英雄王と神の兵器、神々に愛されし土地へと降り立つ   作:ばぐひら/Baguhira

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ハッハッハ、ガッハッハ(´・ω・`)
続くか?これ


一話 日常と非日常

 

 

ある日の夕方

カラスが鳴き、あたり一面夕暮れに染まる。河川の水面に夕日が反射し、その付近で子どもたちが石を川に投げて遊んでいる

 

何気ない日常、至って何の変哲もない日常風景………

 

 

「クッハハハハハハ!!ようやく解放されたな!エルキドゥよ!」

 

 

「うん、そうだねギル。後、解放って…大袈裟じゃないかい?学校行ってただけじゃないか」

 

 

……日常とは言い難い、かの英雄王(ギルガメッシュ)神の兵器(エルキドゥ)が制服を着こなし、バックをぶら下げ雑談する光景…ギルガメッシュは声高々に笑い、エルキドゥはその様子をやれやれといった様子で見ている

通りすがりの人はその光景を見ると見慣れているのか、慣れた様子でスルーし、ある者は苦笑している

 

 

「しかしだなエルキドゥよ、もう既に知っている事をわざわざ習う必要もあるまいよ」

 

 

「まぁそれはそうなんだけどね、学校は行かないといけないよ?そうじゃないとまともに働けないわけだし」

 

 

「ふん!この俺の黄金律を舐めるなよ?働かなくとも、金くらい入ってくる…現に宝くじで所持金数十億近くはあるではないか」

 

 

とても一人の学生が持って良い金額ではないデタラメな額がギルガメッシュの口から出てくるが、事実であるしエルキドゥもそれを知っている。故に

 

 

「そうかもね、でも世間体は大事だよ?それにギルの親だって、働いてほしいと思ってるんじゃないかな?」

 

 

親のことを引き合いに出す

世間体云々はギルガメッシュ自身「雑種がどう吠えようとどうでもいい」というスタンスであるが、少なからず親への恩義や親孝行をしたいという感情くらいは残っている。そのため親の話が出てきた途端、ギルガメッシュは表情を歪ませ「それは卑怯であろう」とでも言いたそうな目をエルキドゥへ向ける

 

そう、もう気づいているかもしれないがこの二人、実は転生者というやつである

英雄王(ギルガメッシュ)神の兵器(エルキドゥ)の姿をしているが中身は別物、最も性格はある程度肉体に引っ張られる変化しているらしいが

 

二人は自身の転生した姿、英雄王(ギルガメッシュ)神の兵器(エルキドゥ)を知っていた

その為最初はFateの世界にでも来たのかと思って身構えていた。

だが少し調べてわかったことだが、ここ、二人が住んでいる場所は日本であり、尚且つFateの世界ではなく、他の世界である

だがなんの世界なのか検討もつかず、結局二人揃って学校へと通っている

 

そして今日もそれで終わる筈だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうもはじめまして~、私は八雲紫と申します」

 

 

「「!」」

 

 

突然、二人の目の前の空間がぐにゃりとネジ曲がり開いたかと思えばそこから金髪の美女が顔をのぞかせ、挨拶をしてきた

 

 

「って、貴方達ちょっと警戒しすぎじゃない?いやいや別にね?取って食おうってわけじゃないわよ?ただ幻想郷に招待しにきただけだもの」

 

 

「………幻想郷?それはなにかな?」

 

 

聞き慣れない単語であったのだろう、エルキドゥが八雲紫と名乗る人物へと思わず質問をする

 

 

「………幻想郷…忘れられた者たちの楽園。八雲紫、妖怪の賢者よ…何故俺達を連れてゆく?」

 

 

「あれギル知ってるの?」

 

 

「あら、どうして知っているのかしら」

 

 

「あまり我を舐めるなよ妖怪風情が、そんなもの“視れば”分かる」

 

 

ギルガメッシュのその言葉に紫は背筋に冷たい汗が流れる

まがい物なれど英雄王、言葉の重みや威圧感はギルガメッシュそのもの

そこにいるだけで人を殺せそうな圧を紫にぶつけるギルガメッシュを、エルキドゥは手で静止する

 

 

「こらこらギル、ここらへんにまだ人はいるんだよ?それに威圧しすぎだ、話が聞けないじゃないか」

 

 

エルキドゥのその言葉の後、紫は自身に向けられる圧がなくなっていき、次第になくなったのを確認し、安堵の表情をする

 

 

「なにエルキドゥよ、少しばかり“測った”だけよ、なにも命を取るつもりなど毛頭ないわ」

 

 

「本当か?」とでも言いたげなエルキドゥを差し置いてギルガメッシュは紫に言葉を返す

 

 

「さて…我達を幻想郷に招待、だったな?ならば少々やってもらいたい事がある。それを承認するのであれば行くのも良いだろう」

 

 

「………え?いいの?」

 

 

「あぁ、興味が湧いた」

 

 

「………とか言ってるけど実際最初からオッケーする気満々だったんじゃな“ゴチッ”!?いった!なにするのさ!?」

 

 

エルキドゥの言葉を遮り頭に手刀…いうなればチョップを軽く入れ、痛みに悶えるエルキドゥを無視し紫に向き直る

 

 

「………と、言うわけだ。早く連れてゆくがいい」

 

 

「え、えぇ…まぁ分かったわ。それじゃ、2名様ご案内〜!」

 

 

途端、二人の足元の空間が開き、なんの抵抗もなく二人は重力に従いその空間へと入ってゆく

 

 

「………はぁ、なんなのあの二人」

 

 

誰もいなくなった道でただ一人、紫はため息をつくのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神社に日差しが照りつけ、あたりの草木はザワザワと揺らめく

その神社は神社というには少しボロい…という印象で、こじんまりとしている

そんな神社で箒を手に取り落ち葉をはく巫女服姿の少女、今代の博麗の巫女、幻想郷の守護者その人である

 

 

「あああぁぁぁ………なーんで誰も参拝に来ないのよーー…お金が欲しい…そろそろ今月生活できるか怪しいのよね……………」

 

 

まぁもっとも、威厳などは欠片も無いのだが

いつも通りの日常を過ごす筈であった少女、だが今日はなんだか………

 

 

「………ここが幻想郷か…それに紫のやつ、ご丁寧に博麗の巫女のもとに送るとは…気がきくではないか」

 

 

「おーー、なかなかに自然豊かだね」

 

 

神社の鳥居付近の空間が開き、中から二人の青年が出てくる。もっとも、そのうちの一人は男か女か分からない、中性的な見た目をしているのだが

 

 

「………あなた達、誰?」

 

 

…今日はなんだか、いつもと違う事が起きる

英雄王(ギルガメッシュ)神の兵器(エルキドゥ)が、神々に愛されし土地(幻想郷)に降り立った

 

 

 




文字数今回少ないけど勘弁
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