ブルアカ×ポケモン   作:クロの騎士

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水着トキを引こうとして
体操服ハルナと応援団衣装のコトリが当たりました。
そう言えば、現実の学校って体育祭の季節だっけ?
何とタイムリーな……と思った。


レポート22

=メイドと執事=

 

 モモイから呼び出されてゲーム開発部を訪れた。

 

「お帰りなさい、ご主人様!」

 

 なぜか全員メイド服である。

 しかもマギアナ以外のポケモンたちもだ。

 

「その格好はどうしたんだい?」

 

「ゲームにメイドを登場させたいからってお姉ちゃんがネル先輩たちに頼んで用意して貰ったんです」

 

「成る程、イメージ作りの為なんだね」

 

 ミドリの言葉に納得した。

 

「先生、アリスは一時的に勇者からメイドにジョブチェンジしました!」

 

「姫、お似合いです」

 

 アリスのメイド服姿に感想を述べるケイ。

 彼女はアリスのボディから切り離されて現在はポッチャマに似たメカのペンギンへと移されている。

 

「そう言えばユズは?」

 

「こ、此処にいます」

 

 声の聞こえた方を見ると大きなダンボールがあった。

 どうやらこの中にユズがいるらしい。

 

「恥ずかしいのかい?」

 

「はい……スミマセン」

 

「いや、無理しなくていいよ」

 

 見たいか見たくないかと問われれば見てみたい。

 だが、無理に見せて貰うのは先生としても大人としても流石にアレなので今回は諦めた。

 

「それで私を呼び出したのはメイド服のお披露目……と言う訳ではないよね?」

 

「その通りだよ。先生にはこれを着て貰いたいの!」

 

 と出されたのは執事服だった。

 

「解った。ちょっと待っててね」

 

 執事服を貰い、更衣室を借りてそれに着替える。

 そして……

 

「お待たせしました、お嬢様方」

 

 執事服に着替え終えた私はゲーム開発部の部室へと戻って来た。

 

「おぉ! 凄く似合ってる!」

 

「はい、格好いいです」

 

 とモモイとミドリから絶賛の言葉を貰った。

 

「先生はこのまま執事にジョブを変えますか?」

 

「いいえを選ばさせて貰うよ」

 

 アリスの問に私はそう答える。

 

「先生、後でその格好の写真を撮らせていただけないでしょうか?」

 

「もちろんいいよ」

 

 私はダンボールの中から私の姿を見ていたユズからのお願いを聞き入れた。

 

「……おや?」

 

 ふっとマギアナの方を見ると、顔を上げてこちらの方を見ていた。

 

(少し動いたような……気のせいかな?)

 

 これが気のせいでは無かったことを知るのはまだ少し先の話である。

 

=美味しい物のために=

 

 現在、私はシャーレの厨房でカレーを作っていた。

 

「先生、ご機嫌ようですわ」

 

「バシャッ!」

 

 ハルナとバシャーモがやって来た。

 何故かハルナは体操着を着ている。

 

「やあ、ハルナにバシャーモ……なんで体操着なんだい?」

 

「ふふふ、それは美食の為に運動をしていたからですわ」

 

「嗚呼……程よく動いた後のご飯は何時もより美味しく感じるよね」

 

「その通り、流石は先生ですわ」

 

 運動をしていたなら体操着を着ていても不思議ではない。

 此処に来たのは……恐らく美味しい物の気配とか匂いに引き寄せられたと言ったところだろう。

 

「せっかく来たんだし、カレーで良かったら食べて行くかい?」

 

「はい、ご相伴に預かりますわ」

 

「バシャ!」

 

 この後、ハルナとバシャーモと一緒にカレーを食べる。

 自分で言うのも何だがとても美味しかった。

 

 

=プラスルとマイナンと一緒に応援してそう=

 

「オドリドリは【ダンスポケモン】と呼ばれており、四つのスタイルがいるポケモンだよ。その姿はぱちぱちスタイルと言うんだ」

 

「ほうほう……」

 

 真剣にメモを取るのは豊見 コトリである。

 今度ミレニアムでポケモンを紹介する企画があり、オドリドリのぱちぱちスタイルが紹介されるようだ。

 

「ところで……その格好はオドリドリに合わせているのかい?」

 

 今のコトリの姿はチアガールみたいな応援団の衣装を纏っている。

 

「その通り! どうです? 似合ってますか?」

 

「あぁ、似合ってるよ」

 

 素直に感想を述べるとコトリは「えへへ」と照れるのであった。

 

=青春バンザイ=

 

「先生! 宇沢 レイサ、遊びに来ました!!」

 

「マホー!!」

 

 元気よく部屋に入って来た宇沢 レイサとマホイップである。

 レイサのマホイップはトリプルミックスのフレーバーでアメざいくにはスターを使用したらしい。

 

「げぇ……」

 

 先客のカズサがレイサを見て思わず声を漏らす。

 

「アレ? カズサ……もしかしてお邪魔でした?」

 

「いや……ただ先生にマホイップのフレーバーについて聞きに来ただけだから」

 

 カズサの隣にはマホミルがいる。

 このマホミルをどのフレーバーに進化するか悩んでおり、どの回転方法や時間でどのフレーバーに進化するかを確認しに来たのである。

 

「カズサも私と同じマホイップにするのはどうでしょうか?」

 

「それは嫌」

 

 即答されてレイサは部屋の隅で落ち込んでしまった。

 

「別にあんたが嫌って訳じゃないよ。ただ同じフレーバーにするとシェア出来ないじゃん」

 

「しぇ、シェアしてくれるんですか!?」

 

「当たり前でしょ……アンタは……友達みたいなもんだし」

 

 それを聞いてぱあっと表情を明るくするレイサ。

 対してカズサは少し恥ずかしいのか顔を赤くしていた。

 

(うんうん、これは青春だね~)

 

 私はのほほんとした気持ちで彼女たちを見ていた。

 今日もキヴォトスは平和である。

 

=レポート22のポケモンとトレーナー=

 

レイサ:マホイップ トリプルミックス スター

カズサ:マホミル

 

 




実は正月カヨコも当たりました。
三連続すり抜けですが・・・まあ結果ヨシで。

そろそろ他の便利屋とアリウスの生徒たちも出そうと思います。

それでは、次回もよろしくお願い致します。
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