最初の確認こそ見誤ったものの、魔物との距離にさえ気をつけていれば危なげなく戦闘を進められた。
出現する魔物の弱点属性が揃っているので、ミノの時のように避ける必要もなくなったしな。
パーティライゼーションで強壮丸を使用する回数は増えたが、階層のメインの魔物がフライトラップなので遠志の供給も十分だ。
ジョブの入れ替えで火力が落ちているわけではないので、討伐スピードも落ちない。
昼休憩には少し早いくらいの時間まで15階層での戦闘を続け、魔物の出ない小部屋へと移動する。
シャオクの空いているアイテムボックスにドロップ品の一部を移し、ルテドーナの冒険者ギルドへと移動した。
常備分の滋養丸に強壮丸、その素材である附子と遠志も1列分は確保し、残りを売却する。
今回は木の板や錫もあって種類が多いので、怪しまれることを懸念して一応別の街での売却に回したのだ。
焼け石に水程度かもしれないが、タクトはホルダーに仕舞って腰にはボーナス武器・四のアローケンを下げている。
遠い昔にも思える検証時に使ってみた長剣だが、これで物理アタッカーだとの言い訳にもなるか。
買取3割増をつけた残りのボーナスポイントで設定できそうなのがこれくらいだっただけだが。
木の板の買取額が同クラスのドロップ品より気持ち高めなので、13階層よりも稼げそうなことが分かってホッとする。
そういえばと思って販売カウンターへと向かった。
今更であるが抗麻痺丸の用意だ。
作中では耐性装備を用意して以降はほぼ状態異常にはならなかったが、万が一のこともあるだろう。
あくまで耐性であって、無効ではないのだし。
無効があるとしたらハイクラススキルかな。
もしかしたら魚の『耐性強化』との併用でより上位に持っていけるのかもしれないが、治療薬を準備することに越したことはない。
1つ100ナールだったが、必要経費だ。
解毒丸も合わせてリカヴィオラの分も含めて全員に5つずつ行き渡るように購入し、自宅へと戻った。
***
昼食を終えて、片付けをしつつ皆に伝える。
「明日の昼はミトラグさんのところで食べてこようか」
自分たちで漁があった日にブノーに魚買い付けに行くのが面倒だというのもあるが、リカヴィオラが来てから今日で3日目だ。
商店街にも顔を出しているし、そろそろミツキに似ているらしいエルフの娘は誰なんだと知り合いに思われても仕方ない頃だろう。
今日の分は食材も買ってあるし、明後日はドレスと装飾品が出来上がる日取りだ。
それなら都合がいいのは明日、ということで挨拶も兼ねればちょうどいい。
日程の周知も終えたので、リカヴィオラにアイテムボックス操作をしてもらう。
「
何度か呪文を教え、頭から続けてもらって詠唱が完了した。
彼女だけにしか見えない箱が並んでいることだろう。
滋養丸に強壮丸を10個ずつ、毒消し丸と抗麻痺丸を5個ずつ渡す。
戦闘メンバーにはすでに配ってあるが、在宅の彼女にも念の為だ。
迷宮で状態異常や瀕死になり自宅に緊急退避した際など、不測の事態はいくらでも起こり得る。
対応できる人員を増やしておくのは重要だ。
ついでに銀貨も1列分の10枚渡しておいた。
ラムや調味料なんかも預けようかと思ったが、彼女用になった竜革装備を入れたらいっぱいになりそうなので、もう少しレベルを上げてから配分を考えることにした。
休憩を終えて昼からの狩りを開始する。
シームの15階層だ。
当階層では特定の魔物を避ける必要がないため、他のパーティーに鉢合わせないようにだけしてルート取りを行う。
そのため、階層自体の探索範囲は広がった。
休憩や移動先としても、魔物の出ない小部屋を見つけておくのは有用だろう。
何度目かの分岐を曲がった先で、大きく開けた場所に出た。
ボスの待機部屋だ。
最近は階層を順に踏破するのではなく道中の魔物だけを倒しているので、探索として進捗がでるのは久々になる。
待っているパーティーも居ないようだし、ボスへの扉も開いていた。
「せっかくだし、ボスを倒してからまた再開しよっか」
「かしこまりました」
