異世界迷宮と斉奏を   作:或香

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166 焼成

 全員がボス部屋の中に入ったことで扉が勝手に閉まり、ボス部屋特有の煙が広がった。

 やがてそれが一塊になると、無反応だった鑑定が半透明の吹き出しを形作る。

 

 

ハチノス Lv7

 

 

 ミノと似たような、鋭い角を持った牛のような魔物である。

 以前も戦ったが、あの時より何倍も大きい大盾を持ったミーラスカが守備についてくれるのは心強い。

 シャオクが十二分に対応可能な力量を持っていることは分かっているのだが、やはりあの小柄な身体で突進を押し留める様子は心臓に悪い。

 

 開幕はハチノスを対象に選び、状態異常耐性ダウンを発動する。

 

 本当にゲームであれば、発動したというバトルメッセージなり、エフェクトなりが見えるものだろうが、この世界は補助スキルにそんな要素はない。

 だから錬金術師のメッキの効果も判断されにくかったし、未だに効果の分からない細工師の破魔鏡もある。

 あちらもそろそろどこかで試しておかないとな。

 

 すぐにアコルトとシャオクが両側からボスへと向かったのを横目に、大盾の後ろに身体を引っ込める。

 視覚的にも安心するミーラスカの後方で、落ち着いて博徒のジョブを巫女へと入れ替えた。

 

 

「麻痺です!」

 

 

 早っ。

 鞭と槍なのでリーチが広く連撃もしやすいため、状態異常が比較的入りにくいボスでさえもこの通りだ。

 もしかしたらレベル差による補正とかも、あったりなかったりするんだろうか。

 

 2人には石化するまで武器を当て続けるように指示してあるので、硬直中にも攻撃の手は止まない。

 もちろん、このままでは倒されてしまうので、僧侶の手当てスキルを繰り返しハチノスへと発動する。

 

 一瞬麻痺が切れたのか、ボスがぶるんと体を震わせて身構えた後、再度身動(みじろ)ぎしなくなった。

 2回目の麻痺か。

 動かない的としてこれだけ滅多打ちにされていれば仕方ないが、ちょっと可哀想にも思えなくもない。

 

 継続的に回復を挟みつつ、しばらく攻撃を続けてもらっていると、尻尾の先までピシリと固まって動かなくなった。

 なんとなく色味も変わったような、変わらないような。

 

 

「石化しましたね」

「うん、ありがとう。

 後はちょっと休んでて」

 

 

 役割を終えた2人と交代で前に出る。

 手当てをおまけとばかりに3度ほど、石化したハチノスにかけてやり、パーティライゼーションで強壮剤を使用して自身のMPも回復させた。

 風切りの鋼鉄剣を握り直し、息を整える。

 

 疾風剣、スラッシュ。

 

 続け様に念じたスキルで、剣が風を纏い、一閃を食らわせる。 

 

 手当て、スラッシュ。

 

 剣筋と追随する無色の刃によって付けられた切り口が塞がりかけたところで、2つ目のスラッシュが再度ボスを襲った。

 さらに手当てを念じたことでその傷も治り始め、効果時間を終えた疾風剣も消える。

 属性攻撃スキル中に剣士のスキルを2回魔物に対して命中させたことになる。

 

 これがそもそも条件なのかとか、そんなことすら判断はできないが、試せる手段としてもう数回やっておこう。

 

 

 

 

「……これ、結構大変じゃない?」

「お嬢様の魔法の威力が高すぎるのです」

 

 

 武器には『攻撃力上昇』や『防御低減』がついていなかったことを思い出し、3セット目から手当てをしなくなったが、それでもそこから4発のスラッシュを当てても倒れる気配はない。

 いや、石化してるから衰弱してても分かんないか。

 

 とはいっても『スラッシュで魔物を倒す』ということまで条件になっている可能性も考えると、時間がかかっているからって魔法でトドメを刺すわけにもいかない。

 

 オーバーホエルミング、疾風剣、スラッシュ、スラッシュ、パーティライゼーション。

 

 待たせている間やってもらうことがなく、ひたすら皆に見学してもらっているだけなのが申し訳なくなって加速を始めた。

 相対的なスピードが上がるだけで、自分の体感時間はほぼ変わりがないんだけども。

 時折、アコルトから回復薬はちゃんと使われていますかと確認もされる始末。

 

 いい加減終われ───、と数えるのも面倒になってきたところで、ついにハチノスが煙になった。

 

 ……あ。

 薬でMP回復するんだったら、回復速度上昇を切って腕力にポイントを振ればよかったじゃん。

 ま、まぁ回数を稼げたからよしとしよう。

 

