私とモモイは何事もなくゲーム開発部の部室前まで到着する
「ただいま〜!それとおはよう!あれ、先生?早く入ってきなよ」
「ユズに一応確認を頼めるか?」
出来るだけ負担はかけたくないからな…
とはいえ中に入らないわけにもいかないのでせめて事前に知らせるぐらいはしておきたい
「おっけ〜!………うん、大丈夫だって!」
そんな声が聞こえてきたので私は部室内に入る
「失礼するぞ。おはようアリス、ミドリ、ユズ」
「ふぁ……おはようございます…」
「ぉ……ぉはよぅ…ござい……ます……」
ミドリとユズは起きたばかりらしい、少し寝ぼけているようだ
アリスは……昨日の夜と同じ姿勢でコントローラーを持っていた
「おぉ、ようやく帰ったか、その帰還を歓迎しよう」
にっこり笑いながらそう言うアリス
…うーん……いや………なるほど…
「……まぁ…語彙が豊富には…なった…か…?」
「ほ、豊富には…なってるかと…喋り方はちょっと…はい……」
ミドリからそう返される
その間にモモイがアリスに学生証を手渡した
「アリス、はいこれ」
「……?アリスは正体不明の書類を手に入れた」
首を傾げているアリスにモモイが説明する
「これは学生証。私達の学校の生徒だっていう証明書だよ。生徒名簿にもヴェリタスがハッ……ごほん、登録してくれたからこれでもうアリスも正式に私達の仲間だよ!」
正式という言葉の意味を手元のスマホで検索してみなさいと口を挟みたくなるがもう色々と諦め私は静観に徹する事にする
「仲間……なるほど、理解しました。パンパカパーン、アリスが仲間として合流しました!」
嬉しそうにそう言うアリスにモモイは頷く
「うんうん、そういう事!さて、これで服装に学生証、話し方も解決したから……」
………うん?
「…解決したか?話し方は…これで良いのか…?」
普通の人としてはかなり違和感を感じるのでは…
そう若干の心配があるのだが…
「多分大丈夫!じゃあ、最後は武器だね!」
そう言うモモイ
「………そうだな。何処かアテはあるのか?」
「せ、先生がツッコミを諦めちゃった……」
ミドリからそんな事を言われつつもそうモモイに聞く私
すまないミドリ、全てにツッコんでいては私の体力が保たない……
「うん、あるよ!ついでに、アリスと…それに先生も最近来たばかりだし、案内してあげる!」
「?」
「ふむ」
「私達の学校、ミレニアムを!」
そう言うモモイ。ミドリを急かして手早く外出の準備を済ませ、私達は部室から出発した
ちなみにユズは部室に残るようだった
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色々な所を説明されつつ歩く私達一行
「それで、アテがあるとは言っていたが、具体的には何処なんだ?…もしかしてまた廃墟とか言わないよな?」
私がそう聞くと慌ててモモイは首をブンブンと横に横に振る
「流石にそんな事言わないよ!アテっていうのはね…エンジニア部だよ!」
「エンジニア、部…?」
アリスがそう聞き返す
「機械を作ったり、修理したりする専門家達の事を、ミレニアムでは「マイスター」って呼ぶんだけど、エンジニア部はそのマイスター達が沢山集まってる、ハードウェアに特化した部活なの」
ミドリがそう説明してくれた
ミレニアムでもかなり重要な部活だろう
そういえば……あの手持ち扇風機も確かエンジニア部製だったな……
「ふむ……なるほど、武器の修理や改造も請け負っているだろうから、いらなくなったものを少々譲ってくれないか頼む…という事か?」
「せいか〜い!流石先生!と、言うわけで丁度到着〜」
モモイがそう言うのでその部屋を見てみれば、エンジニア部、作業室…と書かれていた
モモイは部室へ入っていく
「ウタハ先輩、居る〜?」
「おや、モモイ。どうかしたのかい?」
そんな声が聞こえてきた
ミドリとアリスを連れ私達も部室内に入る
「失礼する」
「…おや。あなたは…シャーレの先生じゃないか。噂は聞いているよ。エデン条約関連でのトリニティとゲヘナを股に掛けた大立ち回りに、配信活動…それに、大人気のDJライブ。最近はミレニアムに来ていると聞いてね、是非会ってみたいと思っていたんだ。私は白石ウタハ。エンジニア部に所属している3年生だ。よろしく頼むよ」
私に気付いたウタハはそう丁寧に挨拶してくれた
「……大立ち回り…いや、私は出来る事をしたまでだ。そこまで褒められるような事ではない。…反省点も、色々とあったからな……こほん、改めて…連邦捜査部シャーレの先生。月司サラだ、此方こそよろしく頼む、ウタハ」
そうして私達は握手を交わす
「うわぁ…なんだか凄いイケメンオーラが溢れ出てるよあの空間……!」
「今回ばかりはお姉ちゃんに同意……」
「……?」
モモイ達がそう言っている
なんだイケメンオーラとは……いやまぁ、ウタハは綺麗で整った顔をしているのは分かるが
そんな事を思っていれば、ウタハがハッとした表情になり…
「あ、そうだ。先生に会いたいのは私だけではなかった…どころか、私以上に先生に会いたいと言っている子が居てね。ちょっと呼んでくるよ」
部室の奥へ入っていき、「ヒビキ〜?以前話していたシャーレの先生が来ているよ〜?お、コトリもおいで。折角だし挨拶していきなよ」と声を掛けていた
ドタバタガシャンと音を立てる部室の奥
苦笑いしながらウタハが戻ってきた
「先生は配信活動をしているだろう?よくその配信を見ているらしくてね。私にもよくその話をしてくるんだ」
「そうか、シャーレの名が広まるのは嬉しい事だ。感謝しなくてはな…」
「そ、そうだね…」
ウタハが若干目を逸らしていた
………?
そして、部室の奥から一人、生徒が現れる
あの子は確か………ウタハが呼んでいた二人のうちの一人、コトリだろう
「あなたがシャーレの先生ですね!私はエンジニア部所属の1年生!豊見コトリです!説明や解説が必要なら、私にお任せ下さい!!!」
メガネを掛けた生徒…なんでそんなに制服を着崩しているんだ…?
…………水着よりは良いか(感覚麻痺)
私はコトリとも握手する
「あぁ、必要な時があれば是非、頼らせてもらおう。コトリ、よろしく頼む。あと一人居るんだったか?」
「うん。猫塚ヒビキ…1年生で、よく配信を見ていると言ったのはヒビキの方だ。彼女はエンジニアとしても優秀なのだが、衣装作りなども得意でね。曰く…」
………待て。少し、いや…なんだ…?
……と、とんでもなく嫌な予感が───
「最高の素材だ……と」
「シャーレのサラ先生!!!!!!会えて嬉しい!!!!!配信見ててずっと思ってた事があるの!!!!!!」
バァン!と奥の部屋からドアが凄い勢いで開き、そんな声を上げながらヒビキが出てきた
手には……なんだか様々な衣装
一瞬で私に接近し、空いている方の手で右肩をがっしりと掴まれる
「私が作った服!!!着てみて!!!!!」
「…………ッスー……」
あぁ、終わった───
ヒビキと言えばコスプレ………
コスプレと言えば…サラ先生ですね(天下無双)
皆さんサラ先生にして欲しいコスプレありますか?
何かしら要望があったらやる…かも…?()
サラ先生はゲーム全体的に上手そう?下手そう?
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上手そう!!!!!!!!!!!!
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下手そう!!!!!!!!!!!!
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無難にこなしそう!!!!!!!!