12階層からランクの切り替わったボス部屋では、1体のボスに1体のお供がついてくるという。
出現するお供は、道中に出現するいずれかの魔物だ。
皆に確認を取って、まずは全員での突入前にアコルトに先行してもらう。
ボス部屋の中を確認してもらって、前のパーティーが討伐を終えているかの確認だ。
落ちているアイテムも、干渉できないボスも残っているわけでもないため、通常の出現になるだろうとの判断を受けた。
基本的にボスは部屋の入口に対してやや奥側に現れるので、入って少しの位置にいつもの陣形をとってもらう。
準備を確認して、後衛になる自分が入室したタイミングで扉が閉まり、煙が湧き起こる。
奥に大きめの、その手前に小さい煙の塊が集まり始め、徐々に見知った形状に変化したところで煙が晴れる。
アニマルトラップ Lv15
フライトラップ Lv15
あたりだ。
15階層でのハズレは必要攻撃数も接近戦も必要なロートルトロールで、次点が枝を飛ばしてくるラブシュラブ。
戦闘方法もほぼ一緒になるだろうフライトラップは最善の相手と言えよう。
出会い頭のファイヤーストームを発動し、敵の様子を見定める。
アニマルトラップはフライトラップよりも一回り大きい。
そして二枚貝のように敵を挟み込むための葉身が、2つ付いている。
攻撃範囲と対象が倍と考えれば脅威だろう。
実際は葉身同士が隣合っているために流石に倍ほどの可動は出来そうにないし、大盾を丸々咥え込めるほどのサイズでもないので守備を固めれば問題ないはずだ。
アコルトとシャオクがフライトラップの方を牽制しつつ、アニマルトラップから距離を取る。
ボス部屋は通路より広いので、移動の制限が少ない。
それは当然、相手にとってもだ。
蔦や葉を使って器用に移動するアニマルトラップを、大盾の正面に捉えるべく構え直すミーラスカ。
牛人族由来らしい足運びも、会ったばかりの頃に比べたらだいぶ様になっている気がする。
2発目の全体魔法が命中した直後、声があがる。
「石化です!」
アコルトの鞭がお供のフライトラップを硬直させた。
どの道フライトラップ自体はあと1手で倒せる状態ではあったが、ボス1体のみに意識を向けられる時間はわずかでも早いほうがいい。
動かなくなったフライトラップを捨て置き、アニマルトラップへと集中する。
2つの口を広げた体当たりを、ミーラスカが大盾でいなす。
続いて水魔法と思わしき魔法陣が迷宮の床に広がるも、幾度となく振るわれる竜革の鞭がそれを中断して霧散させた。
シャオクは全体の動きを見て、敵の間合いとの距離を調整して伸びる蔦の攻撃を鋼鉄の盾で捌いている。
特殊な近距離攻撃がない敵1体なら、ボスでも囲んで抑えられるということか。
カトラスではリーチが短く微妙にやりにくそうな感じにも見えるので、実戦向けの長柄武器の導入を考えてもよさそうだ。
順調に魔法の発動回数を稼ぎ、6発目のファイヤーストームを浴びせたところでアニマルトラップが木の皮のようなアイテムへと変わった。
陳皮
拾い上げて見てみれば、乾燥した蜜柑の皮にそっくりだ。
まぁ名前が漢方のそれだもんな。
強く握ったらパキパキと割れてしまいそうだが、強壮剤の素材となる素材アイテムのはずだ。
薬草採取士のジョブをセットして生薬生成を念じると、カラカラの茶色い皮は錠剤に似た3つの粒へと変貌する。
鑑定でも強壮剤と表示されているので、間違いない。
ギルドで購入する際は強壮丸の10倍の価格であるが、さすがに回復量も10倍ということはないだろう。
ちょっと数を稼いでみて後で検証するか。
先に倒していたフライトラップの遠志も拾い、ボス部屋の出口を抜けて16階層へと足を踏み入れた。
戻るにしても慎重を重ねて本来ダンジョンウォークできない待機部屋ではなく、その最寄りの小部屋にワープしてから再度ボス部屋へと向かう。
そのまま3回ほど周回する。
懸念していたロートルトロールも、道中の群れと違ってボス部屋では出てきたとしても1体までなので、大盾を持つミーラスカが対処すれば問題なかった。
