深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

85 / 212



私だけではなく家族全員、風邪を引きました....................。

一家全員が風邪でダウンするってメチャクチャ大変なんですね................でも予約投稿のおかげで、助かりました!

皆さんも季節の変わり目ですので、気を付けてください!!





第七十九話

 

 

 

 

 

ロキと呂布を巻き込んだ爆発によって生まれた爆煙は、広範囲へと広がり天へと昇っていく............................下級悪魔程度なら粉々に吹き飛ぶほどの威力だった。しかし・・・・・・・・

 

 

 

ヒュッ............トンッ

 

 

 

 

「「「「「呂布!!」」」」」

「奉先様!!」

「呂布様!!」

 

オーディンの前に呂布が一瞬で現れる・・・・・・呂布は当然のごとく、無傷で爆発を回避していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ~~~、危なかった~~。いや、別に爆発に巻き込まれても特に何ともないとは思うんだけど・・・・・・『見聞色の覇気』で感じ取った以上は避けないとね。

 

怪我をしないからといって、わざと攻撃を受けて『今、何かしたか?』みたいなことを言う趣味は俺には無いし................................どんなに弱くても痛いものは痛いからね。

 

 

「何が起こったのよ・・・・・・あの爆発は、いったい・・・・?」

 

目の前でいきなり爆発が起こり、リアスが混乱している。周りの眷属やソーナ達も同じような反応だ............................賈駆たちは警戒を高め、オーディンの周りを固めている。頼もしいねぇ、これならオーディンのことは任せていても良いかな・・・・・・・グラニもいるし。

 

 

 

「ひゃーひゃっひゃっひゃっひゃっ!さすがに当たらなかったか、残念残念♪」

 

突然、上からこちらをおちょくるような笑い声がする・・・・・・・・・この卑しさと図太さと意地汚さが滲み出た不快極まる声は!?

 

俺たちが全員、声の方へ顔を向けると・・・・・・白いローブのような衣装を身に纏った、白髪頭の老人が笑っていた。コイツはもしかして....................................

 

 

俺の予想にはアザゼルが答えてくれる・・・・・・

 

 

 

 

「リゼヴィム!!」

 

「リゼヴィム!?こいつが!?」

「『禍の団』の................リーダー................」

「お兄様が言っていた、前魔王の息子........................」

 

「これまた珍客じゃのう。久しぶりじゃな、リリン」

 

「久しぶりだね~~、アザゼルおじちゃんにオーディンお爺ちゃん♪何百年ぶり?元気にしてた?」

 

やっぱり....................ジジイのくせに悪ガキみたいな話し方が鼻につく、こんなヤツは他にはいないからな。見た目には、どことなくヴァーリの面影もあるし............................ヴァーリが聞いたら怒るだろうけど。

 

 

「ゲホッゲホッ....................リゼヴィム!どういうつもりだ!呂布だけではなく、我まで爆発に巻き込むなど............................!」

 

煙が晴れるとロキがリゼヴィムに食い掛かる・・・・・・・爆発の影響でロキの服はあっちこっち薄く汚れていた。

 

 

「いや~~、呂布ちんを殺れる絶好のチャンスだったから、つい。メンゴメンゴ♪」

 

「きさまぁ~~~....................!」

 

「悪かったって。そんな怒ったら血圧上がっちゃうよ?カルシウムが足りないんじゃない?」

 

誰が『呂布ちん』だ、馴れ馴れしい!あまりにもリゼヴィムの話し方が不愉快なせいで、逆にこっちの血圧が上がりそうだ・・・・・・・・

 

そんなカルシウムの重要性を理解してるとアザゼルがリゼヴィムに尋ねる。

 

 

「リゼヴィム、隠居していたお前が今更になって現れたのは何故だ?旧魔王派の連中をまとめ上げ、『禍の団』なんていう組織を作り....................いったい何をやろうとしている!」

 

「あれ?アザゼルおじちゃん、それ気になっちゃう?そうだな~~・・・・・まぁ、昔の誼で教えてあげてもいっか♪」

 

リゼヴィムの目的....................原作では異世界に行き、邪龍を使って暴れようとしていたみたいだけど・・・・・・今回はどうなんだろう?一誠は乳をつついて異世界の神様と交信なんかしてないし................................。

 