 うっすらと後悔しているうちに、シャオクが拾い上げたドロップアイテムの革をどちらのアイテムボックスに仕舞うか聞いてきた。

 

 

「あ、ああ、受け取るね」

 

 

 反応が遅くなってしまったが、その原因はこちらである。

 

 

魔剣士

 効果  MP小上昇 腕力微上昇 知力微上昇

 スキル 武器スキル強化 剣技指定 空き

 

 

 本当にあったのだ。

 ジョブ効果は不足しがちなMPの増加と、腕力と知力の強化。

 小上昇1つと微上昇2つは騎士と同等だな。

 

 ジョブスキルの方は、いかにもスキル武器を使えとばかりの『武器スキル強化』に、遊び人と同じ『空き』という表記と『剣技指定』の文字が並んでいる。

 設定じゃなくて()()なのはなんだ、表記揺れ?

 

 さっそく剣士と入れ替えで、魔剣士のジョブをセットしてみる。

 

 念のためボーナスポイントを操作し詠唱省略を解除してから、武器スキル強化と思い浮かべるも、呪文は現れない。

 思った通りパッシブスキルか。

 字面的に威力が上がるとかだろうな。

 

 続いて剣技指定を試すも、……こちらも呪文が浮かばない。

 

 え?

 選ぶことすらできないじゃないか!

 何が指定なんだよ!

 

 もしかしてそのまま使えるとか……スラッシュ、……!

 お、おお、文字が浮かんできた!

 って、遊び人にスキルをセットしているからじゃないか。

 

 ポリポリと頭をかく自分を不思議そうに見つめてくる3人に、もう少し待つようにお願いして、遊び人のジョブを一度外した。

 半分諦めながらも、もう一度スラッシュを思い浮かべてみる。

 

 すると、先ほどと同じように呪文が浮かんできた。

 セットされたパラレルジョブにはないのだから、保有ジョブから参照しているということになる。

 

 一旦アコルトたちを下がらせ、アイテムボックスから取り出したコーラルゼラチンを的にしてスキルを使用する。

 

 

「刀刃の、幾多強者の勇み立ち、纏えこの一薙ぎに、スラッシュ!」

 

 

 ゼラチンが両断された。

 いやそっちはどうでもいいのだ、勝手に迷宮が吸収してくれるだろう。

 

 魔剣士ジョブのスキルを確認してみると、剣技指定の文字はグレーアウトし、隣の空きだったスキル欄には、スラッシュが収まっていた。

 

 なるほど。

 取得済ジョブから剣技に該当するスキルを使用でき、その際にジョブスキルとして指定することができる、といった形か。

 遊び人のスキル設定の限定版みたいな感じかな。

 

 じゃあ戦士のラッシュは剣技には該当しないのかな?

 えーっと、再設定はまた30分後なのかな。

 

 とりあえず新規ジョブ取得という目的は果たせたので、一旦シームに帰って休憩にしよう。

 

 

 

 

 昼には早い時間だったが、どうせならと自宅へと戻る。

 リカヴィオラの家事の手伝いを皆に指示して、自分は剣を持って家の裏で検証だ。

 

 スキル強化の方は、剣を覆う風の出力が強くなったように思えるので、火力強化路線だろう。

 どの道自分は近接戦闘をしないので、火力の確認まではしなそうだが。

 

 剣技指定はグレーアウトのまま、変わらない。

 スキル設定と違って、()()の文字が気になる。

 一度指定したら終わり、ということも考えられるか?

 

 では転職し直し、というかジョブのセットし直しではどうか。

 

 

魔剣士

 スキル 武器スキル強化 剣技指定 空き

 

 

 しょ、初期状態に戻った……。

 むしろこれでいいか。

 

 ラッシュの方を念じてみるが、呪文は表示されない。

 乱打に近い動きだし、剣技ではない判定か。 

 

 そうすると……、スラッシュ以外に指定できるスキルなんて他になくないか?

 そもそも物理攻撃スキル自体、ラッシュやスラッシュ以外は、今のところ種族固有ジョブのものしか知らないし。

 

 つまり逆説的に考えれば、剣士の別の派生ジョブが、剣技に該当するスキルを所持しているのではないだろうか。

 魔法使いにとっての魔道士にあたる、剣士Lv50での中位ジョブ。

 そちらのスキルを取得できれば、剣技指定に選べる可能性は高い。

 

 でもなぁ、パラレルジョブ持ちで後衛魔法使いの自分にとっては、使いどころが少ないんだよなぁ。

 もっとフィジカル面で強い種族で前衛でやっていくつもりだったら、火力も上がって剣技3連発とか面白い使い方ができたかもしれない。

 それでもMPと知力に補正のあるジョブだから、他に育てるジョブがなくなったら上げておいても損にはならないか。

 優先度が低いのは変わりそうにないけれども。

 

