裁きの龍(中身オリ主)が単品で様々な世界を「粉砕っ!」していくだけのお話   作:裁きの竜

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罪宝の安定力高すぎてもう笑うしかないよね。と言うかマスカレーナを安定して使い回せるテーマって大体強え気がする(スプライトとか件の罪宝とか)。

超重武者と烙印? まぁマスカレーナ使わなくても強い奴らは強いから……。

強いと言えば歴代最強ティアラメンツとかですけど。あれってテーマ内だけならまぁ強いで済むと思ってるんすけどどうなんですかねぇ。

……大量にある墓地効果って導火線にティアラメンツってでっかい炎をぶち込んだだけで()。イシズとカオスルーラーとシャドールとデビルフランケン……どいつもこいつも凶悪過ぎんだけど?

ティアラメンツが征竜ポジションになる日とか想像したくないなぁ。
長くなりました()


暗き烙印の輝き

「……」

 

「ドラゴンさん」

 

「……」

 

「ドーラーゴーンーさーんー?」

 

「……」

 

 

 どうしようかこいつ。絶対安静だってのに俺の周りでうろちょろうろちょろしてる怪我人聖女、何してんだ。

 

 

「むー!」

 

「……」

 

「あー! また呆れた顔して! ……絶対離れませんからね!」

 

「……」

 

 

 めんどくせぇ。堅物聖女(ストッパー)がいねぇから止まんねぇぞこいつ。なんでだよさっさと離れて休んでろ。

 

 

「そいつ、話すまで離れないって」

 

「……?」

 

「お前、普段喋らない。けどあの時話してたから……らしい」

 

 

 なるほど……? いやどうしてそうなるんだ。

 

 

「わからない」

 

「……とにかく! 私とお話ししましょうドラゴンさん! 名無しくんも一緒に!」

 

「俺も?」

 

「そうです! さぁ、ドラゴンさんを一緒に説得です!」

 

「わかった」

 

「……」

 

 

 おい。乗るな同族、戻れ。

 

 ……なんでこうなるんだ。

 

 

「……さっさと戻って休んでろ」

 

「!」

 

「時期に奴が来る。ここで休めるのはそれまでだ」

 

「「……」」

 

「奴らとの争いで、巻き込まん保証はない。であれば戦いの間にお前らだけで逃げるべきだ」

 

「え……ドラゴンさんはどうするんですか!」

 

「残る者が必要だろう、戦いなのだから」

 

「……ダメです! それじゃあドラゴンさんが……」

 

「負ける前提で話すな、小娘。……安全圏に行く程度の時間は少なくとも保証してやる」

 

 

 あんなこと言っといてだが、ちゃんと戦うとなると被害が大変なことになる為、適当にあしらうくらいしか途中までやる事がないんだよな。……まぁどうにでもなるな、狂人にあっさり負ける程衰えてはいない。

 

 

「でも……!」

 

「割り切れ。……そして小娘はさっさと休め、まだ立つのも難があるのだろう」

 

「ぅ……」

 

 

 獣人達もどうやらそこの影で聞いている様だ、手間が省けた……ついでに目も合ったな。……任せるぞ。

 

 

「「……」」

 

「……ダメだ」

 

「?」

 

「お前は、いなくなっちゃ、ダメだ」

 

「……」

 

 

 同族までか。感化されたか? 記憶がない以上、手本になるのが聖女になるのは仕方のないことではあるが、面倒だな。

 

 

「一応、理由を聞いておこうか」

 

「……わからない」

 

「は?」

 

 

 なんだこいつ……?

 

 

「でも、お前がいなくなるのは、嫌だ。だからダメだ」

 

「……お前は子どもか、同族」

 

 

 こいつら揃いも揃って……うぅむ、同族は切り捨てろとでも教えるべきだったか、教えることを間違えた様だ。

 

 

「……白き竜よ」

 

「……貴様らも否定する気か」

 

「ああ、この現状で戦力を減らすのは得策じゃない」

 

「ならば、ここでマクシムスと戦うとでも言うつもりか? 愚策だぞ」

 

「戦う必要はないだろう」

 

「……逃げろと?」

 

「お前ならば、ここにいる全員を連れて逃げられる筈だ」

 

「……」

 

 

 確かにそれも手ではあるが。

 

