驚きすぎてスマホぶん投げてヒビ入りましたw
翌日。
教室の中は、4人が放つ暗い空気に支配されていた。
「皆……土産話っひぐ……楽しみに……うう、してるっ……がら!」
暗い空気を出している1人である芦戸さんが、涙ながらにお土産を希望してくる。
「まっまだ分かんないよ。どんでん返しがあるかもしれないよ……!」
「よせ緑谷。それ口にしたら無くなるパターンだ」
「試験で赤点取ったら林間合宿に行けずに補習地獄!そして俺らは実技クリアならず!これでまだ分からんのなら貴様らの偏差値は猿以下だ!!」
慰める緑谷に、上鳴が目つぶしを繰り出した。
「ギャアアア!!??」
「落ち着け長ぇ」
「わかんねぇのは俺もさ。峰田のおかげでクリアしたけど寝てただけだ!とにかく採点基準が明かされてない以上は…」
と瀬呂が。多分赤点まっしぐら。
「同情するなら何かもう色々くれえ!」
そんな感じの流れが少し続いた所で予鈴がなった。
その瞬間、カァン!と凄い音を立てながら、いつも通り時間ぴったりに相澤先生が教室に入ってきた。
「予鈴がなったら席につけ」
皆予鈴がなった瞬間には席に座って、先生が教卓に辿り着くころには教室は静まり返っている、もう慣れたものだ。
「おはよう。今回の期末テストだが……残念ながら赤点が出た。したがって……林間合宿は全員行きます!」
「「「「どんでんがえしだぁ!」」」」
実技試験未クリア組が涙ながらに叫んだ。
「筆記の方はゼロ。実技で切島・上鳴・芦戸・砂藤、あと瀬呂が赤点だ」
「やっぱりか〜」と瀬呂が言う。そりゃ試験中ずっと寝てたら赤点だろ
「行っていいんスか俺らぁ!!」
「今回の試験、我々ヴィラン側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題に向き合うかを見るように動いていた。でなければ課題云々の前に詰むやつばかりだったろうからな」
「本気で叩きつぶすと仰っていたのは?」
尾白が、説明の時の先生の発言との違いを、確かめるように質問する。
「追い込む為さ。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点取った奴こそここで力を付けてもらわなきゃならん。合理的虚偽ってやつさ」
「「「ゴーリテキキョギィイー!!」」」
相澤先生好きだな〜合理的虚偽、、
「またしてやられた……!流石雄英だ!しかし!何度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと!!」
「わあ、水差す飯田くん」
飯田が勢いよく立ち上がって、異議を唱える。
うん、麗日さんの言う通りこっちもこっちですごい水差し具合だ。飯田らしいけど。
だけど相澤先生がこんな生ぬるい事はしないだろう。
『うーんでもよー相澤先生の事だしものすんごいキツイ補習とかあるんじゃね?』
俺の言葉で赤点組がピタリと止まった。
「確かにな、省みるよ。で、筒美の言う通り全部が嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ。おまえらには別途補習時間を設けてる。ぶっちゃけ学校に残っての補習よりキツイからな。じゃあ合宿のしおり配るから後ろに回してけ」
その宣告を受けた途端、赤点組のテンションは地に落ちた。
ホームルームは終わって放課後になった。
「まぁ何はともあれ全員で行けて良かったね」
尾白がカバンを背負いながら皆の方を振り返ってそう言った。
「一週間の強化合宿か!」
「結構な大荷物になるね」
「水着とか持ってねーや。色々買わねぇとなぁ」
「暗視ゴーグル」
『俺は麻酔弾と幻覚剤でも買おうかなー、ねぇ?みーねーたーくん?』
「嘘だから!ゴメン!だから暗黒微笑でこっち向くな!!」
絶対このエロブドウ何かする⋯
「あ!じゃあさ!明日休みだしテスト明けだし……ってことで、A組みんなで買い物行こうよ!」
見えなくともわかる、今顔いっぱいの笑顔を浮かべているだろう。
その提案を聞いて皆一気に盛り上がっている。