 うーむ、風魔剣の検証は一旦終わりかな。

 

 売り物として捌くのにもしばらくかかりそうだし、リカヴィオラのアイテムボックスの肥やしにしておいてもらおう。

 彼女には護身用のスチールダガーくらいしか武器を渡してないが、片手剣もあってもいいだろうし。

 冒険者になった時に、それくらい腰から下げていても箔が付いていいかもしれない。

 

 

 

 そんなことをしているうちに、家具屋が荷馬車でやってきた。

 箪笥や棚を総出で運び、増築した部屋に設置していく。

 

 シャオクとミーラスカのおかげで、大型家具の位置調整もすんなり終わった。

 中身の整頓については、あとでアコルトとリカヴィオラ主体でやってもらえばいい。

 

 家具屋が帰っていくのを見届けても、時間はちょっとばかし昼食には早い。

 ならば、多少時間のかかる調理をしてもいいか。

 

 

 竈と石窯で炭に火をつけてもらい、その間に準備をしよう。

 

 ボウルに小麦粉とコボルトスクロース、コボルトソルトに僅かばかりのシェルパウダー加えてから軽く合わせて、中央をくぼませた。

 料理人ジョブのことを思い出し、失敗したくないのでボーナスポイントを調整してメインジョブと入れ替える。

 少しだけ火にかけたぬるま湯を粉に少しずつ加えながら、まとめるように混ぜていく。

 

 生地がしっとりとするまで水分を調整し、体重をかけて捏ね続けると、手にくっつかないくらいまで滑らかにまとまってきた。

 ボウルから取り出して表面を伸ばすように丸め、固く絞った手拭いで包んでしばらく置いておく。

 

 うろ覚えだが、バイト先で教えてもらった無発酵のピザ生地の作り方なので、イーストとか面倒なものを使わなくて済むやつだ。

 代わりに膨らみ方が少なく固めになりやすいので、薄焼きにしか使えなさそうだが。

 

 

 寝かせている間に野菜や肉を切っておく。

 ピザだけでは足りないだろうし、他に炒め物でもあった方がいいだろう。

 火の通り方が心配なので、乗せる具も焼いてからが安全だと思ったのだ。

 

 削ってあるコボルトフラワーを打ち粉代わりに使い、生地を分けて麺棒で平らに伸ばす。

 パン作りを学んでいたリカヴィオラもその薄さに心配そうだ。

 普通のパンと同じ焼成時間なら確実に黒焦げだろうしな。

 

 表面にオリーブオイルを薄く引いて、オレンジがかった野菜のソースを塗った。

 こちらは炒め物を皿に取り分けた後、そのフライパンでトマトっぽい野菜を潰しながら火にかけたものである。

 野菜自体は酸味より甘味が強かったが、炒め物の味付けが加わって塩味がちょうどよくなったので、皆にも味見をさせて好評を得た。

 

 ソースの上には、肉野菜炒めを軽くのせて、その上には炙ったベーコンとチーズ。

 それにバジルの葉、……と香りは違うが葉の雰囲気が似ているハーブをちぎって乗せてみた。

 バターチキンカレーみたいなソースの色合いとハーブの香りがスパイシーなせいで、パッと見はカレーナンに思えてきて頭がバグる。

 

 飲み物や他の食事の準備ができたので焼いていこうか。

 金属製のチリトリ、ではなくパーラーということにしたそれで掬い上げるようにピザ生地を、……うまく取れないな。

 

 打ち粉はしてあるのでイメージではススっと乗ってくれる予定だったのだが、なにぶんこんな道具を使うのは初めてなので難しい。

 取り回すには若干重たいしな。

 奮闘していると、見かねたアコルトから声がかかる。

 

 

「こちらの上に乗せようとされていますか?」

「うん。

 難しいんだよね、これの上で具材を乗せればよかった」

 

 

 お借りします、と代わったアコルトがザッとパーラーを突き出すと、1回で綺麗に掬い上げた。

 

 

「できました」

「おおー、すごいね!

