<覇獣 ブレイクダウン・ビースト>>!!!!

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!

 

 

 

 

膨大な黄金のオーラが迸り、フィールド全体に広がっていく。目も眩むほどの光が収まると、荒々しい黄金の鎧を纏った『獅子』がいた!

 

っ、兵藤との戦いを見ていたが、やっぱりとんでもないオーラ量だ!!!

それにこの今にも暴れ出しそうな殺気、まさに人の形をした『野獣』そのもの!!

 

あのオーラの量、俺が持っている小手先の技術程度でどうにかなるレベルじゃないな。アレが『死を恐れぬ覚悟』の力ってわけか............................。

 

己の『死』を覚悟したサイラオーグさんの気迫に、これまで優勢だった俺も冷や汗が流れる。

 

 

 

 

『「生きる意思」は............................「死ぬ覚悟」よりも強い』

 

「ッッッッ!!!」

 

 

 

俺がサイラオーグさんの気迫に呑まれかけた瞬間、師匠の言葉が頭をよぎった!

 

それは最終戦を終えたグレモリーの控室でのこと........................俺たちみたいな、後先考えずに命を懸けようとする馬鹿野郎に向けての師匠からの忠告だった。

 

 

っ、そうだ............................そうだった。俺たちには『叶えなきゃいけない夢』があったんだった!!

 

俺たちシトリーは夢を叶えるために命を、人生を懸けると誓い合った。俺たちが叶えようとしている夢は、それほどまでに困難なことだったから....................................。

 

 

でも、だからと言って『命を捨てる』つもりは無い! そんなことをしたって何の意味も無い!!

 

 

だって俺たちの『夢』は生きてこそ、叶えられるものだからだ!!! そのためには死ぬことも、殺されることも許されない!!!!

 

俺たちシトリーは世界最強の師匠から........................『本当の強さ』とは何なのかを教わった!!!

 

『死』を覚悟して夢を叶えるのではなく、『生』を諦めずに夢を叶えるために困難に挑み続ける。

そうやって叶えた夢だからこそ............................最後に皆で笑うことが出来るんだ。

 

ただ夢を叶えるだけじゃダメなんだ! 夢を叶えるまで俺たちシトリーは誰一人欠けちゃダメなんだ!!

これは会長だけの夢じゃない、俺たち『全員』の夢なんだからっ!!!

 

シトリー全員で夢を叶えて、皆で肩を抱き合いながら『ついにやったな!』『諦めないで良かった!!』『ありがとな、みんな!!!』って............................そうやって皆で喜ぶのが、俺たちの夢の終着点。

 

 

その光景を思い浮かべるだけで、俺はどんな危機的状況でも笑っていられる!!

その瞬間を想像するだけで、『生きたい!』って思う。いくらでも力が湧いてくる!!!

 

師匠が教えてくれた............................『生きる意思は、死ぬ覚悟よりも強い』ということを!!!!

 

 

「俺たちもやるぞ、ヴリトラ!!!」

 

『応とも、我が宿主よ! 生きてこの苦境を乗り越えてみせよ!!!』

 

ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!

 

 

俺の『生きる意思』にヴリトラが応える! 最初は俺たちに協力することに渋っていたヴリトラも、今では共に戦ってくれる最高のパートナー............................行こうぜ、ヴリトラ!! 俺たちは2人で一つだ!!!

 

俺は『女王』に『昇格』すると同時にチャクラを練る要領でヴリトラの『龍闘気』と自分のチャクラを混ぜ合わせる!!!

 

俺の身体から黒と紫が混ざったオーラが迸り、サイラオーグさんの黄金のオーラとぶつかり合う!!!!

 

 

見せてやりますよ、サイラオーグさん。『死の覚悟』すらも超えた............................『生きる意思の強さ』ってヤツを!!!!!!!

 

 

 

「『龍王昇格 ヴリトラプロモーション!!!!』」

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッッッッ!!!!!!

