異世界迷宮と斉奏を   作:或香

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 服屋に来てみると、黄色い声をあげながら選んでいる2人を見つけた。

 よく聞けば興奮しているのはリカヴィオラで、アコルトは服をあてがってみては頷いたりしているだけのようだ。

 頭の上の耳は忙しなく動いているみたいだが。

 

 

「下着と普段着を選んでおりました、お嬢様」

「う、うん。

 侍女服の方は置いてなかった?」

 

「いえ、すでにあちらに確保してございます」

 

 

 示された方向を見てみれば、目が合った店員がぺこりと頭を下げてきた。

 その傍らには、リカヴィオラが着ているメイド服に似た衣裳が2着ほど重ねられている。

 

 流石に仕入れ先というか製造元が違うと思うので細部のデザインは異なっているようだが、どちらも彼女の着ている服と同程度の生地らしい。

 着用しているのと合わせて3着あればローテーションもできそうだ。

 

 普段着の方はというと、……その倍以上は抱えているように見えるのだがアコルトさんよ。

 

 

「そ、それ全部必要なのかな……?」

「はい。

 問題があれば減らしますが、今後の為にも用意をしておいた方がいいかと思われます。

 お嬢様の衣服に似たデザインのものを上下3着とワンピースを1着、そちらとは別にリカさん向けの普段着を2着ほど選びました」

 

 

 あー、そういうことね。

 侍女用とカモフラージュ用と、それだけではかわいそうなので個人の好みの分ということか。

 自分たちの衣服はちょこちょこ買い足しているので、これだけ買ったって1人分には少ない方だ。

 

 リカヴィオラからは欲しいとは言えないだろうから、一番奴隷であるアコルトが率先してくれた……というよりはいつもの着せ替えだろう。

 まぁそれで助かっているという面も大きいしな。

 内容もまとまったようなので、下着類と合わせて購入する。

 

 リュックに入れる前に広げて見せてくれたが、確かに以前に自分が着たことのある服装に似ているものばかりだ。

 こちらを織り交ぜつつ生活をしていれば、遠目で見た者には分からなそうだな。

 

 リカヴィオラの私服も見せてもらったが、こっちはパンツルックばかりじゃないか。

 侍女服からの切り替えという意味も含みつつ、彼女はスポーティーな服装も好みらしい。

 ……自分のときにその要望は通らなかったんですけど!?

 

 『お嬢様には体型的に難しい』だそうだ。

 身長の割に出るところが出ているせいで、装備の下に着るならともかくピッチリした衣装は体の線が出過ぎてダメらしい。

 

 そんなこと言ったって、身長に一部が連動していない半端な外見エディットのせいなのでどうしようもない。

 こっちの世界に来られるって分かってたらもっと無難にしてたよ!

 髪も肌も身長も、なんだったらデフォルト値でもよかった。

 

 キャラクター的には銀髪褐色碧眼低身長で、趣味全開なので気に入ってるわけではあるが、それはプレイヤー視点の話だ。

 当事者になるなんて微塵も思っていなかった。

 どうにか身長、伸びませんかね?

 

 服屋を出た後は、近くの雑貨屋で日用品を買う。

 シャオクたちと寝具を買った際に揃えようかと思ったが、日々使うものだし本人が見た方がいいだろうとなったのだ。

 自分たちが使っているコップ類と似た商品の中でも、リカヴィオラ本人に選んでもらうことにした。

 

 

 

 買い物を終えて家に戻ると、シャオクがお湯を沸かしてくれていた。

 アコルトが隣について、リカヴィオラにハーブティーの淹れ方を教えている。

 

 

「ご、御主人様!

 お飲み物をお持ち致しました!」

 

 

 カップに注がれたそれに口につけるまでの間、緊張した面持ちでじっとこちらを見つめる、メイド服に身を包んだ自分によく似た少女。

 見られながらで緊張するが、カップを持ち上げて香りを堪能し、傾けるようにして口に含んだ。

 

 

「うん、美味しいよ。

 ありがとう」

 

 

 ぱぁっと表情が明るくなり、るんるんと鼻歌が聞こえそうなくらいな様子で全員の分を注いで回っている。

 嬉しそうにお替わりを聞いて歩いているが、彼女が獣人だったら尻尾を振り回していそうな姿が容易に想像できそうだ。

 

 お茶の味を確かめながら、パーティージョブ設定へとボーナスポイントを振る。

 

 

リカヴィオラ エルフ ♀ 15歳 村人Lv4

(探索者1 農夫1)

 

 

 特に珍しいジョブがあるわけでもないか。

 迷宮に入ったことで探索者を、農作業の何かしらを手伝ったことで農夫を手に入れたんだな。

 

 村人ジョブをLv5まで持っていかないと戦士あたりも現れない。

 話によればスローラビットを倒したはずなので、そのあたりのジョブは追加されるはずだ。

 

 それだけちょっと試してみるかな?

