深紅の武人が住くD×D   作:あさやん&あさやん

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リアスや一誠を含めて聖書陣営に対しての処遇が甘いと思われますが、今後の展開のためですのでご容赦願います............................!




第九十二話

 

 

 

 

 

どこまでも広がる地平線、空は通常ではありえない薄い赤紫色........................ここはソーナ・シトリーが所有する訓練用の疑似空間。

 

ソーナ・シトリーとその眷属たちは学校の授業が終わり、生徒会の仕事を終えると毎日この訓練場にて呂布から与えられたメニューをこなす。

休日なら、ほぼ一日中訓練場に籠っている........................すべては自分達の夢を叶えるために。

 

そして近頃は、そんなソーナ・シトリーたちに加えてもう一人、この場所に通いつめる男がいた・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「ダァァァァァァァッッッッ!!!」

 

「ウオォォォォォォォォッッッ!!!」

 

 

ドゴンッ!ドカッ!!バキィッ!!!

 

 

俺と匙の拳がぶつかりあい、周囲には衝撃が巻き起こる!

俺は呂布さんに助けられてから、会長の家にある訓練場に毎日やって来ては訓練をつけてもらっている。

 

会長たちも今は呂布さんから教えられた【六式体術】を会得するべくトレーニングをしているみたいだったので、一緒にやらせてもらってるってわけだ。

 

そしてトレーニングだけではもったいないので、こうして匙と実戦形式で模擬戦を行っている。

 

 

「だいぶ体を動かせるようになったじゃねえか、兵藤!」

 

「ああ............おかげ様でなっ!」

 

 

バキッ!バキィッ!!

 

 

互いに軽口を叩きながら、今度は互いの蹴りが交差する!

くっそ!やっぱ強えな、匙は・・・・俺も『禁手』になれて、随分強くなったんだけど・・・・・未だに模擬戦では一度も勝ててない。

 

『禁手』で底上げされた力も匙の『オーラ』の力で、ほぼ相殺。『倍加』で強化しても匙の持つ神器で打ち消されてしまう............................攻めきれない................でもだからって、凹んでる暇なんかない!

 

俺は部長やみんなに誓ったんだ!『冥界最高の兵士』で『歴代最高の赤龍帝』になるって!!

そして................俺のために寿命を半分にした父さんと母さんに胸を張れるぐらいに『強く』なるんだ!!!

 

 

蹴りがぶつかりあった衝撃で俺と匙の体が互いに吹っ飛ぶ・・・・・だが、俺はブースターを噴かせてすぐに体勢を立て直し、再び突撃する!

 

 

「ウォリャァァァァァァァッッッ!!!」

 

「ちぃっ!『鉄塊』!」

 

匙が【六式体術】の一つ『鉄塊』を使う!

『鉄塊』は全身の筋肉を緊張させ、鋼のように硬くする技だ....................けど構わねえ!このまま押しきる!!

 

俺が匙に向かって拳を振り上げると・・・・・・・

 

 

ヂリリリリリリリリッッッッ!!!

 

 

「「っっっっ!」」

 

「匙、兵藤くん。タイムアップです、そこまでにしてください」

 

時間切れを告げるタイマーとともに会長に止めに入ってくる・・・・・・俺と匙は『禁手』を解き、戦闘態勢を解除した。

 

 

「「ふう....................」」

 

「お疲れ様です。少し休憩にしましょう、みんなも向こうで休んでいます」

 

「「はい、会長!」」

 

俺たちは息を吐くと会長の薦められるがまま、シトリーの皆と一緒に休憩した・・・・・・・

 

 

 

「しかし・・・・・兵藤くんも随分強くなりましたね、見違えましたよ」

 

俺がスポーツドリンクを飲みながら汗を拭いているとソーナ会長が俺を誉めてくれる。

 

 

「っ、そんな....................俺なんてまだまだですよ....................【六式体術】だって『鉄塊』しか使えないし、その『鉄塊』だって匙みたいに咄嗟に発動出来ませんし........................」

 

匙から教わった呂布さんの【六式体術】・・・・・俺はまだ『鉄塊』しか使えないうえ、匙ほど頑強にはならない。

 