まさか!俺が転生した際の神様の力を観測したんじゃあ!?マズイぞ....................だとしたら俺のせいでもあるじゃん。それに俺が呂布の子孫ではないってこともバレてしまう................................。

 

 

 

 

 

............................よし、殺ろう!もしリゼヴィムが俺の出生について言及し始めたら、その瞬間に口封じをしよう!大丈夫、あの距離なら一足飛びでいける........................どうせテロリストだし、殺っても問題ないだろう。

 

 

「それはね~~~、ズバリ『退屈だから』さ♪」

 

「は?」

 

「だ~か~ら~、退屈なんだよ、今の世界は。はるか昔は俺たち聖書陣営だけじゃなく、各神話群も思いのままに好き放題やっててさ~~、戦争だってそこかしこでやったわけじゃん?皆、やりたいことを自由にやって楽しんでたっしょ?」

 

「........................................................」

 

「それが人間の影響を考えてか何だか知らないけど、急に皆お利口さんになっちゃってさ........................つまらないったらありゃしない。『戦争なんか、いつでもやってやる!』と言わんばかりのあの頃のギラギラした目はどこにいったのよ?誰に何を言われようが命懸けで好きなことをやってた........................身を焦がすほどの情熱はどこにいったってのさ?」

 

 

「確かに昔はそうだった........................俺自身、数え切れねえくらいのバカをやったからな。だが、どいつもこいつもそんなことばかりやってたから、今の世の中になっちまったんだよ。悪魔や天使だけじゃねえ、神すらも・・・・・もはや人間の存在無くしては存続出来ねえ世の中にな」

 

「アザゼルの言う通りじゃ。だからもう、あんな時代を繰り返してはいかん............................リリンよ、お主の言う時代は終わったのじゃ」

 

「終わってなんかいないさ!皆、心の中では望んでいるはず・・・・・・・・だからボクちんが取り戻してあげるのさ、『あの時代』を!戦争?人間への影響?種の存続?知ったことじゃない!!

私は『悪魔』だ!誰よりも強欲に、誰よりも狡猾に、誰よりも憤怒し、誰よりも嫉妬し、誰よりも暴求し、誰よりも傲慢に生きる!清濁含め、あらゆる『欲』の臨界を極めた種族だ!!

お利口で合理的な生き方なんてクソ食らえだ!『悪魔』なら、その身を滅ぼす覚悟で自己の欲求に従い、思いのままに生きてみろ!!!」

 

「下らねぇ。それで悪魔そのものが滅んだらどうすんだ?元も子も無ぇだろうが・・・・・・・・」

 

「決まっている....................................『本望』だ!!それこそが『悪魔』のあるべき姿であり、生き方なのだからな!!!」

 

 

「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」

 

皆、リゼヴィムの思想に聞き入っていた........................しかし、それは別に驚愕したわけでもなければ、感銘を受けたわけでもない....................................。

 

『異質』................まさにその一言に尽きる。悪魔が自己の欲求に忠実であることは知っている。だが、ここまで............................自分はおろか『悪魔』そのものが滅んでも構わないくらいに欲望に忠実なリゼヴィムを『異質なナニカ』に思えてしまったのだろう............................特に同じ悪魔であるリアスたちは............................。

 

まぁ、何にせよ原作宜しく異世界に行くのが目的じゃなくて良かった良かった♪

 

 

「お前の言い分は分かった・・・いや、分かりたくもねえが、とりあえずは理解した。だが残念だったな、お前の望みは叶わねえよ。

いくらなんでも、『禍の団』に今の世界を変えられるほどの『力』があるとは・・・・・・お前だって思っちゃいないだろ?」

 

「まったくじゃ。お主が言うには、聖書陣営だけではなく各神話群まで相手にするわけだからのう・・・・・・各勢力の不穏分子をどれだけ集めたところで、結果は変わらんじゃろ?」

 

「そのとおりさ。そこで、だ................................呂布ちん、いや呂布奉先殿........................キミもこちらに来ないか?」

 

 

「「「「「っっっっっっ!?」」」」」

 

 

え、俺?何で?俺、そんな昔の時代のことなんか興味無いよ?それにテロリストになったりしたら、指名手配されて生きづらくなっちゃうじゃん。

 

いくら欲望に忠実に生きれるったって、それでお尋ね者になったりしたら、結局窮屈な人生になるじゃん。嫌だよ、そんな人生............................あと、その原作さながらの胡散臭い喋り方を止めい!!

