テンションで書いてるとこうなるの良くないなぁ……。
「くっ……!?」
「ヤッ!」
「ぐ、うっ……!?」
戦闘開始から少しして。
エックスは苦戦を強いられていた。
まず第一に、エックスのバスターはコピーエックスに通用しなかった。
第二に……。
(早くしなければ……ミモリが危険だ……!)
「うっ……くぅ……!」
奴が放つショットガンアイスにより、ミモリの四肢が凍りつき地面に座り込んだ状態で固定されてしまった。
そして、
「キミの動きは、全て頭に入っている!」
スライディングをジャンプして避ける。
しかしその瞬間、コピーエックスも跳び上がり、
「ノヴァストライク!」
「なっ……!?ぐはっ……!」
背後から高速で敢行された突進に跳ね上げられた。
コピーエックスはボディカラーを真紅に変える。
「ファイアーショット!」
「トライアードサンダー!」
うねるように火炎放射が放たれる。
エックスはそれに対してトライアードサンダーを選択。
3つの電撃発生装置がエックスを囲み、雷の壁を展開し炎を阻んだ。
コピーエックスはボディカラーを水色に変更する。
「アイスショット!」
「くっ……!」
トライアードサンダーが凍結し地面に落下して砕け散った。
状況は悪い。
ことごとくこちらの手を対策されてしまっている。
数的有利を早々に潰され、特殊武器は属性相性を突かれ無効化されている。
ヤツの属性を突こうにも、
『恐らく、奴には有利不利の概念はありません』
観察していたセレナードから無慈悲な現実が突き付けられる。
「どうしたんだい?英雄サマが聞いて呆れるよ」
「そういうのは、ふたを開ければ存外がっかりするものさ……」
減らず口を叩くも、状況は好転しない。
ヴィアとリコからの連絡は無いため、対策も聞けない。
(厳しい……!)
ミモリも助けて、コピーエックスを倒す。
これがそれほど難しいとは。
「エックスさん……!」
「ミモリは動かないでくれ……その氷がどうなるか分からない!」
「他人を心配している余裕が、あるのかな!」
「くっ……!」
アーマーを替える暇がない。
エックスの対策をされているなら、Xファイアが恐らく有効ではあるだろう。
だが、
「分かっているよ。でもね……そんな暇は与えないよ」
「ぐ、ぅ……!」
コピーエックスの攻撃の手は緩まない。
このまま、削り倒されるのか。
(こんな、ところで……!)
『エックス、リコとヴィアからの通信です!』
セレナードの声が聴覚機能を打つ。
『お待たせしました!エックスさん!今から貴方に新たな権限を付与します!』
『ハッ!ボロボロだな!すまない、調整に手こずった』
「ふ、二人とも……」
『良いかエックス。今からお前に与えられる力は、お前の結んだ絆がキーだ。呼びたい相手を強く思い浮かべろ!』
「よ、ぶ……?」
エックスは目を閉じる。
「観念したのかい!死ね!エックス!」
「エックスさん……!」
コピーエックスの声が遠のく。
集中する。
『リコ!』
『はい!プログラムアドバンス!【メタルヒーローズ】起動!』
「くっ……!?」
「な、何だ……!?」
エックスの身体から、強い光が溢れた。
『あ、あれ……!?』
『どういうことだ、エックスの望んだ相手を召喚するシステムじゃ……!?』
リコとヴィアの困惑の声がする。
『……なるほど。エックス、未知数……こんな反応になるとは』
知らない、第三者の声。
『あ、私のことは気にしないでください。この
「う、おおおおお、おおおおお!!」
『貴方が強く願った友人。特A級ハンター【ゼロ】。彼を呼ぶことは出来ませんが……貴方に、その力を付与します。存分にご活躍下さい』
エックスの身体に、ブレードアーマーが装着される。
「ブレードアーマーか……!無駄だよ、ボクにそれは効かない!」
『アロナ!お前、これ話と違うじゃねぇか!』
『こちらのサーバーがギリギリなのに、これ以上イレギュラーを呼び込む訳には行かないじゃないですが』
『エックスさんに凄まじい負荷がかかってますぅ!?』
『エックス、エックス!しっかりしろ!』
『流石に私も大丈夫だと思って渡していますので……問題ありません。』
『ですよね?』
「……ああ」
光が収まる。
ブレードアーマーは、真紅に染まっていた。
「な、何だ……その姿は」
「ブレードアーマー、エクステンド!」
ゼットセイバーをバスターでは無く手に持つ。
「アイスショット!」
「ハァッ!!」
コピーエックスが放ったアイスショットを左腕に装着された
「なっ……!」
『名付けて……ブレードアーマー・ゼロカスタム』
「コピーエックス!第2ラウンドだ……!」
味方を召喚する、と考えましたがサーバー負荷の話してたのに呼んだら駄目だろ……と冷静になった結果こうなりました(