透の提案はいい提案だ。てか俺雄英に来てからまだ数人としか交流ないんだよなー、この際だから行ってみよう
「おお良い!!何気にそういうの初じゃね!?」
「おい爆豪お前も来い!」
「行ってたまるかかったりぃ」
「轟くんも行かない?」
「休日は見舞いだ」
「ノリが悪いよ空気読めよKY男共ぉ!!」
轟は仕方ない。爆豪は知ってた。
てか切島優しいなー、爆豪は切島を大切にした方がいいと思う
翌日。
「ってな感じでやってきました!県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール!」
休日のショッピングモールは人でごった返していた。
その中で、俺らは周囲の人の視線を集めている。
どうやら、まだ体育祭のことを覚えている人が多いらしい。
緑谷なんかいつものブツブツをやってるけど、この状況でそれをやったら絶対に奇異の目で見られると思うんだけど……
なんか緑谷っぽいなーなんて思ってる。
「お!アレ雄英生じゃん!?1年!?体育祭うぇー-い!!」
そんな感じで陽気な人たちがテンション爆上げで声をかけてくる。
麗日さんも「まだ覚えてる人いるんだぁ」なんて困惑してしまっている。
周囲の目はもう無視するしかなさそうだ。てか無視しないと買い物なんぞ出来ん
そんな中、皆どうするかを近くの人と話し始めていた。
「俺アウトドア系の靴ねぇから買いてぇんだけど」
「あー私も私もー!」
透は靴を買いに行くらしい。
結構な山中にいくらしいし、私もそれ用のやつを買おうかな。
「靴は履きなれた物としおりに書いて……あ、いや……しかしなるほど。用途に合ったものを選ぶべきなのか……!?」
注意をしようとした飯田が相変わらずのクソ真面目で暴走し始めていた。なんか一周回って可愛いわ
「ピッキング用品と小型ドリルってどこに売ってんだ?」
ブドウ頭がどう考えても覗き用のツールと思われるものを探してるけど、無視だ。
ここで阻止しても意味がない。
阻止するなら実行する直前か直後のどちらかだ。
「目的バラけてっし、時間決めて自由行動すっか!」
切島が皆に呼びかける。
結局、3時にこの場所で再集合ということで一時解散となった。
『何を買おうかな〜』
皆は各々複数人で買いに行ったが俺はボッチなうだった。
『うーん包帯と絆創膏、買おうかな⋯』
山の中と聞いているので怪我の心配があるだろう。
『後はヘッドフォンと⋯お菓子?』
耳が人一倍良いので騒音とか大きな音が苦手だ、だから毎年旅行とかは耳栓など耳を塞ぐものを買う。
お菓子は小腹が空いた時用に買っておこう。
『えーお菓子はポ〇トチッ〇スとポ〇キーとた〇のこの里とじゃ〇りこで良いかな⋯』
『あーでも!かっぱ〇びせんも捨て難い⋯!』
一人でお菓子を選んでいたその時。
『⋯ん?グループLINEに通知が来てる。』
その内容は⋯
『緑谷がヴィランと遭遇⋯マジかよ』
俺が緑谷の所に来た時にはもうヴィランは居なくなっており警察が既に来ていて、この事を受けてショッピングモールは一時閉鎖。緑谷は警察に事情聴取を受けていた。
楽しいショッピングはヴィランによって終わり各々帰路に着いた。
「いやに嬉しそうじゃないか先生。ヴィラン連合が着実に仲間を増やしているからかね?」
「ハハ、違うよドクター、死柄木弔が信念を抱いたことにさ」
"先生"と呼ばれる彼は顔がなく色々なチューブに繋がれたヴィランだった。
「その信念に賛同する者たちこそがヴィラン連合には必要なのだ」
そうして映し出された画面には制服を着た女子高校生、全身ツギハギだらけの男に闇のブローカー⋯そして元プロヒーロー。
「全ては彼に決めさせる」
「助けを呼ぶなら当然助ける」
「そうなった時の準備もしている」
「彼が次の“僕”となる為の…」
ヒーロー達が切磋琢磨している中
深淵の闇は着々と準備を進めていた。
恋愛要素を入れようと思っているのですがお相手をどうしようか悩んでいるのでアンケートおねしゃす
-
女子の中では結構話す 葉隠 透
-
オリジナルキャラ
-
その他
-
恋愛要素入れんでええわ