 

 

「さきほどは失礼した。だが確信したよ、キミほどの『力』があれば............いや、キミだからこそ!この世界で最も『自由』に生きるべきだ!!今の生き方は窮屈だろう?もっと自分の好きなように生きたいだろう?

私が望む世界では、誰もが自分の生きたいように生きることが出来る。そこにキミを縛りつけるものは何一つない!」

 

リゼヴィムが熱心に説得してくるので、反論しようとするも・・・・・・・俺ではなく『蒼天の紅旗』のメンバーが反論する。

 

 

「ふざけんじゃないわよ!そんなのは『自由』でも何でもない、ただの『無秩序』な世界が出来上がるだけじゃない!そんな世界を呂布が望むわけないでしょうが!!」

 

「そうなのです!第一、呂布殿がアナタたちテロリストの仲間になんかなるわけがないのです!!」

 

「まったくだ...........................魔王の息子だが何だか知らねえけどよ....................呂布を、俺たちを見損なうんじゃねえよ」

 

「そうです!呂布さんは....................私たち『蒼天の紅旗』の仲間です!!」

 

「ええ、アナタたちテロリストには絶対に渡しはしません!!」

 

『蒼天の紅旗』のメンバーはリゼヴィムの提案を真っ向から拒絶する・・・・・・・しかし、当のリゼヴィムは皆を小馬鹿にするように嘲笑う。

 

 

「クックックックックッ、果たしてそうだろうか?キミたちは少しでも呂布殿の気持ちを考えたことがあるのかな?圧倒的な力を持ちながら、周りの弱者たちのためにソレを封じなくてはいけない................................そんな息も詰まるような生き方を強いられている者の気持ちを?」

 

「「「「「っっっっっっ!!!」」」」」

 

 

「呂布殿ほどの力なら、世界の覇者として君臨し........................もっと好きに生きていけるはずだ。もっと自由にふるまえるはずだ。それが出来ないのは............................キミたち弱者が自分たちの都合で彼を縛り付けているからに他ならない」

 

「「「「「............................................」」」」」

 

 

「さあ、どうする、呂布殿。このまま息苦しい世界で生きていくか、それとも私と共に新しい世界で『自由』に生きるか............................返答は如何に!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

........................................あ、終わった?いや~~、リゼヴィムも賈駆たちも白熱してるんだもんなぁ....................................本人そっちのけで。

 

というわけで、こっからは俺のターンだね♪

 

 

「........................................断る」

 

「ほう?何故だ?キミにとっても魅力的な提案だと思うが・・・・・・・・・」

 

いやいやいや、全然魅力的じゃないよ!?だって話を聞く限り、リゼヴィムの言う世界って、モヒカン頭の『Your Shock!』な連中がヒャッハーしてる世界でしょ?

嫌だよ、そんな世紀末な世界!美味しい物も温泉も楽しめなくなっちゃう!!

 

 

「................................お前の言う世界には................『自由』しかない」

 

「っ!」

 

「俺は................今いる、この世界で............................満たされている」

 

「満たされている?この窮屈な世界で?」

 

「コクン........................この世界には....................俺の望んだ物がたくさんある..................友や仲間にも巡り会えた........................窮屈であったとしても....................................『それで良い』と思っている」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「だから....................俺の『世界』を守るため........................お前の『世界』を否定する」

 

俺はリゼヴィムからの提案を真っ向から否定する・・・・・・・・すべてはこの世界の美味しい物と温泉を守るために!!

...............................あと『蒼天の紅旗』の皆も守るため。

 

 

 

「呂布さん..............................」

「呂布殿!私は今、猛烈に感動していますぞ~~~!!」

「へっ、言ってくれるじゃねえか............................それでこそ呂布だ」

 

「ふん、当然よね。これでリゼヴィムの提案に応じていたら、蹴っ飛ばしてたところよ!」

「賈駆さん、口がにやけてますよ?素直に呂布さんが自分たちを選んでくれて嬉しいって言ったらどうです?」

「うるさいわね!大きなお世話よ!!」

 

後ろにいる皆が何か騒いでいる中、今度はオーディンとアザゼルがリゼヴィムにマウントを取る。

 