 荷物の整理が終わったら、聖銀白銀装備の試運転とミーラスカの動きの確認のために、迷宮に入って何戦かしてみようか。

 リカヴィオラ本人は探索者を取得済みなので迷宮に同行させる必要はないし、危険には晒されないし。

 

 皆の作業が落ち着いた段階で説明をし、カルメリガの13階層で群れをいくつかだけ倒してくると話した。

 思えば、メテオクラッシュを試した頃から迷宮に行っていなかったな。

 他の装備どころか、ミスリルメッシュスカートすらまだ戦闘ではお披露目していない。

 

 ミーラスカがダマスカス鋼製の装備に身を包むのは圧巻だ。

 シャオクの顔がミスリルサレットで隠れてしまうのがもったいないが、防御力のためだし仕方あるまい。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 流石に重量によるMP消費の加算は覚えていたので、移動時は大盾や武器などはアイテムボックスに仕舞っておいた。

 カルメリガの13階層では、サラセニアたちは弱点の火属性全体魔法3発だったんだっけ。

 

 

スズシロ・ミツキ エルフ ♀ 18歳 魔法使いLv30

魔法使いLv30/英雄Lv26/探索者Lv31/僧侶Lv29/森林保護官Lv25/巫女Lv14

 キャラクター再設定   1 鑑定           1

 ワープ         1 詠唱省略         3

 6thジョブ      31 獲得経験値10倍    31

 必要経験値1/10  31 MP回復速度5倍    15

 パーティー項目解放   1 パーティライゼーション  1

 知力         12

                       (残0/128pt)

 

 

 ポイント構成を思い出しつつ、経験値効率重視に設定した。

 

 ミーラスカを前に立て、すぐ脇でシャオクが補佐に付く。

 すぐ動ける位置でアコルトが索敵しつつの遊撃で、固定砲台になる自分を後方に配置した。

 シャオクがアイテムボックスから取り出した大盾を渡して、この階層で考えられる敵の消化液や体当たり攻撃を改めて説明している。

 

 ブリーフィングも終わって、いよいよ実戦だ。

 

 最初なので数の少ない群れを探してもらうように頼むと、近くに2体の植物魔物がいるようだと声がかかった。

 そちらへと慎重に進み、通路の奥にサラセニアの姿を確認する。

 

 まずはファイヤーストーム。

 発火の様子が見て取れ、被弾したことでこちらを認識して標的を定めた魔物たちが動き出す。

 

 ミーラスカが大盾の持ち手を強く握り締めた。

 身構えた様子から緊張が伝わってくる。

 

 近づいてきたサラセニアがもう少しで迫ろうかという頃、念じて続けていた全体魔法のクールタイムが明けた。

 再び炎が敵を包んだかと思うと、2体の植物はそのまま煙へと変わる。

 

 

「あら……」

 

 

 初接触に覚悟していたミーラスカも拍子抜けだったらしい。

 ギリギリ3発だった必要数が2発で沈むとは。

 銀製装備が魔法の威力が上げるという話は本当なんだな。

 

 

「ミノを相手にしたほうがいいかもしれないですね。

 ミラさんの防御の練習にもなりますし、ミツキ様の魔法の威力の上がり方を確認できますし」

 

 

 そのほうが良さそうだ。

 討伐が早まるのは願ってもないことだが、等倍相手で魔法強化の度合いも知りたいし、なにより決心してくれたミーラスカに申し訳ないしな。

 庭での練習の感じでも、シャオクはミーラスカがミノの突進に対応できると判断していたようなので、試してみないことには始まらない。

 

 2つ程のフライトラップの群れを処理しつつ、通路を進んでいるとアコルトが分かれ道の片方を示した。

 皆で目を合わせ、ミーラスカがこくりと頷く。

 

 まだこちらには気づいていない牛の魔物を視界に捉えたところで、小さく声をかけてからファイヤーストームを放った。

 ミノとその奥にいたサラセニアを炎が包み、そのどちらもが身悶える。

 

 数秒置いて火が治まり、周囲を見回したミノがこちらに気付いて助走を開始した。

 サラセニアを置いて迫りくるミノを見据え、二度目の魔法を念じる。

 

 再び魔法の火が点いたのを見て、シャオクの指示通りにミーラスカの大盾の後ろに身を寄せた。

 そのタイミングで、奥にいた植物が煙へと身を変えるのを確認する。

 

 速度を上げた突進の駆ける音が近づく。

 ガインッ、と鈍い衝撃音を発してミノの角がダマスカスの大盾に接触した。 

 