【六式体術】は一つ会得するのもメチャクチャ大変なんだけど、匙は『鉄塊』に加えて『剃』という技の訓練を行っているらしい。

ちなみに【六式体術】の技はそれぞれこんな感じになっている。

 

『鉄塊 てっかい』~全身の筋肉を鋼鉄のように硬くする防御技。

『剃 そる』~凄まじい速度で地面を十回以上踏みつけ、その反動で高速で移動する技。

『月歩 げっぽう』~空中を跳躍する移動技。

『紙絵 かみえ』~身体をペラペラな紙のようにして相手の攻撃をかわす防御技。

『指銃 しがん』~指を銃弾のようにして鋭く繰り出して、相手を貫く攻撃技。

『嵐脚 らんきゃく』~足を鋭く蹴りあげ、その衝撃波を飛ばす攻撃技

 

 

シトリーの皆は呂布さんから、この六つを全て体得するように言われているらしい。

無論、すぐに全部覚えるのは無理なので、みんなは自分の相性の良いものから覚えていっているようだ。

 

だから【六式体術】の会得している技がそれぞれで異なる。大体みんな二つ会得していて、今は三つ目に取り掛かっている感じだ....................けど匙は合間で神器の訓練も行っているから、進みは遅くなってしまっている。

 

 

それにしても・・・・・・一番意外なのは『兵士』の仁村ちゃんだった・・・・・・・。

あの子は何故か知らないけど、既に三つも会得しており、現在は四つ目を会得しようとしている。

 

普段は匙のことをからかってるから、どんなモンかと思ったが........................ああいうのを『天才肌』って言うんだろうか?

 

 

何か俺............『禁手』になっても、周りとの差があんまり縮まっていないような............................

 

俺が自分の成長スピードの遅さに落ち込んでると・・・・・・匙が励ましてくれる。

 

 

「会長の言う通りだぜ、兵藤?さっき言ったが、お前はちゃんと強くなってる。変に謙遜すると自分の力を見誤ることになるぞ?」

 

「匙....................................」

 

「それにだ・・・・・・確かに兵藤の『鉄塊』は俺たちよりも完成度は低いが、その分『鉄塊』を維持したまま戦えるから俺たちよりも使い勝手が良い。そこまで卑屈になる必要は無いと思うぜ?」

 

「............................うん、ありがとうな、匙」

 

そうだな....................あんまり思い詰めるのも良くないよな。出来ることを一つずつやってかないと!

 

でも............................................

 

 

「....................................................」

 

「・・・・・・・やはり心配ですか?リアスのことが・・・・・・」

 

「........................................はい」

 

部長はサーゼクス様とアザゼル先生に頼み込んで、今回の審議に参加している............................恐らく俺のことを神々に直談判するつもりなんだろう。

 

けど、今回の日本神話群からの要求は至極真っ当なものだ。いくら魔王様や先生がついているとは言っても厳しいんじゃないだろうか................................?

 

 

「残念ですが・・・・・・・今の私たちに出来るのは、リアスたちを信じることだけです。今は自分に出来ることをしましょう」

 

「........................そうですよね。今は部長を信じて、今度のレーティングゲームで勝てるようトレーニングをしないと!」

 

俺はソーナ会長の言葉で頭を切り替え、訓練を再開しようとする!

 

だが、そのとき・・・・・・・・・・・

 

 

パァァァァァァァァ..............................

 

 

「一誠君!」

 

いきなり転移魔方陣が現れ、中から木場が出てきた!

 

 

「木場、いきなりどうしたんだよ!そんなに慌てて・・・・・・・」

 

「突然お邪魔してすみません、会長。皆さん、至急オカルト研究部の部室までご足労いただけますか?一誠君も」

 

「・・・・・・・木場くん、何があったのですか?」

 

 

「っ、部長たちが帰ってきました・・・・・・!」

 

「「「「「っっっっ!!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「部長!!!」

 

 

木場からの話を聞いて、俺たちは急いでオカ研の部室までやって来た!

