とある病院へと搬送して、手術室の前で俺とドーベル・アイネスがチーフの手術を見守っていた。
「……………」
ドーベル「…………………。」
アイネス「大丈夫だよ…きっと大丈夫だからね」
「(ドーベルを心配させないと思い、アイネス気にかけてくれてるけど…、それところじゃないよな。)」
ドーベルの様子を伺いながら、見守っているとフラッシュが先輩達を連れてやってきた。
フラッシュ「トレーナーさん!!いらっしゃいました!!」
「フラッシュ…、悪い。ありがとうな。先輩…」
先輩「話はフラッシュから聞いた…、それで…チーフは⁇」
「まだ手術中です…」
先輩「そうか…」
アルダンがドーベルに近づく。
アルダン「ドーベル…」
ドーベル「……‼︎アルダンさん…どうして…」
アルダン「私、こちらのトレーナーの担当なのですよ。心配しなくていいですからね」
ドーベル「…アルダンさん…」
エース「それにしても、サブ。たづなさんから聞いたぜ…救急が来るまで心臓マッサージしてたってよ」
テンポ「ポンコツにしてはやるって思いましたけど」
先輩「(なんか馬鹿にされてる⁇)だって俺のサブトレーナーやからそれぐらいやな。(なんか偉そう)」
そんなやり取りをしてると、手術室のランプが消えてドクターが出てきた。
先輩「先生!!それでチーフは⁇」
ドクター「幸い心臓マッサージをやられていたのもあり、早めに処置が出してましたので、命に別状がありません」
ドクター「ですが、今の御年齢を考えましたらトレーナー業をされるのはおやめになったらと…」
先輩「そうですか…」
ドーベル「…………!!そんな……」
「………………」
そして翌日、病室にて、アイネスたちと先輩達とで医師から、改めてチーフにトレーナー業をするのは困難だと聞く。
チーフ「そう…とうとう、この日が来てしまったのね。………ごめんなさいね、ベルちゃん。」
ドーベル「っ、トレーナーが謝る事じゃないです!私がっ…私が、ずっとずっと弱いままなのがいけないのに……!」
アルダン「ドーベル。」
ドーベル「…………っ。」
そして面会時間も間近になり、皆んなで帰ろうとすると突然先輩に止められる
先輩「悪い!お前だけ残って…」
「俺っすか⁇」
先輩「あぁ!アルダンすまんが、皆んなと先に戻ってくれない⁇」
アルダン「わかりました。」
テンポ「それじゃ私もー」
エース「ダメだお前はこっちだ」
テンポ「えぇ〜!嫌ですよ〜私もトレーナー様残らますのに〜」
「(嵐の様に去って行ったな…)アイネス、フラッシュ…ドーベルの事ー」
アイネス「わかったなの。」
フラッシュ「ドーベルさんの事はアイネスさんとで任せてください。」
「ありがとうな、2人とも」
そして、先輩とチーフとの3人だけになり先輩から今後の事について話があった。元々チーフも引退の事を考えており、結局チーフトレーナーはそのまま引退と言うことになったが,その後ドーベルについて、先輩からのチーフから俺に引き継が様にチーフからのお願いがあったと話される。
「俺が…チーフのドーベルを…(先輩のチーフの担当ウマ娘を俺が引き継ぐ…)でもどうして俺を…」
先輩「チーフからの自ら、お前にドーベルを任せるって言っているんだ。お前ならきっとドーベルの力になれるって」
「………それでチーフ……ドーベルに…」
チーフ「トレーナー君。後の事…そして、ベルちゃんの事どうか、よろしく頼むね。」
「でも…俺が…」
チーフ「大丈夫よ…大丈夫。きっと、貴方ならやれるわ」
先輩「そうだぞ、もうあの頃のお前じゃないんやから…、アイネスもフラッシュも着いてきてくれてるのやから。お前ならドーベルも見てられる。あの子の力になってやれ。」
「はい…」
先輩とチーフを残し、病室を後にする。チーフの正式な退職は2週間後に決まり、今のドーベルの気持ちを確かめておきたく、俺はアイネス達の元に行くと
玄関前でアイネス達がいた。
ドーベル「悪いけど、後にして。今は…トレーニングしたいの、とにかく……」
アイネス「焦らないの、少しは落ち着こう」
ドーベル「でも…信じてもらったのに…私、まだ一度も応えられてない。まだ一回も、トレーナーに勝利をあげてない……!」
フラッシュ「気持ちはわかりますが、今トレーニングはしない方がー」
ドーベル「後2週間しかないの!それまでに、何がなんでも…絶対に、レースに勝たなきゃ……!!」
と言い、学園へと走って行くドーベル。
アイネス「ベルちゃん!!」
フラッシュ「やけに焦っていますね」
アイネス「うん…心配なの…」
「(やっぱりあいつらも心配になるよな…)」
俺は、2人に声かけてあの後の事を聞き学園へと戻る