 大盾はびくともせず、突き立てた迷宮の床からずれた様子もない。

 対するミノは、ぶつかった反動で転げたようだ。

 ダマスカス鋼の重量や硬度もあってか、受け止めたミーラスカも手応えがなさそうに首を傾げる。

 

 盾のカバー範囲から身を乗り出し、ミノの姿を確認しつつ3度目の魔法を発動する。

 今回はウォーターストームだ。

 水球に包まれてミノが藻掻くも、少しの間だけ続いたエフェクトは消える。

 体勢を整え始めた様子を見て、自分も後方へと下がる。

 

 頭の角をねじ込むように首を振るうミノに気付いて、シャオクがミーラスカに指示を出した。

 

 

「今です!」

「はい!」

 

 

 ミノが大きく首を捻ったタイミングで、大盾が大きく突きこまれた。

 角をひっかけられたミノの体が、迷宮の壁に叩きつけられる。

 シールドバッシュみたいな動きだ。

 

 防戦だけでなく大盾なりの捌き方も練習していたらしい。

 こちらも負けじとウォーターストームを追加でお見舞いする。

 

 次は、と思ったところでミノが煙に変わった。

 早ッ。

 

 

「すごいね、大盾は使いこなせそう?」

「ありがとうございます。

 シャオ様に丁寧にお教えいただいたおかげで、わたくしでも扱えそうでございます」

 

「ミラさんは力もあって勘も良さそうなので、思った以上に大盾に向いているかもしれません」

 

 

 ほう、それは図らずも適性があったようで幸運だな。

 このまま戦闘自体にも慣れていってくれるとありがたい。

 

 アコルトが拾ってくれたドロップアイテムを受け取りつつ、もう1戦だけミノを相手にしてみると皆に伝える。

 

 探してもらうと、今度はミノが2体とフライトラップの群れがあるらしい。

 先ほどと同様にファイヤーストーム2発で植物を、追加のウォーターストーム2発でミノたちを仕留めることができた。

 今度のミーラスカの相手は2体だったので、押し込めることなく突き立てた大盾で防ぎ切った感じだ。

 

 当倍のミノ相手に全体魔法4発か。

 装備更新以前が7発か8発だったので、単純計算で倍近くの火力が出ていることになる。

 

 銀製装備に変更しただけでそんなに変わるのか?と思ったが、考えてみれば自分は武器、頭、体、手、足装備の5カ所に装備していることになる。

 しかもタクトは聖銀製だ。

 

 仮に白銀製が威力1割増し、聖銀が2割増しで考えた場合、えーっと……商人を付けて……。

 白銀4部位に聖銀1部位で……、75%増くらいになるか。

 あ、杖武器自体の魔法強化もあったな。

 

 この仮説通りだったとして、トータルで考えれば威力は2倍近く出ることになるのも納得か。

 

 やっぱり魔法使いはすごいな。

 迷宮最前線なら全部聖銀装備で身を固めているんだろう。

 

 自分はそこにパラレルジョブのジョブ効果も重複して、将来的には多重発動も可能になるのだから恐ろしいな。

 

 

 動きの確認も、火力の検証も十分だろう。

 13階層で当倍の魔物で4発にまでもっていけたなら、階層を上げていくのも大丈夫そうだ。

 

 リカヴィオラの村人のレベルも上がったはずだろう。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「おかえりなさいませ、御主人様」

 

 ただいま、と告げると迎える相手がいる嬉しさなのか、顔もほころんだリカヴィオラは家事に戻っていった。

 

 不在の間は掃除をしてくれていたようだ。

 装備を外すために入った衣裳部屋と化していた1階の寝室は、寝具を置いただけの状態からホコリもなく、すぐにでも眠れそうにベッドメイキングがしてあった。

 

 今日買ってきた服も綺麗に収納してあるみたいだ。

 家事奴隷としても拾い物だったのかもしれない。

 いや、価格は家事奴隷には収まらない額ではあったが。

 

 

リカヴィオラ エルフ ♀ 15歳 村人Lv7

(探索者1 農夫1 戦士1 剣士1 森林保護官1)

 

 

 ジョブの確認をしてみると、村人のレベルがキーになっていたジョブが解放されていた。

 不明の出自だから、どこかで魔法使いのジョブにも期待はしていなかったらといえば噓になるが、なくてよかった。

 

 あったら確実に貴族相当の関係者になるからな。

 厄介な面倒ごとをこれ以上抱えなくて済んだ。

 

 代わりにエルフの種族固有ジョブである森林保護官が生えているが、これはまぁ父親の教育がよかったってことで片づけられるか。

 商館が追加教育不要と判断するほどのブラヒム語を身に付けさせていたわけだし、条件と思われる植物の生育あたりを満たしていたのだろう。

 

 これであとは探索者に専念できるし、今のうちに変えておこう。

 

 

 夕食までにはまだ時間があるので何をしようかと考え始めたところ、シャオクが家の鍵の複製を頼んでいるヤトロクのもとへ行っておきたいと伝えてきた。

 ちょうどいいし、残りの家賃も払ってしまおうか。

 

 ついでにリカヴィオラの紹介も……と思ったが、ミーラスカの紹介から10日かそこらでまた家人が増えるというのは些か怪しくはないか?

