今章の恋姫&FGOからの新キャラ登場です。
もちろん私の趣味マシマシです!!!
俺と部長の処遇について決まってから数日が経過した。
俺たちはあれから一層、訓練に身が入るようになった。特に部長の気合いの入れようがスゴい!
毎晩遅くまで難しい本を読んでるし、ソーナ会長ともレーティングゲームのシミュレーションを毎日のように行っている。
何でも『こうなった以上、今は夢を叶えることに専念することにするわ!』と言って、レーティングゲームのタイトルを取るために頑張っている。
俺も負けてられない!俺にいたってはこのレーティングゲームの結果次第で、今後の人生が決まっちまうんだからな!!
「ソーナ。来週の三連休、合宿の内容はどうしましょうか?」
「ええ、今回はリアス............いえ、兵藤くんの家の番でしたね」
「イッセーの家の訓練場も改築したからな~~。せっかくだし今までとは違うトレーニングを組むか」
俺たちグレモリーと会長たちシトリーは、来週の連休で合同合宿を行うことになった。
なので、今はその打ち合わせのために皆で俺の家に向かっている最中。
アザゼル先生も今日の仕事は終わったみたいなので、一緒に向かっているんだが........................ワインボトルを持っているところを見ると、また父さんと飲み明かすつもりだな............................。
ちなみにシトリーの皆が来週、泊まることは既に両親には伝えてあるし、父さんと母さんも皆が来ることについては大歓迎だ。賑やかなのが好きだからなぁ、父さんも母さんも。
会長たちの訓練場も広くて使いやすいんだけど、会長たちのところだけ使わせてもらうのも申し訳ないってことで、今回はウチの訓練場を使うことになった。
たぶんこれからは交代で訓練場を入れ替えることになると思う。
って、そんなことを考えてたら、いつの間にか家に着いていた。
「ただいま~~」
「「「ただいま帰りました」」」
「お邪魔しますわ」
俺たちが家に入り声を掛けると母さんが出迎えてくれる、我が家のお決まりの光景だ。
「おかえり、イッセー。リアスさんたちもおかえりなさい♪
それにソーナさんたちもいらっしゃい。リアスさんたちから話は聞いているわ。ゆっくりしていってね♪」
「はい。ありがとうございます」
「「「「「「「お邪魔します」」」」」」」
ソーナ会長たちも母さんに挨拶をしたので、俺たちは早速ミーティングルームへ向かおうとするんだが、母さんに呼び止められる。
「イッセー、アナタにお客さんが来てるわよ?」
客? いったい誰だろう、とりあえずリビングに行くか................................。
「ハァ、やっと帰ってきたわね」
俺たちがリビングに行くと、そこにはため息混じりでこちらを睨んでいる『蒼天の紅旗』の賈駆がいた!
いや、賈駆だけじゃない、アイツらは!
「ヤッホー! 久しぶり、イッセーくん♪」
「久しぶりだな、赤龍帝............いや、兵藤一誠」
幼なじみの紫藤イリナと元教会戦士のゼノヴィアもいた!
こうして会うのはコカビエルの時以来だけど、元気そうで何よりだ。
「っ、ヴァレリー!?」
「こんばんわ、ギャスパー♪ パーティー以来かしら?」
「ね、姉様!?」
「にゃはは♪ 久しぶり、白音。元気にしてた?」
賈駆やイリナの他にも何人かいて、その中にはギャスパーの幼なじみや白音ちゃんのお姉さんまでいた!
ゼノヴィアまでいるし、いったいどうなってんだ!?
それに........................................。
眼鏡をかけた黒髪ストレートロングの褐色ナイスバディなお姉さん。
とんがり帽子を被った魔女っ子みたいな小さな女の子。
着物を羽織り、俺たちと同じくらいの年齢の褐色白髪の青年。
気だるげな感じで緑色の外套と軽装に身を包んだ茶髪の男性。
この人たちもやっぱり『蒼天の紅旗』のメンバーなのか?
俺たちがいきなりの再会に驚いているとアザゼル先生が顎に手を当てながら、賈駆に尋ねる。
「........................このタイミングで『蒼天の紅旗』が来たってことは、もしかしてイッセーの監視役はお前さん方かい?」
監視役!? じゃあ他の連中もやっぱり『蒼天の紅旗』ってことか!? ここにいる人たち全員で俺を監視するのかよ!?
