いつもの倍近くの文字数を書いているのに、まだ半分くらいしか今章が進んでいない! 完っ全に見通しが甘かった!!!
さぁ~て時間も無いことだし、ちゃっちゃと進めないとな。とりあえず人数の少ない魔力組から始めるとするか。
「まずは、魔力適正の三人から、前に出てくれ」
「分かりました」
「はい」
「は~い」
三人が椅子から立ち上って俺の前まで来る。ソーナと椿は相変わらず真剣な表情だ、そこまで肩肘張らなくてもいいのに。
むしろ草下のように、今からやることはリラックスしていた方が良いんだけどな〜〜〜。
「三人とも、上着を脱いで、背中を向けてくれ」
「分かりました。椿姫、憐耶」
「はい、会長」
「は~い」
俺がソーナと椿姫、そして草下に背中を見せるように言うと三人ともジャージとシャツを脱ごうとする。だけど、周りの子達が騒ぎだした。
「ちょっと会長、何してんすか!?」
「そうですよ! 男性の前で、それに元ちゃんもいるんですよ!?」
「うわぁ、三人とも大胆~~~♪」
「だってぇ、修行のために必要なんでしょう?」
「何を言っているのです? 指導を受ける身なんですから、背中を見せるくらい何の問題もありません」
「会長と憐耶の言う通りです。むしろ教えを請う身でありながら、そういった下品な発想をするなど.........恥を知りなさい!」
「「「す、すみません!」」」
「元、アンタは向こう向いてなさい!!」
「お、おう!」
椿姫に叱られて他の眷属はシュンとする。
心配しなくても、今さら女子高生の下着姿ぐらいで興奮することは無いから安心しなさい。あ、でも曹操は気を遣ったのか壁の方を向いてる。
三人は上着とシャツを脱いで背中を向けてくる。自分で言うのもアレだけど、思い切りがいいね。そういうのは嫌いじゃないよ♪
「呂布殿。上着とシャツは脱ぎましたが、下着はどうしますか?」
「下着!?「元、うるさい!!」.......はい」
「いや 背中が見えれば、十分だ」
俺はそれぞれ三人の背中に手を当てると魔力を流し、魔力回路の状態を確認する。
うん、やっぱりね........機能している回路と機能していない回路がある。このままでも魔力を行使できるけど、これじゃあ効率が落ちる。
走る時は足の筋肉だけでも走ることは出来るけど、腕や背筋・腹筋などの全身の筋肉を使った方が、より効率の良い走り方が出来るのと同じ理屈だ。
俺は順番に三人の魔力回路に俺の魔力を少しずつ流し込んで、身体中の魔力回路に魔力が行き渡るようにする、
イメージととしては、水道管の詰まりを水を流して取り除いている感じだ。
「あぁ♪ 身体が火照ってきて、気持ちいい/////////」
「はい♪ まるで全身に最高級のマッサージをされているような気分です/////////」
「ふわぁ~、何かポカポカしてきて........ハア//////」
「何だ、何が起こってるんだ!? 急に会長たちの色っぽい声が聞こえるんだが「こっち見んな、元!!」 う、うぅ、こんなの生殺し状態じゃんかよ。キツ過ぎるって...........」
「でも本当に気持ち良さそう.........」
「うん、あんな色っぽい三人は初めて見るよね」
「うわぁ、何か私までドキドキしてきた/////////」
しばらく魔力を流し込み、全身の魔力回路に魔力が流れるようにすると俺は背中から手を離す。何か三人とも顔が赤くなってるけど、大丈夫?
「終わったぞ、もう服を、着てもいい」
「ハア、ハア、はい.......あの、何をされたのですか?//////////」
「三人の、魔力回路に、使われていない回路があったから、魔力を流して、機能出来るようにした。魔力を練ってみろ」
三人は上着を着ると魔力を練って手の平に集める。ただ匙くんや、何をモジモジしているのかね?