 彼女のジョブについても、発覚は冒険者に近くなるまで遅れたほうが都合がいいし、紹介はまたの機会にしておこうか。

 

 とりあえずシャオクだけ連れて不動産へ行ってくるかな。

 その間にアコルトたちに、家に来そうな人物の説明をリカヴィオラにしておいてもらおう。

 

 

 

 シャオクと共に商店街の絨毯へとワープする。

 そのまま真っすぐに不動産へと足を運ぶと、ヤトロクがちょうど帰ってきたところだったようだ。

 

 

「おじさん!」

「おう?

 シャオク、ミツキさんもか!

 どうした?」

 

「家賃の件でお話がありまして……」

「とりあえず中で聞くぞ!」

 

 

 豪快に扉を開けて屋内に入るヤトロクに続く。

 奥の客間というかテーブルの置かれたスペースに案内されて、向かい側の椅子に座った。

 

 

「で、家賃がどうしたって?

 今年分はもう払ってもらっているけどな」

「その、残りも全額納められそうなので、早めにお渡ししようかと思いまして」

 

「無理しなくていいんだぞ?

 長く住んでもらうって意味も込めての支払い期間にしてあるんだしな!」

 

 

 せっかく紡いだ縁を切りたくないのはこちらも同じだ。

 シームラウ家との取引で得た納税免除の件もあるし、このシームの地を離れる理由もない。

 

 色々とややこしくなりそうなので税のことは口外できないが、別口の話でも最低6年はシームに住むことになっているのだと伝えると、ヤトロクの表情も明るくなった。

 

 シャオクにアイテムボックスから金貨を取り出してもらい、家の代金である12万ナールを並べてもらった。

 資金に余裕もあるし、世話になった意味も込めて色を付けて渡そうとしたのだが、頑として受け取ろうとはしなかったので当初の額面のままである。

 

 以前に払った金貨2枚と合わせて、ヤトロクが感慨深そうに見つめた後、別にしてあった箱に感慨深そうに仕舞った。

 権利書については後日持ってきてくれるそうだ。

 

 

「おっと、そうだ!

 頼まれてた鍵だけどよ、出来上がってるぜ」

「ありがとうございます!」

 

「それに大元の鍵も一緒に渡しとくぞ。

 もうミツキさんの持ち家だしな。

 人数が増えてもっと増やしてぇなら、鍛冶師ギルドの方で依頼すりゃぁいい」

「失くしちゃったりで錠前自体を換えたいときは……」

 

「そりゃあ大工だろ!

 ニカドーに言やぁ、錠前だけか扉ごとか取り替える相談も受けてくれるはずだぞ」

 

 

 当たり前の話だった。

 

 後は諸注意として、家周りの整備などは自前になることも告げられた。

 これまでは一応管理会社みたいな役回りとして、最低限の草刈りなどはヤトロク側で行ってくれていたことを、家主がしなくてはならない。

 

 確かに家自体まで雑草が伸び放題にはなっていなかったしな。

 どうしても手が空かなければ、探索者ギルドなどに依頼を出すというのもありらしい。

 

 アルバイトみたいなものだろうが、自分たちの生活の様子はなるべく他人に知られないほうがいいのでそちらは無理だろう。

 今後はリカヴィオラに空いた時間にチェックしてもらって、みんなで取りかかればいいだろう。

 

 

 困ったことがあればいつでも来てくれと言ってもらい、何度も礼をして不動産を後にする。

 それぞれ握った鍵を見つめつつ、シャオクと共に笑顔で帰路についた。

 




スズシロ・ミツキ エルフ ♀ 18歳 魔法使いLv30
魔法使いLv30/英雄Lv26/探索者Lv31/僧侶Lv29/森林保護官Lv25/巫女Lv15
(村人5 農夫1 戦士20 剣士9 商人30 錬金術師1 細工師1 薬草採取士30 武器商人1 防具商人1 奴隷商人1 料理人1 盗賊1)


アコルト   兎人族 ♀ 16歳 狩人Lv24

シャオク  ドワーフ ♀ 19歳 鍛冶師Lv21

ミーラスカ  牛人族 ♀ 24歳 巫女Lv10

リカヴィオラ エルフ ♀ 15歳 探索者Lv1


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次回は7/7更新の予定です。

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