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当ファイルは事案████-04-0001に関する報告書です。
同事案は、必然的状況下で発生したSCP-████に由来する存在との戦闘事案をまとめた事案████-04に包括されています。
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説明:
事案████-04-0001は2021年2月4日の0522
前哨基地██はSCP-[編集済み]の管理を目的に設置され、公には同国の内務省管轄下の勾留所とされています。基地は財団の前哨基地における一般的な通信、インフラ設備が備わっており、理論上では完全な孤立状況下においても3日間の設備維持が可能です。
イベント████-A発生当時、基地には25名の職員が在籍しており、全員が各内務省管轄組織における標準的な育成プログラムを修了しています。この内17名は戦闘要員としてベラルーシ国内軍に配属され、高度な専門的訓練を修了した10名が機動部隊[編集済み]に編成されています。
また、人員輸送を用途とする機関銃を備えた高機動車2両が配備されていました。
同前哨基地はイベント████-Aの影響により、SCP████-1の人口密集地に転移しました。
同地域は公には共同体の連合組織である
2月4日の未明、イベント████-Aの異常を認識した前哨基地の司令部は基地の閉鎖を決定。外部で任務にあたっていた職員の帰還後、ただちに実行されました。
閉鎖から約30分後には武装したSCP████-1A約40体が基地を包囲し、土地の所有権を主張した上で退去命令を勧告しました。前哨基地側がこれに従うことはなく、SCiP側の先制攻撃により開戦。最終的に、前哨基地は約2時間後に壊滅しました。
戦闘収束後、生存していた3名の職員が拘束されましたが人為的要因により48時間以内に死亡しています。以上により、基地に所属する全職員が殉職する人的被害、車両や電気設備などが鹵獲される物的被害により、前哨基地██は壊滅に至りました。
なお、同前哨基地は壊滅までに██回の通信を試みており、いずれもイベント████-Aを起因とする連絡途絶インシデントにより失敗しています。
基地壊滅に伴いヴェールの制約を部分的に解除した広域通信は、複数の基地局を経由し、最初にサイト-██が████時点で受信しました。この信号は最大██km地点の財団施設まで到達しています。
以下は前哨基地██に関する参考資料です。
Staff list - [Security Clearance Level : IV]
Arms list - [Security Clearance Level : III]
Vehicle list - [Security Clearance Level : IV]
経緯:
イベント████-A発生当時、前哨基地██の敷地外で巡回任務にあたっていた職員から異常性の報告を受けた司令部はただちに帰還命令を下し、5分以内に全職員が基地内へ集合。これに合わせ基地を閉鎖しました。
一連の行動を目撃していたSCP-████における前哨基地██一帯の土地所有者が、管理を委託するSCiP内の巨大複合企業体
SCiP-1A側は基地に対し退去命令を勧告しました。これに副司令官のハンクが応対し、権利書などのコピーを提示することで正当な駐屯であることを主張しました。
0522、交渉を行っていたSCP-████-1Aがハンク副司令官を射殺。対応に関する協議を踏まえた約7分後の0529に、前哨基地は反撃を行使。基地周辺にて包囲を続けていた全SCiP-1Aを約3分で無力化し、周囲の建造物内に展開しました。
5分後にあたる0537時点で、増援のSCiP-1Aと展開中の財団側とで二度目の戦闘が勃発。約10分間の交戦を経て、一部人員の損失や物資不足により財団側が基地への後退を始め、0552までに基地1階の全隔壁を封鎖することで籠城に移行しました。
この時点で戦闘可能な職員の約50%にあたる8名が殉職していたため、広域通信にて基地の全滅が送信されました。この信号は設備が破壊されるまでの142分間、繰り返し発信され続けました。
籠城に際し、机や即席のトラップなどを用いた基地の要塞化が行われ、応急的な防御陣地が構築されました。
この時に作成された作戦計画書では、「1階廊下」「階段」「地下廊下」からなる3つの防衛線が設けられ、弾薬もしくは戦闘員が一定数に減じた時点で後退する計画が策定されました。さらにSCiP-1Aが1階と地下を繋ぐ階段に到達した時点で、基地内部を爆破することで物理的に出入口を封鎖し、さらなる籠城を行う方針が決定されています。
籠城から27分後の0619、重機を用い基地の隔壁を突破したSCiP-1A部隊と財団側との間で三度目の戦闘が勃発しました。
交戦開始から14分後の0633、規定に従い爆破措置を実行したものの基地が倒壊するには至らず、0642には財団側の残存人員が地下の司令室まで後退。7分間の抵抗の末、0649に基地は制圧されました。
