アイネス「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「アイネス「もっと,脚の幅を気にして!最終直線迄脚を貯める」
アイネス「はいっ」
俺とアイネスの二人三脚は少しずつ慣れていき、トレーニングも良い感じになってきた。
アイネス「はあああああっ!!」
「いいぞ!!その調子!」
アイネス「まだまだ!!お姉ちゃんの底力、見せてあげるのっ!!」
アイネスの底力で全力を出して、最初の頃に比べたら勢いはましてきた感じがするも、中々タイムの更新には行かない。
アイネス「タイムは変わらずかぁ…、仕掛けるタイミングちょっと遅かったかも。」
中々自分の走りに納得行ってない様子のアイネス。彼女が納得で出来る様にするのもトレーナーの支えでもある。それに未だ走りたいだろうし。
「もう一回走らか?」
アイネス「良いのっ!!あ,けど…うーん、やっぱやめとくの。」
「良いのか⁇まだ走りたいやろ⁇」
アイネス「そろそろ終了時間だし、やることもあるし…うん!!また明日頑張れば良いの!!」
「そうか⁉︎」
最近、アイネスの様子がおかしいって言うか…なんか気にしてる?様な感じ。アイネスになんか気にさす事でもしたのかと考えるも何も思い付かず、そのままアイネスが器具片付けを行い、俺は先に部室に戻った。
先輩「おい,そろそろ上がるぞ!」
「あぁ、もう少しだけ…残っても良いですか⁇やるべき方がありまして」
エース「またかいな、この前のそうだったけど。何しているだよ」
「何って、アイネスの為のメニュー決まってるだろ⁈」
先輩「まぁまぁ、わかった。ほんじゃ鍵はいつもの所置いてるからしっかりかけてろよ」
アルダン「お疲れ様でした!!」
「わかりました」
そして俺は一人部室に残り、マイMa○○ookを開き作業を始める。するととある人が扉を開けて部室に入ってきた。
「アイネス!?」
アイネス「あれ?もう帰ってるかと思ったの。」
「あぁ、ちょっとやらないといけない仕事があったらしていこうと」
アイネス「そっか、じゃあ机周りは後で片付けるとして〜……(うぇ?)」
言うが早いか、アイネスは慣れた手つきで部室の掃除を始める。印刷機のコピー用紙が無くなりそうになる為後で事務員に寄って用紙を貰う様にし、溜まっているホコリをはき、今気付けば先輩の部室がいつも綺麗で、消耗品にも困ってはいない。
「アイネスがいつも、手入れしてくれたのか⁇」
アイネス「だって〜散らかってると気になっちゃうだもん!それに君の先輩の部室だから綺麗にしておかないとでしょ?」
アイネスの厚意にはありがたいと思うが、トレーナーとしては部室の手入れよりもトレーニングに集中して欲しいし。それに、サブトレーナーである俺がやらないと行けない事だからそこは昔と変わらず,俺がやる事を伝える。
アイネス「俺がって……トレーナー1人で?手伝わなくても大丈夫?」
「これでもサブトレーナーとしてやってきてるし、それに君の走れる時間を増やしたいから」
アイネス「そう?じゃあ、お手並み拝見なの!」
そして、気合いを入れて昔見たいに掃除に取り組むものの、昔よりやけに書類の位置や掃除道具の置き位置とかが変わっており中々の戸惑いにアイネスからの助言の受けつつ、ひと通りに作業を終えたのだがー
「疲れた〜…、結局ほぼアイネスに頼ってしまった…」
アイネス「ふっふっふ、恐れ入ったか!これが家で鍛えてお姉ちゃんパワーなの!!。って言うか、任せっぱなしはやっぱ悪いし、2人でやろうよ?ここ、キミの先輩の部室なんだし。」
「はい…(先輩のサブとして、情けなさすぎ)」
アイネス「もー、しょげないの!お茶淹れといたから一緒に飲も?」
「ありがとう…」
アイネスを助けらつもりが、結局姉に助けられる弟の様になってしまったのだったが、それでもアイネスが淹れてくれたお茶はとても美味しいものだった。そんな翌日…
先輩「おぉい、次の選抜レースに出走するウマ娘達のリストが届いたから見にこいよ!」
月に2回行われる【選抜レース】が迫った。選抜レースと言う、ウマ娘たちのスカウトするよは、ドラフト会議見ないなもんだと俺は思っている。俺はアイネスに出会う前の事があったら,選抜レースには運んでいなく今回初の選抜レースだ。
「先輩は、どの子を気にしているのですか⁇」
先輩「……、この子かな⁇キレが良いって評判やから。お前は⁇」
「俺は……」
そうリストを見るとある名前の子が、エントリーされていた…
ー【3枠 7番 エイシンフラッシュ】ー
「(エイシンフラッシュ)」
以前、グランドでトレーニングに励んでおり綺麗なフォームに整えられた黒髪と尻尾のあのドイツからの留学生だ。
「(彼女を見に……行くか)」
先輩「……、(こいつ、また良いウマ娘に会いそうな感じたなぁ)」