「当たらずとも遠からずってところね。イリナ、ゼノヴィア、黒歌、ヴァレリーは監視役のサポート。残りのメンバーは別件よ」
「別件?いったい何なんだ?」
「色々とあってね........................『蒼天の紅旗』の拠点を各神話群の管理領域に作るってことになったのよ。
私たちは、日本での拠点の立ち上げメンバーってわけ。
ここに来たのは赤龍帝のご両親に挨拶するためよ。一応、監視役として私たちの仲間がお世話になるわけだしね」
へぇ~~、『蒼天の紅旗』の拠点を日本にね~~~。でも色々とあったって、何があったんだろう?
「ほ~~う、それはご苦労なこった....................それで? 監視役はいったい誰なんだ?」
「じきに分かるわ。天照様に挨拶してからこっちに向かうって言ってたから、そろそろ来るはずよ」
アザゼル先生がいくつか質問するが、賈駆は不機嫌そうな顔でぶっきらぼうに答える。
やっぱり俺たちのことを嫌ってるんだな........................仕方ないか、特に俺なんかはこの間の件で足を引っ張りまくってたわけだしな。
あれほど『出来ることを精一杯やれ』って言われてたのに................................。
「「「「................................................」」」」
俺たちと『蒼天の紅旗』の間に微妙な空気が流れ、俺が皆に申し訳なく思ってると、後ろにいた茶髪の男性が頭を掻きながら前に出てくる。
「あ~~~、とりあえず、俺たち初対面組は自己紹介を済ませておこうぜ。これからちょくちょく顔を会わせることになるんだからさ」
「................................任せるわ」
「ああ、任されました」
賈駆がそう言うと男性は半笑いとなり、後ろで控えていた『蒼天の紅旗』のメンバーと一緒に自己紹介してくれる。
「じゃあ、まずは言い出しっぺの俺から............ゴホン、俺はロビン・フッド。もちろん子孫だがな。『蒼天の紅旗』に所属している。ま、よろしく頼むよ♪」
「俺は千子村正。徳川特工『村正』の子孫って言えばわかるか? 同じく『蒼天の紅旗』に所属している」
「..................ハァ、同じく『蒼天の紅旗』所属、周瑜公瑾だ」
「あ、あわわわ............!ほ、龐統士元、です。『蒼天の紅旗』に所属してます....................!」
『蒼天の紅旗』の人たちが一通り自己紹介を終えると、皆は驚いたり、関心を示したりと反応が様々だ。
そんな中、アザゼル先生が興味深そうに笑いながら口を開く。
「ほほ~う、『皐月の王』に『徳川特工』。それに『美周郎』に『鳳雛』かぁ........................これまたなかなかの粒揃いだな」
「こちらこそ、堕天使の総督殿に褒められるとは光栄の限りだ」
アザゼル先生が関心の目を向けてると周瑜っていうお姉さんが、鋭い目で返しつつもお礼を言ってくる。
こ、恐えぇぇぇぇぇ、お礼を言ってるけど絶対に怒ってるよね、アレ。静かに怒る時の朱乃さんそっくりだ。
それにしても................あの周瑜って人、何か不機嫌そうだよな。それにさっきから俺の方を睨んでるし。
せっかく美人でナイスバディで色っぽい服を着ているというのに............................もったいない!!!
「何だ、赤龍帝。さきほどから私の方をジロジロと見て。そんなに私が気になるのか?」
「あ、いえ、そんな................ジロジロとなんて................!」
「ほう、そうか。では、お前から感じる私の胸への視線は勘違いだったということか?」
「うぐっ!」
き、気付かれてたぁぁぁぁぁぁぁ!!! なるべく見ないようにはしてたのに........................でも、しょうがないじゃん! あんなセクシーな服着てんだもん!!
それに胸なんか谷間が見えるくらい大胆に開いてるしさ! あれで男に見るなっていうのは無理だよ!!
ましてや俺みたいな思春期真っ只中な男子高校生なら尚更だ!!
「イッセー................................」
「..........................................」バチバチバチッッ
「一誠君................................」
「................................最低です」
「イッセー先輩........................」
マ、マズイ! 部長たちが悲しそうな目で俺を見てくる........................いや、違う! 朱乃さんだけは怒りの眼差しだ!! しかも雷光を迸らせてる!?
散々やらかした挙げ句、今もなおこんなことをしてるだなんて思われたら..................しかも『蒼天の紅旗』のメンバーに厭らしい視線を向けるなんて、今度こそ失望される!!
