グレート・レッド戦は一応、今作のバトル回の山場の1つなのですが上手く書けるか分かりません........でも初投稿なりに頑張ります!!
俺、グラニ、オーフィス、曹操、ヴァーリ、各主神達が次元の狭間に入るとグラニが結界を張る。これからグレート・レッドの所へ向かうわけなんだが・・・・・・・
どうしよう・・・・・・・・・
これ、完全に俺がグレート・レッドと戦う空気になっているよね!?さっきも神々がみんなに『戦いの足手まとい』みたいなこと言ってたけど・・・・・・俺、話をしに行くだけだからね!?足手まといも何も無いからね!?むしろ組織の交渉事では俺の方が足手まといだからね!?
あれ?俺、ちゃんとグレート・レッドに話をしに行くって説明したはずだよね?何でカチコミ掛けることになってんの!?曹操にだって何か戦いに行くと誤解していたみたいだったから『そんなつもりはない』って言ったのに全然分かってくれてないし............
・・・・どうしよう、今から『戦うつもりはありません』って説明しても大丈夫かなぁ?
・・・・・無理だな。神様達は皆にあそこまで真面目な顔でガチな説教してた手前、後には退けない・・・・曹操やヴァーリにいたっては死地に向かう顔つきだし・・・・・ここでそんなことを言えるヤツは本物の『勇者』だぞ!?
誰だよ、『隙を生じさせぬ二段構えの完璧な作戦』とか言ったヤツ・・・・俺か............いやでもこれは流石に予想外過ぎるでしょ!?いかに比古師匠が飛天御剣流の二段構えの抜刀術で構えていても、いきなり上から核ミサイル落とされれば意味無いでしょ!?話の前提や土台を丸ごと吹っ飛ばされれば、どんな作戦も水の泡でしょうが!!
う~ん、どうしよう・・・・・・・・・・・・そうだ、路線をちょっと変更して........
グレート・レッドに軽く手合わせしてもらう⇒適当なところで『引き分け』にしてもらう⇒オーフィスの件を相談する
っというのはどうだろう。これなら一応戦っているわけだから神様への言い訳になるし、『引き分け』なら曹操やヴァーリも納得してくれると思うんだよね。
それに神様曰く俺の強さなら『素手で戦えばグレート・レッドと五分』らしいから『引き分け』でも不自然じゃあない................信じるからね、神様.....
よし、そうと決まれば早速グレート・レッドを探さなくては・・・・
「さて、無事次元の狭間に来ることは出来た。グラニが結界を張ってくれたから『無』に当てられ消滅することも無い。それで・・・いかにグレート・レッドを見つける?」
「そうじゃな、次元の狭間は広い。闇雲に探しても彷徨うだけじゃろうな」
「かと言って、散り散りに探すために結界から出ることは出来んからなぁ............はてさてどうしたものか・・・」
さすがの神様達もグレート・レッドを見つけるのは無理みたいだね。うーん、とりあえず【エイト・センシズ】で探知能力を強化しまくって探してみるか........
【エイト・センシズ】は『聖闘士 星矢』で出てきた『セブン・センシズ』の更に上をいく超感覚だ。
『セブン・センシズ』に目覚めると自分の身体を原子レベルで掌握することが出来るようになる。これにより細胞や内臓だけではなく血管にある血液の流れまで分かるようになり、通常ではセーブが掛かっていて使うことのできない潜在能力を100%発揮することが出来る。
そして【エイト・センシズ】に目覚めると自分の肉体だけではなく、自分の魂や霊体(精神体)まで掌握することが可能となり、魂や霊体の力までフルで扱うことが出来る。本来なら神しか目覚めていない力だが、どうやらこの世界の神様たちは使えないらしい。
更にこれに【仙人モード】や念能力の【円】などを加えると周囲の状況が原子レベルで把握することが出来るようになる。
俺は目を閉じて、【エイト・センシズ】で強化した【仙人モード】+【円】+【見聞色の覇気】でグレート・レッドの気配を探知する。
今の俺なら500kmぐらいなら探知できる、これで居なかったら移動して探知を繰り返そう。
「っっっっ!呂布の気配が・・・・・」
「ほほう、これは・・・・」
「妾たちでも感じ取ることが出来ない力、しかし確実に気配が変わったことが分かるのう」
「これは・・・・ひょっとすると、ひょっとするかもしれねえな」
「ガーハッハッハッ、コイツは凄い!まさかワシらと戦っていた時ですら『本気』ではなかったとはな!!」
神様達が何か叫んでいるが、とりあえず探知を続ける・・・・・・・お?
