皆んなと…前人未到の勝利へ   作:N.Y.にっしーいちご

13 / 31
第十二R:選抜レースと私の思い

そして迎えた,選抜レース当日ー

 

選抜レースが行われるグランドに行くと,模擬レースとは違って,たくさんのトレーナーやウマ娘生徒が多く集まっていた。

 

会場(ワアアアアー!!)

 

「(うぅ〜,これが選抜レースの風景…。模擬レースとはやっぱ一味違う…,飲まれそう)」

 

初の選抜レースにひよってる自分に,先輩が思いっきり背中を手の平で叩きつける。

 

バシーーーーンッッ!!

 

「……,いぃ……………,痛って〜〜〜〜〜!!」

 

先輩「リラックス,リラックス」

 

余りにも痛さに思わず,大声で叫んだ。

 

先輩「そんなんでひよってたら,強い子なんて寄ってこないよ」

 

「でも,痛いっすよ」

 

そうしたら,先輩が真面目そうな顔で俺を見る…

 

先輩「それに…,フラッシュはお前がしっかり,側で見たれ…,あの子にはお前にしかいないからな」

 

「……,。」

 

そう言って,先輩は今回は別の場所でレースを見届ける様にした。

そして,俺はいつもの場所の柵に腰を掛け,フラッシュの出走を待った。

 

選抜レースも中盤に入り,次の1600mの出走に準備中のフラッシュを見つけた。

体調は問題なさそうで安心したが,何かキョロキョロしている……。

 

フラッシュ「あ…!」

 

彼女の視線が止まった先を辿ると,外国人と思われる夫婦がいた。エイシンフラッシュの両親らしい。

 

「(なんか真面目な雰囲気が,フラッシュと少し似ているな)」

 

すると,フラッシュは自分の胸元に手を置き,人差し指をリズム突き,何か呟いていた。

おそらく,ドイツのおまじないしている様だ。

 

学園スタッフA「時間です!1600mに出走する皆さん,集まってください!」

 

フラッシュ「…… Aufgeht's!(さぁ,行こう)」

 

こうして両親の見守る中,エイシンフラッシュの選抜レースは始まった。その結果はー

 

フラッシュ「ーあ…,トレーナーさん。やはり,見てくださったんですね。」

 

「お疲れ様だったな」

 

フラッシュ「ありがとうございます。」

 

浮かない表情なのも仕方ない。結果はフラッシュは6着と言う結果だったが,俺はフラッシュの頭を撫でた。

 

「良い走りだったよ」

 

フラッシュ「いいえ。「可」か「不可」かで言えば不可でしょう。6着と言う結果が全てです。」

 

「それでも,将来を期待出来る走りに俺は見えたぞ」

 

フラッシュ「……やはり貴方は私とは違うものを見ていますね。だからこそ…,

あの,お願いがあるんです。この後,両親と会うのですが…一緒に来て頂けませんか?」

 

「いいのか?」

 

フラッシュは今の結果になった事に,両親に上手く語れるのかが自信がない様で。前に俺が言った『気持ちは伝わる』の事から俺がいたら,自分の気持ちを伝えられるって思ったらしく。

それを聞いて俺は一緒に両親に会いに行った。

 

ー噴水広場ー

 

ご両親は,肩を並べて待っていた。2人を確認したフラッシュは,立ち止まって心細げに見つめてきたので,俺は少し頷く。

決心した彼女は一歩踏み出して行った。

 

そして,フラッシュは両親と会話を始めた。いゃ,ドイツ語で話されても俺にはわからないが…,フラッシュの表情を見るたびに申し訳なさそうに話されているのは分かる。

すると…,ご両親は嬉しそうな表情をされてあり,誇らしそうな雰囲気がただやっている。

その後フラッシュは,嬉しい顔をしてる。どうやら,気持ちは伝わったんだな。話が終わった様で,晴れやかな表情のフラッシュに連れてかられ,ご両親に挨拶する事になった。

 

「ええと……(どーうするんだよ!ドイツ語なんてわかる訳ないやろ!!)」

 

フラッシュの父「日本語,大丈夫です。娘と学んだので,少し分かります。(わかるんかい!)フラッシュ,こちらの方は?」

 

フラッシュ「私のトレーナーさんー(……!)…に,なって欲しいと考えている方です。まだ予定ですが。」

 

突然で驚いたが,どこか納得行ってない自分がいたが…(フラッシュはお前がしっかり,側で見たれ…,あの子にはお前にしかいないからな)っと、先輩のあの言葉に初めて見た時から,心は決まってて彼女も自分しかいない,て思っていたのだろう。だからー

 

「……,予定ではなく、フラッシュのトレーナーです」

 

フラッシュ「…!」

 

フラッシュの父「……そうですか。娘を、よろしくお願いします。フラッシュ,この方と,頑張るんだょ。」

 

フラッシュ「ーはい!」

 

 

そのあとフラッシュに何故俺を選んだのか聞くと,自分で決めた完璧スケジュールに進めば絶対間違いはないと思っていた為,それに再現する実力な無く未熟のままに,自分を追い込んしまい。

不器用な自分には一度引いた線からはみ出すと修正が出来なくなるのだ。

 

フラッシュ「だら別の視点から,私の線が真っ直ぐになっているのか見てくれる方が必要だと思いました。」

 

「それが,俺をトレーナーに選んだ理由なのか?」

 

フラッシュ「はい。…貴方は,何故受け入れてくれたのですか?」

 

「まぁ,一目惚れしたからかな」

 

フラッシュ「……へっ!?ひ、一目惚れ…?////」

 

彼女の走る姿,その真撃な瞳に初めて会った時から,美しい走りを遥か彼方に迄伸ばして行きと思ったからだ。

 

「もしかしから、こうなる事を予定してたのか?」

 

フラッシュ「……!,いえ,そんな予定はありえません。少なくとも私の中では存在していませんでした。」

 

「だったら,それは最大の想定外の予定だな」

 

フラッシュ「この先,私はウマ娘としてレースを走り抜いていなければいけないので,修正が必要です。そのスケジュールの中に貴方も組み込んでおきます。ー共に,誇りある仕事を全うしましょう。」

 

「あぁ,これから共に誇りに思える様にしよ」

 

こうして,アイネスに続き新たにエイシンフラッシュを担当として,三人で頑張る事になった。

 

そのことを伝えに,先輩やアイネスがいるジュピターの部室に行く事になったが,この後どうなったのかは…

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。