これまでのアンケートのデータのうち、純粋に得票率の高いものを統合していきます。
解析の結果、“サラサラ銀髪ロング赤眼で身長140cm代のシュナイダー体型な少女”となりました。
よく見る621(幻覚)が出来上がった感ありますね。銀髪と赤眼がぶっちぎりの得票率で貧乳と巨乳派はほぼ同率!
この作品の621は1周目全身ボロボロ、3周目体型が樹大枝細は明言してしまっていますが、それ以外は引き続きお好きな621でお楽しみください
観測データ奪取/わたしのカタチ
「あ゛ー゛ー゛ー゛………」
「621、声の調子はどうだ?」
「
ハンドラーの問いに対して、機能を回復したばかりの声帯を震わせ、舌を動かして答える。
「ハンドラー、いぜんはなしていたきのうかいふくしゅじゅつのけんですが…」
中央氷原でコーラル湧出に関する先行調査を完遂したわたしは、野暮用を終えて合流したハンドラーへ機能回復手術について相談をした。壁越えの後にハンドラーから打診された時に無価値であると切り捨てたはずのそれを、今になってわたしは検討し始めた。
「何か必要なものが出来たか…いい傾向だ。可能な限り用意する、言ってみろ」
「…“こえ”をとりもどしてみたいです」
発声機能など機械で代用可能、喪失していたところで戦闘には無意味だという考えそのものが変わった訳ではない。
だがオルクスは、その無価値に歌という形で価値を与えてみせた。彼と過ごした数日間で彼は何度も歌を口ずさんでいたが、その中でも“子守歌”
と呼ばれていた歌はわたしに安眠を与えているとエアは言う。その安眠効果が、何か根拠があるものなのかは分からないのだけれども。
ハンドラー、エア、オルクス…彼らを理解する為にもまずは少しずつ、彼らへ近づいてみようと考えたのだ。
「ふむ…まだ企業勢力が中央氷原で活動を開始するまでは時間がある。その程度の手術であれば問題はないだろう」
中央氷原まで来た以上流石に厳しいかと思い駄目元での相談だったが、案外なんとかなるものらしい。
そういった経緯でわたしは手術を受けて発声機能を取り戻した訳だが…
「…発声そのものは問題なさそうだ。根気強く慣らしていけ」
「
長い間機能を失っていただけあって、手術を受けたらすぐに使えるとはいかないらしい。オルクスのように歌うのはまだまだ先になりそうだ。
「621、仕事だ。ベイラム系列企業から依頼が入っている」
ーーーーーーーーーー
G13レイヴンに伝達!
ベイラム同盟企業大豊からの依頼だ
作戦地点は中央氷原ヒアルマー採掘場
貴様にはそこに設営された
アーキバス調査キャンプを襲撃してもらいたい
連中は氷原入りを果たして以降
調査ドローンを飛ばして方々の観測を行っている
その中には当然コーラル集積反応に近づく
手がかりも含まれているに違いない
分かるな?それを奪ってくるのが貴様の仕事だ
G13レイヴン!確実な遂行を期待する!