制圧後、生存していた職員3名は尋問を目的に拘束され、
拘束された3名はいずれも負傷していたとされ、2名は大量出血による重症状態にありましたが、ただちに処置が施された形跡は確認されませんでした。これが要因となり、先述の2名は3時間以内に死亡したものとみられています。残り1名は暴行を伴う尋問の後、拘束後██時間時点で死亡したと推測されています。
遺体は2月██日に施設から██km離れた同社所有の森林地帯に埋葬され、約██日後の██月██日に財団の調査部隊が収容しました。
2021年██月██日の████
対応:
前哨基地██から発信された広域通信を受信、解析した各財団施設は、連絡途絶インシデントの部分的解消後ただちに連携し、調査と救援を目的とした合同計画が立案され、2月██日の████に最寄りのサイト-██が偵察機を用いた先行調査を実施しました。
2月██日の████
| Phase 1 | 交通網、脅威の破壊 |
| Phase 2 | 要所の確保、基地の包囲 |
| Phase 3 | 基地の確保 |
| Phase 4 | 基地一帯の保持、周辺の財団勢力の招集、調査員の派遣 |
| Phase 5 | 撤退 |
2月██日の████に作戦の第一段階の開始が宣言されました。
前哨基地██周辺の対空兵器を始めとする高脅威目標に対して、弾道ミサイルなどによる長距離攻撃を実施し、同時に戦力評価や攻撃の有効性の検証などが行われました。
作戦の後半では、戦闘機や爆撃機による交通インフラの破壊が継続して実施されました。さらに██日の████からは、取得した情報を基に重要拠点や地下施設を対象とした精密爆撃を行い、戦略評価など組織的な特性の調査も実施されました。
一連の偵察により得られた情報は同月██日までに連絡が確立していた全財団施設に共有され、以降の作戦における詳細計画の構築に利用されました。これを参考に、第一陣となる合同ヘリボーン部隊が編制されています。
2月██日の████、第二段階としてサイト-██、サイト-██、サイト-██の戦闘要員で編成されたヘリボーン部隊一個大隊は基地周辺の各戦略的要所を同時に強襲、制圧しました。ここでは17名の軽傷者と2名の重傷者が発生しています。
各所の制圧後、財団はSCP-████-1A勢力の分断および包囲のため、一帯へ接近または脱出を試みる実体に対し、同所から要撃として狙撃や観測手の誘導による精密爆撃を実行。この対抗措置は基地周辺での戦闘が沈静化する██日の████まで継続されました。
2月██日の████、第三段階移行のため同地域へ専門部隊が派遣されました。
主力としてサイト-██所属の機動部隊タウ-5 ("サムサラ")が派遣され、さらにその支援部隊として、LAV-25A2歩兵戦闘車4両が現地に投入されました。基地の奪還は同日の████までに完了し、82体のSCP-████-1Aを拘束しました。
ここでの戦闘では、支援にあたっていた職員含め延べ2名の殉職者と17名の負傷者が発生。また攻撃ヘリコプター2機を損失しました。
██日の████、偵察機により作戦地域外縁にて戦力の集結が確認されたため、戦闘の激化に備え現地の財団戦力の増強が計画され、また第四段階以降のために防衛線の構築が進行しました。
第四段階として、前哨基地を中心とした防衛線の構築を完遂し、2月██日の████まで維持されました。以後、基地は野戦病院や通信施設を有する臨時拠点として運用されています。
また、孤立状態にある財団職員への連絡手段として、主にベラルーシ東部からウクライナ北部にかけて広域通信を用いた呼びかけが実施されました。さらに、通信網の段階的な回復により遠方からの支援体制が確立して以降は中継地点としても機能するようになりました。
防衛線構築後の戦闘の沈静化に合わせて戦争犯罪を専門とする調査団が派遣され、2月██日から6日間の現場検証が実施されました。これにより、生存していた3名の職員がSCiP-1Aにより拘束後移送されたことが判明。追跡調査のための人員が新たに派遣され、2月██日から別途調査が行われました。
ヨーロッパ州全域における通信網の回復以降、作戦の第五段階としてSCiPの影響を大きく受けた欧州からの大規模撤退が策定されました。
東ヨーロッパの財団勢力はロシア連邦方面への同時撤退が計画され、実行のためにポーランド共和国東部並びにルーマニア北部の二方向へ向け財団指揮下のNATO軍が主力として進行、ベラルーシ北方で財団指揮下のCSTO軍が集結しました。
詳細は以下のページを参照してください。
[編集済み]
2月██日の████
ここでは財団と
これに伴い第五段階が実行に移され、前哨基地からの撤退を順次開始しました。
事案████-04-0001に関連する最終的な人的損害として72名が殉職し、277名が負傷しました。また541体の実体群を拘束しました。
一連の調査により、前哨基地██の復旧は不可能であると判断されました。
基地を再建する場合、建築と人員の再配置には18ヶ月の期間と████USドルの費用を要すると推計されています。