 

「……俺は、ここを離れる訳にはいかん」

 

「何故かしら」

 

「……」

 

「言えない理由があるのか?」

 

「そうだ」

 

「ドラゴンさん……!」

 

「……とにかく、数日後に奴が来るまで、各々体調を整えておけ」

 

「……」

 

「……さっさと寝床に戻れ。話は以上だ」

 

 

 ああめんどくせぇ。だから会話ってのは無駄なんだ。

 

 

 


 

 

 

「……」

 

 

 それから数日間は、静かなもんだったな。……休んでる奴らの面持ちではなかったが、例外を除いて。

 

 ……にしても本当に静かな夜だが、眠れんな。昼に寝過ぎたか。

 

 

「どらごん」

 

「……お前か」

 

 

 最近は余計に小娘と似たもの同士になって来た。この数日間こいつだけは変わらん様子で……いや、いつも以上に話しかけて来る様になった。

 

 

「今度はなんだ」

 

「ん、一緒に逃げよう」

 

「断る、お前らで行け」

 

「やだ」

 

 

 やだって、本当に子供かお前。

 

 

「どらごんがいないと、エクレシアは困る」

 

「小娘が困ったとして、どうこうする気はない」

 

「シュライグやフェリジットも困る」

 

「……戦力なら、今の面々で問題はない」

 

「ん、俺も困る」

 

「知らん、勝手に困ってろ」

 

「……」

 

 

 おい、不機嫌になるな顔を顰めるな。何故ここまでこいつらにここまで引き止められねばならんのか、小娘はともかくお前らとはあって数日……だよな?

 

 

「どらごんがいないと、知ることができない」

 

「……」

 

「初めて会った時から、どらごんは色んなことを教えてくれた。記憶のない俺に、沢山のことを」

 

「ここからずっと遠くの、不思議な剣士達と精霊のこととか」

 

「大きな砂の海に住んでる、暴れん坊の蛇とか」

 

「火山にある闘技場のこととか」

 

 

 ……確かに教えたけどな。この世界にあるもののことはある程度知っておいた方がいい。

 

 

「竜の、在り方だって、教えて貰った」

 

「……一例に過ぎん。お前はお前の生き方を探せ、とも言ったが」

 

「そうだ、それだって教えて貰った」

 

「俺は、お前がいないと困る」

 

「……何故だ、と前にも聞いたぞ」

 

「ん、聞かれたから考えた」

 

「……」

 

「お前がいないと、俺は何も知ることができないから、困る」

 

「……それは違う」

 

「違くない」

 

「……」

 

「俺はお前みたいな竜になりたい。だからもっと教えて欲しい、色んなことを」

 

 

 ……はて、さて。どうすべきかな。同族のよしみと思って教えていたが、どうやらその所為で俺に良くない方向へと向かってしまったらしい。

 

 

「……憧れるのは辞めておけ」

 

「やだ」

 

「やだじゃない」

 

「やだ」

 

「……」

 

 

 記憶喪失で見た目以上に幼いなこいつ? ふむ……。

 

 

「……今日はもう寝ろ、そろそろ忙しくなるぞ」

 

「?」

 

「……奴らが来る」

 

「……わかるのか?」

 

「勘だが、おそらくな」

 

「……一緒に逃げるのは」

 

「……」

 

「……考えておく。まだまだ教えることはあるからな」

 

「! わかった!」

 

 

 ……俺以外にも、教えてくれる奴はいるさ。それに……。

 

 

「……結局こうなるのか」

 

 

 とにかく、無理矢理にでも眠るか。同族にああ言ったんだ、眠らんわけにもいかんだろう。




 シリアスガンコシロトカゲ
・休めと言っても休まない聖女たちに呆れ気味。頑固。

 ドラグマシナシナセイジョサマ(教導の聖女エクレシア)
・シナってる。#シロトカゲを許すな 多分元ネタのシロモップちゃん見たいな顔してる。

 ヒ……ヒロイン??? (アルバスの落胤)
・記憶喪失で少しばかり精神が幼くなった(というこの小説の中での設定)。って言っても色んなことに興味がある、って程度ではある……筈。


 獣人's(凶鳥のシュライグ&徒花のフェリジット)
・なんだかんだでいい人たち。
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