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「アーキバスは別ルートで現地入りし調査部隊を展開した。ベイラムもお前の先行調査を受け追い付いてきたらしい。場所が変わっても企業たちのやることは同じだ、お前はそれを利用しろ」
わたしに先行調査を任せているうちにアーキバスへ遅れを取ったベイラムは、情報を奪いつつ足を引っ張ることで挽回しようという考えらしい。ここで奪った情報はわたし達も得ることができるため、受けて損はない仕事と言えるだろう。早速出撃の準備を開始する。
中央氷原へ到着してからオルクスと別れるまでの期間で、わたしは彼の話を聞きながら機体構成を大きく変更していた。
ACはパイロットに合わせた構成を組むことで肉体の延長線上のように扱うことが出来ると言われているが、わたしにとってのそれはこの軽量タンク脚部パーツだったようだ。
「競技用車椅子から着想を得て開発された製品であり両脚を失ってなお戦場に焦がれた兵士たちに歓迎された」とオールマインドに説明されているだけあって、日常生活で車椅子を利用しているわたしと機体の形が一致したということだろう。
コアはより軽くEN出力に長けるエルカノ製、腕は軽さと耐久と射撃性能を両立したMELANDER C3を選択し、余裕を持たせた積載でショットガンを長射程モデルに変更。脚部の関係でブレードが扱い辛くなったため、2連グレネードを代わりに載せているほか、ジェネレータとFCSも取り替えた。
OSチューニングは直撃補正と被弾姿勢制御、クイックターンに割り振っている。
この機体を見せた時、オルクスからは『導かれてんなぁ…』とコメントをされた。何に導かれているのかは分からないが、この機体がわたしの形だというのなら彼の形はアンフォラと呼ばれた3機のうちどれなのだろうか…
「…621、そういえば幻聴は収まったか?」
「
幻聴ことエアとの付き合い方も分かってきた。これからも彼女の力を借りることに問題はないだろう。
「そうか…仕事に差し支えるようなら言え、調整する」
やはり、ハンドラーがわたしをただの道具として扱っているようには思えない。ハンドラーにも友人といったきな臭い部分はあるが、信頼して良いはずだ。
〔ミッション開始だ。停泊している調査ドローンから、アーキバスの観測データを抜き取っていけ〕
アサルトブーストで崖下の道へ降下。道中の敵はプラズマミサイルで蹴散らし、一直線に目標へのアクセスを行う。
〔これだ。回収を始めろ、621〕
ひとつめの観測データは氷原のコーラル濃度調査についてだ。ベリウス地方と数値はそう変わらず、アイビスの火でもたらされた不活性コーラル反応が8割を占めているらしい。
《ルビコンの大気には今なおかつての災害の名残が漂っています。氷原入りの際あなたが上空で通過したのも…そういった残留コーラルの流れです》
〔これでふたつめ…〕
崖下へ降りて、障害物に身を隠して攻撃を凌ぎながらふたつめにアクセス。今度は氷原の地質調査の結果だ。随分と深い空洞があるようだが…?
〔…興味深い内容だ。このデータはコピーを取っておこう〕
ハンドラーにとっても関心を惹かれる内容だったらしい。何かの役に立つといいが…
〔3つめだ〕
バトルログ持ちの4脚を始めとした敵機を仕留めながら次のドローンにアクセス。惑星封鎖機構によって建造された氷原の拠点調査が行われており、どれも手を加えればまだ使えるようだ。いずれここを占領する仕事を受けることになるかもしれない。
《中央氷原は不毛の地としてルビコニアンにも捨て置かれてきました。封鎖機構の手が入っているということは、やはりコーラルに関する何かがある…》
言われてみれば、本当に不毛の地ならばここまで封鎖機構が手を加える必要はない。やはりこの大陸には何かがありそうだ。
〔これで最後のようだな〕
砲台などを破壊しながら進んでいった先で最後のドローンを発見。氷原の近海を撮影した状況が記録されているが、どうも上手くいっていないらしい。
《これだけ広大な氷床です。何があってもおかしくは…》
「そこのAC!我々の調査拠点で何をしている!」
〔出払っていた部隊が戻ってきたか…?構わん、迎撃しろ!〕
輸送ヘリと4脚MTがこちらへ接近してきたようだ。輸送ヘリからMTが投入される前にアサルトブーストで接近し、ショットガンで撃墜。高速で4脚MTの周囲を走り回りながらショットガンとブーストキックで翻弄して片付ける。
これでミッションは完了だろうか…?