財団は2月██日、
しかし同社は、財団が提示した情報を偽造であると断定し、ただちに要求を拒否しました。また、その後に行われた如何なる接触にも応じることはありませんでした。
2021年██月██日の████
担当部隊は対SCiPを想定し新設された機動部隊アルファ-24("
回収されたデータを解析した結果、3名が2月██日までに死亡していたことを確認。さらにその遺体が、移送先の施設から██km離れた同社所有の森林地帯に埋葬されたことが判明し、ただちに調査部隊が編制。██月██日の████までに現地へ派遣されました。
調査部隊の捜索開始から約3時間後の████に遺体を発見、空中輸送を経てサイト-██に収容しました。
Victim List - [Security Clearance Level V]
遺体の収容後、財団は2021年██月██日の████
2021年██月██日の████
しかし同社の経営方針は独善的な傾向にある上、潜在的な脅威を内包していることも認められています。また、明確な脅威を有する組織との協力関係が確認されており、形勢によっては予測できない強硬手段を実行する可能性が高いと考えられています。
現在、同社における役員以上の立場にある実体は人工衛星による監視下におかれ、常時終了処分が実行できる体制にあります。
| 名前 | 役職 | 分類 | 状態 |
| Mikhail Kuznetsov | 施設司令官 | B-III | 死亡 |
| Hank █ | 施設副司令官 | B-III | 死亡 |
| Dmitry █ | 情報部チーフ | B-II | 死亡 |
| Tom Derick | 機動部隊指揮官 | B-II | 拘束 - 死亡 |
| Ivan Romanov | 研究員 | B-II | 死亡 |
| Pavel Shevchenko | 研究員 | B-II | 死亡 |
| Oleg █ | 研究員 | B-II | 死亡 |
| Yelina █ | オペレーター | C-II | 死亡 |
| Anastasia █ | オペレーター | C-II | 拘束 - 死亡 |
| Mikalai █ | オペレーター | C-II | 死亡 |
| Anton █ | 機動部隊員(次席) | C-II | 死亡 |
| Bohdan █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Viktor █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Igor █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Sergey █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Maik █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Barmod █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Tatyana █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Yuri █ | 機動部隊員 | C-I | 死亡 |
| Roy █ | エージェント | C-I | 死亡 |
| Aliaksandr █ | エージェント | C-I | 死亡 |
| Keller █ | エージェント | C-I | 死亡 |
| Boris █ | エージェント | C-I | 死亡 |
| Oksana █ | 一般職員 | C | 死亡 |
| Richard █ | 一般職員 | C | 拘束 - 死亡 |
| 名前 | 数(弾数) |
| AK74M | 10(3,840) |
| AK74U | 4(同上) |
| RPG-7 | 2(10) |
| OSV-96 | 1(30) |
| マカロフPM | 2(40) |
| 車種 | 分類 | 装備(弾数) | 状態 |
| Volat V1 | 高機動車 | PK機関銃(300) | 鹵獲 - 破壊 |
| Volat B1 | 高機動車 | Kord重機関銃(600) | 破壊 |
| 名前 | 分類 | 死亡推定時刻 | 死因 |
| Tom Derick | B-II | 4.Feb.2021 0833 | 多臓器不全 |
| Anastasia █ | C-II | 4.Feb.2021 0716 | 失血死 |
| Richard █ | C | █.Feb.2021 ████ | 不明 |
本タイトル:機動部隊
使用タイトル:機動部隊タウ-5 ("サムサラ")
訳者:SCP財団
ソース:http://scp-jp.wikidot.com/task-forces
ライセンス:CC BY-SA 3.0