「っ、す、凄い、今までよりも魔力のコントロールがスムーズになりました.........」
「はい。しかもほとんど集中しなくても、多くの魔力を練れているのを実感します!」
「ふわぁ、凄いです~~」
「閉じていた、魔力回路を、開いただけだ。次は、オーラ適正の五人だが、ひとまず女子から、二人ずつ前に、来てくれ」
「うっ!」
「あの~~、私達も服を脱がなきゃならないんですか?」
「むしろ、オーラの感覚を、目覚めさせる方が、繊細なコントロールを、要求されるから、直接背中に、触れた方が良い」
「や、やっぱり」
「うぅ~~///////」
「ちょっと恥ずかしいよね」
やっぱり年頃の女の子なためか、恥ずかしがって前に出てきてくれない。
困ったな〜〜、オーラの感覚に目覚めさせる方法は基本的に二つ。「ゆっくり目覚めさせる」か「力ずくで目覚めさせる」かのどちらかだ。
「ゆっくり目覚めさせる」方法のメリットは『その後のオーラのコントロールがしやすい』ことと『安全』だということ。デメリットは『目覚めさせるのに時間が掛かる』ということだ。
ゆっくり目覚めさせた場合、目覚めさせるのに概ね半年から一年ほど掛かる。しかも俺が付きっきりになってだ。とてもそんなに時間は掛けてられない。
一方「力ずくで目覚めさせる」方法であれば、目覚めるのは一瞬だ。デメリットは前者の反対で『その後のコントロールが難しくなる』ことと『危険が伴う』ことだ。
コントロール出来るようになるまでにどれだけ掛かるかは個人差がある。なので今回はその両方の間を取り、『力ずくで目覚めさせた後、最初のコントロールは俺が手伝う』という手法だ。
これなら目覚めさせるのにも、オーラのコントロールにも時間が掛からないし安全だ。
しかしその分オーラを流す方は繊細なオーラのコントロールが要求されるので、直接肌に触れなくてはならない。
俺が何とかその辺りのことを説明すると皆、納得してくれたのか上着とシャツを脱いでくれた。別に二人ずつでいいのに。
「じゃあ、まずは私とモモからだね」
「うん、でも男の人に肌を触られるなんて初めてだから............ちょっと緊張するかも////////」
「それは私もだよ」
「あなた達、また叱られたいのですか?」
「「すみません、副会長!」」
もう何度目か分からない椿の怒りを受けた後、二人とも背中を俺に向ける。
確か、さっきから匙を叱っているボーイッシュの子が『戦車』の『由良翼沙』で、匙のことを『元ちゃん』って呼んでいる白髪の子が『僧侶』の『花戒桃』だったかな?
俺は二人の背中に今度はオーラを少しずつ流し込んで細胞を活性化させ、全身の『精孔(オーラや魔力の噴出口)』を徐々に開いていく。
「うわぁ、コレ.......確かに気持ちいい//////」
「うん。会長たちが蕩けるのも納得だね///////」
「二人とも、とっても気持ち良さそう」
「うん、二人も会長たちみたいに色っぽく見えるよね////////」
「アレ、私達もやるんだよね。ワタシ、変な声出さないか心配だよ~~」
「なあ、俺いつまで壁の方を向いてればいいんだ?「だから、こっち見ない!!」っ、ゴメン」
匙も懲りないな、少しは曹操を見習いなさい。もはや壁と同化してると言っても過言でなくてよ?
そうして、二人の全ての精孔を開き終わる。
「何か、身体から蒸気みたいなのが凄い噴き出してるだけど!?」
「これって大丈夫なんですか!?」
「身体エネルギーが、噴出しているから、そのままだと、全身疲労で、指一本動かせなくなり、最悪死ぬ」
「「「「「ええええ!!!」」」」」
俺の言葉に皆驚くけど、匙が思わずこちらへ振り向いてしまった。まあ、そんなことになれば...........。
「「「「キャアアアアアア!!!」」」」
「あ、わ、ゴ、ゴメン!!」
魔力組の三人を除いた四人の上半身の下着姿を見てしまった匙は慌てて壁の方へ向き直す。だから二人ずつって言ったのに。
「元、後で覚えてなさいよ!!」
「匙先輩のエッチ!!」
「元ちゃんのスケベ!!」
「匙の『兵藤一誠』!!」
「だから悪かったって! あと巡、それはさすがに心外だぞ!?」
『兵藤一誠』って悪口なんだ、哀れなり一誠。っと、そんなこと考えてる場合じゃなかったな。早くコントロールの方法を教えないと!