その間はアコルトとシャオクがアニマルトラップへの対処を行うことになるが、距離に気をつければ十分捌くことができた。
離れれば水魔法の詠唱に移行し始めることが多いので、アコルトが詠唱中断の鞭を当てに行き、その際に飛んでくる蔦にはシャオクがケアをする。
いずれかのタイミングで麻痺でも発動すれば、討伐までの時間稼ぎにはかなり余裕が持てた。
遠近両方の攻撃をしてくる魔物がいるせいか、弱点を突ける魔法使いのいない一般のパーティーには敬遠されがちのようで、周回する間にも他のパーティーが待機部屋に来ている様子はない。
都度群れを探してもらって戦闘するよりも、決まったルートを討伐しながら進むほうが効率的な気がする。
ボスの経験値も、道中の魔物何体分かにはなるはずだしな。
追加で小一時間ほど回っていると、小部屋にワープした際に前を行く他パーティーの姿が見えた。
どうやら周回している間に進行しているグループがいたようだ。
待機部屋までの魔物はほぼ討伐済みなので、このまま進めばボス部屋まで直行だろう。
アコルトを先頭に、パーティーに勘付かれない程度の距離を取りつつ後を追うと、待機部屋で少々の準備をしてそのままボスへの扉へと入っていってしまった。
「うーん、他のパーティーがどれだけかかるかわからないよね」
「しっかりと装備も確認できませんでしたし、通過だけなのかボス狙いなのかも判断できませんね」
あちらに察知されないようにアコルトの聴力での把握距離まで早々に離れてしまったが、先に鑑定だけしておけばよかった。
シャオクの言う通り、装備が分かればおおよその資金力、レベルを把握できればある程度の戦闘能力は見当もついたのにな。
仕方なく魔物の出ない小部屋に戻り、休憩をする。
気を取り直して、道中の索敵と討伐へと方針変更だ。
ボス周回は経験値こそ同等以上になりそうだが、ドロップアイテムの陳皮は強壮剤用としてしばらく貯めることになるので売却はできないし、日々の資金稼ぎとしては大きくマイナスだろう。
高額購入ばかりなので、微々たるものでも資金回収はしていきたい。
お供の処理で1体ずつにしっかりと挑めたためか、ミーラスカを始め皆の魔物への対応が洗練されてきているように思える。
自分は後方で魔法を撃っているだけに過ぎないが、繰り返しほぼ同じシチュエーションで挑めたことで、戦闘全体を見渡したり、シャオクが戦況によって優先度で指示する様子を見て学べたのは大きい。
「シャオ、カトラスの使い勝手はどう?
詠唱中断あたりのついた槍なんかの方が間合いも取れてよさそうな気もするけど」
今は剣と盾を装備しているが、シャオクの膂力なら盾と槍でも片手ずつに持てそうではある。
前に持たせた時に両手剣のデュランダルを片手で振っていたくらいだしな。
「そうですね……。
今後魔法を使う魔物が増えてくると、アコさんの鞭以外にも止める手立てがあった方がよさそうです」
シャオクは鍛冶師なのでアイテムボックスが使える。
魔物に合わせて武器を持ち替えることもできるので、手札が多ければ切れるカードが増えるわけだ。
「耐久性も考えたら鋼鉄製かダマスカス製でしょうか。
流石にミスリルまでは……あぁぁっと!?」
狭い通路でドロップアイテムである錫を拾おうとしたシャオクが壁に手をついた途端、周囲の床がスライドする。
デジャヴを感じた瞬間、オーバーホエルミングを思い起こした自分を褒めたい。
迷宮の壁が、床が、瞬時に組み変わっていき、自分たちのパーティーを引き込んだ後に壁が再形成された。
壁に体重がかかったことで始まった、秘密箱が組み上がるように。
加速時間中にもそこそこスムーズに動いているので、通常スピードの当事者にとっては一瞬で巻き込まれて、気づいたときには魔物の部屋にいることになるわけだ。
かく言う自分も周囲の動きを目で追っているだけで、流れる床の上では退避も出来ない。
自分たちの周囲の変動した部分を除いて元からこの部屋だった場所には、葉が、蔦が、毛むくじゃらがひしめき合っている。
全体魔法を撃つか!?