 

部屋に入ると他のグレモリー眷属のみんなは既に揃っていた。

 

「おう、来たか。今、戻ったぜ」

 

「イッセー・・・・・訓練お疲れ様、今帰ったわ」

 

 

ああ、部長....................良かった。もしかしたら今回の一件のせいで、もう会えないと思ってた....................本当に良かった....................。

 

アザゼル先生も................向こうで責任を取らされて、帰ってこれないんじゃないかと思ってた....................二人とも帰ってこれて良かった................................。

 

 

「部長................無事で何よりです........................!」

 

「ええ、心配させてごめんなさい....................私は大丈夫よ」

 

?どうしたんだろう、部長。何だかいつもと様子が違うみたいだけど................................まさか、俺だけじゃなくて部長にも何か厳しい処分が下りたんじゃあ!?

 

 

「リアス、ひとまず貴方とアザゼル先生が無事に帰ってこれて何よりです。それで............................審議はどうなったのですか?」

 

俺が二人の無事を喜んでるとソーナ会長が部長に尋ねる。

そうだ!結局、俺と部長。それにサーゼクス様とアザゼル先生はどうなるんだ!?

 

俺は『凍結封印』って話だったし....................サーゼクス様とアザゼル先生は役職を降ろされたりするのかな?

 

部長は....................もしかしたら人間界を追放されたりして....................そうなったら、部長の家族に何て詫びれば............................!

 

 

「ええ................今から話すわ。審議の場で何があったのか............................」

 

 

 

 

部長が審議の結果について説明すると・・・・・・あまりにも衝撃過ぎる事態に俺たち全員が驚いた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆が集まる中、私はあの審議の場で何があったのか。そして審議の結果がどうなったのかを説明した・・・・・・・

 

 

「まさか呂布殿と曹操殿が来られるとは・・・・・」

「流石は師匠!俺たちのために駆けつけてくれたんですね!!」

「奉先様........................//////////////」

 

「でも部長が........................」

「部長さん............................」

「そんな................................」

 

私が説明し終わると様々な反応が返ってくる。呂布様が私たちのために便宜を図ってくれたことに喜ぶ者....................そして私の処遇について悲しんでくれる者............................。

 

 

「部長....................すみません!俺の............俺のせいで....................」

 

私への処遇を聞いてイッセーが泣きそうな顔をしながら、謝ってくる........................けど、私はイッセーに優しく微笑んだ。

 

 

「いいのよ、イッセー................私はこの処遇に満足しているんだから....................」

 

「でも....................でも............................部長はこれで................................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グレモリー家の次期当主』じゃなくなったんですよ!?」

 

 

そう、審議の結果........................『聖書陣営の賠償』については『貸し』ということになった。

それにより、お兄様とアザゼルについては神々から責任を問われることは無かった。

 

けれど....................今回の問題行動の当事者である私とイッセーには、神々よりそれぞれ正式な処分が言い渡され、魔王様方をはじめとする聖書陣営のトップはそれを承諾した。

 

私は今回の件の責任を取るために『グレモリー家の家督相続権の剥奪』を言い渡された。

つまりこれで私は『グレモリー家の次期当主』ではなくなったのだ................................。

 

 

「確かに私はもう『グレモリー家の次期当主』ではなくなった........................でもグレモリー家にはミリキャスがいるから、跡取りには心配いらないわ」

 

「でも「それにね」っ................」

 

「自分の罪を自分で償うことが出来た....................誰かに責任を取らせるのではなく、自分で責任を取ることが出来た....................だから、私はこの結果に本当に満足しているの」

 

「部長....................................」

 

コカビエルの時のようにお兄様や他の魔王様に責任を取らせるのではなく....................自分で自分の過ちを償うことが出来ることが................堪らなく嬉しい。

 

私はようやく................『一人前の悪魔』になれたということなのかしらね................フフ、次期当主の権利を剥奪されて一人前になるなんて................皮肉なものね♪

 

私が満足そうに笑っていると眷属の皆が不思議そうな顔をしている....................無理もないわ。普通なら落ち込む場面でしょうからね。

 

 

「何で部長は....................そんなに平気そうなんですか........................?」

 

「そう?ふふ♪でもまったく平気ってわけじゃないのよ?これでも一応は、それなりにショックを受けてるんだから」

 

「............................そうは見えないんですけど............」

 

「ふふ♪それはね........................『アナタたち』がいるからよ♪」

 

 

「「「「「ッッッッッ!!!」」」」」

 

 

確かに私は今回の件で『グレモリー家の相続権』を失った。これからは他の貴族悪魔たちに後ろ指を指される人生が待っているだろう........................でも、『全て』を失ったわけではない........................!