「................見つけた」
ここから150kmほど行ったところに強い反応が見つかった。恐らくこれがグレート・レッドだろう。
「ホッ、儂らでも感知出来ないグレート・レッドの力を感じ取ることが出来るとは・・・・どうやら呂布の強さは黙示録の龍と同格以上、ということかのう?」
「ふふふ、私達は想像以上のものが見れそうですね」
「これは、我々も心せねばならないみたいですね」
「................グラニ、向かってくれ」
『承知いたしました、マスター』
グラニは結界を張りながら、俺の指示した方向へ進んでいく・・・・・・
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そして、しばらくすると巨大な赤い塊が見えてきた・・・・・デ、デカイ・・・・100mぐらいあるんじゃないのか?グレート・レッドの大きさって公式で出てたっけ?
「おお!あれこそ正しくグレート・レッド!!」
「................あれがグレート・レッド、この世界で最強の存在............いずれ俺が倒そうとしていた相手........」
「さよう、『真なる赤龍神帝』『黙示録の龍』と称される・・・・この世界が誕生してから頂点に君臨し続ける不動の存在じゃ」
「・・・・・呂布は、アレに挑むのか」
さて、ここからだ・・・・皆には話を聞かれないようにここで待っていてもらおう。頼むよ、グレート・レッドさん、いやグレート・レッド様!!
「................行ってくる............オーフィスは........ここで待ってる............グラニも」
「・・・・・ん」
『御武運を、マスター!!』
「おいおい、グラニを連れていかねえのか?それで大丈夫なのかよ?」
「そうじゃぞ?儂らに気を遣っているなら無用じゃ、儂らとて力を合わせれば、『無』にはある程度対抗出来るぞい」
いやいやいや、グラニにはここに居てもらわないと困るんですって・・・・・個人的な都合で............
「帝釈天、オーディン、これは呂布の戦いです。呂布の決断に異を唱える権利は我々にはありません」
「さよう、妾達はただの立会人........見守るだけじゃ」
「大体、『神の名に誓って手は出さない』のでは無かったのか?」
「うっせーな、分かってるよ。ちょっと心配しただけじゃねえか」
「年寄りは色々と世話を焼きたがるものなんじゃよ............」
帝釈天とオーディンが皆から責められている・・・・ゴメンなさいね、皆にはここに居てもらわきゃ困るんですよ............話を聞かれたくないんで....................
俺は結界から出て、『無』を弾くための結界を薄皮一枚まで圧縮しグレート・レッドの元へ飛んでいく............
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近くまで来たけど・・・・・・本当にデッカイなぁ~、背中から滑り台みたいに滑ったら気持ちいいだろうなぁ............前世でも凄く長い滑り台をテレビで見たけど、アレよりも全然長いからなぁ............
『ほう、珍しいな。こんなところに人間が来るとは・・・・・』
・・・・・し、喋ったぁぁぁぁぁぁ!!グレート・レッドって喋れるの?そう言えば原作でドライグと会話していたような................ダメだ、『ぽちっとぽちっと、ずむずむいやーん』しか思い出せん................だが会話が出来るなら話が早い!!
「................話がある」
『ほう、我と対話が出来るのか。ますます面白いな、人間』
え、普通は話すことも出来ないってこと?でもドライグは会話してたし、何で俺だけ?
「................普通は話せないのか?」
『うむ、我は生きてはいるが【生物】ではないからな。【夢幻】から生まれ【夢幻】を司る存在。我と対話出来るのは【夢幻】の一部、魂だけの存在ぐらいであろう。もしくは我と同じ領域に至った者だ』
同じ領域・・・・・もしかして【エイト・センシズ】に目覚めたから?確かにアレは魂や霊体をコントロールする神のみが発現している感覚だからな............この世界の神様は使えないけど............ドライグが話が出来たのは神器に封印されて、魂だけの存在だったからか........
『それで話とは何だ、人間?』
「............俺の名前は........呂布....奉先........聞きたいことがある............何故........オーフィスを追い出した」
『ふむ、呂布というのか。覚えておこう。それにしてもオーフィスか............確かにオーフィスの気配を感じ取れるな。あやつには悪いことをした、だがそれもこの次元の狭間を安定させるためには仕方の無いことだったのだ........』
「............次元の狭間を............安定させる?」
『さよう。この次元の狭間は別世界との境界線であると同時にこの世界の人間の夢や想いが流れ込んでくる場所である。それをそのまま放置していては、そのエネルギーがこの世界に逆流してしまう。だからこそ【夢幻】を司る我がそのエネルギーを次元の狭間を安定させる力に変えているのだ』
へぇ~、グレート・レッドにそんな役割があったんだ。ただの飛んでいるのが好きなのんびり屋さんじゃなかったんだね・・・・・でも、それなら何でオーフィスを追い出す必要が?別に一緒に住めば良いじゃん。
「............オーフィスが一緒では............ダメなのか?」
『我が次元の狭間の【夢幻】から生まれたように、あやつも同じく次元の狭間の【無】から生まれた。そのため、我とあやつの力は同質のものだ。だが我が次元の狭間を安定させるために我の力を満たしている中であやつの力が混ざってしまえば、逆に安定しなくなってしまう。だからあやつは次元の狭間に居ては困るのだ』
なるほど~畑の土を殺菌した後で別の土壌の土を混ぜると元の土壌の土がダメになるように、グレート・レッドの力で安定している次元の狭間にオーフィスの力が混ざると次元の狭間そのものが安定しなくなるわけか........................ん?あれ?何とかなるんじゃね?