 下ろすのもできそう?」

 

「試してみます」

 

 

 手首をくっと引いて、パーラーを素早く後方に移動させると、殆ど変わらない位置でピザが調理台の板の上に置かれる。

 上手いな……、さすが狩人の器用補正といったところか。

 あれ、料理人にも補正はあったはずなんだけどな……。

 

 皆やりたそうにうずうずしていたので、3枚つくったピザ生地を代わる代わる持ち上げては下ろしてみている。

 

 結果、自分以外は数回のチャレンジで習得し、リカヴィオラは粉物の生地に慣れていたおかげか、その場で半回転させる動きもささっとこなしてしまった。

 何故か自分がコツを教えてもらうことになりながらも生地移動を覚えられたので、いよいよ焼成だ。

 

 短時間で焼き上げるには高温が必要だが、本来は長時間窯を予熱して温度を高めておく必要がある。

 しかしこの世界は異世界だ。

 鍛冶材料にも使われるブランチ、あれに着火すると一気に高温へと持っていけるのだ。

 

 もちろん火種のないところに大量に使用すれば急激すぎる温度変化で窯にもよくないが、普通の炭である程度燃焼させたところに投入するのであれば、耐火セメントには問題ないらしい。

 

 石窯の炭にブランチを焚べ始めると、炎が1段階、いや2段階ほど強くなった気がする。

 放射熱がすごい。

 

 今回は一番上手そうなリカヴィオラにお願いするとしよう。

 何かあれば石窯より身の安全のため、すぐに窯との間にウォーターウォールを放てる用意はしておく。

 

 そんな心配をよそに、リカヴィオラはそつなくピザ生地を配置し、焼き加減を見極めつつこちらの指示通りに生地を半回転させ、焼きムラなく全体に焦げ目がついたところで取り出した。

 

 一同から、おぉ~!と歓声が上がる。

 

 チーズがとろけ、上に乗ったベーコンの先がカリカリになって香ばしい。

 生地はクリスピーで、見た目にもサクサク感が伝わってくる。

 

 まな板の上に乗せ、大きな包丁でざっくり切り分ける。

 チーズを伸ばしながらもそれぞれが1切れずつ手に取り、自分を筆頭にかぶりついた。

 

 

「ん~!」

 

 

 幸せを頬張るとはこのことか。

 きっと似たような味付けの料理はいくらでもあるんだろうが、ここまでピザ寄りの料理はそうそうないだろう。

 この世界では保温とか温め直しも難しいし、数分しか加熱しない料理のために石窯を用意するなんてことはしないはずだ。

 

 それができる高貴な人物であっても、アツアツの出来立てを食べるには厨房近くに待機していないといけないしな。

 奴隷制度が根底にあるこの世界で、調理現場まで足を運んで食べに来る人物などそうそう居な……、いや居るか。

 

 

 お姉様にも振る舞う機会もあるのかなぁなどと遠い目をしつつ、2枚目3枚目のピザを焼くことにした。

 回転させる時に自分が奥に押し込んでしまった生地を、見事なパーラーさばきで救出してもらったりと、ハプニングもありながらもこの日の昼食は大好評のままに終わった。

 

 皆が皆、窯で焼き上がっていくピザに夢中で、別途用意していた料理が進まなかったので、ピザの日は他は飲み物だけでいいかもしれないとなった。

 チーズや小麦粉も買い足さないとすぐに無くなりそうな様子だ。

 

 

 ブランチは火力が高い代わりに炎の持続時間は短く、燃えきるまでが早いので、使用中に足していくだけで、後処理自体はそんなに面倒ではない。

 一緒に燃えている普通の炭の焼け方も早くなるので、頻度が増えるようなら炭の購入量も考えないといけないけれども。

 

 

 

 洗い物を終えて休憩した後は、午後からの迷宮探索に備える。

 

 いよいよシームの迷宮23階層、魔物の出現ランクの切り替わりだ。

 実験と料理でぐちゃぐちゃになってしまったボーナスポイントとジョブ編成を見直しつつ、水筒の補充もして気持ちを切り替えた。

 

 




スズシロ・ミツキ エルフ ♀ 18歳 魔法使いLv45
魔法使いLv45/英雄Lv42/探索者Lv45/森林保護官Lv44/遊び人Lv42/錬金術師Lv24
(村人5 農夫1 戦士30 剣士30 僧侶30 巫女31 商人30 細工師30 薬草採取士30 賞金稼ぎ19 騎士1 暗殺者1 魔剣士1 武器商人1 防具商人1 奴隷商人1 料理人24 博徒30 盗賊30)

アコルト   兎人族 ♀ 16歳 狩人Lv34

シャオク  ドワーフ ♀ 19歳 鍛冶師Lv32

ミーラスカ  牛人族 ♀ 24歳 巫女Lv31

リカヴィオラ エルフ ♀ 15歳 探索者Lv29



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次回は12/15更新の予定です。


本編更新は遅くなりますが、今週どこかでスキル関連の活動報告を更新できたらと考えています。


12/08 12:20
活動報告 014 更新

頂いていた感想返しを活動報告に投稿致しました。
スキルについては、上記とは別に投稿予定です。


12/11 11:30
活動報告 015 更新

詠唱呪文について活動報告に投稿致しました。

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