 

 

「私にはアナタたち『眷属』がいる。『グレモリー家の次期当主』ではなくなったけど、アナタたちが一緒なら何も不安に思うことは無いわ。

アナタたちさえいてくれれば........................私は何度でもやり直せる。だから私は『大丈夫』なのよ♪」

 

「部長........................」

「リアス....................」

「........................部長」

「部長さん................」

「................部長さん」

 

 

「みんな、ごめんなさい。今回の件では皆にも迷惑をかけたわ。こんな私だけど....................また私を信じて、ついてきてくれるかしら........................?」

 

「もちろんです、部長!」

「ええ、私たちの主は『リアス』なのだから!」

「はい、僕は『リアス』様の剣です!」

「私も....................『リアス』様の『戦車』です」

「ボクも................『リアス』様にずっとついていきます!」

 

 

良かった........................皆は私についてきてくれる。私はソーナに負けないくらいの....................最高の眷属に出会えた....................!

 

 

「ありがとう、みんな............................今日から私達の再スタートよ。また一から頑張りましょう♪」

 

「「「「「はい!部長!!」」」」」

 

みんなの返事を聞き・・・・私は改めて、ここにいる皆と出会えて良かったと心から思った。

 

一応、今後のことについても簡単に伝えておいた方が良いわね。

 

 

「心配しないで。次期当主ではなくなったけど、『貴族』ではあるし・・・・・家を『追放』されたわけじゃないから、今まで通り皆と暮らせるし、実家にも普通に帰れるわ。

だから、当初の夢であった・・・・・『レーティングゲームのタイトルを取る』ことは充分可能よ」

 

「じゃあ・・・・・基本は今まで通りなんですね」

 

イッセーの言う通り、処罰が下されても私はこれまでどおり................とは言えないけど、これからも皆と一緒に暮らせる。私が犯した罪から考えれば、とても想像出来なかった。これも恐らくは・・・・・・・・

 

 

「ま、手放しで喜べるわけじゃないが・・・・・・今回の件は、ありえないくらいの軽い罰で済んだんだ。

ここは呂布のヤツに感謝しつつ、素直に喜んでおこうぜ?」

 

私がちょうど呂布様のことを考えているとアザゼルが皆に呂布様への感謝を促す。

 

 

 

「けど....................呂布さんが擁護してくれても、部長が処罰されたってことは....................やっぱりそれだけ今回の一件は重かったってことですよね........................」

 

イッセーは未だに自分を責めているのか................アザゼルの言葉を聞いても肩を落としてしまうが........................アザゼルはそんなイッセーの考えを訂正する。

 

 

「イッセー、それは違うぞ。呂布が来てくれたから、この程度で済んだんだ。

それに神々がリアスの処罰まで決めてくれたおかげで、悪魔政府................魔王たちもこれ以上リアスに罰を与えずに済む」

 

「?どういうことですか?『処罰を決めてくれた』って?」

 

「考えてもみろ。もし神々が俺たち『聖書陣営への賠償』だけ要求していたら・・・・・・聖書陣営、もとい悪魔政府はリアスやグレモリー家に厳罰を下さなければならなかった。

たとえサーゼクスや他の魔王たちが庇ったとしてもな・・・・・・・・」

 

「っっっっ!?」

 

「イッセーくん。奉先様が間に入ってくださったから、リアスやグレモリー家の方々................そして私たちを含めたリアスの周りの皆が、これ以上責められることがなくなったのですわ。

あの方は....................そういった深いところまで考えて、リアスの処罰を神々に決めてもらったんだと思います」

 

「そういうことだ。それらを考えたら・・・・・よくリアスへの処罰だけで済んだもんだ」

 