〔G13レイヴンに伝達!貴様の襲撃を受け、アーキバス調査部隊が本部と観測データの受け渡しを開始した。現場に急行し、それを阻止してもらいたい!〕
まだ終わりではなかったようだ。風車の設置された谷を走り抜け、補給をしてから受け渡し地点に突入する。
「AC!報告にあった独立傭兵か!?」
「観測データが何件か抜かれている、生きて帰すな!」
〔殲滅しろ、621〕
またしても4脚と通常MTだ。RaD製の多彩なMTを見た後だと見劣りするが、楽な相手である分にはありがたいと言え…る?
「待て!何だ、この音は…?上空から…攻撃!?」
目の前で臨戦体制をとっていた4脚MTが、青いレーザーによって焼き切られる。
《レイヴン!上から狙われています!》
〔この識別信号は…惑星封鎖機構か!?SGの保有戦力ではない…執行部隊が投入されたか…!?〕
《応戦を、レイヴン!》
エアの言葉で空を見上げると、巨大な艦が地面へ複数のレーザーを照射しMTを焼き払っていく。どうやら惑星封鎖機構の戦力らしい。
下部から放たれたミサイルを回避していると艦の下部ハッチが開き、何かが降下してくる。細身の人型兵器…ACとは別物だ。
〔621、相手は封鎖機構のLC機体だ。SGのMTとは性能が違う〕
《この機動力…レイヴン、気を付けてください!》
LCと呼ばれた機体は空を自由自在に飛び回り、上を取ってこちらへ攻撃を仕掛けてくる。タンクとは相性の悪い相手だ。
盾持ちにミサイルとグレネードを撃ち込んで一旦遠ざけ、まずはSGのMTを撃破。近くにあった垂直射出カタパルトで崖上へ登り、狙撃してきたLCの背後からショットガンを撃ち込んだ。もう1機も叩き落とし、後は盾持ちだけだが…
《これは…!?遠方上空から熱源反応!レイヴン、回避を!》
またしてもレーザーが地面を焼き払い、私の動きを阻害してくる。早期決着を狙わないと上空からすり潰されそうだ。
再びカタパルトで上昇し、グレネードを放ってからアサルトブーストで接近。グレネードを避けた所にブーストキックで盾を吹き飛ばし、ショットガンを斉射して撃破。
《LC機体撃破…!敵艦が再度接近しています!》
〔子機が展開された。対処しろ、621!〕
近くの崖でENを回復しながらどう立ち回るべきか検討する。この数と空中戦をするのは流石に厳しい…
〔621、甲板に飛び移れ。艦橋を潰して敵艦を無力化するんだ〕
なるほど、当然のことだが乗務員がいなければ兵器は動かない。弱点は最初から露呈していた訳だ。
一直線にアサルトブーストで接近して甲板に取り付く。甲板上の砲台を引き潰しながら進んで艦橋へ総火力を集中させる。
《敵艦 動力系統に誘爆!》
〔巻き込まれるぞ!離脱しろ、621!〕
…流石にそれは予想外。艦橋の近くに動力を配置していたのだろうか?なんにせよ敵艦の撃墜は確定したため撤退。誘爆すれば子機も破壊されるだろう。
〔…ひとまず脅威は去ったか〕
爆発し、煙をあげながら墜落した敵艦を見てハンドラーが呟く。
〔強襲艦に執行部隊…封鎖圏内では本来運用されない戦力だが。特例の派遣かあるいは…待て、あれは…!〕
わたしの頭上を、艦隊が通り過ぎていく。凄まじい数だ…
[ルビコンに不法侵入した全ての勢力に告ぐ ただちに武装解除し 封鎖圏外へと退去せよ]
[これ以上の進駐は惑星封鎖機構への宣戦布告と見なし 例外なく排除対象とする]
[繰り返す 例外はない]
《この…艦隊は…》
〔…どうやら派手にやりすぎたようだ。企業も、俺たちもな〕
これまでは巡回程度で静観していた惑星封鎖機構が、ついに動き出した。今のわたしではこの数は相手出来ない以上、通り過ぎていく艦隊を見つめることしか出来なかった。
お兄さんはコーラルを追いかけ、私を置いて友人と中央氷原に向かってしまった。
分かっている。今の私ではお兄さんと向こうの大陸に行った所で、足を引っ張るだけ。お兄さんが私に言い渡した一人前という言葉は独立傭兵としての一人前であって、彼の隣で戦うに相応しいという意味ではないのだから。
