皆んなと…前人未到の勝利へ   作:N.Y.にっしーいちご

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第十四R:アイネス.デビューに向けて

【デビュー戦当日】

遂にアイネスのデビュー戦が決まり、レース当日。控室の椅子には、ウマ娘の双子がちょこんとと座っていた。

 

アイネス「2人とも!お姉ちゃんがいなくてもトレーナーさんやフラッシュちゃんの言う事は必ずきくこと!」

双子の妹達「はぁ〜い!」

フラッシュ「いいお返事ですね」

双子の妹達「わ〜っい!」

「ああ,元気が良いこと」

 

デビュー戦前、レースを観に来る妹達を代わりにお世話して欲しいとデビュー戦前にアイネスから頼まれていた。

 

アイネス「ありがとね、トレーナー。2人をここに連れてきてくれて。」

「いいって」

アイネス「お母さんの通院の予定と重なっちゃって…、でも2人共レースを観に行きたいって,ずっと言ってたから。」

フラッシュ「大丈夫ですよアイネスさん、貴方はレースに集中してください。」

「そうだぞ,二人の事はフラッシュと見るから」

「……!あはっ、じゃぁ任せちゃうよ?そろそろパドックの時間だし。あたし,行ってくるの。」

 

そうして、アイネスはパドックに向かおうとすると、アイネスの妹が慌てていた。

双子の妹A「わわ、まって〜!ルーとスー、お姉ちゃんに大事なことするの!…せーのっ。くるっと回って、ぽんぽんっ!」

双子の妹B「ぽんっ!せーのっ!」

双子の妹達「『お姉ちゃん、がんばれー!』のダンス〜!!えへへ…。」

アイネス「…!わぁ…!スーちゃんもルーちゃんもありがとう!!お姉ちゃん、すっごく元気出ちゃった!お礼に2人にはお姉ちゃんの1着、プレゼントしちゃうだからっ!」

 

アタネスと別れ、双子の小さな手を引き、フラッシュと観客へと案内する。

先輩「おぉ!来たか」

「先輩、わざわさすみません」

先輩「いいって…、お前の担当ウマ娘として初のデビュー戦やからな」

 

先輩もアイネスのデビュー戦の勇姿を観に来てくれていた。ま

双子の妹A「おおん〜…これが中山レースじょう…。テレビで見るのとちがうねー」

双子の妹B「人も少ないねー」

フラッシュ「これからあのはデビュー戦ですから」

双子の妹A「ふーん。そーなんだー。」

「楽しみにしていたのと違った?」

双子の妹A「う〜うん。私たち、楽しみだよ!だってお姉ちゃんのレースはあるんでしょっ?」

アルダン「アイネスさんの妹さん、かわいいですね」

エース「サブも大変だなぁ、お守りをしなからだし!」

「まぁ、フラッシュと一緒やから、大丈夫やし」

 

【パドック】

アイネス「…すぅ〜…ふぅ〜…。」

ウマA「緊張するな、緊張するな…!」

ウマ娘B「お客さん少ないけど,最初だもんね。成績を残せば、アタシだって人気者に…」

アイネス「(ー色んな声が、聞こえる。同じレースに挑むウマ娘さんの声も、パドックの先で待っているお客さんの声も)すぅ〜…はぁ〜…。」

実況「ー」

アイネス「(これは…アナウンスかな?きっといいスピーカー使っているもんね。パドックの音がここからでも聞こえるや。もう、向こうの電光掲示板には私の番号も載ってるのかな?)すう〜…。これが本番。これがー」

 

 

実況「本日メイクデビューを迎えるウマ娘の勇姿をどうぞ皆さま、ご覧ください!」

アイネス「トゥインクル・シリーズ…!」

 

そして、アイネスのデビュー戦が始まった。

 

ーガコンッ!

実況「スタートしました,各ウマ娘揃って綺麗なスタートしました。アイネスフウジン早くも先頭を切ります」

 

序盤のスタートダシュはいい感じに切れ、このまま足をまま消耗戦に叩き込み最後で,一気全力を尽くす。

 

「(流れは良い…そのまま、最後の直線まで足を待て…)」

 

そして、先頭がアイネスの前最終コーナーに入る。

 

実況「間もなく最終コーナー、先頭はアイネスフウジンもままー」

「(そこだ….かましたら!)」

アイネス「(行ける…ここで…)だぁぁぁ〜!」

双子の妹「お姉ちゃん〜〜〜〜、がんばれ〜〜〜〜〜!!」

実況「アイネスフウジンが先頭、逃げる!逃げる!更に差を広げて…今1着でゴーーーーーーール!メイクデビューを1着で飾ったのは、アイネスフウジンだーーー」

アイネス「はぁ…はぁ…っ!、…っ。(…まだ感触が残ってる、ゴール板を駆け抜けた時の景色も)あ,は…あははつ…!これがレース、場の…芝…!」

 

【観客席】

双子の妹「おねーーちゃん!すごかったよー!!」

フラッシュ「素晴らしい走りでした、アイネスさん!」

エース「えぇ〜、結構やるやん。アイツ」

テン「ポンコツのウマ娘にしたら…いい方ですね…(なんか偉そう…)」

先輩「見事だったな,良い走りだった…見直しだぞ」

「いえ、アイネスが頑張って成果ですよ」

アルダン「そりゃ、強力なウマ娘なりそうですね」

 

デビュー戦後、アイネスの妹達を送り届けて、学園へ戻る。

 

アイネス「トレーナー!あたし、ダービー!」

「ダービー?」

アイネス「うん、ダービーを取りたいの!ダービーに行って、ドキドキしたい!ウマ娘にとって憧れの舞台を、あたしだって夢見たいの。あたしもダービーに出走してー勝ちたいっ!!」

 

…彼女のその勢いには、意表を突かれてしまった。でもその為は経験と勝負勘が、まだ足りてない。それらをもっと手早く身につけさせるなら、ジュニア級王者を目指すウマ娘が集うGⅠに挑むのも手だ!

次の『朝日杯フューチュリティスタークス』に目標にしないと。

 「(…でもいきなりGⅠが目標だなんて)」

アイネス「…トレーナー。次のあたし、何をすれば良い?」

「『朝日杯FS』に出てみないか?」

アイネス「!わかった、朝日杯FSね!早速準備を始めるのっ‼︎」

「でも、まずは…次のフラッシュのデビュー戦だ!!」

アイネス「遂に、フラッシュちゃんもデビュー戦か〜、頑張ってね!!」

フラッシュ「はい…、必ず勝って…トレーナーさんに相応しいウマ娘になります。」

「よしっ、早速明日からフラッシュはデビュー戦、アイネスは朝日杯に向けて行くぞ!」

 

フラッシュ「はいっ!」

アイネス「はいっなの!」

 

 

 

 

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