皆んなと…前人未到の勝利へ   作:N.Y.にっしーいちご

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第二十八R:約束への通過点

【京成杯 当日】

 

テンポ「ねぇ。今日のレースどの子を注目しています?」

エース「お前何言ってるだよ。今日はサブのフラッシュが出走しているから、フラッシュを応援しろよな」

テンポ「分かっていますよ。でも”あのメンツ”ならフラッシュ一択ですよ」

エース「まぁ、”あのメンツ”なら、フラッシュになるだろうな」

先輩(さて、お前のフラッシュが一体どのような走りをするか。期待しているからな)

 

 

【控え室】

 

遂に京成杯の日がきた。

フラッシュの注目度は、出走ウマ娘の中でもたかいが....

 

フラッシュ「前向きな評価とはいえませんね。」

ドーベル「まるで消極的な選択みたいだね」

 

今回の出走馬を見ていたら、フラッシュの以外はあまりパッとしないウマ娘でしかいないと思いよくよくフラッシュに白羽の矢が入ったように思われるものの、1番人気なのには変わりない

 

アイネス「でも期待は期待なの。フラッシュちゃん頑張ってね」

「そうですね。その気持ちには応えないとな」

フラッシュ「いえ、というより...応えて当然の自分でいるべきです。このレースは通過点に過ぎません。躓くわけにはいきません。」

「いつものフラッシュで走れば大丈夫だ。誇りを持って行ってこい」

フラッシュ「....そうですね、いつも通り。なすべきことを、なす。そしてクラシック三冠で【三冠ウマ娘】になる為に...」

「フラッシュ...」

 

クラシック三冠にはおそらくアイネスの参加する

そうなれば俺は...

 

アイネス「トレーナー。"あれ”やらないの?」

「あぁ...」

 

そして、4人で円陣を組みこの前やった気合い入れをする

 

「フラッシュのGIIIの勝利へ...せーのっ」

 

パンッ

パンッ

ドンッ

パンッ

ニギッ

「「「「ーヒウィゴー【Here we go】」」」」

 

そして、フラッシュはレースへと向かった。

 

 

実況「美しい青空が広だる、中山レース場。ターフを好調の良バになっています!注目の1番人気エイシンフラッシュの走りにも期待が膨らみます。」

 

フラッシュ(大丈夫...いつも通りの私の走りで...落ち着いて...Aufgeht's!(さぁ,行こう))

 

ーがっこん!

 

実況「さぁゲートが開いた

各ウマ娘キレイなスタートを切りました。期待通りの結果を出せるか1番人気エイシンフラッシュ。

 

フラッシュ(6...8番手でしょうか...まずは、全体の様子を伺ってからですね)

 

実況「さぁ、1コーナーから2コーナーに入るウマ娘たち、縦長の状態が続いています。」

 

フラッシュ(まだです...まだこのままのペースで...)

 

実況「先頭から最後方までグッと詰まり始めて3コーナーを通過」

 

フラッシュ(こっから...徐々に...)

 

実況「エイシンフラッシュ、ここで先頭に出ました。」

 

フラッシュ(最終コーナーカーブ...ここで...)

 

実況「エイシンフラッシュ、ここで仕掛けた。中山の距離は短い、後ろのうま娘は間に合うか?」

 

フラッシュ「....やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

実況「エイシンフラッシュ、完全に抜け出した!リードを6バ身差を開いたまま...ゴールイン!!!」

 

 

記者会見

 

記者1「まずはお疲れ様でした。レースの所感を伺ってもよろしいですか?」

フラッシュ「次走に向けて、充実した内容となりました。課題も当然ありますが、不安はありません」

 

【京成杯】で見事に結果を残したフラッシュ。

レース終わりに、記者の皆さんに簡単な質疑を行うようになり、次の出走は【皐月賞】とし、クラシック三冠の挑戦を告げる

 

記者2「今年のクラシックのライバルは手強いですが...

同じ”ファンタメンバーのアイネスフウジン”も参加されますが、そこはどのように感じていますか?」

 

フラッシュ「(アイネスさんと...)

 

記者3「現時点で勝算はありますか?」

 

フラッシュ「ありません...困難の多い道であろうとは、承知の上です。

私はただななすべきことをなす、その先でー

ー結果はついてくる。そして、アイネスさん共にクラシックを走る。それだけです。」

 

 

堂々と言い切ったフラッシュに

淡々と語る彼女に、似たとうな質問をする記者はもういなかった。

 

 

【控え室】

フラッシュ「予定より15分早く、終わってしまいました...

もう少し、温かみのある振る舞いをすべきだったでしょうか。」

「堂々としてカッコ良かったよ」

フラッシュ「....であえば、良かったです」

 

アイネス「次は私たちのクラシック三冠の【皐月賞】だね」

フラッシュ「はい、次はいよいよ『皐月賞』...

負けませんからね、アイネスさん」

アイネス「私だって、負けないからね...フラッシュちゃん」

 

フラッシュの「京成杯」を終え、いよいよアイネスとフラッシュのクラシック三冠がはじます

でも、それだけではない...

 

「ドーベル。お前もデビュー戦に向けて頑張るぞ」

ドーベル「.....わ、分かった...(デビュー戦)」

 

ドーベルのデビュー戦も近づいてる

 

 

エース「フラッシュ、いい走りしてたな」

テンポ「えぇ、選抜と比べたら強くなっていますね。負けていられませんね」

先輩「.....」

テンポ「トレーナー様?」

先輩「あぁ、いやぁ(恐らくクラシック三冠があいつ【桐生院】が...)」

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