「二人とも、目を瞑り、意識を集中しろ」
「あ、はい/すみません」
「そのまま、噴き出しているエネルギーを、血液のように、自分の身体を巡っている、イメージを持て」
「「..................」」
「次に、身体を巡っているエネルギーが、身体の外に出て、鎧のように、身体を覆っている、イメージをしろ」
「「..................」」
俺は二人のオーラの流れを見ながらアドバイスをしていき、俺自身のオーラでも二人のイメージ通りに流れるようにサポートをする。
そして俺が二人から手をゆっくり離すと、二人のオーラは身体の外に出ても霧散することなく、身体の周囲に留まっていた。
「二人とも、目を開けろ」
「あ、さっきは湯気みたいなものが噴き出していたけど」
「うん。今は湯気が身体を覆ってて、重さの無い服を着ているみたい」
「それがオーラの、基本の状態。身体から、出ていこうとするオーラを、身体の周囲に留め、纏う技術。『纏』というものだ」
「『纏』.........」
「これが基本の状態なんですね」
「その状態を、維持していれば、生身の時よりも、ずっと高い防御力を、得られるうえに、常人よりも、遥かに長く、若さを保っていられる。
慣れてくれば、寝てても、『纏』が出来るようになる」
「遥かに!?」
「長く!?」
「若さを!?」
「保っていられる!?」
何か二人の目の色が急に変わったんですけど? いや、二人だけじゃない。周りの皆も目が鋭くなり鬼気迫る表情になってる。
「ハイハイハイ! 次、私です!!」
「二人とも! 終わったんだから、早く交代して!!」
「あの~、私もオーラのコントロールの方を覚えたいんですけどぉ、ダメですかぁ?」
「キミは、魔力のコントロールの、基礎を覚えるのが、先だ」
「そこを何とか~~」
「..................」
「憐耶、いい加減にしなさい。私や椿姫も我慢しているのですから」
「あう~~、残念ですぅ」
さすがは年頃の女の子と言うべきか、美容関係への執着心が半端無い。悪魔って見た目を魔力で弄れるはずだけど........それはそれ、これはこれってことなのかね?
その後残りの女子二人、そして最後に匙の精孔を開いてオーラに目覚めさせた。
やれやれ、これでようやくスタートラインに立てたワケだ。長かった〜〜。
俺がやるべきことは終えたので説明役を曹操へ交代する。
「さて明日からの修行の準備が出来たところで、次は『魔力』と『気』の性質について教えよう」
曹操が再びホワイトボードに書いていき、皆はそれをノートに書き記す。
な〜んだ。勉強が苦手みたいなことを言ってたけど、皆ちゃんと集中出来てるじゃん。
「まず『気』の性質についてだ。『気』は肉体から生み出されるエネルギーであるため、『内側』に留まりやすい性質を持っている。
そのため肉体や物体に直接作用する使い方に向いている。具体的に言うと『身体強化』などだな」
「『身体強化』は魔力でも行うことは可能ですが、魔力ではダメなのですか?」
「ダメではないが効率が悪いな。『魔力』は『気』の反対で外に放出しやすい性質を持っている。
だから『肉体の外に向けて放つ』のに適している分、肉体や物体に力を込めるのに不向きだ。
同じ量のエネルギーで身体強化の性能をそれぞれ比べた場合、『気』の方が効果が大きい」
「なるほど『魔力』と『気』、それぞれに得手不得手があるんですね」
「じゃあ『魔力』と『気』、両方を混ぜるとどうなるんだ?」
「良い質問だ、匙元士郎。『魔力』と『気』を混ぜ合わせると『内に留まりやすく、外に放出しやすい』........両方の性質を持ったエネルギーを生むことが出来る。
『チャクラ』と呼ばれるものだ。この『チャクラ』を利用すれば、より強力で高度な技や術を扱うことが出来るようになる」
「おお、何か凄そう!」
「は~い先生~、その『チャクラ』って私達も覚えられるんですか~?」
「もちろん可能だ。しかし『チャクラ』を扱うには『魔力』と『気』をバランス良く練らなくてはならない。
そのためには『魔力』と『気』のコントロールをそれぞれ高いレベルで習得する必要がある。
君達にはまだ早すぎるから、まず自分が得意な方を完璧に習得することだ」
「『千里の道も一歩から』ですね」
「その通りだ。焦る必要は無い、それだけ君達には伸び代があるということだ。順序良く一つずつ覚えていけば、確実に強くなれる。
何せ俺たち『蒼天の紅旗』も、こういった地道な基礎を積み重ねて強くなっていったんだからな。なぁ、呂布?」
おっと、俺にも話を振ってくるか。まあ、今回皆に教えるのは『蒼天の紅旗』のメンバーが行う基礎カリキュラムの一部だからね。実績はあると思うよ?
