反撃作戦、実行10分前
私に駆け寄ってきた生徒が3人
「先生……!」
「あぁ、ヒフミ。コハルとハナコも…」
…補習授業部だ。だが…一人、足りない
「アズサは……」
「その事です……!アズサちゃん、ミサイルが着弾してすぐ、飛び出して行っちゃったんです…!私達はトリニティに戻るように言って……!その後はもう音信不通で………!わ、私…どうすれば……あの時、止められていたら………!」
涙目でそう報告してくるヒフミ
…やはりそうか……
私の世界とほぼ同じタイミングなら…丁度入れ替わりになったのだろうか
となると…アズサは恐らくあの黒いドームの中
………無事である事を願うしか無いな…
だが、あの黒いドーム……何故だか嫌なものは感じないのはどうしてなのだろう…
いや、今はそれよりもヒフミ達の事だ
「ヒフミ、深呼吸だ。少し落ち着こう」
「……は、はい………っ…」
息を深く吸い、ゆっくりと吐き出すヒフミ
「…落ち着いたか?」
「……はい……先生…」
それでも、沈んだ顔のヒフミ
「アズサなら、きっと大丈夫だ。急がなければならないのは事実だがな」
虚と…この世界の私を信じるしかない
「聞いているとは思うが、これから私達はあそこに突入する。…ヒフミ、ハナコ、コハル。皆は………」
どうする、と聞くより先に、コハルが答えた
「当然、行くわ!だって、アズサが危ないかもしれないんでしょ!と、友達として、放っておけない…!」
それに続いて、ハナコは言う
「そうですね。私達、友達ですから。アズサちゃんの安否は不明…ですが、それでも。私は信じています、アズサちゃんは、無事だと」
「コハルちゃん…ハナコちゃん………」
…二人共、補習授業部での事を通じて成長したな
少しだけ温かな気持ちになりつつ、私は口を開く
「ヒフミ、前も言ったな。ヒフミはヒフミらしく、自分にできる事をすれば良い。補習授業部での勉強も…そうだっただろう?」
「…………はい、そう…ですね。私は…私にできること…」
ヒフミは考え込むように数秒顔を伏せたが…すぐに決意を込めた顔で私を見て言う
「……私も…アズサちゃんを助けに行きます!コハルちゃんとハナコちゃんの言う通り、私達は友達ですから!微力ながら、私も協力させてください!」
「…ふふっ、あぁ。分かった。もうそろそろ出発だ、補習授業部の皆には私の護衛を任せる。一緒にアズサを助けに行くぞ」
時間だ、行かなくては
待機している皆にも連絡を送る
アズサ…お前は、本当に良い友人達と出会ったな
「せ、先生の護衛…!?責任重大じゃない…!」
「あらあら♡」
「が、頑張ります…!」
実を言うと…きっとヒフミ達はアズサを助けに行くと判断するだろうと思い、私の護衛は空けておいた
予想通りだったな
さて…今回の作戦の目的だ
今回の作戦の目的は黒いドームの中に突入し、未だに行方がわかっていない生徒を救出する事と、原因をどうにかする事、襲撃犯の捜索となる
戦力は今現在動ける風紀委員会、正義実現委員会、一部のシスターフッド、一部の救護騎士団と救急医学部。そして、補習授業部
ナギサからの支援もある
設定していたタイマーが0秒になり、それを知らせる音が鳴り響く
……行くか
「全軍、出撃」
私の声を合図に全員が黒いドームに向かって走り出した
─────────────────────
黒いドームに辿り着いた
生徒達が次々にその中へ飛び込んでいき、私もそれに続く
内部は……外は真昼だったのだが…雲一つ無い夜空が広がっていた。そして、ユスティナ聖徒会が一つの場所に向かって殺到していた
図らずとも背後を取った形だ。聖徒会を残しておくメリットも無いな、排除させて貰う
「攻撃開始!」
一斉に射撃が開始される
放たれた多数の弾丸は次々に聖徒会を貫いた
「ツルギ!」
「ひゃはははははははははッ!!!」
ツルギが飛び出し、聖徒会が密集している地点へと強襲を仕掛ける
轟音と共にどんどん煙が上がっていく
次は…!