「そうだったんですね............................呂布さん、やっぱり凄え................!」

 

イッセーが呂布様の考えを聞き、目を輝かせながら感動している。

無理もないわ、呂布様のおかげで私たちは今こうしていられるのだから。

 

呂布様の思惑................アザゼルや朱乃の言ったことで概ね間違いないでしょうけど................恐らくそれだけではないはず。

 

たぶん呂布様は・・・・・・私の『本気』を汲んでくれたんだわ。

私はずっと今回の一件、他の誰かに責任を取らせることを悔やんでいた。可能なら自分で責任を取りたかった。

 

でも、私にはそんな力も地位も無い........................それがもどかしくて悔しかった........................!

 

だから呂布様は............................今回の一件を、今の私が取れる責任の範囲内に落としこんでくれたんだわ................私の『本気の想い』を汲むために................それも私の夢を残す形で........................。

 

 

呂布様....................何て素晴らしい御方なんだろう................あの方の想いを無駄にしないためにも、今以上に気を引き締めないと!

 

そうね................まずは一から自分を鍛え直そう。『滅びの魔力』ではなく『王』として必要な能力を!

戦術、戦略、兵法、洞察力、機転、帝王学........................『王』として必要なありとあらゆる能力を学ぼう。

 

そうして優秀な『王』になって、レーティングゲームのタイトルを取れたら................改めてお礼を言おう。呂布様の判断は間違っていなかったのだと、胸を張れるように!

 

 

呂布様、見ていてください!この『リアス』、貴方から受けた恩に必ずや報いてみせます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、何にせよ・・・・・これで今回の一件については、概ね収拾がついたってことだ。あとは・・・・・」

 

「ええ........................イッセーについてね」

 

「それなんですけど............................どういうことなんですかね............................『監察処分』って....................?」

 

そう、今回のイッセーの処遇については【凍結封印】ではなく【監察処分】となったのだ。

普通に考えれば言葉通りの意味なんだけど・・・・・確かに気になる。

 

私が神々や呂布様の思惑について、考えを巡らせているとイッセーの疑問にアザゼルが答える。

 

 

「つまりだ................イッセーの処罰については一旦『保留』にして、神々が選んだ監視役をつけるってことだ。そしてイッセーへの正式な処罰については、その監視役の報告次第で決まるわけだ」

 

「はぁ....................ちなみに監視ってどれくらいの期間なんですかね?」

 

「とりあえずは若手悪魔同士のレーティングゲームが終わるまでだな。そこで改めてイッセーの状態や成長具合を確認して、今後の処遇について決める予定だそうだ」

 

監視役....................つまりイッセーは、この若手悪魔同士のレーティングゲームの中で神々が納得する結果を出さなければならないということだ。

 

レーティングゲームの試合は年内で全て消化するとお兄様は仰っていた....................つまり猶予はあと三ヶ月ほどしかない。

その間に神々に『兵藤一誠はもう問題ない』という評価....................いや、それだけじゃ足りない!イッセー自身の、『兵藤一誠』としての『価値』を示さないと!!それぐらいやらないと神々は納得しない!!!

 

 

「俺の成長具合か・・・・・・よーーし!神様たちが驚くぐらいに強くなってやる!!

それでアザゼル先生、その監視役ってのはいつごろ来るんですか?どんな人かわかります?」

 

「さぁてな。それについては俺にもわからん・・・・・だがまぁ、話の分かるヤツならありがたいんだけどな」

 

 

アザゼルが頭を掻きながら、イッセーの質問に答える....................適当ね。でも確かに監視役は私たちにとっても無視できない存在。出来ることなら上手く付き合いたいものだけれど............................

 

 

 

 

監視役については気になるところだけど、とりあえず私たちはイッセーについては心配ないことと監視役が来ることをイッセーのご両親に伝えるために家に帰ることにした。

 

 

 

 






リアスについては精神的な成長を促すために、『グレモリー家の次期当主』という肩書きを捨てさせました。

正直、リアスがグレモリー家の当主になってやりたいことが見出だせませんでしたですし・・・・・・

それでは皆さん、次回で♪
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