いや、ここで三手や四手を打てるだけの時間を作るのは厳しい。
メテオクラッシュはボーナスポイントに設定していないので、操作をしなくてはいけない。
ボーナスポイントの取得リストが上から表示される。
キャラクター再設定、鑑定、ワープ、……ワープだ!?
その瞬間、思考の加速が解除される。
「後ろに!」
声を上げてから、再度オーバーホエルミングを発動した。
仕掛けに巻き込まれたことに驚愕する面々の顔を横目に、背面の壁に向かいワープを念じる。
加速した自分のスキルは同様の時間で展開されるため、いつものスピードで黒塗りの壁が出現した。
直ぐ様魔物との間にサンドウォールを発動し、立ち起こる砂壁を確認してゲートの前に立つ。
再び等速に戻ったタイミングで声がけをして手招いた。
「早くゲートへ!」
首だけ振り返った面々が自分の存在に気付き、正面の魔物たちを流し見て体を反転した。
手前にいたミーラスカを先に退避させ、シャオクが盾を背にゲートの前までやって来たので脇を抜けてもらう。
アコルトが鞭を振るってからこちらへ駆け始めたタイミングで、その背の向こうにファイヤーウォールを発動させる。
追いついたアコルトを迎えて手を取り、共に扉へ向かって走り抜けた。
出てきたのは先程の小部屋の壁からだ。
迷宮の壁に大盾を立て掛けたミーラスカが胸を押さえている。
その手を握って落ち着かせているシャオクがこちらに気付き、自分とアコルトの姿を認めて大きく安堵したようだった。
「すいませんでした、ミツキ様、皆さん!」
「ううん、シャオのせいじゃないよ。
無事逃げ切れてよかった……、みんなもよく動いてくれたよ、お疲れ様」
シャオクのミスリルサレットを持ち上げて、新緑の髪を撫でる。
ミーラスカの震える手も握ってやると、アコルトが体を寄せてきた。
ぽふぽふと頭を撫で、水分も摂りつつ休憩する。
そのまま耳も触っていたら怒られた。
理不尽だ。
戦闘中でも離脱できるワープは優秀すぎる。
試しておいて利用法として頭の片隅に置いておいたのが功を奏した。
おそらく逃げられずとも魔法で倒し切るまでは持ったとは思うが無傷ではなかったろうし、万が一ロートルトロールの麻痺攻撃が耐性をすり抜けてしまったら総崩れの可能性もあった。
さて、アレをどうするか。
ワープで出られたということは、再度ワープであの部屋に入ることができるということだ。
また壁に手をつけば組み変わってしまうかもしれないが、近づかなければ変形もしないだろうし、認識した移動先の壁もそのままだろう。
そこで考える。
おそらくメテオクラッシュを使えば、部屋内の魔物を一網打尽にできるのではないか。
カルメリガの13階層では、火魔法3発だった植物たちを1撃で粉砕していた。
あれから階層は上がっているものの、装備の更新もあって現在のシームの15階層でも植物たちは3発で沈んでいる。
懸念すべきは4発必要なロートルトロールだが、仮に倒せなかったとしてもすぐにワープで逃げて態勢を整えて挑めばいいだろう。
撃ち逃げ戦法だ。
MPを回復した後、再度移動して全体魔法を使えば討滅できる。
そうするとこれは、大幅レベリングのチャンスではないだろうか。
メインは当然魔法使い、英雄も必須、火力面では森林保護官も必要だし、巫女もMPと知力補正があるので要るよね。
探索者はパーティーを組むのにいるからこれで5ジョブ。
えーっとそうすると、キャリーするのは考えるまでもなく戦士しかないな。
補正の少ない盗賊あたりもこの機会に上げておきたいが、7thジョブでは経験値効率にポイントを回せないし……。
現在のボーナスポイントの最大値は129ポイントで、キャラクター再設定とワープとメテオクラッシュで3ポイント、詠唱省略でもう3ポイント。
経験値実質100倍に62ポイントを使って、残りが61ポイント。
鑑定を削った想定でも、7thジョブの63ポイントに届かない。
主要なジョブは昨日レベルが上ったばかりだし、この階層で通常の狩りでは時間がかかりそうだ。
……あ、詠唱短縮にすれば足りるのか?
