TS転生聖園ミカが先生と付き合いつつ先生にハーレムを作らせようとする話   作:tarako

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悪い魔女に騙された王子様は幸せになりましたとさ

こんにちは、聖園ミカです。

皆さんは物語の世界に行って特別な力が使えるようになったら、

漫画やゲームの技の再現ってしますか?

私はします。片っ端から試します。

神秘に満たされた世界キヴォトスではありとあらゆる技が再現可能でした。

神秘って凄い。私はそう思いました。それでは本編へどうぞ。

 

 

 

 

今現在シャーレの仕事量がマシマシのマシで先生は絶賛修羅場中です。

私も普段は夕方まで仕事を手伝って終わりなのですが、

今は夜遅くまで先生と一緒に仕事を片付けています。

こんな事になってるのも誰が悪いというわけではなくキヴォトス全土の性質というか、

世界が悪いと言うか…野蛮人共が仕事を増やしやがりくださいまして。

本当に、なんでも暴力で解決しようとする輩には困っちゃうじゃんね。

 

 

そんなこんなで現在23時30分、

ようやく一区切りを付けた先生のゾンビのような声が木霊します。

 

 

 

「ゔおぉぉ…終わったぁ……」

 

 

「あはは…ようやく終わったね、先生」

 

 

「ミカもこんな時間までありがとね……ゔぅ……」

 

 

「いいんだよ先生。いつもお疲れ様……」

 

 

私は先生に近づくとなでりこなでりこと頭を撫でます。

普段の先生なら照れたり、止めるように言う筈なのですが、

疲れ切った今は私の思うがまま撫でさせてくれます。

しばらく撫でていると疲れからか目がとろんとしてきました。

 

 

「よし…よし…先生は頑張ってるよ……」

 

 

「あっ……あっ」

 

 

「先生は聖園ミカの事を世界で一番愛してるよ……」

 

 

「あっ……あっ」

 

 

「先生がキヴォトスに来たのは聖園ミカと結婚するためだよ……」

 

 

「あっ……あっ……結婚……?」

 

 

「結婚だよー結婚は怖くないよー。ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚ミカと結婚」

 

 

「ミカと結婚……ミカと結婚……Zzz……」

 

 

「ふふ、お休み先生」

 

 

眠ってしまった先生を仮眠室までお姫様だっこで連れて行き毛布をかけてあげる。

そして、先生の生命線とも言えるシッテムの箱も仮眠室に持っていく……前に、私が起動できるかどうか試してみる。

ポチポチとタブレットを弄り回してもやっぱりというかまったく反応しない。

だが、私にはあの力があるのだ。

 

 

教えて教えて【知る力】シッテムの箱を起動するにはどうしたらいい?

 

 

ふんふん。なるほどなるほど。…………はっ!手順が複雑過ぎてものすごい量の情報が流れ込んできました。

流石キヴォトスの最高神秘、一筋縄ではいかないみたいです。

ですが、まぁ、シッテムの箱を起動したかった理由ってアロナちゃんに会いたい位なので、

別に起動できなくてもかまわないのですが。

ちなみに、先生なでなでからの洗脳、シッテムの箱を起動しようとする流れはアロナちゃんにばっちり見られていて、驚愕されていると【知りました】ごめんて。

 

 

──またある日

 

 

「ミカとエッチしたいミカとエッチしたいミカとエッチしたいミカとエッチしたいミカとエッチしたいミカとエッチしたいミカとエッチしたい」

 

 

なでなで。なでなで。

 

 

「ミカとエッチしたい……ミカとエッチしたい……」

 

 

「ミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞミカが悪いんだぞ」

 

 

「ミカが悪いんだぞ……ミカが悪いんだぞ……Zzz……」

 

 

「あ、寝ちゃった。うぅん…本当にこんなので効果あるのかな」

 

 

【知る力】による最強先生誘惑法によると、先生を撫でて半覚醒状態にしてから私を性的な目で見るように吹き込むと、先生とエッチできるとか。

ほんとぉ?更新が止まった企業WIKIの最強リセマラランキング並の正確性じゃない?大丈夫?

 

 

 

 

「おはようミカ、今日もエッチで可愛いね…………って私は何を言ってるんだ!!

ごめん、仕事が忙しくて変なことを言っちゃった。

もう一回顔を洗ってくるね。本当ごめん、私の愛しのお姫様…………ってああぁぁもう!!」

 

 

 

 

【知る力】鬼つええ!このまま先生を誘惑していこうぜ!!