要は二人の力が別々の状態で混ざるからダメなんでしょ?なら、最初から混ぜた力をグレート・レッドの力として扱えばオーフィスが次元の狭間に居ても問題無くなるでしょ。だって両者の力は同質のものなんだから。
それにグレート・レッドの力とオーフィスの力を混ぜ合わせるのは原作で一誠がやってたし、アレを一誠ではなくグレート・レッドに置き換えるだけだから理論上は可能のはずだ。力を混ぜ合わせるのは【チャクラの繋げる力】を応用すればいけるはず............。
「................何とかなるかもしれない」
『っ!どういうことだ!?』
俺は考えた作戦をグレート・レッドに伝える。グレート・レッドも最初は半信半疑だったが話を聞いていくうちに可能性を感じ始めたようだ。
『う~む、確かに可能性はあるとは思うが・・・・』
「................なら『しかしだ』........どうした?」
『我は呂布、お主のことをそこまで信じてはおらん。無論、善悪の問題ではなくお主の力を、だ。話を聞けば我の生命の理まで、お主に任せなくてはならないのだろう。悪いがそこまでお主のことを信用は出来ん』
まぁ、そうだよね。言ってみれば『初対面の相手に心臓の手術を任せる』みたいなものだ。医者の場合は免許があるけど、今回の場合はそんなものは無い............
「................どうすれば良い」
『・・・・・・我を倒してみよ。そうすればお主の力を信じよう』
・・・・・・そう来たかぁぁぁぁ............まぁ、結果的に戦うことになったのは良かったけど、これで『引き分け』ではなく『勝利』しなくてはならなくなったわけだ................勝てるかな........まぁやるしかないか............
「................分かった」
『・・・・・・では、いざ』
俺たちは少し距離を取り、力を滾らせる・・・・・・
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「................行ってくる............オーフィスは........ここで待ってる............グラニも」
呂布がグレート・レッドに向かっていく............呂布はあんな巨大なドラゴンと戦うのか............
赤龍神帝グレート・レッド、この世界で『最強』の存在。デカイとは聞いていたが、まさかあれほど巨大だとはな................
呂布がグレート・レッドの元へ着くと何やら話をしているようだ........もっともこの距離では何を話しているか聞こえないが................
「ほほう、これは驚いた。よもやグレート・レッドと対話が出来るとはな」
「まったくだ、っていうかグレート・レッドって喋れたのか?初めて知ったぜ」
「それは儂もじゃ。この世界の知識は粗方調べ尽くしたはずじゃが、まだまだ知らんことは多いのう。はてさてどんな話をしているか・・・・知識欲を刺激されるわい」
「自重なさい、オーディン。戦の前の問答も戦のうち、邪魔することは許しません」
「しかし・・・我々ですら出来なかった、かの龍との対話が出来るとは・・・・・オーディンではありませんが、どんな話をしていか気になりますね」
「確かに............妾達のことなど歯牙にも掛けておらんかったからのぉ、かの龍は......................どうやら赤龍神帝は呂布のことを対等な相手と認めたようじゃな」
赤龍神帝に認められる、か............それだけでも十分な偉業だと思うのは俺だけではないだろう。なにせ、ただの対話すらここにいる主神達では成せなかったんだからな・・・・・
はたしてどんな戦いになるのか、それはもはや俺はおろか神々ですら想像できない世界なのだろう............俺はつくづく幸運な人間だな、そんな戦いを間近で.見れて.......しかも戦っているのは俺の友なのだから................
俺が自分の幸運に感謝していると、神々の空気が変わる
「・・・・・両者の気配が変わったのぉ........いよいよ始まるぞ。皆、覚悟は良いな?」
「「「「「............コクン」」」」」
神々の覚悟・・・・どうやら本当に死ぬ気でこの戦いを見届けるらしい。当然か、俺も........いやここにいる全員がこの頂上決戦を見届けるために等しく命を懸けているのだ............
【究極の武人】と【至高の存在】の戦いが、今始まる・・・・・
セブン・センシズ(第七感)とエイト・センシズ(第八感)の解釈はあくまで私自身の解釈です。
オーラ、魔力、コスモの違いは後の話で説明する場を設けるつもりです。