そろそろFGOキャラや他の恋姫キャラを出したいのですが・・・・今章は難しいので、次章になりそうです。
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俺は壁に背中を預け、楽団が奏でる演奏を聴きながら着替えに行った朱乃を待っている。
さすがに手持無沙汰だったので、バルコニーの方へ目をやると黒歌と白音が抱き合っていた。どうやら無事に仲直りが出来たようだ、良かった良かった♪
今頃はヴァレリーやギャスパーも昔話に花を咲かせていることだろう。曹操に頼んで連れてきた甲斐があったな〜~~。まぁ、黒歌はちょっと強引だったかもだけど。
しかし、リアスには感謝だなぁ。ギャスパーはともかく、黒歌と白音を二人きりで話をさせるのは、確かに俺も無茶な提案だったと思っている。
もちろん主として立ち会いたいという気持ちも理解は出来る。でも、元々これは二人の問題なんだ。リアスも黒歌の事情を知らない以上、立ち会ってしまえば余計な口を挟むことになる。
だからこそ二人きりで話しをさせるべきだったんだが、なかなか手強かったなぁ。
でも誠意を持って頭を下げて頼んだら、OKをしてくれたんだからやっぱり感謝だね♪
まぁ、あれでダメだったら日本古来より伝わる『土下座』という切り札を、それでもダメなら奥の手である『五体投地』をやるしかなかった........結局やらなかったけどね。
しかし俺がリアスに頼んでいる間、曹操や神様たちが凄い顔でこっちを睨んでたけど、あれは何だったんだろう?
曹操や賈駆は分かるけど、神様たちがリアスを恨む理由って何だ?
特に接点は無いはずだけど、やっぱり悪魔ってだけで嫌われてるのかね? でもそれはそれで可哀想な話だよなぁ。
「ただいま、呂布さん!」
「ただいま帰りました、部長さん」
俺が悪魔陣営と他種族との軋轢を考えているとヴァレリーとギャスパーが帰ってきた。お早いお帰りで、もっとゆっくりしてきても良かったのに。
「もう良いのか?」
「はい♪ お互いにこれまでのことを話しただけでしたので」
「お帰りなさい、ギャスパー。たくさん話せた?」
「はい! ありがとうございました、部長さん。それから」
ギャスパーがリアスに答えると俺にトコトコと近付いてくる、何ぞ?
「あの、呂布さん。ヴァレリーに聞きました。『危ないところを呂布さんに助けてもらった』って、呂布さんがヴァレリーを助けてくれたんですよね?」
「成り行きでな」
「それでも助けてくれたことに変わりはありません。あ、あの、ありがとうございました!! ヴァレリーを、僕の大事な友達を助けてくれて........!」
ギャスパーはお礼を言うと勢いよく頭を下げた。本当に素直な良い子だね~~、オジサンがナデナデしてあげよう♪ だって手を置くのにちょうどいい高さなんだもの。
ナデナデ
「気にしなくていい。ヴァレリーが助かったのは、彼女が『生きる』ことを、諦めなかったからだ。
だから、俺に感謝するのではなく、彼女の強い意思を、誉めてやってくれ、それで十分だ」ニコリ
「「「「..................」」」」
「呂布さん..........」
「っ、はい、分かりました。でも、やっぱり呂布さんにも感謝したいので........心の中で感謝することにします♪」
パァァァァァァァッ!!
ギャスパーが目が眩むほどの輝かしい笑顔を向けてくる!
ダメだ、尊過ぎる! こんな純真無垢な子が何で悪魔やってんだ!?
もう、連れて帰ってアーシアや陳宮と並べて愛でたい! そりゃあもう悪魔陣営との全面戦争覚悟で!!
俺がそんな決死の想いを抱いていると、ギャスパーが俯きながら俺に尋ねてくる。
「あの、呂布さん。どうしたら呂布さんみたいに強くなれますか?」
「強く?」
「はい.....僕、男の子なのに臆病で弱虫で.......だから、呂布さんみたいに強くなりたいんです!!」
ギャスパーが真っ直ぐに、強い瞳で俺を見つめてくる。そして、後ろにいたガタイの良い兄ちゃんが前に出てきた。
「ほう、興味深いな。それは是非とも教えていただきたい」
「....................」
「横から話に入ってしまい、申し訳ない。お初にお目にかかる、呂布奉先殿。自分はサイラオーグ・バアルと申します、魔王を目指し日々精進しております。
もし『世界最強』たる御身のように強くなる秘訣などがあれば、是非とも教えていただけないでしょうか?」
あ、彼が『サイラオーグ』かぁ。そういわれるとそれっぽい容姿してるな。
う~ん、『どうやって』って言われてもね〜〜〜。
『前世の知識を中心に武術の知識とかの必要そうなモノを集めて、神様チートにモノを言わせて頑張って習得して、使いこなせるように修行してます』なんて言っても、まったく参考にならないし、どうしたものか。
あ、そうだ! こんな時こそ、あの弓兵さんの言葉をちょっとアレンジしよう!!