 

 

 

──またまたある日

 

 

「先生、この資料だけどこんな感じで大丈夫かな?」

 

 

座ってる先生に資料の確認をお願いしに行く。立ってる場所は、っと…よし。

 

 

「あぁ、最近増えてる資料かな?確かめてみるよ」

 

 

そういって先生はPCモニターに集中しながらこちらを見ずに手を伸ばす。

むにゅっ。

 

 

「やん☆」

 

 

「えっ、あ!ご、ごめん……!!」

 

 

先生の手は資料では無く、私の胸を自然に掴んでいた。

 

 

「先生のえっち……」

 

 

「ごめんなさい……」

 

 

ふくれっ面で言ってみるが、当たり前のように私が触らせるように誘導したのだ。

先生は悪くないのだが、そんな事は知らずに気まずい表情をしている。

 

 

「疲れてる時にはおっぱいを揉むと良いって聞いたことがあるけど……もう一回揉んでみる?」

 

 

「しないよ!」

 

 

「……ねぇ、先生。私はいつでも大丈夫だからね」

 

 

言葉に神秘を乗せて誘惑を開始する。

空気が変わったと思ったのか、先生が熟考モードに入る。

でもそれは悪手だよ。

 

 

「……」

 

 

「シャーレの私の部屋も先生ならいつでも入れるからね」

 

 

「……」

 

 

先生は黙ってやり過ごす事に決めたみたいだ。

またPCモニターに集中してるように見えるが、耳が赤くなってる。

私の言葉を聞き逃したくないのかな?かわいいね。

 

 

「起きてるときでも、寝てるときでも、先生の好きなところを好きに触っていいからね」

 

 

「……っ」

 

 

「この前は私の唇をじっと見てたよね。キスしてみる?」

 

 

「私、キスしたことないけどきっと気持ちいいと思うよ。だって両想いの2人がするキスだもん」

 

 

「両想いだよ?」

 

 

「先生私のこと好きすぎだよね。隠しているつもりでもバレバレだよ」

 

 

「私が先生にスキスキって言うぐらい先生の方からも好きな気持ちが伝わってくるよ」

 

 

先生がまさかという顔をしている。生徒に思いっきり恋してるのは隠したかったんだよね?

でも私は、先生が私のことを大好きなのを【知っている】ズルしてごめんね。

 

 

「先生は悪くないよ。今までよく我慢したね。誘った私が悪いの」

 

 

「だから、ね。2人で堕ちよっか。秘密を作ってもっと深い所で繋がろう?」

 

 

喋りながら私は蛇が巻き付くように先生の手に自分の手を重ねていく。

唇の話をしたからなのか、先生は私の唇をじっと見ている。

普段の穏やかな表情の先生と違い、獣欲を覗かせるその顔は、

今まで見てきた先生の顔の中で一番素敵だった。

先生、大好き。言葉に出さなくても2人の距離はどんどん縮まって、

あと少しで唇が触れ合うという時だった。

 

 

ピロリロ!ピロリロ!ピロリロ!

 

 

 

先生のスマホが間抜けな着信音を立てる。…………。

ぴかぴか光る画面には大きく『陸八魔アル』の名前があった。

 

 

「あ、あぁー!アルから電話だ!便利屋68の陸八魔アル!何だろうなー!電話に出なきゃなー!」

 

 

先生は夢から覚めたみたいに慌ただしくスマホを手に取りどこかへと行ってしまった。

 

 

「ふふ……ふふふふふふふ…………許さない……絶対に許さないぞ陸八魔アル!!」

 

 

この一連の流れが先生と恋人になるために必要って、そりゃないよ【知る力】さん。

でもこの出来事が無いと結ばれないということはアルちゃんは恋のキューピッドだった…?

マジか……。

 

 

 

──運命の日

 

 

 

全てはこの日の為に頑張ってきました。

私と先生の幸せの第一歩。

それでは、参ります。

 

 

 

今日も夜遅くなのにシャーレには書類の山が築かれていた。

おかしいな…私が居るのにこんなに仕事があるなんて、おかげで先生が寝不足で、

ロクにプライベートの時間も取れないから性欲も溜まってて、近くに美少女が居ると襲ってしまいそうになっちゃいそうだ。困ったね?

さてさて、私はちょっと仮眠取るかな。

 

 

「ふあぁ……。ちょっと眠くなってきたから2時間ほど仮眠取るね」

 

 

「私の徹夜に付き合わなくてもいいよ、ミカ。そのまま部屋に戻って寝ちゃいなさい」

 

 

「私が手伝いたいの。明日は休日だしね、ちょっとぐらい無理できるよ」

 

 

「うーん…だけど……」

 

 

「それに、私が付き合わないと先生の仕事量が凄いことになるじゃんね」

 

 

「うぐ…それを言われると……」

 

 

「まぁ、そんな訳で2時間ほど仮眠室で寝てくるよ。もし2時間経って起きてこなかったら先生、起こしに来てね」

 

 

「……わかった。手伝ってくれてありがとう、ミカ。2時間後だね、了解」

 

 

「それじゃあ…おやすみ、先生」

 

 

「おやすみ、ミカ」

 

 

