皆でドーナツを食べ、まだ3人はパトロールがあるみたいなので解散する事になった
歩いていく3人に手を振って見送る
『先生、次は何処に行きますか?』
「そうだな……何か近場に…」
周囲を見渡すと、大型の商業施設を見つけた
「……ふむ、まぁあそこで適当に何があるか見てみるか。ノノミから教わったショッピングの時間だ」
ウキウキなアロナが上機嫌で話しかけてくる
『お洋服とか買いますか?今度はメイド服とか!』
「なんでアロナはそんなにコスプレに乗り気なんだ…生徒達ならまだしも、私のコスプレなんて何処にも需要が無いだろう。今日は服は良い、他の物を…」
そう言いながら中に入ろうとすると…
「あ、先生!」
後ろから声が掛かる
この声は………
「ノノミ。アビドスからこっちに来ていたのか。今日もショッピングか?」
にっこり笑ったノノミは頷く
「はい、ショッピングの後に先生の所に顔を出して帰ろうかと思っていたんですが、ここで会えるとは思いませんでした!」
「あぁ、私もだ。ふむ…二度目ともなれば偶然ではなく必然と言えるかもな。運命というのはこういう事を言うのか?さて、どうするノノミ、一緒に………ノノミ?」
「あ、いえ、なんでもありませんよ!一緒に行って良いのなら私も是非ご一緒させて下さい!」
「あぁ、構わないぞ。まだ私はショッピングに慣れてないからな…」
そうして、私達は施設の中に入った
施設内を見て回っている途中、中にある本屋にて
「…物語か……私も読んだ方が良いのだろうな…」
店頭にズラリと並ぶ本を眺めつつ私はそう呟いた
広告でよく見かけたり、生徒がよく口に出しているものが沢山だ
「先生はあまり読まないんですか?以前、電子書籍で何かしらを読んでいるのは見たことがありますけど…」
ノノミにそう聞かれたので返答する
「その時読んでいたのは哲学書だな。深く考えを巡らせて自分なりの答えを探すのが中々面白い。まぁ娯楽として嗜む程度だが」
そんな会話をしていると……
「あら♡先生じゃないですか」
手をひらひらと振りながら此方に歩いてくるのは、ハナコだった
「うん?おや、こんにちはハナコ」
「あ、ヒフミちゃんのご友人の…」
「十六夜ノノミさん…でしたね、こんにちは」
にっこりと笑って挨拶を交わす2人
………な、なんか独特な空気感だな
「あれ、そういえばなんでハナコはここに?トリニティならここよりも大きな商業施設が結構あったと思うんだが」
「ちょっと遠出したくなる時とかありますよね♡」
「なるほどな」
私は納得して頷く
シンプルな理由だった。特に隠し事をしている素振りもないし本当にただそれだけなのだろう
「私達は見ての通りショッピング中なのだが…ハナコはどうする?暇なら一緒に来るか?」
ノノミにもハナコが一緒でも良いか聞く
「私は全然構いませんよ〜、ショッピングは人が多いともっと楽しいですし!」
「あら、良いのですか?では、お言葉に甘えて私もご一緒させてもらいますね」
「ではどうしようか。二人共、何処か行きたい場所とかあるか?行きたい所があればそこに行こう。私は何でも良いから遠慮なく…」
言葉の途中で空気が変わったのを感じ取る
「先生、今なんでもって言いましたね?」
ハナコがにっこりと笑みを浮かべてそう確認してくる
いつもの笑みと変わらない…筈なのに凄く嫌な予感がする
「……あー…いや……はは…なんでもは言い過ぎ…というか……その、一箇所だけ……」
私の腕をがっしりとノノミがホールドし、そのまま歩き出す
ノノミもにっこりと笑っているが、その笑顔からは嫌な予感しか感じない
腕は力を入れても微動だにせず抜ける気がしない
当然だ、ノノミはアビドスの中でも一番怪力なのだから
その間にもう片方の腕がハナコに掴まれる
あ、終わった
「では先生、行きましょうか〜☆」
「もっと発言には気をつけたほうが良いですよ〜♡」
「ちょっ…!ちょっと待ってくれ!頼む!!!」
「問答無用〜☆」
「まぁまぁ、先っぽだけですから♡」
「どういう事だそれは!?待ってくれ!せめてまともな服にしてくれ───」
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数十分後。そこには丈の短いスカートと露出の多いメイド服もどきを着させられた私が立っていた
「………殺してくれぇ!」
私の口から漏れ出た悲痛な叫びに答えたのはニッコニコなハナコが持っているスマホのシャッター音だけだった
知 っ て た
や っ た ぜ
確 定 演 出
大人サオリが居た世界の先生の性別どっちがいいですか!
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男性!!!!!!!!!!
-
女性!!!!!!!!!!