「イメージしろ」
「え?」
「『イメージ』、ですか?」
「そうだ。なりたい『自分』を、今よりも強い『自分』を、自分が思い描く最強の『自分』を、より具体的に、より強く、常にイメージしろ。
そうすれば足りないものが、必要なものが、見えてくる。人はイメージ出来ないことには、努力することすら、出来ない」
「最強の『自分』を常にイメージ.......分かりました、頑張ります!!」
「なるほど、やはり貴方は........! ありがとうございます、非常に参考になりました!!」
良かった、何とか納得してくれたみたいだ。ありがとう、褐色の弓兵さん!
俺が心の中で感謝していると黒歌と白音がバルコニーから出てきた。どうやら二人の話も終わったようだ。
「ただいまにゃ、呂布」
「......話は出来たか?」
「うん.......呂布、ありがとう」
「気にするな」
「部長、ただいま帰りました。それから、ありがとうございました」
「ええ、お帰りなさい。お礼はいいわ。それより後でどんな話をしていたのか教えてくれるかしら?」
「はい。あと..........」
今度は小猫が俺の所に来る、こうしてみると本当に小さいんだなぁ。
「あの、ありがとうございました。貴方のおかげで姉と話すことが出来ました。
それに言われていたとおり、気持ちに整理をつけていたおかげで驚きはありましたけど、ちゃんと話を聞くことが出来ました」
「.........これからどうするつもりだ?」
「そのことについても姉と話をしました。元の妖怪に戻って『蒼天の紅旗』に来ないかと誘われもしました。
でも私は部長に救われました。だから、これからも部長の眷属として生きていきます」
「小猫........」
「ただ........部長、お願いがあります。私は姉の、過去の恐怖から本名を名乗れず、部長に『塔城小猫』という新しい名前を貰いました。
でも姉と和解した今、私はようやく前に進めます。だから、これからは部長に貰った名前と本名を合わせて.........『塔城白音』と名乗りたいと思います、許して貰えますか?」
「っ.......ええ、勿論よ。この時をずっと待っていたわ、小猫.......いいえ、『白音」」
「ありがとうございます。私、『塔城白音』はリアス・グレモリーの眷属『戦車』として立ち塞がる者を粉砕し、貴女と眷属を守る盾となる事を改めて誓います」
白音はリアスの前で跪き、普段とは打って変わった力強い声と表情で宣誓した。リアスも涙ぐみながらも満足そうな笑顔で白音に応える。
「貴女の誓い、確かに受け取りました。改めてよろしくね、白音♪」
「はいっ!!」
「いいのか、黒歌」
「仕方ないにゃ、白音が決めたことだもの。それに、白音と仲直りが出来た。それだけで私は十分、これ以上求めるのは贅沢にゃ」
黒歌はそう言うけど、顔が少し寂しげだ。やっぱり本心では一緒に暮らしたいんだろう。
でも『蒼天の紅旗』としては難しいだろうな〜〜〜。
まあ、黒歌はアーサーやルフェイと同じで『蒼天の紅旗』に所属してはいるが、基本ヴァーリと一緒にあちこち飛び回っているからこっそり会いに行くのは不可能ではない。
でも、曹操が知ったら怒るだろうし。何とか日本や冥界に『蒼天の紅旗』の拠点みたいな場所を作ることは出来ないだろうか?
俺が何とかヴァレリーとギャスパー、黒歌と白音をもっと気軽に会わせられないか考えているとリアスが真剣な顔で俺の前に出てきて、いきなり頭を下げる!
「呂布殿......いえ、呂布『様』。このたびは不甲斐ない私に代わり、我が眷属を救っていただき誠にありがとうございます。このリアス・グレモリー、心から御礼申し上げます」
「気にするな。結果として、そうなっただけだ」
「いいえ、それでも貴方は私では出来ないことをやってくれた。本来は主である私がやらなくてはいけなかったというのに」
「...............」
「貴方のおかげで私と白音は本当の意味で『主』と『眷属』になることが出来ました。
感謝の意思を示さなくては『主』として、『グレモリー家の次期当主』として気が済みません」
リアスが顔を上げると真剣な顔で俺に言ってくるけどどうしよう、黒歌やヴァレリーを会わせただけなのに!
だが、俺がリアスへの対応に苦慮していると、待ち人という名の救世主が現れる!!
「ハア、ハア、あの.......お待たせしました!!」
出来れば日本に『蒼天の紅旗』の拠点を置きたいのですが、どうやってそこまで展開を持っていくか悩み中です。