私は少し制服の上を緩めて、今先生が頭の中でリピートしてるであろう私の台詞を思い浮かべる。

 

 

『起きてるときでも、寝てるときでも、先生の好きなところを好きに触っていいからね』

 

 

特定の言葉が妙に頭に残るようなことは誰にでもあると思う。

だから、仕方のないことなんだよ先生。

私が言った言葉通りの事をするだけなんだから。タイマーをセットしないで、私は眠る。

起こしに来てね先生。お休み。

 

 

 

はぁ、はぁ、という荒い息遣いと胸元をまさぐられる感覚で私は眠りの世界から帰って来る。

薄っすらと目を開き、私を触っているのが本当に想い人なのかを確かめる……良かった、先生だ。

あぁ先生、先生。なんて顔をしているの。

罪悪感と興奮と愛情と劣情をぐちゃぐちゃに混ぜて撹拌したかのような表情は、

一刻ごとにその姿を変えて見せる。

こんな事は止めるべきだと表情をしたすぐ後に欲に負け、結局私の身体に手を伸ばす。

いっそこのまま最後までしようと決断するけれど、ヘタれて胸を触るにとどめる。

そんな先生をいつまでも見ていたかった。

 

 

 

私が起きてヘイローが点いてるのにも気付かず、先生はひたすら私の身体を触っている。

いつだったか先生がずっと唇を見てるって話をしたよね。

私が心の中で語りかけると、まるでそれに返事をするかのように先生の視線が胸から私の顔へとゆっくり移動していき、点灯している私のヘイローに気づいた。

ひゅっ。と息を呑む音とともに興奮の要素が強かった顔が一瞬で青ざめる。

薄目を止め、完全に目を開いて先生の顔をじっと見つめる。

焦りから諦めへと変わり、慈悲を乞うような泣き出しそうな、そんな大の大人がするべきでない表情をする先生を見て、

そんな表情をさせたのが私だということを理解して、私は人生で一番満たされるのを感じた。

 

 

 

すっかり動きを止め、沙汰を待つ罪人のように神妙にしてる先生の顔に指を這わせて、私は囁く。

 

 

「続けて、先生。大好き、大好き、本当に大好きだよ」

 

 

信じられない言葉を聞いたような先生は、ごくりと唾を呑む。

この身体を自由に出来ると、

まだ関係は壊れること無く続いていけるのだと、理解していくにつれ、

また先生の顔が劣情に染まっていく、あぁ、先生すごく、いい。

ゆっくりと先生の頬を撫でながら、私は最終確認をする。

 

 

「先生の意志で、この先を続けてほしいな。愛してるよ、先生」

 

 

先生は私の言葉を聞くとキスをしてきた。

今まで焦らされて、我慢させられた鬱憤を晴らすような、とても激しいキス。

最高だよ、先生。楽しもうね、愛しあおうね。ずっと一緒だよ。

そして先生は私の服を脱がすと──

 

 

 

………

……

 

 

 

 

おはようございます、聖園ミカです。

成し遂げました。結局あの後、私達は一晩中愛し合いました。

あんなに素晴らしい事が世の中にあったなんて、人生が変わったかのような素晴らしい気分です。

まぁ、本当に人生変わったことあるんですが…ふふ(転生者ジョーク)

 

 

今は横で眠っている先生を飽きもせずに眺めています。

夜の出来事は本当に有ったんだという痕跡がそこかしこに残っているのが、こう、いいですよね。

~~~♪今なら素敵な曲でも作れそうな気分です。『SenseiDaisuki』なんて曲はどうでしょう。

キヴォトスチャート1位になってしまうかもしれないです。おっと先生のお目覚めです。

 

 

もぞもぞと先生が身じろぎをして起き出す。

軽くのびをして、少し疑問の表情を浮かべる先生。

いつもと違う部屋で、なぜか裸で、そして同じく裸でこちらをニコニコ見てる私を見て、

先生は全てを思い出し、やけっぱちの笑顔で言った。

 

 

「おはよう、ミカ」

 

 

「おはよう☆先生。やっちゃったね!」

 

 

「…………はい」

 

 

「目覚めのキスが欲しいな、せーんせ♪」

 

 

えっ、と思う間もなく流れるように、自然にキスをされると、

先生をからかったはずなのにこっちが本気で照れてしまった。

 

 

「……わーお」

 

 

「もっと凄いこと散々したのになんでそんなに照れてるのさ……」

 

 

「だ、だって大好きな人とするキスだから……」

 

 

「っ……」

 

 

「ふふ、今度は先生が照れてる」

 

 

肉体関係を持ったからといって、私達の関係は劇的に変わるということは無い。

信頼と愛情を積み重ねていった結果がきっと今なのだ。

これからは先生と生徒ではなく、恋人同士としてよろしくね、先生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、ちょっと言いにくいけど、先生にはハーレムも作ってもらうからそれもよろしくね。

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