それにしてもいきなり皆の視線に注目されるのは慣れないね〜〜。
「『一流』や、『達人』と呼ばれる存在には、二種類ある。『凄いことを簡単に行える者』と、『簡単なことなのに凄い結果を出せる者』だ」
「『凄いことを簡単に行う者』と『簡単なことなのに凄い結果を出せる者』............」
「そうだ。例えるなら、リアス・グレモリー達が前者、君達が後者だ。そして君達が今、学んでいることこそが、君達の夢に、役立つ教えでもある」
「呂布の言う通りだ。君達に教えている修行は誰でも出来ることだが、努力次第でどこまでも強くなれるというモノだ。君達が作る学校で教えたいのは『そういったこと』じゃないのか?」
「っ、ええ、その通りです。で、ですがよろしいのですか? そのような重大なことを教えていただいて..........」
「言っただろう? 『全力で強くする』と。知識を得ることも『強さ』の内さ」
「っ〜〜〜、ありがとうございます。曹操殿、呂布殿...........!」
曹操の言葉により、さっきまで座学を嫌っていた子達は同一人物とは思えないほど真面目な顔つきになった。
うんうん、生徒からの質問を引き出し、授業に対する興味と感心を持たせる...........良い授業だ。
後から生徒の質問をまとめて受ける方法もあるけど、あれは良くない。
『鉄は熱いうちに打て』と言うように、質問に答えるのは生徒が興味や感心を覚えた瞬間がベストだ。そうすることで記憶に強く残すことが出来る。
それに生徒からの質問に随時答えることにより、必然的に『全員が質問をしやすい空気』を作ることが出来る。
時間の節約のためかもしれないが、あれでは他の人たちが質問をしないと自分からは質問をしづらい空気になってしまうからね。
その後も曹操先生の授業は続き、ソーナ達が随時質問をしては曹操が答え、曹操が答えたことを全員ノートに記していく。
そんなことを繰り返していくと時間が経つのも早いもので、今日の座学の最終項目を教えることになった。
「では最後に『魔力』や『気』をコントロールする基礎。コツとも呼べる物を教える」
「『魔力』なら扱い慣れているので、問題無いと思われますが?」
「普段なら問題無いだろう。しかしレーティングゲームのように長期戦で、しかも緊張あるいは疲労困憊の状態でも普段と同じように扱えるのかな、ソーナ・シトリー?」
「っ、す、すみません、愚問でした........」
「別にいいさ。『魔力』や『気』は扱う者の精神状態に大きく左右される。
気持ちが昂っていれば力が暴走しやすいし、逆に気持ちが沈んでいたり、迷いがあれば力は出ない。
『普段通り安定した力』を発揮するには、心が波打っていてはならないんだ。所謂『メンタルコントロール』という技術だ」
『メンタルコントロール』。平常心を保つ技術の総称で一流のスポーツ選手などは必ず独自の方法を持っている。有名な所では『ルーティーン』とかだな。
最も『ルーティーン』は長い時間を掛けて培うモノの上、人それぞれでやり方が違う。だから、今回は日常的に誰でも行えることを教えるつもりだ。
「君達に教えるのは『燃』。これは『点』『錬』『舌』『発』の四つの行程から成る心の修行方法だ」
「『燃』? それはどういった物なのでしょうか?」
「『燃』とは心を燃焼させること。一つ一つ説明しようか。まずは『点』、これは『心を一点に集中させる』こと。
つまり『自分の目標』や『自分のやりたいこと』をはっきり定めることだ」
「自分の目標、私たちなら学校を作ることですね」
