裁きの龍(中身オリ主)が単品で様々な世界を「粉砕っ!」していくだけのお話   作:裁きの竜

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ライロの新規、さっと見てみた感じ痒い所に手が届きそう。って思ったり。作者自身、ライトロードをガチで使った覚えはないのであれこれ明言できる程知識はないんですけどね()
ただ自力での特殊召喚は強そうだなぁって思いました(KONAMI感)


烙印世界編
烙印の平穏


 吾輩は竜である。名前はずっと無い。

 どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。何でも己と似たような容姿をした者達とギャーギャーと戦っていた事だけは記憶している。

 

 

 ……なんて、ふと思い付いた言い回しを(心の中で)それっぽく言ってみたが。あまりの似合わなさに呆れた感想しか浮かばない。これではあの聖人気取りの狂った脚本家にすら劣る。

 

 自分で言っててではあるが、アレに劣るのは少々癪に触るな。ううむ……うむ、さっきまでの事は考えないようにしておくべきか。己しか損をしない。

 

 

「ドラゴンさん、どうかされたんですか?」

 

「……」

 

 

 ……そう言えばこの小娘もいたな、すっかり忘れていた。

 

 

「む、なんですかその顔は。私の事、もしかして忘れてたんですか?」

 

「……」

 

「あー! 顔を背けないで下さい!」

 

 

 相変わらずうるさい小娘である。……この小娘の名前は、エクレシアだったか。聖女としての仕事もある癖によくもまぁ、こんな頻度でこの場所に来るものだ。

 

 

「少なくとも、ドラゴンさんが納得する名前が決まるまではここに来るつもりですよ!」

 

 

 来るな。毎度毎度、お前が来るだけで側付きみたいな堅物女の目が煩わしい事この上ない。俺がこの小娘を呼んだ事は一度もないからな?

 

 

「誰が堅物だ」

 

「……」

 

「フルルドリスさん」

 

「エクレシア様、そろそろ戻りましょう。これ以上は……」

 

「わかりました。……ドラゴンさん! 次こそは納得させてみせますからね!」

 

 

 なんでだよ。どいつもこいつも恐怖を知らんのかこいつらは。どいつもこいつも俺の所に来て怖がる素振りすら見せやしねぇ。これでもお前らよりデケェんだけどな。

 

 

「……」

 

 

 人の言葉を喋らねぇし、喋ろうともしてない俺といて何が楽しいのやら、だ。遠方の剣士どもは兎も角、こっち側にいる獣人達には最近責められっぱなしの様だが。

 

 あの狂人の事だ、到底まともな考えはしちゃいないだろうよ。いざとなったら……。

 

 

「……」

 

 

 あーあ、静かに暮らしてぇってのに。どいつもこいつも賑やかなのが好きだよなぁほんと。

 

 

 


 

 

 

「……」

 

 

 あの聖女達が来ない日や時間帯の俺は、その大半を寝て過ごしている。

 

 する事がないからな。この辺りの森には小娘達を除けば無垢な小動物程度しかやって来ない上、俺はしばらく飲まず食わずでも生きられる。たまーに木の実とかを齧る程度だ。

 

 ……ん?

 

 

「……」

 

 

 随分と、派手に争っているんだな、今回は。小さく映る都市部の上空でドンパチやっているじゃないか。あの狂人の命もついに終幕だろうか。となるとあの小娘も……。

 

 

「……」

 

 

 ……ふむ。まぁ終わればそれまで、か。俺が関わる事じゃない。

 

 閉ざされた世界の、限りある資源。それを取り合う生き物の命もまた限りがある事にあいつらは気付いているんだろうかね?

 

 

 


 

 

 

「ドラゴン、さん……少しだけ……匿って下さい……!」

 

「……」

 

 

 数日後、若干変な同族と、獣人数名を引き連れた、ボロボロの小娘が目の前に現れた。

 

 ……何やってんだあの堅物女。




 鎮座する白トカゲ(裁きの龍モドキ)
・聖女が変わる度に顔合わせさせられているトカゲ。どいつもこいつも怖がるどころかなんやかんやと話しかけ来る、めんどくせぇ……。

 公式腹ペコ小娘様(教導の聖女エクレシア)
・誰とでも寝る(風評……被害?)男、アルバス君とは出会ったばかりな上に名付けすら先にされかけている、アルバス君のポジションが……。
 それはそれとして白トカゲには理由を付けて会いに行く(詳細不明)。

 堅物・側付き・女騎士(教導の騎士フルルドリス)
・聖女様と二人で毎度毎度、白トカゲの悪意ある視線をなんとなく察知しているし、何を言いたいのかある程度理解している。

白トカゲ「キッショ、なんでわかるんだよ」

 ……なんだかんだ言いながらも白トカゲの元に向かうエクレシアについて行ってる為、白トカゲとはそれなりの仲(多分)
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