「まったく。呂布が気にかけていると言うから、どれほどの者かと思えば........................こんな下賎な輩とは........................!」
「おいおい、下賎とは随分だなぁ。イッセーがスケベなのは否定しないが、そんな服を着ているお前さんにも問題があるんじゃねえのか?」
「私がどんな服を着ていようが、私の勝手というものだ、総督殿。それにそちらのグレモリーの『騎士』やシトリーの『兵士』は、敢えて私の方を見ないようにしていたぞ?」
木場ぁぁぁぁぁぁ! 匙ぃぃぃぃぃぃぃぃ! この裏切り者がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
これじゃあ俺だけ悪者になってしまう! でも、周瑜さんの胸を凝視していたのは事実だし、ここは素直に謝っておこう。
「す、すみませんでした!!!」
「フン、呂布は何故このような者に入れ込むのだろうか? 正直、理解に苦しむな」
「あ、あわわ............り、呂布さんのことですから、何か考えあってのことだと思います........................」
「だとしてもだ。このような『エロガキ』にいったい何を期待しているのか....................!」
うぅぅぅぅぅ、散々な言われようだ....................いや、まぁ、俺が悪いんだけどね。それにしても『下賎』に加えて『エロガキ』とは........................そこまで言うかね?
俺が落ち込んでると、さすがに言われっぱなしは癪に触ったのか、部長が前に出てきて周瑜さんに物申す。
「ちょっと周瑜さん、いくらなんでも初対面の相手に口が過ぎるんじゃないかしら?
イッセーの非礼はお詫びするけれども、私の下僕への侮辱はお控えいただけるかしら?」
「ッ....................................................................」
「ククククククク........................................」
「アーハッハッハッハッハッハッハッ!!!」
部長が怒ると周瑜さんがいきなり笑い出した!
な、何だよ!? 別に部長は笑われるようなことは言ってないはずだぞ!?
部長もいきなり笑われるとは思っていなかったのか、周瑜さんに訝しげに尋ねる。
「っ、何が、そんなに可笑しいのかしら?」
「クックックッ................可笑しいのではない、呆れているのさ。よもや我らの『誇り』を汚し、『名』を傷つけた張本人から、そのようなことを言われるとはな........................!」
「っ、どういう意味かしら........................?」
俺たちが『蒼天の紅旗』の誇りを汚した!?いったいどういうことだよ!? それに名前まで傷つけたって................................。
「わからないか? まぁ、そうだろうな。呂布に助けられてばかりのお前たちでは、理解出来るはずもない」
「「ッッッッッッ!!!」」
「....................まぁ、それを言われると弱いんだがよ。だが今回の一件については、神々と話し合って手打ちは済んでいるはずだ。
俺が言うのも何だが、終わったことを蒸し返されてもどうしようもないんだが?」
アザゼル先生の言う通り、確かに俺たちは呂布さんに迷惑を掛けっぱなしだ........................けれど、いつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。
だからこそ、これからの働きで報いようと頑張ってるんだ!!!
「終わっている? ああ、そうだろうな。お前たちの中では既に終わったこと、過ぎたことなんだろう............................だが我らは違う。お前たちが我らにしたことは、永遠に禍根として残り続けるのだからな」
「禍根?それっていったい............................」
「........................我らは傭兵組織だ。時には依頼主を守り、時には依頼主の敵を排除する。
我らにとっての『敵味方』は関係ない。あくまで依頼主のために戦うのだ........................だからこそ、『依頼主』の敵ではない者、無関係な者を巻き込むようなマネは決してしない」
『敵』はあくまで依頼主の脅威となる存在だけってことか............................傭兵稼業ってのはよくわからないけど、無関係な人を巻き込んじゃいけないってことはわかる。でも、それがどうして禍根になるんだろう?
俺だけが疑問に感じているかと思えば、他の皆も同じような感じだった。そんな中、アザゼル先生が代表して尋ねる。
「ほ~~~う、それはご立派な考えだ........................それで? その考えとお前さんが言う『禍根』ってのが、いったいどう関係してくるんだ?」
「....................................................................」
「お前たちは........................................................」
「呂布に何をさせた.....................................!!!」
「「「「「っっっっっっっっ!!!!」」」」」
「陳宮たちからの報告は聞いている。そこの赤龍帝の命を救うために、呂布に赤龍帝の両親....................無関係な一般人の寿命を半分にさせたらしいな?」
「そ、それは....................................!」
確かに父さんと母さんは一般人............元々無関係な『人間』だ。俺が『覇龍』で暴走した結果、二人を巻き込んで、呂布さんの手によって二人の寿命が半分になったのは事実だ。でもそれは................................!
俺は周瑜さんの言葉に異を唱えようとするが、周瑜さんは更に畳み掛けてくる!
「『当人同士が納得しているから問題ない』とでも言うつもりか? そんなことは関係ない。『呂布が自らの手で一般人を手にかけた』という事実が問題なのだ」
「ッッッッッッ!?」
「我らは傭兵組織、すべては『信頼』の上で成り立っている。無関係な一般人を傷つけるような輩に『信頼』して依頼なんて出来ると思うか?