どれだけ手を伸ばしたって、星に手は届かない。
「ヒャッハァーーー!!!撃ち始めたらもう誰も俺を止められねェ!アンストッパブルだぜェーーー!!!」
両腕のマシンガンと両背部のガトリングによる4門斉射により、尋常ではない弾幕を展開するAC、インフィニティバレット。
近づけばひとたまりもない実弾の嵐だがミサイルを主体とした戦術を取る私には関係ないし、そもそも敵機はトリガーを引くことに夢中でその場から動いていない。棒立ちの機体へ4連装、3連双対、垂直プラズマミサイルが殺到する。
「ギャハハハッハァ!!!その程度の弾幕で俺の弾幕が止まるかよォ!!!」
ベイラムの軽マシンガンと大豊の背部ガトリングは交互に撃つことでリロードとオーバーヒートの時間を補えるとお兄さんは言っていた。
「あれ?リロード?オーバーヒート?動け!インフィニティバレット!面白くなるのはこれからだろォ!!!」
それはつまり、同時に撃てば両方とも一時的に使いものにならなくなるという意味でもある。
自分の武器に気を取られている敵機の上にある火薬タンクへアサルトライフルを発射。依頼人曰く“歓迎の花火”が敵機に落下し、爆発を引き起こす。
「ギャアッハァ!?なんだァ!?」
ACS負荷限界に陥った所に予め発射しておいたミサイルが直撃。
「止まるんじゃねェぞ………」
〔アンストッパブル・パドック、ACインフィニティバレットの撃破を確認。あんたのフルコースも賑やかでなかなか笑えるじゃないか、楽しませて貰ったよ!〕
私が引き受けた仕事はルビコン屈指のドーザー集団にして武器商人、RaDの門番。独立傭兵2人に襲撃を受けて、本来の門番を含む警備が手薄になった所を商売敵のジャンカー・コヨーテスに襲撃されるかもしれない、ということでシンダー・カーラに雇われた。
「…フル…コース?あ、ありがとうございます?」
フルコースって豪華な食事のこと…だよね?傭兵になるまではその日の食事すらままならなかった私には全く縁のないものだからよく分からない…この調子で稼ぎ続けたらいつか食べられるかな?
ばらまき依頼を熟しているうちに独立傭兵としての活動も軌道に乗ってきて、まだまだ稼ぎは少ないけれど弾薬費、修理費と生活費の余りを少しずつ貯金に回せるようになってきた。
いずれお兄さんにこの機体分の代金を返せるくらい稼げるようになりたい。彼は私に代金を返せなんて言っていないけれど、ここまで来れたのはこの機体のおかげ。これくらいは出来ないと、お兄さんから真に認めて貰うことは出来ないはず。
認めてもらったら、彼の隣で共に戦いたい。そう思ってしまうのは傲慢…だよね…
独立傭兵エノメナのわくわくな?日々
フルコースを貴方に
◯アンストッパブル・パドック
AC//インフィニティバレット
【挿絵表示】
コヨーテスに雇われたベイラム寄りランク圏外独立傭兵
物量による制圧というベイラムの理念に脳を焼かれた結果、クアドラプルトリガーに目覚めた
しかし一斉発射しか能がない上に、射撃に夢中で動きが止まってしまう
ちなみにコーラルはキメてないので全部素面の言動
◯エノメナ
(オルクスとフルコースを食べに行く)フラグが立った
そもそも621は…
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男性派
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女性派
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犬派
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人外派
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その他