英雄王と神の兵器、神々に愛されし土地へと降り立つ   作:ばぐひら/Baguhira

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今回も短めです(´・ω・`)


二話 巫女と英雄王と神の兵器と

 

 

 

 

 

 

「………あなた達、誰?」

 

 

博麗の巫女……博麗霊夢は持っていたお祓い棒の先を向けて二人に問う

その姿からは明確な警戒心が見て取れ、それによりギルガメッシュは気になった点を一つ、少女に指摘する

 

 

「………なんだ、八雲のやつから何も聞いてはおらぬのか?」

 

 

「……八雲?もしかしてだけど紫のこと?」

 

 

霊夢は八雲という名を聞くと「またか」と呆れた顔でそう聞き返してくる

エルキドゥが霊夢のその言葉に頷くと、霊夢の表情が引きつった笑いへと変わる

笑っている……というより、明らかに怒りが含まれた顔を見てギルガメッシュとエルキドゥはこの少女の苦労が垣間見えた気がして、突然警戒された事による不快感や嫌悪感といった感情が薄れていった

 

 

「はぁ……まあよい。そうさな、事情はそこで覗き見ている阿呆にでも聞けばよかろう」

 

 

ギルガメッシュは霊夢の斜め後ろを見てそう呟く

するとその何も無い空間がぐにゃりと開き、見知った金髪…八雲紫が顔を出す

霊夢はギルガメッシュの目線の先へと顔を向け、顔をしかめる

 

 

「あ、あら……いつから気がついてたのかしら?」

 

 

八雲紫は少し困った表情でギルガメッシュに言葉を投げかける

その顔は「しまった」とでも言いたげな顔であり、霊夢となかなか顔を合わせようとしない

 

 

「最初からだたわけ、我達をこの場所に送った数秒後にはもうそこから覗き見ていたではないか」

 

 

ギルガメッシュはさも当然だと言った様子で紫に言い放つ

すると霊夢が紫のところにジリジリと歩み寄っていき、徐々に紫は後退していく

 

 

「ゆ〜か〜り〜?まーた性懲りもなく外から連れ去ってきたの?」

 

 

「え、え〜とぉ………」

 

 

霊夢が紫にそう問い詰めると、紫は気まずそうに顔を背ける

その紫の顔を両手でガッチリと鷲掴みにし、霊夢は自身の顔の真ん前へと持ってくる

紫からは見てわかるほどの汗が流れ、顔の血の気が引いていき青白くなっていくのがわかる

一瞬こちらに助けを求める視線を向けるがギルガメッシュに一蹴されてしまい

 

 

「これ以上私の負担を増やすなぁぁぁ!!!」

 

 

激昂した霊夢により説教コースへと突入したのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………はい、もうしません」

 

 

「分かればよろしい……どーしてもって言うのなら私に話を通してからにしなさいよせめて、はぁ……なーにが妖怪の賢者よ、賢者なら賢者らしくしなさいっての」

 

 

あれから小一時間、ようやく霊夢の説教から抜け出せた紫はそのまま前かがみになり倒れ込む

説教中正座をしていたからか足が痺れてまともに動けないからである

 

 

「……なんだ、ようやく終わったのか?………説教にしては長すぎであろう」

 

 

横になっているエルキドゥを横目に説教が終わった霊夢にギルガメッシュが声を掛ける

霊夢の説教は途中から日々の愚痴へと変わり、それまでなんとか聞いていたエルキドゥはつまらなさのあまり途中から寝てしまっている

 

 

「あーごめんごめん、あんたらのこと忘れてたわ」

 

 

「巫山戯ているのかこの巫女は、これでも客人だぞ?」

 

 

「……zzzZZ」

 

 

心底呆れた表情で霊夢を見るギルガメッシュ

霊夢は許せとでも言いたげな感じである

 

 

「とりあえず自己紹介でもしましょうよ、コイツはともかく私はあなたたちのことを何一つ知らないしね」

 

 

そんなギルガメッシュに霊夢は互いに自己紹介をすることを提案する

 

 

「自己紹介…まぁそうだな、とりあえず自己紹介くらいはしてやろう……「えーと、私の名前は博霊r」あぁそうそう、貴様の自己紹介なぞいらんし興味もない。というより知っているからやらんでいい」

 

 

「知ってるって……何なのあんた」

 

 

「フン、我が名はギルガメッシュ!人類最古の王にして、英雄王である!」

 

 

ギルガメッシュは自信満々に声たかだかに言い放つ、自分こそが王であると

中身は多少違えど肉体、力は本物であり、自身でもそれを疑ってなどいない

ただ霊夢からしたら「何いってんだコイツ」というところであり、この日、霊夢のギルガメッシュに対する認識が“変人”となった

 

 

「へ、へーー、それで?あんたの隣で横になってる緑髪のそいつは?」

 

 

「こやつはこの我の唯一の友、エルキドゥである!まぁ細かい紹介はこやつが起きたときに本人から聞くのだな」

 

 

ギルガメッシュは寝ているエルキドゥの髪を軽く手で解く

すうすうと可愛らしい寝息を立てていたエルキドゥだが、ギルガメッシュの手が触れると途端に安らかな笑みを浮かべ、それを見たギルガメッシュは宝物庫から毛布を取り出しエルキドゥにそっとかける

 

 

「もうよい時間だ、詳しいことは明日にするとしよう…ほら、お前も早く寝ろ」

 

 

「えっと、もしかして泊まるつもり?」

 

 

「?何を言ってる、当然であろう」

 

 

霊夢の言葉にさも当然のように返し、自身も毛布を取り出す

霊夢はもう観念したのか、はたまたギルガメッシュの図太さに呆れたのかそれを了承、寝室へと戻っていった

 

 

「おい、何をやっている八雲紫、貴様は帰れ

 

 

「なんか私にだけ当たり強くない!?」

 

 

紫に対してはやっぱり当たりが強いギルガメッシュであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「藍〜藍〜〜、皆なぜか私にだけ当たりが強いのだけども…どーしてかしら〜……」

 

 

「紫様は一度ご自身のしでかしたことを思い返してはいかがかと」

 

 

「……なんか藍も冷たくない?」

 

 




なかなか文章が続かない……どうしたもんかね
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