しかも今回、『ソレ』を行ったのが我らの代表たる呂布ともなれば............................今後の我らの活動にどれほどの影響を及ぼすか、お前たちには分かるまい」
「「「「「............................................」」」」」
周瑜さんの言葉に、俺たちは何も言えなくなった........................今回の一件で俺たちが呂布さんにやらせたことは、紛れもなく『無関係な一般人を傷つける』行為だったからだ。
そしてそれは....................呂布さんだけではなく、『蒼天の紅旗』の名誉までも貶める行為だった............................。
気づかなかった........................今回の一件が、どれだけの人たちに迷惑を掛けたのか........................。
呂布さんの恩に報いるため、皆で頑張ろうと決めていた........................でも、それだけじゃ足りなかったんだ。俺たちは............................考えが浅すぎた。
「お前たちは知らないのだ................我ら『蒼天の紅旗』............いや、『人間』にとって『呂布奉先』という人物がどれほどの存在なのかを........................」
「『人間』にとって..................ですか................?」
「そうだ....................我々『人間』は、この地球で霊長類の最たる生き物だ。しかし、それは表向きの話。
真に力ある存在、超常や異業種が住まう世界....................所謂『裏』の世界では『人間』は資源、端的に言えば『エサ』のようなものだ」
「っ、そんなこと................................!」
「事実だ。神属や天使には『信仰』を、悪魔や堕天使には『欲望』を、妖怪や魔物には『畏れ』といった感情から生まれるエネルギーを得るために、『人間』は生かされている」
「........................そいつはさすがに被害妄想が過ぎるんじゃねえのか?」
「本当にそうか?現にお前たち聖書陣営の和平会談では、『人間』についての取り決めは無かったと聞いているぞ?
曹操............我らのリーダーが議題に上げなければ、今まで通り『人間』を食い物にしていただろう。
それこそ、お前たち聖書陣営が『人間』のことをどうとも思っていない何よりの証拠だ」
「っ...........................................!」
「そこからも分かるとおり、神代の頃より『人間』の立場というのは非常に低いと言える........................だが、この時代において、その立場を覆す『人間』が現れた。それが【呂布奉先】だ」
「....................................................」
「呂布の存在により、超常・異形が持っていた『人間』に対する価値観に一石が投じられたと言える。結果、神々の『人間』を見る目も変わりつつある。
『蒼天の紅旗』の存在により、『表の世界』では生きられない............................我らのような異能を持つ人間にも『人』として生きられる場所が出来た。
それにより、異能を理由に迫害を受けた者たちを救うことも出来ている」
「・・・・・・・・・・・・」
「【呂布奉先】は我らの『誇り』だ、そして【蒼天の紅旗】は我らの『居場所』だ。この二つがあるからこそ........................我らは外道に身を染めることなく、『人』として生きていられる」
周瑜さんは冷静に、大切な物を想うような雰囲気で一つ一つ語っていく............................しかし次の瞬間、周瑜さんの顔は今まで纏っていた静かな雰囲気から一変し、怒りの表情になる!
「そんな我らの『誇り』と『名』を....................貴様らは汚し、傷つけたのだ!!!」
「「「「「!!!!!」」」」」
「そんな!?俺たちは別に............................!」
「呂布に背負う必要のない、業という名の『泥』を生涯背負わせたことを他に何と言う!
『蒼天の紅旗』に消えることのない『キズ』をつけたことを他に何と言う!」
「「「「「っっっっっっっっ!!!!」」」」」
「今回の一件は....................お前たちにとっては終わっているのだろう........................私の言葉も、お前たちはいずれ忘れるのだろう。
だが、お前たちが我らにつけた『泥』と『キズ』は、永遠に残り続けるのだ!!!」
「「「「............................................」」」」
悲しげな表情の中に激しい怒りを宿した周瑜さんの瞳が部長を捉える。その目はまさに親の仇を見るようだった。
「リアス・グレモリー........................貴様は先ほど『侮辱は控えろ』とぬかしたな........................................................
ふざけるなっっっっっ!!!!!」
「っっっっ!!」
「我らの『誇り』と『名』を貶めた貴様が!
いったいどの面下げて、そのようなことをほざくか!!!」
周瑜さんの怒号に俺たちは何も言えなくなり........................部屋は静まり返った............................
ハイ!というわけで、恋姫からは周瑜と鳳統。FGOからはロビンフッドと村正を出してみました。
特に戦闘をする予定は無いので、性能ガン無視&趣味全開なら『シャルル』でも出そうかな~~と思ったのですが........................アイツが出たら、ガチで主役が交代しかねないので止めました www
それでは皆さん、次回で♪
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