「もちろんソレも含まれる。だがもっと細かく分けることも出来る。例えば『レーティングゲームに全勝する』でも良いし、『リアス・グレモリーに勝つ』でも良い」
「なるほど、目先の目標でも良いわけか」
「そうだ。むしろ順序良くやるのなら、目先の目標から順番にハッキリさせていった方が良い。
次に『錬』、これは『心を錬成させる』こと。つまり『何が必要なのかをハッキリさせる』ことだ」
「覚悟や強さとか、そういうことですか?」
「ああ。だがコレももっと細かく分けられる。例えば『必要な強さを得るためには、どういったことをすれば良いのか』を考えたりな」
「うへぇ~~、それって細かく考えればキリが無いんじゃあ」
「だから、心を鍛える修行になるんじゃないか。大事なのは『自分の想い・心をハッキリさせる』ことだ。あれこれ色々と考えることは心を乱すことになるからな」
この『燃』の修行は『蒼天の紅旗』のメンバーは全員必ず行なっている、特に神器所有者は重点的に。
神器は持ち主の『心』によって力を定めるからね。ある意味、暴走の危険を孕んでいる分『魔力』や『オーラ』よりも『心』の影響が出やすい。
ちなみに『燃』の修行は、神器所有者にとって『禁手』に至るための修行でもあったりする。
『心』が定まることにより、本人の心に『劇的な変化』が起こるんだろうな。
「次は『舌』、これは『心を決める』ことだ。早い話が『決意』や『決心』をすることだな。
ちなみに決意や決心については口に出しても良いし、心に思うだけでも良い。まあ、口に出した方が効果は高いがな」
「確かに。私達も自分の『覚悟』を口に出した方が、不思議と心が軽くなったよね」
「うんうん。あ、そうか。アレも『舌』だったんだ........」
「そう。自分の想いを口に出すことで『覚悟』が決まり『心』が定まる、それこそが『舌』だ。
そして『心』や『覚悟』が定まれば、それは自然と行動や雰囲気に現れる。それが『発』だ」
「『発』。今、私達がこうして夢のために行動していることですね」
「そうだ、だが注意してくれ。『舌』は下手をすると柔軟な考えを取り去り、視野を狭めてしまう。
それでは『発』も十分な効果が得られない。それに君達はどうにも結論や結果を急ぎすぎる節がある」
「うっ、確かに............」
「こうして落ち着いて考えてみると、色々と足りなかったんだよね、私達って」
「うん、今考えてみると凄く焦ってたのが分かるよ」
どうやら全員、曹操の言ったことに思い当たる覚えがあるようだ。うんうん、そんな何でもかんでもいっぺんに出来るわけが無いんだから、優先順位を決めていかないとね。
仕事もそうだけど、手早く終わらせる物や急ぎの物はさっさと終わらせて、時間の掛かる物は逆にじっくりやらないと足元掬われるよ?
「故に今は『点』と『錬』を重点的に行ってくれ。そうだな、今日から毎日寝る前の三十分だけでも良い。『点』と『錬』を行うようにしてくれ」
「「「「「「はい!!!」」」」」」
そうして今日の座学は終わり、修行の前の下準備は終わった。明日からは本格的な修行に入ることになる。
『纏』やこれから行う『オーラ』の修行なんかは【ハンター×ハンター】にお世話になります。ちなみに【念】の『発』は覚えさせません、固有系統の能力は出したらキリがありませんので。
あと『燃』についても【ハンター×ハンター】からですが、多少個人的解釈も入れました。
それから『力ずくでオーラ』に目覚めさせる場合ですが、【ハンター×ハンター】とは違い【『発』によってオーラを流されたりしない限りは目覚めない】設定にしたいと思います。でないと能力者が大量に生まれてしまいますので........................