「ヒナ!」
「薙ぎ払う…!」
ヒナは言葉通り前方に居た聖徒会を一掃する
一掃して空いたエリアを風紀委員会と正義実現委員会が手早く制圧
アコとハスミが指示を出していた
二人共怪我をしているから、戦いはせずに皆への指示だけを任せている
私が指揮をできれば良かったのだが…やりたい事があるからな
「アズサ達は………それに…ワカモ…」
辺りを見回すと、先程ユスティナ聖徒会が殺到していた所が視界に入る
…何者かが、次々に聖徒会を始末しているな
あの…気配は………
「…行こう。ヒフミ、コハル、ハナコ。警戒を」
3人はコクリと頷く
指揮を行い、聖徒会を倒しつつその場へと向かう
「もう少し……ッ…!コハル!」
「きゃっ!」
殺意を感じた瞬間、コハルを私の方に抱き寄せる
刃が先程までコハルがいた場所を通り過ぎた
私の視界に映ったのは……
「…そうか……あれが…私の……」
『守らなければ……守れなければ……私は……私……は……!…あ…ぁ……!あぁぁぁッ!!!』
手当たり次第、近くに存在する全てを斬り裂いていく…反転した私
6枚の羽を巧みに動かし、立体的な高速移動をしつつその手に持った大鎌で次から次へとユスティナ聖徒会を、瓦礫を、銃弾を斬り裂いていく
そしてその後方には…アズサ、ヒヨリ、ミサキ、姫
ヒフミも気がついたのか、声を上げる
「アズサちゃん!」
「…ヒフミ!?何故此処に…!……危ない!」
ヒフミの声に反応したのか、反転した私が斬り掛かってくる
ヒフミの前に出て、私はその大鎌による攻撃を両手に持ったナイフで受け止める
『…近…付くな……!私が……!今度こそ……今度こそ…!!皆を…………!!!』
「ぐっ………!」
やはり…攻撃が……重いな…!
基本になるスペックが違い過ぎる、弾き飛ばすことも出来そうにない
大鎌をナイフでどうにか受け流すが…羽で飛行し、回り込まれて背後から蹴りが放たれた
それを身をよじって間一髪で回避し、足を掴んでそのまま投げ飛ばす
しかし、投げ飛ばされた反転した私は空中で体制を整える
羽で滞空しつつ、そのまま私達を見下ろしていた
「あ、ありがとう…先生…」
「先生…!ごめんなさい、迂闊でした…」
ヒフミ達が私に駆け寄ってきて、コハルがお礼を言い、ヒフミが謝罪する
「大丈夫だ。気持ちは痛いほど分かる」
「そ、それで…先生…さっきの動き…って…」
「…説明は後だ、アレの相手は私に任せてくれ。その間に、皆はアズサ達を。アズサは武器を没収か破壊されているようだ、だから……これをアズサに渡してくれ」
取り出したのは、私のアサルトライフル。この世界に来た時から持っていたのだが…これまでは先生として動く以上、あまり使う場面が無かった
だが、これは大切な思い出を一緒に経験してきた私の大切な宝物だ。ずっと持ち歩いてはいた
使い勝手は、アズサのそれとは若干違うが…アズサならちゃんと使えるだろう。戦力にはなってくれる筈だ
「………聞きたいことは沢山ありますが、わかりました。先生、信じています!」
「無理はしないで!」
「先生、頼みました」
「あぁ、任せてくれ」
3人がアズサ達の元へ駆けていく
先程の鍔迫り合いで歪み、ヒビ割れたナイフを地面へ投げ捨てつつ、新しいナイフと拳銃を取り出す
大人のカードは使えないが…今、私にできる全力で応じよう
謎が深まる…なんなら正体がバレるかもしれない
だが…そんな事よりも大事な物がある
それに…あれは、私でないと対応できない
勝てはしないが、負けるつもりは毛頭無い
3人に斬りかかろうとした反転した私の大鎌と羽を狙い撃ち、動きを阻害する
『………』
怒気と共に私の方へ振り返る反転した私
今まで感じたことの無い程の殺意が私を襲う
だが、この程度……どうという事はない
「お前の相手は私だ。さぁ、来い」
ごめんなさい、少し遅くなりました…!
この間にほんとに沢山のサオリの供給があって自分はもう供給過多で爆発してしまいそう!
水着サオリで更にサオリの解像度が上がりました!
皆さんも引けていますように……!
まだ引けていない方の所にも無料分でサオリが来てくれますように………!!!
オリジナル生徒について!!!
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全然出していいよ!!!!!!!
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出さない方が好きだよ!!!!!