迷宮にいたまま一気にポイント構成を変えるのは危ない。
一旦家に帰ろう。
「あれ?
御主人様、お早いお帰りですね?」
「うん、ちょっと準備がいりそうだから一旦戻ってきちゃった」
相変わらず掃除に余念がないリカヴィオラに迎えられる。
毎日帰宅する度に家が綺麗になっている気がする。
いや、気ではなく実際になっているのだ。
家が一通り終わったら、ハーブ畑以外の雑草も抜いていいかとも聞かれた。
確かに家の周囲以外は伸び放題になっているが、頑張りすぎだろう。
楽しそうにやっているようなので、体調をみてほどほどにと命じた。
大丈夫だとは思うが、念の為草を焼いたりするのは自分がすると伝えておく。
綺麗に整頓されているのを眺めたりするのが好きな気持ちは分かる。
デスク周りとかを掃除した後は、達成感や整っている様が嬉しかったりしたもんな。
自分の場合はごく一部のそこだけで満足して、他が適当ではあったが。
アイテムボックスは入る入らないの判断や個数を自動的に行ってくれるので、容量さえ見誤らなければ投げ入れるだけでいいのでズボラな自分にも優しい設計だ。
スズシロ・ミツキ エルフ ♀ 18歳 魔法使いLv31
魔法使いLv31/英雄Lv27/探索者Lv32/戦士Lv22/森林保護官Lv27/巫女Lv22/盗賊Lv1
キャラクター再設定 1 ワープ 1
詠唱短縮 1 7thジョブ 63
獲得経験値10倍 31 必要経験値1/10 31
メテオクラッシュ 1
(残0/129pt)
かなりシンプルな構成にボーナスポイントを振り直した。
錬金術師や細工師の派生も気になりはしたが、あちらは非戦闘職だろうし、何かの工程でも経験値を得られそうなので候補から外した。
盗賊も戦闘職かと聞かれたら怪しいが少なくとも生産職ではないし、犯罪とか懸賞金がかかるような行為しか思い当たらないのでこの機に少しでも経験値を稼ごうという目論見だ。
知力にポイントを振れていないが、どうせ撃ち逃げの予定なので1発で倒せなくても問題ない。
実際に魔物の部屋で戦闘するのは自分だけでいいわけだし、皆は家にいてもらうか。
パーティライゼーションを使えないので、強壮剤を握りつつ移動する感じかな。
1人でと言えば当然アコルトたちは反対したが、突然部屋に現れていきなりあの隕石が落ちてきたら、魔物といえど真っ直ぐに自分へと向かってこないだろうと伝えると押し黙った。
降り始めたタイミングでゲートをくぐって帰ってくるつもりだし、家を離れる時間は10秒もないだろう。
息を整えてから右手にタクト、左手に5粒ほどの強壮剤を握り、魔物の部屋を思い浮かべて自宅の壁からゲートを繋げた。
スズシロ・ミツキ エルフ ♀ 18歳 魔法使いLv31
魔法使いLv31/英雄Lv27/探索者Lv32/戦士Lv22/森林保護官Lv27/巫女Lv22/盗賊Lv1
(村人5 農夫1 剣士9 僧侶30 商人30 錬金術師1 細工師1 薬草採取士30 武器商人1 防具商人1 奴隷商人1 料理人1)
アコルト 兎人族 ♀ 16歳 狩人Lv25
シャオク ドワーフ ♀ 19歳 鍛冶師Lv23
ミーラスカ 牛人族 ♀ 24歳 巫女Lv16
リカヴィオラ エルフ ♀ 15歳 探索者Lv11
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次回は7/21更新の予定です。
もったいぶった感じですが、文字数の都合です。
読みやすい文章になるように、語調や表現を調整しているとストーリー進行が鈍ります。
自己満足の延長に過ぎないのですが、他者に読んでもらう際に、誰が何をしているか分かってもらう明瞭な一文にするのは、なかなか難しいです。
一応投稿直前の時点では毎話10回以上は読み直ししているのに、一向に誤字が減りません。
節穴です、この筆者。