皆んなと…前人未到の勝利へ   作:N.Y.にっしーいちご

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第二十一R:引退と引き継ぎ

とある病院へと搬送して、手術室の前で俺とドーベル・アイネスがチーフの手術を見守っていた。

 

「……………」

ドーベル「…………………。」

アイネス「大丈夫だよ…きっと大丈夫だからね」

「(ドーベルを心配させないと思い、アイネス気にかけてくれてるけど…、それところじゃないよな。)」

 

ドーベルの様子を伺いながら、見守っているとフラッシュが先輩達を連れてやってきた。

 

フラッシュ「トレーナーさん!!いらっしゃいました!!」

「フラッシュ…、悪い。ありがとうな。先輩…」

先輩「話はフラッシュから聞いた…、それで…チーフは⁇」

「まだ手術中です…」

先輩「そうか…」

 

アルダンがドーベルに近づく。

 

アルダン「ドーベル…」

ドーベル「……‼︎アルダンさん…どうして…」

アルダン「私、こちらのトレーナーの担当なのですよ。心配しなくていいですからね」

ドーベル「…アルダンさん…」

エース「それにしても、サブ。たづなさんから聞いたぜ…救急が来るまで心臓マッサージしてたってよ」

テンポ「ポンコツにしてはやるって思いましたけど」

先輩「(なんか馬鹿にされてる⁇)だって俺のサブトレーナーやからそれぐらいやな。(なんか偉そう)」

 

そんなやり取りをしてると、手術室のランプが消えてドクターが出てきた。

 

先輩「先生!!それでチーフは⁇」

ドクター「幸い心臓マッサージをやられていたのもあり、早めに処置が出してましたので、命に別状がありません」

ドクター「ですが、今の御年齢を考えましたらトレーナー業をされるのはおやめになったらと…」

先輩「そうですか…」

ドーベル「…………!!そんな……」

「………………」

 

そして翌日、病室にて、アイネスたちと先輩達とで医師から、改めてチーフにトレーナー業をするのは困難だと聞く。

 

チーフ「そう…とうとう、この日が来てしまったのね。………ごめんなさいね、ベルちゃん。」

ドーベル「っ、トレーナーが謝る事じゃないです!私がっ…私が、ずっとずっと弱いままなのがいけないのに……!」

アルダン「ドーベル。」

ドーベル「…………っ。」

 

そして面会時間も間近になり、皆んなで帰ろうとすると突然先輩に止められる

 

先輩「悪い!お前だけ残って…」

「俺っすか⁇」

先輩「あぁ!アルダンすまんが、皆んなと先に戻ってくれない⁇」

アルダン「わかりました。」

テンポ「それじゃ私もー」

エース「ダメだお前はこっちだ」

テンポ「えぇ〜!嫌ですよ〜私もトレーナー様残らますのに〜」

「(嵐の様に去って行ったな…)アイネス、フラッシュ…ドーベルの事ー」

アイネス「わかったなの。」

フラッシュ「ドーベルさんの事はアイネスさんとで任せてください。」

「ありがとうな、2人とも」

 

そして、先輩とチーフとの3人だけになり先輩から今後の事について話があった。元々チーフも引退の事を考えており、結局チーフトレーナーはそのまま引退と言うことになったが,その後ドーベルについて、先輩からのチーフから俺に引き継が様にチーフからのお願いがあったと話される。

 

「俺が…チーフのドーベルを…(先輩のチーフの担当ウマ娘を俺が引き継ぐ…)でもどうして俺を…」

先輩「チーフからの自ら、お前にドーベルを任せるって言っているんだ。お前ならきっとドーベルの力になれるって」

「………それでチーフ……ドーベルに…」

 

チーフ「トレーナー君。後の事…そして、ベルちゃんの事どうか、よろしく頼むね。」

「でも…俺が…」

チーフ「大丈夫よ…大丈夫。きっと、貴方ならやれるわ」

先輩「そうだぞ、もうあの頃のお前じゃないんやから…、アイネスもフラッシュも着いてきてくれてるのやから。お前ならドーベルも見てられる。あの子の力になってやれ。」

「はい…」

 

先輩とチーフを残し、病室を後にする。チーフの正式な退職は2週間後に決まり、今のドーベルの気持ちを確かめておきたく、俺はアイネス達の元に行くと

玄関前でアイネス達がいた。

 

ドーベル「悪いけど、後にして。今は…トレーニングしたいの、とにかく……」

アイネス「焦らないの、少しは落ち着こう」

ドーベル「でも…信じてもらったのに…私、まだ一度も応えられてない。まだ一回も、トレーナーに勝利をあげてない……!」

フラッシュ「気持ちはわかりますが、今トレーニングはしない方がー」

ドーベル「後2週間しかないの!それまでに、何がなんでも…絶対に、レースに勝たなきゃ……!!」

 

と言い、学園へと走って行くドーベル。

 

アイネス「ベルちゃん!!」

フラッシュ「やけに焦っていますね」

アイネス「うん…心配なの…」

「(やっぱりあいつらも心配になるよな…)」

 

俺は、2人に声かけてあの後の事を聞き学園へと戻る

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