 

 

 

俺の身体から放たれた黒紫色のオーラが、サイラオーグさんの黄金のオーラを呑みこみ、かき消した!!!

 

サイラオーグさんのオーラを『喰らった』黒紫のオーラは、炎へと変化し俺たちの周囲を取り囲む!

 

更に俺の鎧も形状も変化する! 肩にあった巨大な盾のような装飾は刺々しさを増し、背中には禍々しい翼のような突起物が生える!!

 

今までの鎧は『強化装甲』、謂わば『アーマー』と呼べる鎧だった。

 

しかし今の俺の姿はより生物に近い形状に変化し『生体鎧』、『アーマー』ではなく『スキン』といった形になっている。

 

 

「こ、この炎は!? それに............................その姿はっ!?」

 

サイラオーグさんも俺のオーラや鎧の形が変わったことに驚いている。まぁ、見た目は悪役っぽいからな。

 

仁村にも『なんか悪の親玉って感じでショジヤバですね!』って言われたぐらいだし。

ちなみに『ショジヤバ』ってのは、『正直ヤバイ』って意味らしい。

 

 

「これは『黒邪の龍王 ヴリトラ』の力を全開放した姿、『龍王昇格 ヴリトラプロモーション』です。

アナタがやったレグルスの力を解放する『覇獣』と似たようなものですよ」

 

「ッ、ヴリトラの力を開放だと!? まさか............................いや、確かにこの気迫、この威圧感!! まさに『龍』そのもの!!!」

 

流石はサイラオーグさんだ、良い線いってる。この状態の俺はドラゴン寄りの悪魔、大袈裟に言えば俺自身が『ヴリトラ』みたいなもんだからな。

 

今のサイラオーグさんが『獅子そのもの』なら、俺は『龍そのもの』ってわけだ。

 

 

さて、お互いにフルパワーでの形態になったことだし、このまま戦闘を再開しても良いんだがな............................その前にやっておくことがある。

 

 

「『ライン』よ!」

 

ビュン、ギュルルルルルッッッ............................

 

「ッッッ!? これはっ!」

 

「それは俺の『黒い龍脈』。今まではヒット&アウェイで戦ってきましたがね........................こっからはインファイトです、サイラオーグさん!!!」

 

「っ、なるほどな。確かにこうして俺とお前が繋がってしまえば、互いに距離を取ることは出来ない。

純粋な殴り合いで俺を捩じ伏せるつもりか........................面白い、受けてたってやる!!!」

 

俺と『黒い龍脈』で繋がったことで、正真正銘の肉弾戦となると思ったサイラオーグさんは凶悪そうな笑みを浮かべる。

 

残念ですけどサイラオーグさん、この『ライン』は単にインファイトをするための物じゃないんですよ。

俺は....................俺の持てる『全て』を使って、貴方を倒します!!!

 

 

「サイラオーグさん、俺は負けられない。俺は仲間から、そして会長から『全て』を託されたんだ。

今の俺には『負ける』ことも『死ぬ』ことも許されない............................『生きる意思』と『夢を叶える覚悟』の強さ、貴方に見せてやります!!!」

 

「っ............................いいだろう。俺にも『死んでも果たさねばならない夢』がある。

俺の覚悟とお前の覚悟、どちらが上か................................勝負だ、匙元士郎!!!!」

 

 

バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッッッ!!!!!

 

 

 

俺の拳とサイラオーグさんの拳!!! 『黒紫の龍王チャクラ』と『黄金のオーラ』がぶつかり合い、周囲に爆音が鳴り響いた!!!!

 

 

 

 






匙の『龍王昇格』の姿ですが、イメージとしては【デュエルマスターズ】の『魔聖デス・アルカディア』が近いです。

【デジモン】から何か良さそうなキャラがいないか探してたんですが、なかなかしっくり来るのがありませんでしたので【デュエルマスターズ】になりました。

これからも【デジモン】で良いのが無ければ、【デュエルマスターズ】など他作品から引っ張ってくるかと思います。

それでは皆さん、次回で♪
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