 

「ホッホッホッ、流石は『呂布奉先』。儂らが認めた男は言うことが違うのう♪そうは思わんか、アザゼル?」

 

「まあな。ま、それはそれとして....................残念だったな、リゼヴィム。呂布を懐柔出来れば、各勢力への対抗札になると思ったみたいだが........................呂布はお前さんの言う『世界』には興味が無いってよ♪」

 

 

「........................................................................」

 

 

「お?アテが外れて返す言葉も無いってか?ざまあねえな♪」

 

「........................................................................」

 

「ま、呂布が味方にならない以上、お前の目的も成就することは無いからな。仕方ねえか・・・・・・・・」

 

「........................................................................」

 

「・・・・・・・・おい、何とか言ったらどうなんだ?」

 

自分がいくら挑発しても反応が無いことにアザゼルは苛立ちを覚えるが、リゼヴィムは片手を口に当てながら沈黙している・・・・・・・・・だが。

 

 

「........................................ヒヒッ」

 

「あん?」

 

「ヒヒヒヒヒヒヒヒ............................」

 

「・・・・・・・・何じゃ?」

 

 

「ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!アーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒヤッヒャッヒャッヒャッ!!!」

 

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

突然笑いだしたリゼヴィムに一同唖然となるが、リゼヴィムは構わず笑い続ける。

 

 

「................................何がおかしい?」

「何じゃ?気でも触れたか........................ってそれは元からじゃったな」

 

「ヒーヒヒヒヒヒ............いや~~、一度やってみたかったんだよね魔王ムーブ♪『仲間になるなら、世界の半分をくれてやろう』的な?

でも、やっぱり慣れないことはするもんじゃないね。言ってる間中、ずっと吹き出しそうになってたもん。笑いを堪えるのが、まさかこんなに辛いことだったとはね♪ヒヒヒヒヒ」

 

 

「「「「「................................................」」」」」

 

 

やっぱり、アレは演技だったのね............................よし、殺そう!もう十分でしょ?やりたかった魔王ムーブなんてのもやったことだし............................もう思い残すこと無いでしょ。

 

他にも何か目的でもあるのかな~~~っと思って、黙って聞いてたけど............................もう我慢の限界!この人をおちょくることしか出来ない性格と他人を不快にさせることに関しては天下一品とも呼べる声を、これ以上野放しにしておくなんてムリ!!

 

 

「ほう、負け惜しみとしては随分な物言いじゃねえか?お前の望みは絶たれたんだぞ・・・・・・なのにお前の言い分じゃあ、最初から呂布には期待してなかったように聞こえる」

 

「アザゼルの言う通りじゃ。呂布無しで儂らと戦えると思っているほど、お主も馬鹿ではあるまい」

 

「まあね。呂布ちんに関しては、味方になってくれれば良いな~~~ぐらいにしか思ってなかったからね、別に良いよ。アザゼルおじちゃんの言う通り、期待してなかったし............................でも残念だけど、呂布ちんがいなくても各勢力への対抗札はちゃんと用意してるよん♪」

 

 

「「「「っっっっっっ!!!」」」」

 

「バカな!?そんなモンあるはずが・・・・・・・」

 

「おっ!良い表情だねぇ~~、そんなに驚いてくれるなんて、ボクちゃん大感激だよ♪」

 

リゼヴィムの言葉に驚愕するアザゼル含めた聖書陣営。しかし・・・・・・・・・・・

 

 

「「「「「................................................」」」」」

 

 

オーディンと『蒼天の紅旗』のメンバーは驚く様子は無く、リゼヴィムを真っ直ぐに見据える。

 

さすがに全く驚かれなかったのは予想外だったのか、そんなオーディンたちを見てリゼヴィムも不思議そうに尋ねる。

 

 

「あっれれえ~~?オーディン爺ちゃんと『蒼天の紅旗』の皆は、そんなに驚いていないぞ~~?ひょっとして、嘘だと思ってる?呂布ちんと同等の強さを持った存在がこの世にはいるはずないって・・・・・・・・だとしたら、残念だったね。世の中そんなに甘くはないのよん♪」

 

リゼヴィムは、どこぞの『体は子ども、頭脳は大人』が謳い文句の死神モドキのような疑問符を並べてくるが、オーディンたちはそれでも反応しない。

 

