深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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転生をしてから、時間が経っています


プロローグ2

 

「・・・・・・ふぅ、終わった終わった」

 

 

俺の前には瓦礫となった建物と倒れている男が十数名ほど・・・・

 

 

「後はいつものように、こいつらの悪事の証拠を警察とメディアに匿名で送りつければ完了だな」

 

薬物、人身売買、誘拐、恐喝etc.etc.........

よくもまぁ、これだけやれるもんだ・・・

 

 

神様に転生してもらってから、はや半年。

修行がてら旅をしながら、こういったロクでもない連中や組織を壊滅しては、そいつらが蓄えた金を路銀の足しにしている。

 

金に関しては、異空間にしまっておけば安心だしね。

 

 

 

しかし、旅をしていて解ったことが一つ・・・・

 

 

「コンビニって偉大だったんだなぁ........」

 

 

そう、転生した先が見たこともない場所。恐らく中東辺りだと思うが、そこから東へ旅をしているんだけど一番困ったのが食べ物と衛生面だ。

 

トイレとかは最悪外でも出来なくはないが、問題は食料だ。

 

これらが全て解決できるコンビニの何と偉大なことか・・・・・

 

そんなコンビニも中東の発展途上国にホイホイあるはずもなく、金はあるのに使えるところが無いため、文字通り「宝の持ち腐れ」となっている。

 

 

あぁ............米が....白いご飯が恋しい........

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さて、悪者共は証拠と一緒に警察の前に置いてきたし、

テレビ局に証拠も置いてきたわけだが・・・・・

 

 

 

「・・・・ダメだ、もう我慢できん!来い、グラニ!!」

 

俺がそう叫ぶと魔方陣より赤色の馬が現れる。

 

『お呼びですか?マスター』

 

 

こいつは『北辰の駿馬 フィンブルズ・グラニオン』。

転生した際に俺に宿った神器だ。

 

何でも元々は北欧神話の英雄、ジーク・フリードの愛馬だったが、死後に神器になったらしい。

 

まぁ、一人で旅をするのも寂しいし、この世界のことも色々と教えてくれるため今では頼もしい相棒だ。

 

 

「日本に行く、頼めるか?」

 

『お任せください、マスター』

 

そう言われると俺はグラニの背に跨がり、手綱を握る。

 

「では向かってくれ........」

 

『承知しました』

 

グラニはそう言うと一気に空へ駆け出す!

 

 

おぉ~速い速い。まるで人がゴ........ゲフンゲフン....

人も建物もどんどん小さくなっていく。

 

やっぱり空を駆けるのは良いな。周りを気遣わなくて良いし、最短ルートで行けるし、グラニが結界を張ってくれてるから他の人に見られる心配も無いし、気温も気にしなくて良いし♪

 

このグラニ、宿主の力に応じて性能が変わるんだけど、

俺の場合、基本スペックがとんでもないからグラニ自体も神滅具級になってるんだよね。

 

なんたって最高速度が光速だって言うんだから・・・

 

まぁ、さすがにそんな速さで移動するつもりは無いから

長距離を移動する際は音速を超えないぐらいに抑えてもらっている。

 

 

このままの速度で行けば、2~3日で着くな・・・

 

待っていろよ、白いご飯!!!!

 

 

 

◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・着いたか・・」

 

『はい、マスター』

 

 

グラニに跨がること三日、ようやく日本に入ることが出来たんだが・・・・・・・長かったなぁ............亜音速で三日って、この世界の地球って前の世界の地球の何倍あるんだよ............................。

 

 

まあ、それはそれとして・・・・・・・・・

 

 

 

 

どこだ、ここ?

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずグラニに乗って木よりも少し高い高さで彷徨っているんだが、見渡す限りの森、森、森。

 

もっと高く飛べば人の明かりも分かるんだろうけど、

まだ空を飛ぶのに慣れていないから、恐いので無理!

 

でもこのままだと埒が空かないので、もう少しだけ高度を上げることにした。

 

 

 

そうして高度を上げて、改めて探し回っていると

 

 

『マスター』

 

グラニがいきなり俺を呼んだ。

 

 

「どうした、グラニ?」

 

『あちらを御覧ください』

 

グラニが頭を二時の方角へ向けたので、俺も目を向けると

 

 

 

おお!!!

 

 

 

 

何ということでしょう、山の麓にそれは見事な純和風な屋敷があるではありませんか!!

 

それもこの高さであれだけ大きく見えるなら、かなりの名家だ!

 

「グラニ、あそこまで行ってくれ」

 

『はい、マスター』

 

 

俺は逸る気持ちを抑えつつ、屋敷へ向かう。

 

 

 

 

段々と近くなるにつれ、屋敷も大きくなっていく。

屋敷だと思っていたがどうやら神社のようだ。

 

 

尚更都合が良い!

神職がこんな夜更けにご飯を求めて訪ねてきた子どもを無下に扱うはずがない!!(下衆な考え)

 

 

 

そうしてあと少しで着く、と言ったところで・・・

 

 

「ん?何だ、アレは?」

 

何やら半透明な光が、ドーム状に広がり敷地内を覆っている

 

『どうやら人払いの結界のようですね』

 

結界?まぁこの世界の神社にいる人なら出来ても不思議ではないが・・・

 

 

 

・・・・・とりあえず降りてみよう。

どうして入ってこられたか聞かれたら「子どもだから、わかんない」で通そう。

今はとにかく米に!ご飯にありつきたい!!

 

 

 

そうして米への決意を新たにし降りようとすると・・・・

 

 

 

 

 

バリィン!ガシャァン!

 

ドガァァン!!! バァァァン!!

 

 

なにやら凄い音が庭先で聞こえてきた・・・・

 

 

 

 




すみません、長くなってしまったので朱乃との絡みは分けることにします
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