一方でアザゼル達は半信半疑といったところだろうか・・・・・・・けど、アザゼルもさすがに虚言だと思いつつもリゼヴィムに問う。

 

 

「呂布と同等の強さ....................まさかとは思うが、グレート・レッドだなんて言うつもりじゃねえだろうな?」

 

「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、残~~念。グレート・レッドじゃないのよ、そもそもグレート・レッドと呂布ちんがお友達って話なんだから無理に決まってるじゃん♪ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」

 

「....................................チッ」

 

 

コイツはいちいち人の神経を逆撫でしなくちゃ気が済まんのか?アザゼルもコイツの反応がいい加減鬱陶しく感じてきたのか、小さく舌打ちしてるし。

 

 

「まあまあ、そんなに睨まないでよ、アザゼルおじちゃん。グレート・レッドっていうのは、『ある意味』いい線行ってたんだからさ♪」

 

「?....................................どういうことだ?」

 

「ナ~~イショ♪やっぱり楽しみと驚きは最後まで取っておかないとね♪♪」

 

「................................................」ブチッ

 

あ、今、血管切れたな。初めてだよ、怒りで人の血管が切れる音聞くの............................まぁ、気持ちは分かる。痛いほど分かる!!

 

でもまあ、そうか.........グレート・レッドが『ある意味、近い』か............................こりゃあ、確定だな。一応、駒王学園での会談以降、曹操に相談して調査を続け、つい最近その存在を確認したんだけど........................やっぱりリゼヴィムも見つけてたんだな。

 

 

「ずいぶんと上機嫌じゃな、リリンよ。そんなに儂らを出し抜いたことが嬉しいか?」

 

「出し抜いたなんて、とんでもない。これも一種のエンターテイメントさ♪」

 

イタズラが成功した時のように喜んでいるリゼヴィムに対し、オーディンは冷ややかな目を向ける........................いつものひょうきんな爺ちゃんとは別人だ。

 

まぁ、『あのこと』については、神様たちに伝えてるからね........................確認報告はまだしてないけど。

 

 

「........................まあ、いいじゃろ。どのみち、お主はここで死ぬ........................呂布、儂が許す。コヤツを始末せい。サーゼクス達には儂から伝えておく」

 

お?ようやくですかい?いや~~、長かった....................生きていて、こんなに時間が経つのが長いと思ったことは初めてだよ。やっぱり、自分が苦痛だと思う時間ってのは長く感じるもんなんだね。

 

悪いな、ヴァーリ。お前の恨みは知っているけど・・・・・・・・ここは早い者勝ちってことで納得してくれ。オーディンの許可も出てるしね♪

 

 

「おーーーっと、それは困る。いくらボクちゃんでも呂布ちんと戦っても勝ち目は無いからね。

ってなわけで、ここに来る途中で調達した『盾』を使わせてもらいま~~す♪」

 

俺が方天画戟を構えるとリゼヴィムは魔方陣を展開し・・・・・・・二人の男女を呼び出す。

 

あれ?あの二人、どこかで見たことがあるような・・・・・・・・・・

 

 

「そんな................................」

「どうして............................」

「............................っ!?」

「ぐっ................いつの間に!」

 

「ちっ................ゲス野郎がっ!」

 

リゼヴィムが呼び出した二人に『間違いなく初対面ではあるけど既視感を覚える』という珍しい体感をしてるとリアス達が騒ぎだす・・・・・・・・・ってことは、リアス達の関係者?

 

だとしたら・・・・・・・・・・・・

 

 

 

俺は既視感に答えが出そうになるが、それは別の者によって答えられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「父さん、母さん!!!」

 

 

 

 

 

二人は一誠の両親だった....................................。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「賈駆、あの坊主の両親........一般人が人質に取られたみたいだぞ........................どうする?」

 

「まだよ、まだ動いては駄目。呂布がいる以上、あの二人は必ず助けられる。絶対に状況は動くはずよ、私達が今すべきことは・・・・・・・・」

 

 

 

 






書いていて思いました・・・・・・・リゼヴィムの話し方って、セラフォルー並みに面倒くさい!!

作中だけではなく、書いてる人間にまでストレスを与えるとは................さすがは原作でもトップのゲス野郎!!


それでは皆さん、次回で♪


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。